January 05, 2015

円安は取り組みを見直し、新しいことを始めるチャンス

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 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 1月3日の日経新聞によれば、都心の大手百貨店やショッピングセンター(SC)の初売りはおおむね堅調だったようで、売上が昨年を1割以上上回るところも少なくなかったようです。

○ 高級ブランドや品質のよいものが 値ごろ(納得できる価格)で購入できること
○ 訪日外国人観光客需要 

が売上増のキーワードだったようですが、地方の回復は遅れており、初売りの勢いがこのまま国内の消費全体の回復につながるかは不透明 と記事は結んでいます。

 今年も円安傾向という外部環境は変わらないでしょうね。 

 店頭での消費税増税後の価格設定、表示設定の混迷という企業側の過失の長期化もあいまって・・・

 輸入に依存するファッション流通企業にとっては、試練の時が続くことは間違いなさそうです。

 こんな時は 被害者意識を持ったり、言い訳探しをしたりしないで・・・

 やり方を変えたり、新しいことを始めたり、やめるべきことをやめたりして 自ら流通革新に踏み出す いい機会なのかも知れません。 

 いま、円安で潤っている輸出産業だって急激な円高の苦境の時にはそんな対処をしていたはずですからね。

 ということで、今年、ファッション流通業界で、現状を打開するためにトピックになりそうなことについて、期待も込めて触れてみたいと思います。

 ○ 原価構造の見直し

 たとえ原価率は上がっても、顧客にとっての価値/価格を落とさずに 鮮度と値ごろ感を訴え

 プロパー消化率を高めながら値下げ率をコントロールすることによって最終利益を確保する 

 そもそも円安によって上がった原価よりも通常の店頭値下げ幅の方が断然大きいのですから・・・ここに諸悪の根源?があるはずとして見直ことを考える。

 ○ 良いものを値ごろで売る しくみづくり

 これまでの絶対低価格で勝負せず、既存市場で高く売られているものを最低でも7掛け、できれば半額の定価で、同等の満足感を提供できるしくみづくりをする。

 「値ごろ」というか、お客さんがお店に入店されて、商品を手にして、値札を見た時に「サプライズ」するくらいのインパクトが欲しいですね。

 これは 産みの苦しみはありますが、いっそのこと既存業態のリブランディングや新業態立ち上げの方が早いかも知れません。

 ○ SPA(製造直販垂直統合)化 新時代

 ここ10数年は小売業のSPA化が進み、市場は彼らの独壇場でしたが、これからはしっかりとした商品企画、製造機能を持ったメーカー出身企業さんのSPA化に可能性を感じます。

 なぜなら、メーカーさんの方が商品の質感がよくわかっていらっしゃるはずですから。そこに小売りビジネスを理解した上で、掛け値なしの正直プライスで商品提供できたら多くのファンを獲得できるはずです。

 以上は いずれにしても今までの流通、お取引先関係からは生まれない話かも知れません。

 言うは易し、行うは難し と言われそうですが・・・

 今 勝ち残っている企業はそれくらいのハードルを乗り越えて来た企業たち、とも言えると思います。

 混沌の時代に新しい彗星の登場を待望します。

 今年も 生活者の購買行動を中心にファッション流通業界をウォッチします。

 どうぞよろしくお願いいたします。

【お知らせ】 1月21日(水) 13:00-14:00 日本最大のファッション業界の見本市 インターナショナルファッションフェア(IFF)@ 東京ビッグサイトで講演をします。

 JFW-IFF 2015年1月展 セミナー・イベントスケジュール

 タイトルは 「書籍『ユニクロ対ZARA』から~今こそODMはSPA化を目指せ~ ZARA創業者アマンシオ・オルテガ氏に学ぶ起業家精神」です。

 講演では 書籍をハイライトで紹介しつつ、製造業出身で世界一のSPA企業となったインディテックスグループのビジネス秘話をお話しします。 メーカーさんのSPA化の刺激になれば幸いです。

 「ユニクロ対ZARA(ザラ)」単行本 ソフトカバー(日本経済新聞出版社)

