November 06, 2009

ユニクロのパリ出店はグローバルビジネスのブレークスルーになるか?

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 11月5日の繊研新聞によると、10月1日にユニクロがパリにオープンした旗艦店に1か月が経過した今も

 ・平日は開店と同時に200人ほどが入店
 ・週末は入場制限

し、フランスの各メディアが「ユニクロ現象」を報道しているそうです。

 ラグジュアリーブランドからベーシックカジュアルSPA、ファストファッションSPA、スーパーの衣料売り場までファッションだったら何でもありそうなパリですが、以外とカシミヤ、ジャパンデニムジーンズ、ダウンジャケットといった高品質リーズナブルプライスの「単品(徹底)訴求」って単調なようで、パリでは新鮮なのかも知れませんね。

 もともと、ユニクロの柳井会長がベーシックカジュアルSPAを第1世代SPA(GAP、LIMITED、NEXT、C&A、ジョルダーノなど)、ファストファッションSPAを第2世代SPA(H&MやZARAなど)と呼び、ユニクロは第3世代SPAを目指す!なんて言われてたころ、業界では「第3世代SPAって何だ?」と話題になっていました。

 実は、第1世代SPAまたは、それ以前のアメリカチェーンストア理論の十八番であるビジネスモデル=「単品訴求」、大量生産大量販売に匠のカイゼンの磨きをかけ、口コミに乗る情報とかストーリーとかをマス宣伝広告でぶちかます、ということで、ひとつひとつは新規性はないかもしれませんが、複合技で、新しいビジネスモデルなのかな~とこの間、業界の方々と議論したところでした。

 もっとも、フリースブーム直後だったらまだしも、今、それをマネをしようたってできる話ではないぐらい、ユニクロは背中が見えないくらい先を走ってしまっているのが業界の現実ですが・・・

 それはさておき、ユニクロパリ旗艦店オープンの成功は、特に、7月中旬から順次しかけたオープン前のフロムトーキョーキャンペーンを始め立て続けに行ったイメージ戦略、そして当日のジルサンダーさんとのコラボ「+J」と・・・用意周到、功を奏したようですね。ここまで手の込んだユニクロの海外進出今までにはなかったですから・・・してやったりというところでしょう。

 ところで、私は20世紀の終わりくらいからH&Mに注目していましたが、H&Mのグローバルマーケットでのブレイクスルーは、1998年のパリ進出そして2000年のニューヨーク進出だったと見ています。特に、98年のH&Mパリ進出は、パリファッションマーケットにとって衝撃的で、グローバルマーケットにおけるファストファッション元年と位置づけてもよいと思います。

 あれから11年、同じ世界のファッションの中心地パリで、新たなマーケットニッチを突きながら、ユニクロのグローバル展開のブレイクスルーが始まるのか?とても興味深く、そして楽しみに見守って行きたいところです。

関連エントリー-+Jプラスジェイは、10月1日オープンのユニクロ・パリ・グローバル旗艦店から販売スタート

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October 28, 2009

ユニクロのファストリ株が上場来高値に

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 10月28日の日経新聞にユニクロを展開するファーストリテイリングの株価が27日、上場来高値の1株あたり16,120円になり(それ以前の記録はフリースブーム時00年11月の16,100円)、同社の株価時価総額がの1兆7000億円になったとの記事を読み、久々にグローバルリテイラーの時価総額を比較してみたくなりました。

 以下はネットで調べた28日現在の時価総額になります。昨日に比べると少し下がってますが・・・

売上高   社名             時価総額(28日の為替レートを適用)
世界1位 インディテックス(ZARA)  3兆7311億円
世界2位 GAP              1兆4020億円
世界3位 H&M             3兆8594億円
世界4位 リミテッドブランズ         5243億円
世界5位 ファストリ            1兆6632億円

参考 セブンアンドアイ  1兆8355億円
    イオン          6563億円
    ウォルマート    17兆5106億円

○時価総額では、いよいよGAPを抜いた
○日本最大の小売グループセブンアンドアイに迫る勢い
○H&M、ZARAにはまだまだ到底かなわない
○ウォルマートは桁違い(売上も2桁違いですが)

 記事にもあるように、ファストリの予想PER(株価収益率)の27倍(小売業平均20倍)は確かに投資家の過剰期待かもしれませんが、他の流通企業の不甲斐なさ、無策を見たら行き先を失った資金が同社株に流れ込むのは当然かもしれません。

