March 26, 2009

今日は機関投資家向けセミナー

 今日は、外資系証券会社様のご依頼で、機関投資家のファンドマネージャー、アナリスト様向けの小売業界セミナーの講師を経験させていただきました。

 テーマは、「ファッション業界のパラダイムシフト」でした。

 ユニクロ独り勝ち、大手グローバルSPAが次々に日本に上陸し、拡大する中、国内外のSPA(製造小売業)の動向を中心に、業界の見通しや個々のファッションリテイル企業を見る着眼点を業界実務家の立場でお話させていただいたものです。

 ファッション業界の方々向けには、日頃、私の専門分野である店頭在庫コントロールのセミナーをさせていただいておりますが、業界外の方々にファッション業界の構造とビジネストレンドを整理し、努めてわかりやすく解説させていだだく機会は初めてで、私自身もいい勉強になったと思います。

 このブログのネタにもしている日々新聞、ニュースで取り上げられるファッション企業の事例研究は、元はと言えば、私のクライアント企業様へのコンサルティング、ビジネスコーチングに最新ビジネストレンドとベンチマークすべき企業事例を取り入れるために、整理目的で行っているものでもあります。

 私は学者でもなければ、評論家でもジャーナリストでもありませんが、そうやって積み重ねたものが、業界以外の方々が、わかりづらい、と言われるファッション業界、ファッションビジネスを、よりよくご理解いただく上でも、お役に立てることができれば、喜びこの上ありません。

 参加してくださった多くの方々、会場を満席にしてくださった証券会社のMさん、エキサイティングな機会を頂き、ありがとうございました。

 セミナー後の一部の方々との情報交換も楽しかったです。やっぱり、皆さんユニクロの動向にご関心があるのですね、と実感。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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January 23, 2009

オバマ効果で「Jクルー」関連記事にアクセス集中

 オバマ大統領の就任式典で、大統領夫人の手袋がJ.Crew(Jクルー)だったらしく、また、ふたりの娘さん10歳のMaliaちゃんと7歳のSashaちゃんもJ.Crewのコートを着用していたことが報道され、アメリカではJクルーに問いあわせが殺到、という朝のTVニュースを見た後、このブログにも「オバマ効果」があったことがわかりました。

 検索エンジン経由でJクルーについて書いたエントリーへのアクセスが高まり、単日で記事別アクセス件数第2位!

 レナウンのJクルー事業撤退に思う

 但し:これらのオバマ家が着用していたJクルー商品は特注品らしく、店頭では購入不可とのこと。
 
 Jクルーは、残念ながら、日本から撤退になりますが、アメリカでは、元GAPのミラード・ドレクスラーCEOの活躍で好調とのことです。
 
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November 12, 2008

今日は「洋服の日」

 日経新聞一面コラムの春秋を読んで、今日11月12日が「洋服の日」だということを知りました。

 業界に20年もいて、初めて知ったお恥ずかしい話。

 コラムおよびネットの情報によると、明治5年(1872)のこの日に、「礼服ハ洋服ヲ採用ス」という太政官布告が出され、裃(かみしも)や束帯(そくたい)が消え洋式礼装に代わった服装革命の日。その百年後の1972年に全日本洋服協同組合連合会が百周年ということで、この日を「洋服の日」に制定したそうです。

 今、日本のファッションマーケットは、ユニクロがベーシックウエアの品質向上に磨きをかけ、世界ファストファッションの雄、H&M上陸で、トレンドファッションを安価にコーディネートのアクセントとして取り入れることが普及し始める革命期の始まり。手軽におしゃれをするパーツはマーケットのあちこちに出揃いつつあります。

 アパレル、ファッション業界の市況の厳しさが伝えられる中、クールビスもウォームビスも話題性が薄れた昨今、今日、「洋服の日」に、業界関係者は、もっともっと、こんな風に賢く上手に着こなしてファッションを楽しもう!なんていう業界全体を盛り上げる明るい啓蒙活動的なキャンペーンはかけられなかったものかなぁ、といまさらながら思った次第です。

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September 11, 2008

テレビ初出演だったのですが・・・

 先日、フジテレビの FNNスーパーニュースさんに、H&M日本上陸についてインタビューを受けました。

 12日(金)夕方6時ごろの放映予定で、録画しようと思っていたのですが・・・今日11日、先ほど放映されてしまったようです。

 偶然、ご覧になっていた新聞社の記者の方からメールを頂き、わかりました。

 30分以上のインタビューのどこが使われたかわかりませんが、残念ながら、テレビ初出演の映像は見逃してしまいました(涙)。

 ちょうど、同日朝、TBSみのもんたの「朝ズバッ」では、小島健輔先生が同様のインタビューにお答えになっていたようですね。

 また機会があれば。
 
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May 31, 2008

原宿~渋谷ストリート・トレンドリサーチ

 いつもチェックしているファッション系ブログ Elasticさんのエントリー

 原宿で最もはかれているスニーカーブランドは?

 を読んでいて、昔、私がカジュアル専門店でシューズのバイヤーだったころのことを思い出しました。

 当時、ちょうど裏原Chapterチャプターが火をつけたナイキ海外モデルを中心としたスニーカーブームのころで、勤務先のシューズの品揃えの半分以上は、スニーカーだったものです。

 これから、どんな品揃えをするか、買い付けるか、いつも仕入にあてにしていた情報は、原宿~渋谷のストリートウォッチでした。

 月に最低1回、UAの原宿本店あたりから明治通りに入りBEAMSの前を通って、ずうっと、表参道を超えて、宮下公園のところまで、2往復、すれ違うターゲット層(20歳前後)の足元だけを見つめて歩きました。

 1往復目は、レザーかスニーカーか、どんなブランド、モデル、色が多いかを見て、2往復目はめぼしをつけたアイテム、ブランド、モデルの数を数えてみたり。

 最初はもやっとしているのですが、繰り返していると、これからは、これかな、というのが見えてきて、すでに品揃えしている商品の確信になったり、欠落しているものを買い足したりすると、結構当たったりしたものです。

 それ以来、シューズ、バッグ、帽子、アクセサリー・・・気になる旬なアイテムがあると、それだけを見ながら歩く、明治通りストリートウォッチは頼りになりました。

 今も、事務所が近いんで、時間があると、明治通り、よく歩きます。

 皆さんにも、そんな定点観測の場所はありますか?

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関連エントリー-ファッションはストリートから生まれる

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December 22, 2007

少年ジャンプファンはラフォーレ系?