 ベーシックカジュアルの価格と品質の常識を変え日本一のアパレルチェーンとなり、世界一を目指して突き進むユニクロとトレンドファッションの価格の常識を変え、世界一となったスペイン インディテックスグループの基幹ブランドZARA (ザラ)。

 既存のファッション流通の常識に挑んだ2つのブランドの真逆のアプローチ、ビジネスモデル、2人の起業家が考える顧客満足、経営信念、人材育成、今後の成長の可能性まで・・・

 10数年両ブランドをウォッチし続けた専門家の立場から両者の成長の舞台裏をわかりやすく解説しました。

 

 おかげ様で発売3週間で3刷が決定しました。

 前著 「人気店はバーゲンセールに頼らない」はKindle版が発売されました。

 


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December 01, 2014

好評発売中「ユニクロ対ZARA(ザラ)」(日本経済新聞出版社)へのご感想 

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 拙著「ユニクロ対ZARA」(日本経済新聞出版社)が発売されて10日間が経ちました。

 

 おかげさまで、店頭での反応も好評のようで、早々に増刷が決まり、

 Amazonビジネス書ベストセラーでは10日間100位以内にランクインしております。

 ご購入いただきました皆様、誠にありがとうございます。

 発売すぐにお読みいただき、ブログなどで書評をいただいた方々のエントリーをいくつかご紹介させていただきます。

 まだ、お読みいただいていない方々もご参考にしていただければ幸いです。

 まず、ビジネス書を多読するビジネスマンご用達のメルマガで有名な土井英司さんの「ビジネスブックマラソン」で拙著をご紹介いただき、翌日バックナンバーとしてブログにその内容が掲載されています。

 ビジネスブックマラソン 

 「経営戦略」のタグ付けがされ、ご感想、「本日の赤ペンチェック」ともに筆者が意図するところを的確にご紹介いただいた上に

 「製造、販売、広告宣伝の参考に、また戦略の生きた事例として、ぜひ読んでおきたい一冊です。」
 と評していただきました。

 ありがとうございます。

 次にアパレル業界で大手企業複数社で活躍されたのちVMD(ビジュアルマーチャンダイジング)のプロとして活動されている内田文雄さんのブログ

 グローバルで勝てるVMD

 業界の中でも実際にユニクロで7年VMDの責任者としてお勤めだった方からの

 「(ユニクロの)直近の事までよくぞここまで調べ上げたな」

 とのお褒めの言葉は感無量です。

 「定性面、定量面を駆使しアパレル以外の方にも非常に分かり易い内容になっているので、一度是非読まれる事を御薦めします」

 と評していただきました。

 ありがとうございます。

 それから、なんと!商社勤務時代の同じ部署の後輩で外資系企業のマネージャー職を経て現在キャリアデザインコンサルタントとして独立している大橋重子さんのブログ。

 先ほど Google 検索していて、感想とともに紹介してくれていることがわかりました。

 キャリアは自分で築くもの

 自称「ZARA」好きの目線とご自身の仕事に関連付けての感想を書いていただいています。

 「最後に将来の勢力図の予測があったが、本当にこうなったらすごいなと思う。」

 私も本当にそう思いますね。

 どうもありがとう!

 このほかにも、

 「ユニクロに優しすぎる書き方ではないか」、「両社の従業員の満足度の違いにも突っ込んで書いてほしい」という趣旨のご感想やご意見の方のブログコメントも拝読しました。

 これらのご意見の意味するところはもちろんわかります。しかしながら、

 本書の役目は、筆者の専門分野の立場から

 ユニクロとZARAの真逆のビジネスモデルを明らかにしながらファッションビジネスの急所を浮き彫りにし、

 それに対処すべきリスクマネジメント、特に顧客購買行動分析と在庫コントロールの重要性を中心に

 グローバル展開を考える経営戦略本としてまとめさせていただくことにありました。

 ご指摘の点は、是非、社会派ジャーナリストの方々にその役目をお譲りしたいと思っています。

 ただひとつ言えることは、本書を通じて、

 これまで世界一を目指してワンマンで意思決定をして来られた柳井さんと、

 たとえ、ご自身がいなくなっても・・・店頭を起点にしたサプライチェーン(=ディマンドチェーン)が高速で回り続けるしくみづくりと社員の行動を育んで来たオルテガさんの

 経営アプローチの違いを知っていただければ・・・

 読者のみなさんも 両社の過去、現在とその先にある未来を十分理解し、想像していただけるのではないかと思っています。

 ブログで書評をいただきました方々をはじめ、お忙しい中、貴重なお時間を拙著をお読みいただくことに割いて下さいましたこと、心より感謝申し上げます。

 「ユニクロ対ZARA(ザラ)」単行本 ソフトカバー(日本経済新聞出版社)