 一昨年から始まったユニクロの快進撃の中、昨年の秋冬の高いハードルを今年乗り越えられるか懐疑的?慎重だった機関投資家が、9月の同社の業績(既存店31%増)、10月のグローバルキャンペーンを見て、買いに入って、ここのところ高値更新が続いているようです。

 株価がどこまで上がるかはわかりませんが、自身が上げた高いハードル(既存店売上実績)をどこまでクリアし続けられるかを興味深く見守っております。

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October 03, 2009

ユニクロ銀座店で見た+Jプラスジェイの感想

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 10月2日(金)、ちょうど午前中に銀座のクライアントさんとのミーティングがあったので、その後、雨の降る中、同日増床オープンと同時に+Jプラスジェイの発売を開始したユニクロ銀座店に立ち寄って来ました。

 ネットメディアによると、開店時1000人くらい並んでたそうですが・・・

 私が行った13時前に行列はありませんでした。

 従来の部分は、全館ウィメンズとしてリニューアルされており、+Jプラスジェイ売場は1階奥と5階の2か所。商品内容は全く同じものを置いているとのことで、1階のにぎわいづくりと最上階のシャワー効果の両方を演出するさすが商売人たるうまい方法だと思いました。両階のコーナーとも百貨店のバーゲン会場の様相、無言の男子禁制状態たったので、入れず(涙)。

 ウィメンズを見るのはあきらめ、メンズ館となった隣の増床部分=旧ブルックスブラザーズ銀座店跡の店内に入ると、+Jコーナーへの入場規制中という状況。その後、10分で入場。

 10坪程度の狭いコーナーは、ファッション好きの20歳前後の学生さん風、ファッションに興味を持っている20代後半‐40代の銀座勤めのサラリーマン風、業界関係者といった男性客でイモ洗い状態。

 サイズについて、畳み直しで忙しい店舗のスタッフに聞くと、「従来のユニクロサイズでスリムになっている」というコメントなので要試着。実際、各サイズで着る人にフィットすることを目指しているので、アイテムによってばらつきがあるようです。

 商品で気がついたことをいくつか(あくまでもメンズのみ)

○デザイン性、クオリティ、価格設定は明らかにH&Mを意識しているように思います。とにかく価格は思っていたより安い、こんな安くていいの?とユニクロと1000円くらいしか変わらないのではないかという印象です。H&Mと同様の価格設定で、ジルサンダーさんがデザインしていて、おたくよりクオリティ(素材・縫製のきめ細かさ)は良いぞ、とH&Mへの挑戦状とも言えます。

○メンズは、一見ベーシックで、スリムなだけで、パッと見、ユニクロの方が素材的にも優れているものが多いように思いますが、試着をすると、違いがわかります。肩のドロップやアームホール、バストのフィット感が絶妙で立体的。特に着ている人を後ろから見るよくわかります。今までの平面的でショルダー→ボトム、ストレートズドン?シルエットのユニクロありがちのシルエットからするとそのチャレンジに拍手を送りたくなりますね。このチャレンジの「印籠」にジルサンダーさんの名前はうってつけだったと改めて納得。

○あー残念ってな素材がいくつかありましたが、素材的には、一番買われてなさそうなカシミヤセーターを一番評価したいところです。このウェイト、風合い、業界のスタンダード(4万-5万円)に近いクオリティでこの価格。私的には、これまでのユニクロのカシミアセーター、安いけどそれなりで、まだまだ・・・ユニクロらしくない仕事のひとつって評価をしてきましたが、本来同社が実現すべきクオリティってこんな感じじゃないかなって一品でした。

○前評判No1だった白シャツはその時点ですでに完売で見れず。

○S、M、L、XL4サイズ展開で、小さいサイズから完売状態に。この様は、後でチェックしたオンラインショップでも同様でしたね。

 というわけで、これまで生活者がZARAやH&M、セレクトショップのミッドトレンドマーケット対応業態あたりで取り入れていたアイテム群の買い回り先のひとつに十分加えることができそうなラベルになりそうで、今後が楽しみです。

 ところで、10月2日に日経新聞にも見開きの折り込み広告が入り、新しいTVコマーシャルを観ました。

 チラシやこれまでのテレビCMのように、単品販売訴求の為にしか広告宣伝をしなかったストイックなユニクロが、イメージのために広告を打つのは珍しいんじゃないですかね。

 それだけでなく、この日のために世界的に相当の広告宣伝費をかけているのではないでしょうか?