 小学校4年生の娘にせがまれて、12月22日、23日に幕張メッセで開催された集英社の人気漫画週刊誌、少年ジャンプのイベント、「ジャンプフェスタ2008」に行ってきました。

 イベントの内容は、少年ジャンプに連載中の漫画やアニメの声優が登場するショーイベントやキャラクターグッズ販売、ゲームソフトになったものの先行体験会などなど。

 この手のイベントの動員数には、いつもびっくりさせられるのですが(子供の付添で、ゲーム、アニメ系のイベントによく行くもんで・・・)、今回、意外だったのは、このイベントに来ている来場客層でした。

 当初、アキバ系の男の子中心?と思いきや、圧倒的に、そうですね、7割以上が中学生、高校生、専門学校生くらいの女の子だったということでした。

 いろいろ考えていたら、やはりアニメのキャラクター、声優、主題歌を歌うロックバンドなどが、むしろ女の子のファンがつきやすい演出が多いのだろうな、と思いながら、年末のアメ横のような人ごみの中、娘とイベントのブース間を行き来していました。

 するってーと、仕事がら気になるのは、中心客層のファッション、ということになってしまうのですが、一言でいうと、ラフォーレ系ですかね。マルキュー系はほぼ皆無でした(笑)。

 ラフォーレ原宿には、原宿ファッションの縮図のように多様なファッションストアが出店されていますので、一言での表現は難しいのですが、イベントには、コンサバな子も少なくはないのですが、多くの子たちが多様なラフォーレ系ファッションでそこそこ「気合い」が入っていてかわいかったのがとても印象的でした。

 イベントや休暇中に人が集まる場所(遊園地やリゾートパーク)に行くと、似たような客層が今どんな服を着ているのかを見ることができるのも実は、楽しみの一つですあります。ストリートに限らず、そういった場所も、ある意味、いいマーケットリサーチ場所になりますよね。

 ちなみに、うちの小4の娘は・・・最近、「しまむら」にハマってます。

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August 25, 2007

「カリスマバイヤー」退任

 8月25日の日経新聞、三越・伊勢丹統合のニュースの裏で、イトーヨーカ堂の衣料部門再建に白羽の矢が立った、元伊勢丹のカリスマバイヤー、藤巻幸夫さんが、8月27日付けで取締役衣料事業部長を退任されるとの記事が掲載されていました。 

 同氏は取締役として留任され、セブン&アイ生活デザイン研究所社長のタイトルでお仕事を続けられる模様です。

 昨年秋冬からにわかに業界で噂が立ち始め、年明けからp.b.i.の売り場が徐々にナショナルブランドに奪われ、露出も控え目になっていましたね。

 残念ながら、またもや「改革途上での退任」になってしまったようです。

 今回の案件は今までの中でもっとも難問だったと思います。

 今後のご活躍に期待しております。

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May 26, 2007

ファッションアイテムとしてのケイタイにまつわる話

 5月25日の日経MJに、auが夏商戦に向けて42のブランドとケイタイケース、ストラップ、待ち受けコンテンツなどでコラボし、デザインで追撃するソフトバンクやドコモに対し、更に「ファッション性」を打ち出すとの記事が掲載されていました。

 記事によると、ブランドは、アバハウス、BC(ベイクルーズ)サロン、エディフィス、エドウィン、フレッドペリー、イエナ、ジャーナルスタンダード、ナノユニバースなどなど。

 auはこの春もポーターやイエナなど10数ブランド程度とケイタイ関連グッズのコラボしてましたが、引き続き、提携先を3倍以上に増やしてのプロジェクトのようです。

 「au、 42ブランドとコラボ」の見出しを見て、ちょっと期待しましたが、記事を読んで、正直、やはり、まだ関連グッズどまりかぁ、というのが、感想でした。

 今年、モトローラーからドルチェ&ガッバーナ(D&G)のゴールドのRAZERが出て、ドコモから発売されたり(75,000円)、韓国のLGがPRADA(プラダ)のケイタイ(ユーロで日本円にして9万円くらい、こちらは通信方式の違いから日本では使用不可)を手がけていますが、今後、そんな「ブランドケイタイ」の開発は進むのでしょうか・・・

 今年度中に、ドコモやauが現在、割高の通話料を下げるために、ケイタイ本体の価格を現在の1万円台後半から2万円台から、ほぼ製造原価である5万円程度にし、また、同機種を長く使ってもらうために早期解約機種変更に対しては、ペナルティを課すような話が進んでいるようです。

 そうなると、「毎年気軽に買い換えるケイタイ」から「同一機種と長く付き合うケイタイ」へと我々のケイタイとの付き合い方が変わって来ると思われいます。

 ケイタイが1台50,000万円になれば、ドルガバ(D&G)の75,000円もべらぼうに高い値段に感じなくなるような気がしますから、「ブランドケイタイ」が登場する土壌も少しはできるのかな、なんて思います。

 それから、2つの電話番号やアドレスを1台のケイタイで受けられる「2in1(ツーインワン)」というサービスが始まるようですが、逆に、一つの電話番号、アドレスを切り替えにより、複数のケイタイで受けられるという方がファッションの視点から見ると、受けるような気がします。その日の気分で、2-3台の違ったデザインのケイタイを使い分けて持ち歩くことが出来れば素敵ではありませんか?

 今後ともファッションアイテムとしてのケイタイの存在感は高まりそうです。 

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May 23, 2007

【お礼】本日のセミナーにご来場ありがとうございました。

 本日、私が基調講演を務めさせていただきました富士通ビジネスシステムさん主催のセミナー「SPA時代の在庫コントロール」に日ごろブログをお読みの方々も多数ご来場頂き、誠にありがとうございました。

 お声をかけていただき、名刺交換をさせていただいた方々、残念ながらご挨拶はできませんでしたが、アンケートにコメントを残していただいた方々、本当にありがとうございます。

 これからも皆さんの応援を励みにブログ、日常業務がんばりたいと思います。

 今後とも、よろしくお願いいたします。 

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April 26, 2007

「顧客だけを見てください。ほかは見なくて結構です。」

 日経新聞の最終面に掲載されているビジネスマンに人気のコーナー「私の履歴書」。現在、連載中なのは、セブン&アイ・ホールディングス会長の鈴木敏文さんの巻です。

 鈴木さんの武勇伝は、いろいろな本にも書かれているので、連載記事の内容は、結構聞いたことがある話が多いのですが、4月25日の第25回目に、リテール専門銀行である、アイワイバンク銀行を設立した時の話が出ており、その中にある、ある一言に目が留まりました。

 「『顧客だけを見てください。ほかは見なくて結構です』お願いしたのはそれだけだ」

 鈴木さんが、アイワイバンクのトップにと、旧長銀の幕引役、安斎隆さんを口説いた時に関するくだりの一文です。

 同氏らしい言葉なのですが、改めてとても新鮮に感じました。

 こんな言葉で口説いて、実際にそれを実践することを100%バックアップすることができたら、ファッションリテーラーにしても、流通業においても、もっともっと異業種の優秀な人財を招聘し、活躍させることができるのではないか、と思ったものです。

 もしかしたら、志半ばでダイエーを去った樋口さんも、受け入れ側がそんな体制だったら、今とちょっと違う結果が出ていたかもしれないし、某FR社を去ったテクノクラートの方々もそうかもしれないと。

 今、その言葉の通りに行動することが、本当に求められている時代だと思うんですけどね・・・。 

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February 14, 2007

セブン&アイが小売店向けつり銭配達サービス

 2月14日の日経新聞によると、セブン&アイホールディングスは、今年の春をめどに、トヨタファイナンシャルサービスと共同出資会社を設立し、小売店や飲食店に「釣り銭」用の硬貨や紙幣を配達するサービスを開始すると発表したとのことです。セブン銀行も出資するようですね。