 ベーシックカジュアルの価格と品質の常識を変え日本一のアパレルチェーンとなり、世界一を目指して突き進むユニクロとトレンドファッションの価格の常識を変え、世界一となったスペイン インディテックスグループの基幹ブランドZARA (ザラ)。

 既存のファッション流通の常識に挑んだ2つのブランドの真逆のアプローチ、ビジネスモデル、2人の起業家が考える顧客満足、経営信念、人材育成、今後の成長の可能性まで・・・

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September 21, 2014

ブログの更新について

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 7月末からブログの更新が2か月ほど滞っており、読者のみなさまには大変申し訳なく思っております。

 2005年にブログを始めてから1か月以上、それも2ヵ月間エントリーなしは初めてですのでご心配おかけしておりますが元気にやっております。

 この2か月間、クライアント様のための通常業務に加え、2冊目の書籍の執筆に取り組む毎日です。

 昨年出版した拙著「人気店はバーゲンセールに頼らない」に続き、

 25年以上ファッション流通に携わった経験の集大成のひとつにすべく、取材や執筆に時間をかけておりますのでご理解いただければ幸いです。

 10月に入りましたらまたブログの更新を再開できると思いますのでしばらくお待ちください。 

 どうぞよろしくお願いいたします。

2013年に出版したファッション消費の顧客購買心理を考えるビジネス読本

 『人気店はバーゲンセールに頼らない 勝ち組ファッション企業の新常識』

 全国書店で好評発売中です(新書コーナーにあります)。

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February 13, 2014

フェイスブックページの人気投稿から

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 ここのところ業務の関係でしばらくブログの更新が滞ってしまっており申し訳ありません。

 折に触れて日ごろの気付きや思うところを当ブログのFacebookページの方に投稿しております。 

 以下 Facebookページでこの間アクセスの多かった投稿です。

 今後ともブログとあわせてFacebookページの方も覗いていただければ幸いです。

 業界で新業態開発が進むカテゴリー「コンテンポラリーモード」とは?(2014.1.31)

 100円ショップ商材の一大供給地、中国義烏の雑貨市場を増幅するECビジネス(2014.2.2)

 2月6日の繊研新聞に東京ビッグサイトで開催されたファッションビジネスソリューションフェア2014での講演内容をまとめた記事を掲載していただきました。(2014.2.6)

 クロスカンパニーの東証一部上場準備について(2014.2.11)

 今春上陸ZARAの姉妹ブランド「ストラディバリウス」のお披露目ニュースから(2014.2.13)


『人気店はバーゲンセールに頼らない 勝ち組ファッション企業の新常識』

 大手書店新書コーナー、Amazonなどで好評発売中です。 

  


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January 06, 2014

2014年の初めに(その2) 2014年をどんな年にするか?

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 続きです。 

 ◆H&MとOLDNAVYの多店舗化、影響を受けるナショナルブランドは?  

 今年からまたイオンモールなどショッピングセンターの開発のペースが加速するようです。

 複数の業界関係者から話を聞いていると、グランドオープンあるいは増床リニューアルにあたり、まずはグローバルSPAで核テナントを固めた上で、その後、それらと差別化できたり、共存できる国内ストアブランドが選ばえることが多いようです。

 今後この波に乗って国内で店舗を増やすのはH&MとOLD NAVYでしょう。

 米オールドネイビー(OLD NAVY)のリーズナブル価格に好感、ただし多店舗出店に課題も

 一昨年のエントリーですが、昨年当ブログで最もアクセス数の多かったエントリーのひとつです。

 2013年末段階でH&Mは国内38店舗、OLD NAVYは同18店舗

 外資SPAの最多店舗数は現在、GAPの147店舗ですが、両ブランドともファミリー対応のマーケットの裾野の広さからGAPの店舗数を上回るのにそう時間はかからないでしょう。

 両ブランドはアメリカのマスマーケットでプライスリーダーとなっている双璧でもあります。この欧米の巨艦の拡大とともに多くの日本のナショナルチェーンが縮小を余儀なくされることでしょう。

 ◆本格的「ライフスタイル提案業態(アパレル生活雑貨複合店)」を目指せ!