 今回のパリ旗艦店のオープン、+Jプラスジェイ世界販売に対する意気込み、執念というか、徹底ぶりというか、ちょっと怖いものを感じたのは私だけでしょうか。

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October 01, 2009

+Jプラスジェイは、10月1日オープンのユニクロ・パリ・グローバル旗艦店から販売スタート

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 今週のアパレル業界の世間話、ファッションマニアの話題は、10月2日から販売スタートのユニクロxジルサンダー氏コラボプロジェクト、+J(プライスジェイ)に集中。実際、一般の人たちにはどうなのかな~。

 日経新聞、繊研新聞などに、10月1日にユニクロがフランスのパリにオープンするグローバル旗艦店で、+J(プラスジェイ)を世界に先駆けて販売するとの記事が掲載されていたので、ちょいと海外の反応を見たくて、海外ネットメディアを覗いてみたところ・・・

 やはり、H&Mの十八番をまねている、意識しているという指摘もありますね(笑)

 国内敵なしのユニクロにとって、今、目指すべきベンチマーク先はH&Mであるのは間違いないところだと思いますのでね・・・

 それから、

 ははぁ~ん、なるほど・・・

 世界の時差を利用して、10月1日パリで発売スタートして→ロンドン→ニューヨーク→そして10月2日に東京と順に発売してゆく段取りになっていたわけですね。

 ファッションの中心地パリから発信して、伝統的なファッション文化伝播の流れに乗って、欧米→東京と発売して行くなんて、憎いこと考えますね、ユニクロさん。今回のプロジェクトをそんなグローバルメディア戦略に位置づけていたとは・・・さすがです。

 2020年に連結売上高目標を5兆円と高いハードルを掲げたユニクロのファストリグループ、そのうち海外でなんと3兆円!を上げようという計画を聞いた時、米GAP、ZARAのインディテックスグループ、H&Mなど年商1兆円クラスのSPAのうち2つを買収でもしない限り難しいんじゃないか(笑)なんて思っていましたが・・・

 現在、ユニクロ国内事業の圧倒的な収益シェアで成り立っているファストリグループ。海外事業は韓国、香港を中心に、アジア事業は黒字、好調なものの、欧米については、まだまだの模様。

 ユニクロが得意なベーシックカジュアルウエアの進出国の事情を言うと、

 イギリスでは、ファストリグループより売上規模の大きい先輩のNEXTやウォルマート傘下のASDA(アズダ;西友で発売されたGEORGEを企画製造販売しているところ)が、アメリカは言わずもがなのGAP、フランスにもやはりファストリグループより規模の大きいC&A(オランダ本社)などがマーケットに根を下していますね。

 「(パリでは)良いものは高く、安い物は悪い。これを打破したい」

 とは繊研新聞に掲載されていたパリ旗艦店出店にあたって行ったファストリ柳井会長の発言。

 共感しつつも、上記の状況の中で既存のライバルたちをひっくり返してゆくのは並大抵のことではないと思います。

 そんな中で、今回ユニクロが賭けたグローバル宣伝広告プロジェクトでもある+Jプラスジェイがどこまでの効果を発揮するか、とても楽しみなところです。

 今回のプロジェクトは、欧米各国にとっては、ユニクロに目を向けさせるインパクトを重視したものになると思いますが、その一方で、やはり、ユニクロには、トヨタ、ソニーを思わせる日本代表として、地道な日本企業らしさ、すなわち、日本が誇る高機能素材、匠の縫製技術、カイゼン努力、そして、今、世界を魅了している日本のサブカルチャーなどをしっかり担いで信頼を勝ち取っていっていただきたいと思う次第です。

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September 15, 2009

国内市場の足元を固めてこそ、成功する海外出店

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 9月15日の繊研新聞に、日本のアパレル企業の中国出店に関する記事が掲載されていました。