 あわせて来年春以降全国のセブンイレブンの店内に釣り銭交換機を設置し、紙幣を硬貨に両替するサービスを始めるとのこと。基本的に24時間体制なのでこれは便利になりそう。

 ファッションリテーラーに限らず、小売業にとって、お客さんからはあまり目に見えない業務ではありますが、開店時の釣り銭準備、営業中の両替、閉店後の売上金入金はとても重要な業務。金銭管理は経営者あるいは本部側が神経を尖らせている業務のひとつであることは間違いありません。

 そこに目をつけてリテール(個人)バンクからスタートした同グループがまずはリテール企業を対象にこのようなサービスをスタートするのはとても納得がいきます。

 ファッションビルなどのテナントに入っている店舗以外は、営業中に釣り銭が不足すれば、統合やリストラで少なくなったちょっと遠くの銀行に誰かが両替にいかなければならなかったり、夜間金庫はもう新規で受け付けてくれないので、その売上金の管理に頭を痛めているのが現状ではないでしょうか。

 そんなニッチな需要に、総合警備保障(ALSOK)あたりが釣り銭準備から売上金回収までの総合セキュリティサービスを行なったりもしていましたが、セブン&アイも徐々にこのあたりに対応するサービスに手をつけてゆくのかなぁ。記事にはありませんが、そのうち法人にも口座開設の間口を広げて、売上金入金(預け入れ)サービスもやってくれるのではないでしょうか。

 24時間営業のコンビニにとにかく人が集まるように次から次へとあの手この手で先手を打つセブン&アイには脱帽ですね。

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February 01, 2007

【おしらせ】事務所移転しました。

 このたび、事務所を恵比寿から表参道に移転いたしました。

 表参道ヒルズの並び、伊藤病院の隣、マクドナルドのあるビルの3階になります。
 ベランダに出ると大好きな表参道の人波が目に映り、デスクワークの気分転換にとても心地よいです。

 やはり、この業界にいると、こちらの方が、マーケットリサーチなどなど、いろいろと都合がいいですね。
 
 心機一転、これからもファッションビジネスの生活者最適、生活者主権のために、事業育成を通じた次世代幹部人財育成支援に尽力したいと思います。

 今週も、IFIファッションビジネススクールでの講義(1月31日)の他、複数のファッションリテーラーのクライアント企業の幹部候補の方々との社内勉強会がめじろ押しで大忙しの一週間ですが、将来、日本のファッションビジネスを担って行く方々との対話を通じて、その中に「きらりと光る原石」を発見し、一緒に磨いてゆく楽しみを共有しながら過ごしている毎日です。

 新住所、連絡先は以下の通りになります。

 〒150-0001
 東京都渋谷区神宮前4-2-11 ベルエアガーデン3F
 有限会社 ディマンドワークス
 Tel 03-5775-7780 Fax 03-5775-7758
 
 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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November 30, 2006

ユーロ高でブランド品も相次ぎ値上げ

 11月30日の日経新聞に恒常的なユーロ高による欧州輸出企業の製品値上げ加速に関する記事が掲載されています。
 
 ファッション関連でも11月13日に、ルイ・ヴィトンが今年2回目の平均2.5%の値上げを行ったことや、ベンツが来年から0.9%上がることが記事になっていましたが、私も8月にうっかり1日違いでディオールの商品を5%高く買うことになってしまった記憶が鮮明に残っているので、他人事ではありません。ブランドものは数%でも額は馬鹿になりませんからね。

 今回のユーロ高は、欧州圏の内需拡大、企業体質の改善により、欧州金利先高感が高まって資金がユーロに向いているのが主要因のようです。ということは、しばらく続きそうな様相かな。

 日本も景気回復!と言って百貨店あたりが浮き足だしつつあり、インポートブランド各社も値上げには絶好のタイミングなのでしょう。

 しかし、実際、日本の経済も、景気のよいアメリカ、ヨーロッパ、そして、中国の設備投資熱といった外需に支えられた輸出企業の好業績とリストラによる景気回復ですから、それらの恩恵を受けた一部のサラリーマンやIT起業家たちの金遣いが全体を押し上げているに過ぎないように思えてなりませんね。どこまで続くでしょう。

 いわずもがなですが、「輸入」依存度の高いファッション流通にとっては円安はNG。世界経済動向も気になるところですね。
 
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 関連エントリー-ルイ・ヴィトンもトヨタ方式でカイゼン中

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September 01, 2006

【号外】事務所移転しました。

 9月1日付けで事務所を原宿竹下通り(神宮前)から恵比寿明治通り沿い(広尾)に移転しました。

 中高生や観光客でにぎやかな竹下通りの雰囲気、セレクトショップや古着屋を行き来する若者、ブランドショップで変貌する表参道から離れるのは少々寂しい感じがしますが、恵比寿のちょっと大人の人並みを通して、また一味違った視点で業界を見つめたいと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
 
 【新住所】
 〒150-0012 東京都渋谷区広尾1-3-18 広尾オフィスビル9F
          ㈲ディマンドワークス 
          TEL/FAX 03-5791-3475/3338

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August 12, 2006

裏クールビズ

 8月11日の繊研新聞に、クールビズのカウンターカルチャー版、「裏クールビズ」に関する記事が掲載されています。

 2年目に入った夏の涼しいカジュアルビジネススタイルであるクールビズ。今年は、30代~40代に定着、ということで、百貨店、量販店の夏の前半商戦で紳士服売場の売上を浮上させ、全体の売上に貢献した一つの牽引役でありました。そのあおりを受けて、ご想像の通り、ネクタイの売上は惨憺たる状況のはず・・・。

 しかしながら、記事によると、20代~30代向けにクールに(英語でかっこいいという意味の)ネクタイでびしっと決めたスーツスタイル=タイドアップスタイルをきちっと提案したビームス、エディフィスなどのセレクトショップのネクタイの売上が前年に対して伸びているとのことです。

 打ち出しているネクタイは、ニットやリネンなどの従来の夏のタイではなく、シルバーやグレーのオーセンティックなブリティッシュスタイルであったり、ラベンダー、パープル系のこの秋に期待されている色目。また、同じく秋に期待されている細身の2つボタンスーツに対応した細めのネクタイ、タイバーの売れ行きが好調とのことです。

 夏の後半で失速したとも言われるクールビズ。世間がクールビズ、クールビズと騒ぐほどカウンターカルチャーも生まれるもの。飽き(秋)が来る前に、新しいものに飛びつく若者の心理は十分理解ができますね。

 関連エントリー‐二年目のクールビズ

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June 22, 2006

日経MJ2006年上期ヒット商品番付から

 6月21日の日経MJに恒例の2006年上期ヒット商品番付が出ています。
 今回の東の横綱は、脳を鍛えるゲーム、西はダ・ヴィンチ・コードとのことですが、番付入りしている商品の中から「ファッション流通ブログde業界関心事」的に気になったものを・・・

 ズバリ、西の前頭2番目のIKEA(イケア)、同じく前頭11番目のスターフライヤー、東の前頭12番目のスタイリッシュめがね。

 洋服以外の身の回り品にもファッション的なデザイン性が求められるのは当たり前の時代ではありますが、まだまだ一部のこだわり層の関心事だったと思います。しかし、今年のスウェーデンの世界最大の家具チェーン、IKEA(イケア)の日本進出が引き金になって、今年からこの傾向は大衆に落ち始める元年になるのではないか、と見ています。

