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September 25, 2006

西松屋チェーンのローコストオペレーション

 9月25日の日経MJに少子化ながら郊外立地で快進撃を続ける子供服・ベビー育児用品専門店西松屋チェーンの大村社長のインタビュー記事が掲載されています。

 06年2月期決算では、11期連続増収増益、年商951億円でとうとう、赤ちゃん本舗(年商899億円)を上回り、業界のトップ。今期は80店の出店、期末店舗数554店、年商1000億円の大台に乗る見通し。長期的に1000店はいけると大村社長。

 同社の郊外立地7万人の小商圏に1店舗あたり200坪、年商175百万円を標準に経常利益率10%超は立派です。その源泉は店舗のローコストオペレーションにあることは言うまでもありません。

 初めて店舗を訪れた時は忘れもしませんが、無人かと思うくらい(失礼!)のセルフサービスと店舗スタッフの少なさ。よく(店舗が)回るなぁと思いきや売り場を見ればその店舗作業軽減への努力には脱帽ものです。

 記事の中の「店舗運営の効率化をどう進めるか」の質問に対し、「人を減らすより作業を減らす方向です。棚卸しは外部に委託。店舗の修繕は現場の写真をもとに業者との交渉はすべて本部でやります。チラシの回数も減らし、売り出しの準備や後片付けといった作業も軽減しました。店舗での作業が減れば従業員の総労働時間が短縮できる。人件費の抑制にもつながります。」

 なるほど、最低人員で回る店舗運営に更に労働時間短縮の徹底ぶり。

 トップが会議で怒鳴る度に店舗作業が増え、逆に人件費がかさむ企業が少なくない中で、同社の業績はこのトヨタのような乾いた雑巾を更に絞るような努力の賜なのでしょうね。

 「子供・ベビー育児用品のしまむら」こと西松屋にとって目下の驚異はまさしくしまむらのバースディ(9.26訂正)とのこと。

 更なる小商圏、高頻度購買に照準を絞る西松屋チェーン。まちづくり三法改正後の近隣型SC時代の波にも乗りそうです。

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Comments

こんにちは。興味深い記事でしたので拝見させていただきました。また、拝見させていただきたいと思います。突然のコメント失礼致しました。

Posted by: ホームページ制作会社「ホームページマジック」 | September 26, 2006 09:53 AM

毎回興味深く拝見させていただいております。西松屋さんの急成長の源はローコストオペレーションとPB商品開発による一品単価の戦略的切り下げによる小商圏化にあると思われますがその大元は会長、社長を含めスタッフの方々のひたむきさにあると思われます。
 ところで本題です。西松屋さんの目下の脅威はしまむらさんのシャンブルではなくてバースディが正解です。バースディの売上上位店舗の周りに集中的に店舗を張り付けるなど、小商圏店舗ならではの戦略で対抗していかれるそうです。

Posted by: masakin | September 26, 2006 10:31 AM

masakin様

いつもお読み頂きありがとうございます。
また、エントリーを補足いただく大変参考になるコメントありがとうございます。

ご指摘の件は小生のケアレスミスです。すみません。早速訂正させていただきました。ありがとうございます。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

Posted by: taka | September 26, 2006 10:42 AM

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Tracked on September 26, 2006 06:25 PM

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