 先行して進出し一部を除いて苦戦が続く大手アパレル、今後、出店を加速する有力SPAのユニクロ、無印良品、ハニーズに続いて、ポイントが参戦するようです。

 これらの日系企業のねらいは、ずばり中国の中間層。

 すでにZARA、H&Mが上陸を果たし、急速にファッション感性、正しくは、感性と価格のバランスに対する生活者の満足度のハードルが上がる中国ファッションマーケットでは、ちょっとばかり知られたあこがれの日本のファッション企業だからと言って、進んだファッション文化の国?から来たからと言って、上から目線で誰もが成功すると思ったら大間違いでしょうね。

 2年くらい前に、国内で成長が伸び悩み始めた百貨店、GMS、大手ファッションチェーンがこぞって、株主対策で、中国進出を打ちだしたころ・・・

 一方で、世界のファッションマーケットを震撼させ、満を持してのH&Mの日本上陸が発表された後、上陸後のファッションマーケットへの影響度、状況を予測して、空襲警報を出し、国内臨戦体制に入った企業がどれだけあったでしょうか?

 本当に危機感を感じて、自らの「立ち位置」を確認し、足元を固めたのは、ユニクロ、しまむら、ポイントくらいだったのではないでしょうか?結果は、今の各社の業績にはっきりと表れていると思います。

 「日本で駄目だから海外へ、というのではなく、日本で勢いがあるからこそ、海外進出をする。決して簡単だと思っていない」

 これは記事にあったポイントの幹部の方のコメントです。

 全くその通りだと思いました。 

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August 18, 2009

日本人の開拓者精神、ハングリー精神

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 先週の8月15日、NHK東京カワイイ☆TVの中でも、フランス、パリで開催され、今年10回目となった、フランス人によるフランス人のための?ヨーロッパ最大のジャパンカルチャーイベント、ジャパンエキスポの会場風景が紹介されておりましたが・・・今年は16万人以上の来場者があったそうですね。

 スゴい!先週末、子どもたちと行ったビッグサイトのコミケの1日分くらいに相当する集客力ってことですね!

 開催地がフランスのイベントなんで、地元のフランス人、近隣ヨーロッパ人の出展が中心となるのはわかるのですが、今や国際的に知名度の高まった日本のカルチャーイベントなのに日本からの出展が1割にも満たないというのは、もったいない気がします。

 会場の映像や以前聞いた話からすると、むしろ日本のカルチャーのビジネスチャンスに目をつけた日本以外のアジア人による販売ブースの方が多いような・・・

 確かに極東の日本から見れば遠いヨーロッパかもしれませんが、日本が今そして、将来、世界に誇るべきビジネスのネタを自ら売りに行くより、第3国の商魂たくましい人たちがビジネスにしていることが、少し歯がゆく思ったりします。

 そこに未来のマーケットがあって、魚は泳いでいるのに・・・

 日本人は自分たちのネタの国際的価値に気づいていないのか、欲がないのか、わかっていてもどうしたらいいか出来ないでいるのか、楽して儲けたいのか・・・などなど、いろいろ考えてしまいます。

 ところで、ファッション製品を海外生産する時も似たようなことを感じることがあります。

 今や日本のアパレルメーカーやチェーンストアは商社やOEM生産代行メーカーに頼めば海外に行かずとも海外で生産されたオリジナル商品を仕入れ、国内販売することが出来ます。

 最近ではファッション企業の根幹であるデザインまで仕入先に委託するODM(Original Design Manufacturing)生産代行業者に頼り、自分たちはスピード販売に特化するSPA企業も少なくありません。

 そして、その商社やOEM、ODM代行メーカーの先には、さらにフットワークのよい中国人や韓国人などアジア人のエージェントがおり、実際は日本人じゃなくて彼らエージェントが下請けし、リスクを張って、現場に入り込んで、アパレル生産をマネジメントしているケースも少なくないようです。

 10年以上前になりますが私も商社勤務時代、アメリカ製のTシャツを作るのに現地で韓国人エージェントの世話になったことや、ベトナムでジャケットを作るのに台湾企業にお世話になったりした経験があります。

 いずれも日本人駐在員が委託した相手先でした。

 役割分担と言えばそれまでですが、何か心に引っかかったものでした。商社マンは開拓者じゃなかったのか・・・

 戦後復興期や成長期、日本人はメイドインジャパンのアパレル製品や生地を担ぎ、欧米に販売して儲けたと聞きます。輸入国との間に貿易摩擦が起きるほどに。

 しかしながら、最近では日本人自らが開拓者精神を持って奥地に飛び、現場に入り込んで売ったり買ったりすることも少なくなったようです。

 言葉の問題もあるかもしれませんが、それを現地で下請け的にコーディネートしているのが、異国に根をおろして、しっかりとネットワークを築く華僑系、韓国系の企業やエージェントで、その構図に日本の将来に一抹の不安を感じ、一方では彼らの生命力、バイタリティにただ、ただ感心したりします。