 スタイリッシュめがねもしかり、ZOFFなどのおかげで、気軽に着替えるファッションめがねが身近になりましたね。スターフライヤーもまだ乗ったことありませんが、指名したくなるかっこいいデザインですね。

 特に、ヨーロッパの中でもスウェーデン発のデザインは注目です。家具(IKEA)、車(VOLVO、Saab)、ケイタイ(Sony-Ericsson)・・・機能的でシンプルで美しいデザイン、ヨーロッパの工業デザインの雄が日本のライフスタイルデザインを大きく変える予感。これからも楽しみです。

 関連エントリー-IKEA(イケア)が日本のホームファッション業界を変える?
 関連エントリー-アスクルデザイン事務所
 関連エントリー‐毎日の気分で着替えるメガネ

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June 01, 2006

二年目のクールビズ

 6月1日は衣替え。例年になく涼しい5月も終わり、夏日も続き、クールビズ関連の記事、報道も目立って来ました。

 TVの朝のバラエティショーは各局、昨日の環境庁主催、次期総裁候補をモデルに起用したクールビズファッションショーを報道していました。ポイントは、シャツの襟元、ポケットチーフ、ベルト、靴といったところでしょうか。

 本日の日経新聞には、天候不順で不調だった5月のアパレル市況の中で、去年に比べて2年目ということで早めにクールビズ商品を立ち上げた紳士売場が好調との記事が掲載されています。

 伊勢丹新宿本店では、婦人売場の売上前年対比4%アップに対し、紳士売場6%アップを牽引したのは、ポロシャツやジャケットの売上2桁増など・・・去年は20代、30代に普及したクールビズに対し、今年は、40代、50代の食いつきがよいようで、百貨店を中心にビジネスとしては、順調な立ち上がりと言えましょう。

 さて、今週のクールビズ関連記事で、気になったものをひとつ。

 5月29日の日経MJに、三越が社員全員に配布した「クールビズ事例集」の記事が掲載されていました。同百貨店では、6月1日から、総務部や事業本部といった後方部隊にネクタイなしのクールビズを認めていますが、今年は、それに先駆けて、社員がモデルとなった写真に解説を加えた「クールビズ事例集」を作成、配布したとのことです。

 これは、去年クールビズ元年にあたり同社が設定していた「社内ガイドライン」をベースにしたもので、「ネクタイをはずしてもだらしない印象を与えないシャツを選びます」など社員が見本になって、販促をはかりたい、という主旨があるようです。

 「販促」目的であれば、お客さんに配ったり、お客さんに接する売場の方々に実践していただきたいところですが、いずれにせよ会社で、こういった新しいトレンドに対して、いち早く基準や楽しみ方を決めてゆく動きは注目すべきだと思います。

 クールビズも「政府主導」の環境に優しい、経済活性化運動ですから、個人任せにせず、会社ぐるみで取り組む企業がどんどん出てきてしかるべきでしょうね。トップが広告塔になって、総務や人事がガイドラインを作って、営業マンが実践して・・・

 三越の例でいくと・・・

 一年目・・・社内ガイドライン作り(NGを決めて・・・) 
 二年目・・・写真付の社内用事例集(応用して、自分たちが楽しんで・・・)

 三年目・・・は、是非、お客さんを巻き込んで・・・

 業界の人はもちろん、一般の方々にも、年々定着してゆく夏のビジネスファッション=クールビズを楽しんでいただきたいと思います。

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February 28, 2006

BEAMS(ビームス)がヤクルトのユニフォームをデザイン

 28日の繊研新聞、シブヤ経済新聞によると、プロ野球のヤクルト球団は、06年公式戦から着用するユニフォームをセレクトショップのBEAMS(ビームス)にデザイン委託することを発表したとのこと。
 詳細は、スワローズ公式ホームページにのっております。

 東京ヤクルトスワローズホームページ 該当記事

 知的で、スタイリッシュで評判の古田選手が今年は、監督兼任し、Fプロジェクトという球団改革を行なっており、本件もその一環の模様で、3月22日のファン感謝イベントでお披露目とのことです。

 ファッションブランドによるチームユニフォームとしては、ユニクロによるオリンピック選手ユニフォームなどありましたが、これをきっかけに、こんな企画の機運が高まるかもしれませんね。

 話は変わりますが、同世代監督の登場、思い出せば、その昔、渋谷区で生まれ育った私も、小学生の時に少年スワローズ(子供を対象にしたファンクラブ)に入会し、福引であたる野球用品やグッズを楽しみに、都バスでナイターを観に神宮球場に通ったものです。

 しばらく野球観戦から遠ざかっていましたが、今年は、ヤクルトを応援しましょうかね。

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January 29, 2006

ライブドア平松新社長を2007年問題のロールモデルに!

 ファッション流通とは、直接関係ないのですが、28日付け日経新聞のライブドアの再生を指揮する平松新社長に関する記事を読んで。

 率直に、立派なご経歴、ご経験、実績をお持ちの方がホリエモンの影に隠れていたんですね。という感想です。

 60歳のご本人は、親しい方の証言によると、今回の一件がなければ、「弥生を最後にまもなく引退するつもりだった」そうで、悠々自適のはずが、火中のクリを拾った格好、と記事には表現されていました。

 いやいや、平松さん、なかなかかっこよく、ベストドレッサーにも選ばれそうな、素敵なおじさんじゃないですか。

 ご本人は本当に大変な任をお受けになったとは思いますが、2007年問題=定年退職の方々が大量発生する間近になって、同世代の方が今後、一線を退いたとしても、「大人の仕事のやり方」でやんちゃな世代を導くロールモデル、お手本として、ご活躍されることを期待し、応援しています。

 そしてマスコミは、是非、そんな平松社長を定年世代が次世代に贈るあるべき姿の象徴、ヒーローとして、紹介していって欲しいなと思いました。

 業界問わず、これから定年をお迎えになる方々には、ご引退後、もちろん、活発な消費にも期待しておりますが、是非、人生の先輩として、若い世代の起業、事業育成、人材育成を2人3脚で見守る活動を起こしていただきたいと思っています。

 そういう意味でも、平松さんには、今回、是非ともライブドアの再生を実現していただきたい、と切に思っています。応援しています。

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December 12, 2005

タブーがタブーでなくなった今年を締めくくる?レイザーラモンHG

 12月11日の日経MJによると、レイザーラモンHGの仮装グッズが宴会芸用に人気で、東急ハンズでは3ヶ月で1万セットを売り上げたとのこと。11月単体では、仮装グッズ売上NO1だそうです。
 東急ハンズのサイトを見ると 
 ハードなお兄さん 4200円
 大ハード芸人2  6930円
の2種があるようです。

 正直、私も、当初は、彼には「かなり」抵抗がありましたが、こどもたちは大喜び。秋ごろに電車の中で聞いたOLの会話によると、結婚披露宴での新郎友人の余興としても登場し(5人くらいがHGになって、新郎を先頭にマッドネスのように行進したそうです。)、大爆笑だったらしいです。
 ご存知のように、今年の流行語大賞では「フォ~」がトップテン入り。締めくくりは、今日のスポーツニッポンですが、NHKがHGに大晦日の紅白歌合戦の応援コーナーへの出演交渉中とのことです。ここまで来たら、もうあっぱれですね。

 HGの活躍を見ていると、今年は、程度の大小はあれ、いろいろなタブーが壊された年であったと思います。ホリエモンにしても、音楽配信にしても、クールビズにしても、HGにしても・・・最初は抵抗あるものの、やるじゃないか、いいじゃないか、面白いじゃないか、と市民権を得てゆく時代。その原動力は、常に「生活者の支持」であると思います。

 ところで、最近の業界内のトレンドや世間話をつなげてゆくと、来年は、ニューハーフやおかまちゃん向け商品やゲイファッションが「表舞台」で、話題になりそうな予感がします。

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December 09, 2005

ウォームビズ 期待はずれ?