 一方、ファストファッション系グローバルSPAとの棲み分け業態として注目されているのが、いわゆるライフスタイル提案業態というカテゴリーで、ニコアンド、スタジオクリップ、アーバンリサーチドアーズが今のところその御三家と言えそうです。

 現在発売中の月刊ファッション販売2月号の特集 「ファッション業界2014年の焦点」の中で、ライフスタイル提案型業態とその成長のための販売効率について担当させて頂き、寄稿記事が掲載されていますのでよろしかったらお読みください。

 月刊「ファッション販売」14年02月特大号 発売中

 記事の中でも触れていますが、ニコアンドも参考にしていると言われる米アンソロポロジーのようなライフスタイル提案業態はファストファッション対策の処方箋のひとつだと思います。

 Anthropologie (アンソロポロジー)に見るライフスタイルファッションストアの条件

 ◆サザビーの参戦でファスト雑貨ストアマーケットは活性化する

 フライングタイガーコペンハーゲンとASOKOのような低価格おしゃれ生活雑貨の話です。

 一過性のブームでなく、新しいマーケットを創出したな、と市場の広がりを楽しみにしています。

 サザビーが「タイガーコペンハーゲン」日本法人の株式の50%を取得、5年で国内50店舗体制へ

 ◆ポストファストファッション時代のファッション流通革新の担い手

 昨年から今年にかけてスタートトゥデイがリリースあるいはサービススタート予定の「WEAR」と「ゾゾマーケット」は流通革新の起爆剤としての可能性を秘めています。

 WEARのバーコードがスキャンはその機能のほんの一部にしか過ぎません。

 2つのエントリー記事から是非、ファッション流通の未来を感じ取ってみてください。

 WEARとショールーミング議論、その向こう側にある顧客の購買行動
 ゾゾマーケット はファッション業界の新興成長ブランドを育成する新しいプラットフォームになるだろうか?

 ◆2014年をどんな年にするか?

 年始の日経新聞、日経MJ、繊研新聞を読んでいて、思ったことがあります。

 日経新聞 1月1日号社説 や 繊研新聞 1月1日号 業界経営トップが考える、14年の最も重要な課題、テーマの中で最も光っていたトリニティアーツ木村社長のコメントあたりにそのニュアンスが出ているのですが・・・

 それは、今年をどうするか?よりも2020年はどんな年になるか、どんな年にするかを考えて、そこから逆算して今年何をすべきか?思い切って捨てるものは何か?を考えることが素敵かなということです。 

  2020年というと6年も先、ずい分先のように思いますが・・・お判りのように東京でオリンピックが開催される年です。

 成功する人の共通項のひとつに長期ビジョンや未来から逆算する方式がよく取り上げられますが、

 日本人にとって、東京でオリンピックのある2020年はそんなことが考えやすいある意味、特権が与えられたのかな?と前向きに考えたくなります。

 そんなチャンス一生のうちに何度もあるもんじゃありません。

 是非そんなチャンスを活かしてみませんか?

 今年のブログはそんな視点も忘れずに!書き続けたいと思います。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。  

 2014年、ファッション流通の未来を考える上でご一読ください。

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あけましておめでとうございます~2014年の初めに(その1)

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 あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

 皆さんはどんな新年をお迎えになりましたでしょうか?