 豊かになった?日本人。何でもかんでも開拓の苦労をすればいいとは思いませんが、ハングリー精神、開拓者精神の薄くなった日本人が技術やソフトの上にあぐらをかいて、世界で二番に大きなマーケットのぬるま湯につかって退化し、商魂たくましいアジアの国に追いつかれ、追い越されて、お株を奪われていく日がそう遠くはない、いや既に始まっているような気がしてなりません。

 被害妄想でしょうかねぇ~

 グローバル化の時代に、我々日本人は自らマーケットや産地を開拓しに行くこと、今一度考えてみる必要があるのではないでしょうかね?

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関連エントリー-ファストファッションとコリアンパワー

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May 21, 2009

リンク集にストリートスナップサイト、BRIGITさんを追加しました。

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 ブログの左袖のリンク集に、日ごろ協力関係にある、ストリートスナップ(ストスナ)サイト、BRIGITブリジットさんのバナーを追加しました。

 ストスナサイトの中では、後発かもしれませんが、大手に属さないインディーズ系では、赤丸急上昇中。代表の宮本さんはとてもフットワークがよく、着実にネットワーク作りをされていてこれからもとても楽しみなサイトです。

 特に、スナップを撮った女の子たちが着用している服が、ブランド軸で検索できるところがいいですね。

 BRIGITファッションスナップ ストリートスナップ

 ファッション企業の方は、そんな半歩先行くおしゃれさんたちがしているブランドコーディネートデータベースとして活用されても面白いと思います。

 日本繊維新聞のサイトにも定期的にストスナを取り巻く環境、裏話を執筆されていて、これもなかなか面白いです。

 よかったらご覧になってみてください。

 ストスナ@東京

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関連エントリー-東京のストリートファッションを世界へ

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May 13, 2009

アシックスがオニツカタイガーのアパレル事業拡大のために、岩谷俊和氏、UAと提携

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 5月13日の繊研新聞、日本繊維新聞に、アシックスがオニツカタイガーの世界レベルの拡大をにらんで、同ブランドのアパレル事業を拡大するにあたり、元ドレスキャンプのデザイナー岩谷俊和氏にディレクションを依頼、また商品企画全般と店舗運営指導を行う新会社をユナイテッドアローズ(UA)と共同出資で設立(出資比率はアシックス86%UA14%)したことに関する記事が掲載されていました。

 オニツカタイガーのグローバル売上は08年で128億円、うちアパレルは10億円強だったところ、これらの取り組みにより、2010年度に30億円、その後50億円を目指そうというものです。

 アシックスの老舗ブランドであるオニツカタイガーを同社が、海外から火をつけ、グローバルでファッショナブルなライフスタイルブランドとして再生したプロセスは、近年の業界のサクセスストーリーのひとつだと思いますが、これまた、楽しみな取組みですね。

 日本を代表するデザイナーである岩谷氏の起用、サウンドグッズの目のつけどころはよかったものの、黒字化に時間がかかるということで残念ながら、スポーツ部門から撤退した、日本が誇るセレクトショップのひとつであるUAとのコラボ。

 アシックスの新たな東京発のグローバル、クールジャパン戦略としては、素敵なパートナーではないかと思います。

 2000年初頭に毎年マーケットリサーチで通ったロンドンの店頭で名だたるライフスタイル系のヨーロッパスポーツブランドに負けず劣らず、クールにプレゼンテーションされていた様に、日本人としてとても誇りに思ったものです。

 このニュースをいち早くブログで取り上げた屈指のファッション系ブログ Elasticさんも、(日本が誇る)この三本の矢なら、折れることなく、グローバルブランドに伍してゆけるのではないか、というようなうまいこと言ってますが、同感ですね、私もとても楽しみにしています。  

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May 12, 2009

ジャパンポップカルチャーinパリby外務省

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 5月11日の日経MJに、外務省が今年の7月にフランスのパリで行われるJapan Expoの開催に合わせて、現地にて「ジャパンポップカルチャーフェスティバル」を開催することになったことに関する記事が掲載されていました。