 夏のクールビズの感触に期待されていたウォームビズですが、業界は用意周到にいろいろな提案をしたものの、生活者の反応は芳しくないようです。

 この冬商戦は、10月、11月とまずまずの売上ですが、けしてウォームビズとして用意された商品ではなく、低めの気温に助けられたアウターやカジュアルシャツであったり、新聞紙上では、早くも来年のクールビズに期待する記事が次々と登場。

 考えてみると、夏は、ネクタイをはずすという試み、胸元を見せる「エロいおやじ」風スタイル、ドゥエボットーニといった衿が高く、襟元2つボタン付きのあまりタンスにない商品、オジサンがビジネスには着なかったボタンダウンシャツなど、「新しいスタイル」が提案されたため、話題性があったもの。 
 一方、ウォームビズとなると、防寒下着?ベスト、セーター?マフラー?・・・決して新しいものはなく、新聞や雑誌の記事の通りの着こなしをしたら、「ただのおっさん」に成り下がるだけ。そういう意味で、結果的にウォームビズスタイルで新しい着こなしをするには、上級者向けになってしまうのではないか、というのが大方の見かたではないでしょうか?昨日もメンズファッションスタイルコーチをご職業にされている方とお茶を飲みながら、そんな雑談をしていました。

 また、高層ビルのオフィスなどでは、ウォームビズで室温を20度に保とう!といっても、暖房を入れなくても25度近いまたは、それ以上のところが少なくないらしく、むしろそういうところでは自動空調で冷房を入れているそうですから、残念!現状、調査が足りなかったと政府の掛け声倒れを指摘する、建築専門家の記事も以前目にしました。

 ファッションビジネス振興のために政府が先頭に立って話題性を作ることは大切だと思います。せっかくやるのですから、緻密なしかけで、来夏は、今年以上に盛り上がることに期待したいと思います。

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December 05, 2005

ホワイトバンドとファッション業界

 スポーツ紙などによると、12月3日、4日の2日間、GLAYの8ヶ月ぶりのライブとしても注目を集めた貧困問題を考える啓蒙イベント、「ホワイトバンドフェスティバル」がさいたまスーパーアリーナで開催され1万5千人の観衆を集めたとのことです(大方GLAYファンだったようです)。

 日本のホワイトバンドは、その収益が、実は、貧困への募金そのものに回るではなく、国民の貧困問題への意識を高めるための団体の活動資金づくりが目的であることで、一時物議をかもしだしましたが、それにしても、7月から販売を開始し、単品で、400万本以上を売り上げたということですから(店頭売上12億円以上)2005年下半期、もっとも話題性のあったファッションアイテムの一つといっても過言ではないでしょう。

 11月30日付繊研新聞に非営利活動法人の方が、ホワイトバンドの功績についてコラムを書いていらっしゃいました。 抜粋しますと、

・ 暗く、生真面目なイメージの社会貢献を、有名スポーツ選手やミュージシャンがモデルとして協力して、ファッション性を焼き付けたこと
・ 小売流通業の販路を使って一般に、気軽に普及できたこと
生活者も企業も、構えすぎない、無理をしない新しい社会貢献のひとつの表現方法として評価していたものです。

 なるほど、成功の要因は、構えすぎない、無理をしない社会貢献の表現・・・

 そんな、ファッションの十八番的アプローチ、話題性で成功したファッションアイテムを、主に書店、CDショップ、コンビニなどではよく見かけましたが、ファッション業界の店頭では、あまり見かけなかったのが、ちょっと不思議でした(フランフランあたりでは見かけましたか)。 

 ちょっと業界内で、聞いてみると、みんながしているから没個性、ファッションとしては取り扱わない、という意見があったり、逆に、ホワイトバンドが流行っているからという理由で、そのものではなく、別のロゴを入れたり、オリジナルカラーで類似商品を販売していたり・・・(ちなみに、カラーには、緑-環境保護、黄-がん患者支援、赤-エイズ問題など意味があるようですが、販売しているところは、あまり意識していないようです。)

 考えていたら、ファッションアイテムなのに、ファッション業界が一番遠いところにいるような気がしました。まぁ、あんまりかんがえすぎてもしょうがないのですが・・・

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November 23, 2005

どうしてアパレル展示会場には試着室がないのか?

 本日の日経MJの一面下段、「マーケット仕掛人」というコーナーに10年前、IFI(ファッションビジネススクール)で一緒に勉強した銀座M百貨店の紳士服バイヤーM氏のインタビュー記事が掲載されていました。

 記事の内容は、苦心して自分でイタリアで買付けた生地を、ディテールにこだわって日本の工場で縫製し、毎年改良し続けているオリジナルのスーツが今年で4年目。百貨店といえども、中国製の量販型低価格スーツが増える中で、同企画は、有名ブランドなら4倍の価格がするクオリティの商品を10万円以下で販売し、徐々にではあるが年々売上が伸びているというものでした。

 彼は、入社間もないころから、メンズ一筋だったと思いますが、昔から、アパレルメーカーの展示会場でトップスのみならず、ボトムスも「試着をするバイヤー」として有名だったものです。試着室がなくて、その場でズボンを脱いで、メーカーの担当者が慌てたという笑い話もあったそうです。

 「どうしてバイヤーはみな試着をしないのか?どうして展示会場には試着室がないのか?試着しなけらばお客さんに自信をもって薦められないじゃないか」 10年前、講義の後にいった酒宴でよく口にしていたのを彼の「仕事に対する真剣さ」を印象付ける言葉として、今でも、覚えています。

 あれから10年、今でも展示会場ではあまり試着室を見かけないような気がします。トップスだけでなく、ボトムスだってお客さんの立場で試着できるわけだし、異性向けの商品であれば、スタッフを同行させて確かめることだって出来るはずです。
 そうすると、確かに、バイヤーはどういう基準で商品を決めているのでしょうか?相変わらず、メーカーが「これは売れるからご安心を、品揃えはお任せください」、という言葉を信じて発注しているのでしょうか?今でも一般的には、メーカー・バイヤー間で、顧客不在で品揃えが決まっているような気がしてなりません。