 1月3日の日経新聞によれば、百貨店や量販店の初売りは高額需要、増税前の駆け込み需要などの恩恵も受けて前年を上回る好調店舗が多かったとのこと。

 一方、年明けはずっと気温が暖かい日が続いていたので一般の冬物商材が思い通りに消化したのかどうかを少々心配しています。1月の勝負は最初の2週ですからね。

 さて、昨年から続くアベノミクスの恩恵がなかなか実感できないのが一般のファッション流通の現場ではありますが・・・

 昨年のブログエントリーやアクセス数の多かったエントリーを振り返りながら、今年の展望を少しまとめてみます。

 ◆オムニチャネルリテイリングに進路を取れ~まずはお客様のためにできることを考えよう

 年の初めに

 「オムニチャネルリテイリング」は今年の流通業界注目の重要キーワード

 というエントリーを上げましたが、予測通り大手を中心に「オムニチャネル」への取り組みが業界全体の掛け声になりました。

 セブン&アイグループ全社在庫一元化の狙い
 セブン&アイの流通事業ポートフォリオとコンビニ物流を最大限に活かすコンテンツ

 セブン&アイやイオンのような大きな取り組みもありますが、我々ファッション流通企業が規模の大小にかかわらず大切なことは、一番目の「オムニチャネルリテイリングは・・・」のエントリーにも書かせていただいたように 

 店頭で商品を気に入って下さったお客様に対して、自店にカラー、サイズがない場合は他店でもウェブストアでも社内在庫情報を隅から隅まで探していち早く顧客の手に届ける商売人としての基本動作、そしてそれを円滑にサポートするしくみづくりであることだと思っています。

 ITはあくまでもそれを支援するツールでしかありません。

 ◆コスト高の今、流通革新を伴った根本的なリブランディングが考えられないか?

 ほとんどの業界企業が生産コスト高、円安による仕入原価上昇にお悩みだと思いますが・・・

 小手先の価格転嫁でしのぐのではなく、次の考え方や取り組みを参考にしてみてください。

 品質を高め、実質的に価格を下げることが現代の価格破壊
 J.Crewに学ぶ これからのリ・ブランディングの成功法則

 「いいもの」を作り売りこなすには時間がかかります。流通革新によって、「いいもの」をリーズナブルに手に入れるしくみをもつブランドが支持される時代に入ったのです。

 ◆消費税増税にあたり

 4月の消費税増税は頭の痛い話です。

 私は以下のしまむらのような総額表示で割安感のある価格を維持=実質値下げが消費者にとっては有り難いことで、消費に影響はないと思いますが・・・

 事情により、なかなかそうはいかず、増税分をそのまま消費者に転嫁する企業が多くなりそうです。

 正直、中価格帯以上の消費には影響は限定的かも知れませんが、1900円や2900円をプライスポイント(最多価格帯)にしているファッションストアは覚悟が必要でしょう。

 出来るだけプライスポイントだけは割安感のある価格表示を維持して、いかに全体で調整するか?の緻密な計算が必要ではないかと思います。

 さもなければセールを連発せざるを得ないことになるかもです。

 これを機会に「プライスライン分析」への取り組みをおすすめします。

 しまむらの消費税増税対策に見る取引姿勢
 しまむらが消費税増税後も総額表示維持を表明

 (その2に続く)

 2014年、ファッション流通の未来を考える上でご一読ください。

『人気店はバーゲンセールに頼らない 勝ち組ファッション企業の新常識』

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August 25, 2013

Facebook(フェイスブック)ページのファン数が1000人を超えました。

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 ご報告ですが・・・ 

 「ファッション流通ブログde業界関心事」のフェイスブックページ

 おかげさまで 「いいね!」を押して下ったファンの数が1000を超えました。
 
 ありがとうございます。 
  
 「ファッション流通ブログde業界関心事」のフェイスブックページ

Facebookpage

 先週までのアメリカ視察レポート、現地からアップしたものが20本以上上がっていますので、よろしかったらご覧になってみてください。

 フェイスブックページには できるだけ画像付きで日々の気づきをアップしております。

 今後とも、ブログともども閲覧のほどよろしくお願いいたします。
 
 【おススメ本】 

 8年間のブログの集大成。このブログで最も伝えたかったことをまとめた本です。
 
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 数時間あれば読めてしまいますし、すべての話が1話(約4ページ)完結型なので、
 興味のある話だけ読んでもOKです。
 