 Japan Expoは、"Japan"が付いていながら、フランス人のフランス人によるフランス人のための日本サブカルチャー(アニメ、漫画、ファッション、コスプレ)に関する展示会で、2000年に3200人の集客から始まったこのイベントも2008年には、13万人!の来場者にまで膨らんでいるみたいですね。

 詳しくはウィキペディアを>>>JapanExpo

 まだまだ出展している日本人ブースもマイナーであるような状況の中で、外務省が「カワイイ大使」こと

 ロリータファッションの青木美沙子さん
 古着リメイクの木村優さん
 制服ファッションの藤岡静香さん

 らを担いで「日本人による」日本のアニメやファッションをフランスで紹介し、当たりを見て、現在、アメリカ、ドイツ、イタリア、スペインでも行われている同様のイベントに合わせて各国に広げることも視野に入れているようですね。

 特にファッションについては、ロリータ、コスプレのようなマニアックなファッションだけでなく、現在、ファッションビルやデベロッパーに声をかけているようで、東京ストリートファッションやリアルクローズを持って行って、ファッションショーを開くようで(ブランディングのTGCとからむのでしょうか・・・)ちょっと楽しみなイベントになりそうですね。

 先ごろ、政府補正予算の中で117億円の予算が付けられている「国立メディア芸術総合センター(仮称)」について、国会で、「国営マンガ喫茶」にそんなに予算をつけるとは・・・と、物議をかもしだしていますが、私は、117億円が適切かどうかは別にして、こういったことに国が取り組むことはとても賛成ですね。

 麻生首相も石原知事も日本のサブカルチャーの価値を認め、世界に発信しようとする姿勢には、とても共感し、応援したいと思っています。

 だって、私たちの子供たちの世代には、家電や自動車じゃなくて、きっとアニメやゲームや、そして、ストリートファッションが日本の世界に冠たる基幹産業になっていて欲しいというか、そうなっている予感がしますから・・・ 

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関連エントリー-クールジャパンを支えるもの

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February 20, 2009

丸井のファストファッション館?

 2月17日の繊研新聞、18日の日経MJ、日本繊維新聞に、丸井が27日にリニューアルオープンする、「新宿マルイ カレン」に関する記事が掲載されていました。

 ・ユニクロ初のガールズコンセプトショップ(佐藤可士和氏、片山正道氏コンビが手がける)
 ・ローリーズファームとトランスコンチネンツのセレクトショップ
 ・3プライスシューズショップ「コノーボ」
 ・ヴィレッジバンガード

 を売りに「ファストファッション館」をコンセプトにしているようです。

 丸井のニュースリリースはこちら
 マルイの新宿再編 第2弾!

 「時代の価値観に対応、まるごと全館“ファストファッション”」だそうですが・・・

 オープンしたら見に行きたいと思いますが、なんかワクワクしてきません。個人的には、それに先駆けて20日にオープンするストリートファッションやサブカルチャー系ファッションを集めた新宿マルイワンの方に興味があったりします。

 ところで、ファストファッション館と聞くと、やはり、ロンドンのオックスフォードサーカスのTOPSHOP(トップショップ)メガストアが思い浮かびます。世界最大のファッションストア(確か3000坪;年商200億円超規模とか)には、ファッションが好きな若者だけでなく、ファッションビジネス、ショッピングに関心のある人なら、入った瞬間、時を忘れてしまうほどのロンドンストリートファッショントレンドを左右する圧倒的な品揃え、ワクワク感と熱気が感じられます。

 そうそう、建物の構造問題から開業延期になっていたトップショップのNYマンハッタン旗艦店(約1100坪)が、いよいよ4月2日にオープンするそうですね。
 Topshop set to open in New York despite recession

 そんなのを見せ付けられると、東京でもトップショップの旗艦店に匹敵する、世界に誇る東京ストリートファッションの館ができないものかなぁと夢見てしまいますね。

 そんなことを考えながら渋谷や新宿を歩いていると、やはり、器的に、丸井さんの改装物件が目にとまるのですが・・・ 

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関連エントリー-ファストファッションの挑戦状
関連エントリー-ロンドン・ハイストリートファッション・マーケットリサーチ

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