 来月は、また、恒例の同窓忘年会で彼と会えると思いますが、その前に顧客と服を愛する彼が作った商品を銀座に見に行きたくなりました。

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September 04, 2005

ウォームビズまでのつなぎにスマートビズ

 9月3日日経新聞によると、西友は好調だったクールビズ、先ごろ環境庁が発表したウォームビズに対して、ウォームビズが本格化するであろう10月以降までの「つなぎ」のしかけとして、秋の「スマートビズ」キャンペーンを行う、と発表しました。主力販売商品は、9900円の紺のブレザー(20サイズ)、2990円のボタンダウンシャツ(6色、12サイズ)に同チノパン(3色、6サイズ)で、一式15,800円でそろうというのが売りだそうです。

 政府のクールビズ、ウォームビズキャンペーンに他力本願的に後追い的に乗るだけの企業が多い中で、そういった流れを上手に利用した、とてもよい「攻めの仕掛け」だと、ウォールマートてこ入れ中ながらまだ成果が出ていない西友にとっては、明るい話題だと思います。
 スマートというと、細身やスリムをイメージしがちですが、英語の本来の意味には、「賢い」という意味がありますので、賢そうな「できる」ビジネスマンのスタイリングを提案できたら◎だと思います。

 さて、西友が揃えたこれらのアイテムは典型的なIVYルック。今年はIVYファッションを日本に紹介した石津謙介さんが亡くなられた年でもあります。西友の客層はやはり団塊の世代が多いのでしょうね。業界では、40代、50代の人が安心して買えるカジュアル売り場がないね、という話をよく聞きます。彼らがイメージしているのは、昔の三峰、タカキュー、テイジンメンズショップのようなお店のことです。ファッションというとどうしてもヤングの方に目が向きますが、こういった売り場は、GMSファッションの活性化には、うってつけでは、と思います。

こういった「攻め」の仕掛けをきっかけに、西友が、どんどん攻めて、攻めて改革のモチベーションアップになれば、と応援します。

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August 25, 2005

ウォームビズで2匹目のドジョウ?

 ご存知のように先日、環境省がこの夏成功した「クールビズ」に続いて、秋冬の「ウォームビズ」キャンペーンの実施を発表しました。検討委員には、小池環境相を中心にデザイナーの大御所、菊池武夫氏、ドン小西氏、漫画家の弘兼憲史氏らが名を連ねています。

 具体的なスタイリングとしては、「ベストを着る、シャツの下にハイネックを着る、女性はスカートからパンツ、マフラー・帽子・下着を工夫する」などが例として上がっています。・・・弘兼さんも自作漫画「常務 島耕作」ではウォームビズファッションを描くことによってバックアップするとのこと。

 委員の方々がおっしゃるように、夏よりもおしゃれのバリエーションが広がります。話題性と環境は整ったわけで、ファッション業界も行き当たりばったりのもともと仕込んでいた商品の「間に合わせ」や「在庫品」での対応ではなく、スタイリングがわからない方々にも簡単なおしゃれができるような夏よりは、準備周到な具体的な提案を期待します。

 日経MJなどに掲載されていた調査によると、クールビズも1/3くらいの人が賛同、実践しているものの、1/3は、周り次第と様子見で、1/3はまだ保守的なようです。

 以前も触れたように、メンズファッションに追い風の今年に、さらなる話題を作ることは非常に大事なマーケティングだと思います。オピニオンリーダー、メディアでの露出の高い方々にどんどん実践していただいて、ますます定着するといいと思います。

 それにしても、「ウォームビズ」はホットビズやクールビズウインターなどの候補の中から選ばれたそうですが、次回はもっとFashionableでCoolなネーミングの方がいいかな、と思います。

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August 05, 2005

セレブ系の次は「モテ系」?

 次なるヤングレディスファッショントレンドは「モテ系」とは本日の日経MJ裏面から。

 前年割が続いた2-6月の百貨店婦人服売り場で22%アップのブランド群がありました。
20代前半の女性を対象にした、いわゆる「モテ系」というテイストのブランド、フランドルのエフデ(ef-de´)・ルスークプリ(Le souk Prix)やサンエーインターナショナルのプライベートレーベル(Private Label)などがこれにあたるようです。
 色は白・ピンク中心で、リボン・フリルをあしらったシフォン素材などの商品が特徴。
清楚でかわいく 二の腕は見せるが、胸元は見せるのは鎖骨まで、丈も長めで露出は控えめ。「つけまつ毛」、イブサンローランのフレグランス、「ベビードール」が関連ヒット商品にあたるとのことです。

 この「モテ系」、昨年から、売り場も雑誌も、トレンドとして、セレブ系、セクシー系と騒いでいたころ、カウンターカルチャーとして、雑誌CanCam(キャンキャン)が仕掛け始め、セレブのゴージャス系セクシー系を敬遠する百貨店のお嬢様系のお客さんに支持されてきたようです。
 欧米のコレクション発信でもない、ストリート発信でもない、雑誌がしかけたファッショントレンドとして、無理をしない、男性からも女性からも高感度のカジュアル・ビジネス両方に耐えうるファッションテイストとして、注目を集めています。

 今年は、レディースファッションの低迷が続いていますので、よい起爆剤になれば・・・

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July 27, 2005

クールビズはどこまで続くか

 本日の日経MJから。
 クールビズの効果で、6月の百貨店、スーパーの紳士服の売上は、前年対比それぞれ3.8%増、3.6%増。百貨店の靴を含む身の回り品も3.1%増と政府上げてのキャンペーン効果はあったようです。7月も堅調とのこと。
 こういった統計と現象を客観的に見て、同じく日経MJの裏面にあったイトーヨーカ堂の藤巻さん、ドン小西氏、ネクタイ組合の会長さんのインタビュー記事が面白かったです。

 伊勢丹新館効果以来、今年当初からマスメディアで、「メンズファッション」は注目されていたところに、政府のクールビスという追い風。しかし、藤巻さんあたりは、「ブームに乗ってあわててメーカーにあるものをかき集めただけで、仕掛けられたものではない」、と手厳しいです。藤巻氏が仕掛ければ今でも20%アップの関連カテゴリの売上は、2倍にできた、と豪語。
 ドン小西氏は、スーツスタイルとノーネクタイスタイルでは、デザイン、パターンから根本的に違うことを指摘し、今後、ヨーロッパの先輩にならってノーネクタイスタイルの商品開発に日本ファッション業界の未来を語ってくださった。
 
 両氏が共通して言っているのは、「クールビズ」というネーミングは廃れるので、毎年流行語になりそうな新しいネーミングを打ち出して、仕掛けたら、この流れも継続して盛り上がるのではないか、とほのめかしているところが興味深いと思いました。ドン小西氏は「ラ・クール」はどうか、となかなかいいネーミングだと思います。
 
 ものがない時代じゃない今、「話題」を作り出すこと、これこそが最大のファッションマーケティングではないでしょうか?ダサいかっこいいは別にして、この夏「クールビズ」は、最もカフェや飲み屋や通勤電車の中で語られているのを聞いた話題のひとつであることは間違いありません。

