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July 14, 2005

ハニーズは日本のH&Mになれるか

 本日の繊研新聞に5月連結決算をうけてヤングレディースカジュアルの専門チェーン、ハニーズ(東証一部)の中期戦略の記事が出ていましたので取り上げてみます。

 同決算では、期末店舗数405店舗で298億円の売上、既存店は前比97.3%と前年割ながらも、積極的な出店で大幅増収増益。今期は過去最大の130店舗を出店するとのことです。特に、ダイエーの再生にからんだレディースカジュアルのパワーテナント第一候補として、100坪超の大型店を30店舗ほど出店するのは注目です。
 また、同社は、東証一部昇格時に得た資金で1200店舗に耐えうる物流センター、システムなどへの投資を予定しています。日本でもっとも店舗数を持っているファッションストアは、しまむらの900店舗超ですから、一店舗あたりの面積は別にして、日本一の店舗数を誇るファッションストアを目指そうというわけです。

 同社はヤングレディースカジュアルのトレンド商品を4-6週という短サイクルで生産し、1900円を中心とした価格で販売することで急速に拡大してきました。メーカーからの仕入れと海外生産のコンビネーションで上手にMDを構成し、引き付けての生産、同じ商品を追いかけない手法により、一年中セールをせず、高粗利率を確保しています。
 ハニーズのビジネススタイルは、日本に未進出の世界の名だたるファッションSPA 、スウェーデンのH&M(エッチアンドエム;ヘネス&モーリッツ)に似ています。以前から、H&Mのような業態はまだ日本に確立されていない、成功が約束されている業態のひとつだと思っています。
 さて、本家本元のH&Mが日本に来るのが早いか、ユニクロのような資本力・企業力をもった企業がやるか(柳井さんが言っているファッション商品は別業態でやるほうがいいと思います。)、ハニーズのようなビジネスモデルの近い業態が行うか?
 H&Mは確かにものすごい会社です。しかし、私は、日本企業に期待したいと思います。

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Comments

とうとうユニクロの玉塚社長が解任されました。ユニクロのビジネスモデルは柳井氏が作り上げてきたものですが、大量の生産販売政策を持続するには、フリースに見られるような大きなヒット商品でも当てるか、もしくはできる店舗数の拡大より方法はありません。

極めて選択肢が限られた中での権限委譲の中で、果たして柳井氏は何を玉塚社長に託したのか、今となっては疑問が残ります。

ここにきてFRは海外ブランドのM&Aを活発化させてきましたが、ブランド力を確立させる事がユニクロの新たなステージであれば、それはそれで大変結構なことなのですが、今後は結果責任を柳井氏自身がコミットメントしなければ、玉塚社長も浮かばれないと感じます。

Posted by: まむし | July 16, 2005 at 09:30 PM

まむしさん、コメントありがとうございます。
よく、会社は誰のものか?という論議がありますが、今回の柳井さんの言動は、グループの成長、株主の利益にあると思えてしまいます。資本主義社会では決して否定すべきことではありませんが、「ユニクロ」の更なる顧客満足に対するポジショニングのブラッシュアップであって欲しいと思います。

Posted by: taka | July 18, 2005 at 08:35 PM

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