 お気軽に手にとってください。

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 (現在、在庫切れになっているようです お急ぎの方は書店新書コーナーでどうぞ)

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August 16, 2013

ロサンゼルス&ニューヨークにマーケットリサーチに行って来ます

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 8月16日から23日までアメリカへマーケットリサーチに出かけます。

 訪問先は西海岸 ロサンゼルス~コスタメサ 東海岸 ニューヨーク マンハッタン地区 です。

 実に10年ぶりの訪米になります。

 今、アメリカで関心を持っているのは

 ○ グローバルSPAとローカルSPAの棲み分け
 
 ○ 日本のファッションストアの将来に影響を与えそうなライフスタイル業態の動向

 ○ オムニチャネルリテイリング最前線の現場

 などです。

 この間、昨年夏のパリ、バルセロナ、ロンドン マーケットリサーチの時と同じように

 「ファッション流通ブログde業界関心事」のフェイスブックページに日々の気づきを画像付でアップする予定です。

 よろしければ 以下 フェイスブックページ のリンク先で 「いいね!」ボタン を押して頂き

 フェイスブックで投稿をお楽しみください。

 「ファッション流通ブログde業界関心事」のフェイスブックページ

 後日まとめのレポートをブログに投稿する予定です。

 昨年より ツイッターやフェイスブックを併用するようになり、当ブログの更新頻度が少なくなっています。

 現在、

 ・新聞記事からの気づきや小ネタはツイッターへ @demandworks

 ・リサーチなどでの気づきは画像付でブログのフェイスブックページへ

 ・業界の動向についてしっかり意見を書き込みたい時はブログへ

 などと使い分けております。

 そのため、ブログを書くときは ちょっと 時間がかかったり、肩に力が入り過ぎているかも知れません(笑)

 今後も出来る限りブログ投稿もしたいと思っていますので、引き続きよろしくお願いいたします。


 【おススメ本】 8年間のブログの集大成。このブログで最も伝えたかったことをまとめた本です。
 特に小売業にお勤めで一流の商売人を目指していらっしゃる方々に読んで頂きたいと思っています。

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 数時間あれば読めてしまいますので、夏休みのお時間のある時にどうぞ

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May 17, 2013

【御礼】昨日の「ヨーロッパの服作りに学ぶ~ZARAウィメンズパンツの魅力~」勉強会に参加頂いた皆様ありがとうございました。

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 昨日 弊社主催で開催いたしました、

 「ヨーロッパの服作りに学ぶ(第1回)~ZARAウィメンズパンツの魅力」に参加頂きました皆様、

 誠にありがとうございました。

 約半分の方がパタンナーということで、パターンメイキングや検品にも踏み込んだ内容となりました。

 少し専門的な内容もありましたが、皆さんの日々のお仕事のプラスになれば幸いです。

 私自身にパターンの専門知識はありませんが、ZARAのウィメンズパンツは

 ○スタイリッシュに見えながら履き心地のよいパターン

 ○日本でありがちな単品の完成度や納まりよりも、コーディネートを重視したデザインバランス

 ○商品の上がり面(ヅラ)よりも着用した状態を最適に考えたカット

 が意識されていること などがわかりました。

 講師の塚本一氏には、引き続き ボトムスの研究を続けていただき、多サイズ展開を視野に入れたグローバルSPAのグレーディングの発想などにも踏み込んで3回目以降にまたご登場頂こうと思っております。

 次回、第2回目は 6月20日 青山にて ZARAの布はくトップスの魅力を探りながら、欧州のキモノスリーブのテクニックを解説する勉強会を予定しています。

 講師はジュンアシダを経て、現在では複数の東コレ メジャーデザイナーを支援中のベテランパタンナー、宮村知有(ゴン宮村)氏にご登壇頂きます。

 詳細が決まりましたら、またブログで告知いたします。 

※ご質問、お申込みは・・・ こちらのメールアドレルまで>>>otoiawase@dwks.jp
①お名前、②差し支えなければ勤務先、職務内容、③連絡先お電話番号、④勉強会に興味を持たれた理由、⑤勉強会へのご質問、ご要望などをご記入の上、メールをお願いいたします。