追伸:ネクタイ組合の会長さんの話、「ノーネクタイは20年は無理」はあまり説得力のない話なので、割愛させていただきました。 

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July 13, 2005

04年度小売業衣料品売上高ランキング

 本日の繊研新聞、同紙調査のランキングを眺めていました。
 かつて、上位は百貨店とGMSと決まっていましたが、上位に食い込む専業チェーンの伸びが目立ちます。
1位のイオンに続いて、昨年の6位から2位に上がったのがユニクロ(FR)、7位から4位に上がったしまむらは、子会社のアベイルを含めれば、3位のイトーヨーカ堂を抜くことになります。
 来年は間違いなく、ユニクロとしまむらの首位争いとなりそうです。

 以下、専門店で伸びが著しいのが、ライトオン25位(ジーンズ)、西松屋チェーン41位(ベビー子供服)、ハニーズ64位(ヤング婦人服)、アパレルSPAでは、ワールド11位、イトキン37位、サンエーインター50位、ファッションSPAでポイント58位(ローリーズファーム、グローバルワーク)、デリカ83位(セシルマクビー)です。

 伸びている会社、それぞれもちろんゆるぎないポジショニングを確立した企業ではありますが、共通点のひとつは、イオン系を中心とした郊外大型ショッピングセンター(SC)の大量出店の波に乗った企業であること。上記に名を挙げさせて頂いた会社の役員さんたちによると、ここ2-3年は、この波に乗るだけで、売上2ケタ増は硬い、といいます。
 但し、問題は、ご本人たちも認めていますが、SCもオーバーストアになってきており、新規出店が既存店の売上を食い始めています。デベロッパーは、既存のSCの近くに新しいSCを出しても家賃は2倍になりますが、テナントは2つで合計売上は1.6倍になっても、一店舗あたりで見れば8がけ、という構図ですから収益構造に影響します。
 また、これらの企業の3年後以降はどのような成長戦略を描くのか?これまた見えていないのも現実です。
 デベロッパーが楽しているもんですから、お客さんから見ると、どこに行っても同じテナント、SCの同質化も課題です。

 SCの大先輩アメリカも、同じ現象をすでに経験し、テナントの脱SCが進み、再びロードサイド単独店やオープンモールへの出店が増えているようです。 
 そういった意味では、計画的に出店し、単独で集客しているしまむらグループや西松屋チェーンの方が、底堅い気もします。

 波に乗ってしまうとつい顧客が見えなくなりがちです。3年後にどんな立地のどんな業態が上位に食い込むか?答えは、もちろんお客さんが出すはずです。

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June 18, 2005

ファッション業界へのクールビズの影響

 6月1日から官庁主導でクールビズ運動がはじまりました。
 2週間以上が経過して、ファッション業界の関連する動きをまとめてみたいと思います。

 ●百貨店、紳士服専門店は、各社でノーネクタイで衿のすわりのよいボタンダウンシャツなどの品揃えの
  充実を行い、シャツの売上は各社前年比10-20%伸びている模様です。
 ●関連して、上場シャツメーカー、CHOYAや山喜の株価がストップ高を記録
 ●ネクタイ協会は、大打撃を受けるとして、小泉首相にクールビズをやめてもらうよう、直訴をしよう、とまで
  言っています。
 これに対して、お客さんの反応は、
 ■サラリーマンが連れ立ってシャツをまとめ買いする光景が増えた
 ■クールビズとは言え、抵抗があったり、着こなしに不安があり、シャツを買いに来たが、結局、
  「清涼スーツ」を購入して帰るお客さんも少なくない。
 ■心配されていたネクタイの売上ですが、逆に父の日需要で好調、各百貨店軒並み前年売上を
  上回っている。

 結局、話題がサラリーマンのファッションにフォーカスされたことにより、全体がよくなった模様です。

 今年は、昨年の伊勢丹新宿店メンズ売場の成功、30代、40代向けメンズファッション誌の盛り上がりで
もともと、メンズアダルトファッションが期待されている年。また、メンズファッションの黎明期を作ったIVYファッションの師、石津謙介さん追悼の年でもあります。
 経済を牽引している我々も、ビジネスだけじゃなくて、やっぱり、格好もよくなきゃいけませんよね。 
 
 明日は、父の日、僕も2児の父、みんながんばりましょう!
 
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June 02, 2005

クールビズは定着するか?

 6月1日から官庁を中心にクールビズなるノーネクタイ、ノー上着ファッションの奨励が始まったようです。

 環境を配慮して、エアコンの温度設定を28度にするため、ネクタイをはずせば体感温度が2度下がる、という検証から、このような話になったそうで、9月末まで続くそうです。

 経済効果は1000億?と言われており、百貨店、紳士服専門店あたりに特需がありそうだと、期待し、ネクタイをしなくても襟のすわりがかっこいいシャツやネクタイ代わりのポケットチーフの品揃えを厚くしているそうです。

 かつて、半袖の省エネスーツはお笑いにしても、カジュアルフライデーがあまり定着しなかったのを見ると、どうなるのでしょう。
 なんせ、年配の方が、ライブドアの堀江さんの嫌いな理由NO1が服装、ネクタイをしないところだったそうですから、ネクタイ好きの日本の保守的ビジネスマンを相手に経済効果1000億は、程遠いのでは、と思います。

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May 26, 2005

企業コラボTシャツのからくり

 ユニクロはじめ量販チェーンで販売されている企業コラボTシャツなる商品があります。
 企業のロゴをクリエーターがプリント用のデザインに起こしなおし、Tシャツとして、1000-1900円くらいで販売されているものです。ユニクロのFR社では、3年目で、前年の3倍が参加し、コラボ企業は今年108社にも登るとのこと。

 通常、ブランドライセンスと言うと、販売する企業(この場合ではユニクロ)がロイヤリティという商標使用料を支払って製品化するものですが、この手のいわゆる企業コラボの多くは、逆に企業側が広告費として費用を払って、小売店が販売しているケースが多いようです。

 これは、異業種のファッション専門店、量販店の店頭に並ぶことによって企業のアピールが消費者にできる、なおかつ、販売されてTシャツを着て街を歩いてもらうことによって、広告宣伝につながる、との発想から来ているようです。

 でも、そこそこ売れているようですが、街であまり着ているところを見かけないのは、私だけでしょうか?
実は、この企業ロゴTシャツ、もちろん一般消費者にも売れているようですが、企業側の社員や家族が買うケースが多いそうです。特に、製造メーカーの地元での売上がダントツに高いとのことです。
また、地方の方が、帰省の際に勤務先のものを買ってお土産にしたり、故郷の家族が息子・娘の勤務先のものを買う家族需要も多いらしいとのことです。

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May 08, 2005

スーパーマーケットも店舗デザインで差別化する

 最近、スーパーマッケットも食品の価格の安さと鮮度だけではなく、個性的な店舗デザインを
海外のデザイン事務所や美術大学に依頼して、他社との競合の中で差別化しようとしているそうです。
そんなトレンドが大丸ピーコックなど都心型の店舗で始まっている、とは、7日の日経新聞夕刊記事。

 飽食の時代に、価格とボリュームだけでなく、質やライフスタイルといった切り口が求められるのは、もっとものことだと思います。外食産業にも、グローバルダイニング、際グループなど、世界観のあるチェーンがかなり登場しているし、スターバックス、タリーズといったカフェや、紀伊国屋、伊勢丹クイーンズシェフ、成城石井、カルディコーヒーファームといったグルメ志向のスーパーや食材店も増えているのは事実。オーバーストアの中で、そういった、ライフスタイル型食品ストアには、魅力を感じます。輸入食材を見ているだけでも楽しいものです。
 
 ところで、業界の中にいると、他の業界は隣の芝生は青く見えるもの。以前、ファッション系のコンサルタント会社の方と話をしていたところ、最近この会社への業務依頼先は、アパレルよりも、異業種が増えているとのこと。クライアントさんたちは、その異業種にファッション的であったり、ライフスタイル的なアプローチを期待して依頼をしてくるそうである。

 店舗の世界観と商品の差別化で勝負するのは、ファッション業界の専売特許。 そう、ファッション業界もまんざらではない、飽きっぽくて、多様化する需要に長年こたえてきたノウハウが異業種で活かせるのではないかと思う今日この頃。

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April 26, 2005

作り手側に固定概念はないか?