拙著 『人気店はバーゲンセールに頼らない 勝ち組ファッション企業の新常識』
全国書店で好評発売中です。

  

 Amazon 売上ベストセラー 

 アパレルファッション部門 1位
 サービス・小売部門    5~10位

 あたりで推移しています。

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April 27, 2013

【御礼・ご報告】初出版感謝&ブログ読者交流会に参加いただいた皆様ありがとうございました。

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 4月25日(木) 東京青山でブログ読者主催で開催された 初出版感謝&ブログ読者交流会に参加いただいた皆様 ゴールデンウィーク前の大変お忙しところご来場をいただき、誠にありがとうございました。

 告知から当日まであまり日にちがなかったにも関わらず、満員御礼の約50人の方に参加いただき、多くの新しい出会いと感動がいっぱいの交流会で本当にうれしかったです。

 振り返れば、1997年に私がアメリカで感銘を受けて何度も繰り返し読んだ

 業界の常識にとらわれず、顧客の購買行動にフォーカスして成長するたくさんのリテール企業の事例を紹介した本

 "From Mind to Market"(Roger D. Blackwell著)

2013425_book_weblog
 

 またちょうどそのころカリフォルニアで出会ったあるプロフェッショナルワーカーの生き様 がその後の私のファッションビジネスへの情熱、働き方、そして独立に大きな影響を与えてくれたことは間違いありません。

 更に2000年ごろ、アパレル専門チェーン勤務時代に業務改善のために熟読した

 「ユニクロ&しまむら 完全解剖」 月泉博著 商業界別冊  (2000年5月号別冊)

 この本を書かれた月泉博先生(今回交流会にもご出席いただきました)のように、いつか自分も成長企業を研究して、ビジネスパーソンが自身の仕事に活かすことのできる本を書きたい、と思うようになりました。

 独立後2年目、2005年から8年間 信念をもってブログを書き続けることができたのも、

 そんな素敵な背中を見せて下さった先輩方の存在と、

 たくさんのブログ読者の方々の応援があったからに他なりません。

 座右の銘である「継続は力なり」、そして多くの方々に見守られ、モチベーションを維持することができたことが今回の初出版へとつながりました。

 今回の初出版感謝&ブログ読者交流会は、初出版に大いに影響を与えて下さった月泉博先生、加登文雄先生、執筆の機会を与えて下さったメディア関係の方々に囲まれて、

 これまでのファッションビジネスへの思いを若いブログ読者の方々につなげる貴重な機会となりました。 

 今回の交流会を主催をして下さった若きブログ読者YMさんとYGさん ありがとうございました。

 この思いを励みに、またこれからも日々の気づきを惜しげもなく書き続けて行きます。
 
 どうぞよろしくお願いいたします。


2013425 【交流会特別講演】 
『インディテックスグループのブランドポートフォリオ』 のプレゼンテーションの様子
世界一のファッション企業、世界3位の大富豪 セニョール アマンシオ・オルテガが考えていることは?





Photo 【当日の配付物①】 
 受付を済まされた方々に 2007年からこれまで 私が雑誌や新聞に寄稿した記事の中で思いでに残っている記事、気に入っている記事のアーカイブをお配りしました。






Photo_3 【当日の配付物②】
 お帰りには、私が雑誌や新聞の記事のスクラップに愛用しているセイフティマジックカッターのお土産です。是非情報収集にご活用ください。活用のしかたの一例は拙著『人気店はバーゲンセールに頼らない』の最終章(付録)「ファッション業界で学んだ仕事術の中に書いてあります。






おかげさまで
  

 Amazon 売上ベストセラー 

 アパレルファッション部門 1位
 サービス・小売部門    10位前後

 あたりで推移しています。 また、同時発売された

 の「ファストファッション総まくり」というページに私のコラムと監修させていただいた世界のファッションチェーン売上高TOP10が掲載されています。 

 拙著と併せてお読みいただければ、皆さんも今日からグローバルファッションチェーン通です。

 いつもお読み頂きありがとうございます。
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より以前の記事一覧