 シーズン売上でかつて上位だった12月が落ちている原因は間違いなく1年間でもっとも単価の高いアウター(防寒)が売れなくなっているからでしょう。暖冬の影響が大きいと思います。重ね着(レイヤード)の着こなしの定着、また、ユニクロがヒットさせたフリースなどの中間アイテムの影響もあって、アウターはここ5年くらい連続で各社毎年10%以上の前年割を続けているはずで、これは影響が小さくありません。

 こんな時代には、作り手、売り手も業界の慣習にとらわれず、お客さんの動向の変化に逆らわず、まずはお客さんが 財布の口を開いた通り 、いつ、何が、いくらで買われたか?すなわち消費者行動を素直に分析して受け入れてみたらどうか、と思います。
 そうすると、新しい消費パターンも見えてくるわけで、それで見えてきたパターンから、QR(クイックレスポンス)の機能を活用するのです。QRでは、前にも述べましたが、売れ筋を追いかけて顧客の飽きを誘うのではなく、仮説を立て、新鮮なアイテムにチャレンジするべきだと思うのです。

 109系の成功ブランドや、量販系でもハニーズのような企業は週間での政策見直しに対応できる業務を敷いていると思います。そこらへんが、百貨店ブランドがそれらの企業に大きく水をあけられている理由ではないかと思われます。

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April 25, 2005

ファッションビジネスにシーズンがなくなる?

 もう何年も、温暖化、天候不順といわれて久しくなりました。言うまでもなく、ファッション商品は特に寒暖の影響を受けやすい商品群です。 業界では、シーズンというと、もっぱら春夏秋冬を基軸に考えられていましたが、この仕事のやり方がファッション業界で通用しなくなってきているという話が業界新聞である繊研新聞で特集が始まりました。
 レディースの場合、最も売れる月は3月、次に10月、12月と続くのが、業界の常識でありました。春の実需と夏の新作(3月)、秋の実需と冬の立ち上がり(10月)、冬の実需(12月)というわけです。ところが、昨年は1番が1月(冬のバーゲン)、2番目が3月(既述)、3番目7月(夏のバーゲン)だったとのこと。
 
 この実情にもあるように、ここ数年ファッションリテールビジネスに携わっていて消費動向で感じるのは、
1.実需消費
体感的に欲しくなった時、本当に必要になった時に買う傾向。新しい提案が少なくなったせいか?
2.イベント消費
それより、GW、夏休み、クリスマスといったイベント時に集中的に思いっきり楽しむために買う。
それから
3.アイテムのシーズンレスです。
重ね着(レイヤード)需要が高まり年間通して売れる商品が増えた、または売れる時期が長くなった。(Tシャツ、タンクトップ、長袖Tシャツ、カーデガンタイプのもの、ジャージなど)

 そんなかんなで、シーズンとバーゲン時期の見直しが迫られているとのことです。
 もっとも小売の商品回転数(数量ベース)=実需(デマンド)は6-7回転くらいはあるわけですから、年間4回(3ヶ月にいっぺん)の企画(サプライ)では、飽きられてしまうわけですよね。

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April 08, 2005

堀江スタイルとビジネスファッション考

 ライブドアの堀江社長がどんな時でも、Tシャツにジャケットで登場しますが、旧世代の経営者の人たちが堀江氏の嫌いな理由第一位はダントツでファッション、服装だそうです。
 われわれファッション業界、特にカジュアル系では、ネクタイをしていると嫌がられるので、ノーネクタイ、カジュアルスタイルが基本ですが、その昔、カジュアルフライデーがIT業界から始まったように、IT業界のソフト系の方々もやはり、カジュアルが多いのでしょうか? 
 最近、カジュアル面接なるものが増えているようです。IT業界とアパレル業界が多いようで、企業は、そこからセンス、自分らしさ、個性を見るようで、学生達も反応はいろいろなようです。良いと思いますが、両方そろえないといけないので、洋服代がかさむとか。
 私はアパレル小売チェーンで仕事をしていたときは、ネクタイをした記憶がほとんどありませんでしたが、今でこそファッションとITシステムの架け橋的な仕事をしているので、ジャケットにパリッとしたシャツは着るけれども、ファッション系の人と会うときは、ネクタイをとり、それ以外の人と会うときはネクタイをつける、と使い分けをするのが一般的になりました。会う人に合わせて服装をかえるというのもちょっと面倒ですね。
でも、社会、業界、ビジネス上で外見で人を判断する人たちがそこそこいる以上は、やはり相手に合わせていかなければならないのかな、と考えさせられることがあります。
 「要は、中身」と誰もが言いますが、まだまだ服装にこだわる人が多いようですから。

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March 20, 2005

ライブドアのメディア戦略とファッション流通

 やはり毎日目を話せないニュースが、ライブドアによるニッポン放送、フジテレビ買収劇ですね。
基本的には、新世代代表として、堀江氏を応援してはいます。 資本主義のしくみをつかって、巨額にモノを言わせて何かを動かすことは、場合によっては、悪いことだとも思いません。 しかし、買収することが目的に見えてしまい、なかなか買収後の具体的な戦略が見えてこないのが、ちょっと、というのが、多くの方の本音ではないでしょうか?

 しかし、ライブドアがなかなか具体的戦略を明示しない中で、ひとつ、堀江氏がファッション流通に関連した案を提示したことがあります。それは、テレビでタレントが着用したファッションをオンデマンドで、通販で買えるしくみを作りたい、と言っていたことです。
 人気の有名人が着用した服を欲しがるという顧客心理に訴える販売促進は、最も高い成功実績のあるファッション業界のしかけです。 以前はアムロ、息の長いキムタク、アユを筆頭に、ここんとこ、セレブのヒルトン姉妹であったり、彼ら彼女らが着用したブランド、商品は、すぐに品切れを起し、その後、二次マーケット(その商品のトレンド要素をもった廉価な商品開発)に波及するものです。
 
 今のところ、タレントのスタイリストとファッションアパレルメーカーが個々につながることによって、テレビや雑誌で行われているしかけです。アメリカでは、スタイリストたちが組織的にサイトで通販を行っている事例を知っています。しかし、これがフジテレビなどというマスメディアぐるみで行われると、ものすごいビジネスチャンスが産まれそうですね。
 

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