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September 29, 2007

レッグファッション人気で靴下SPA(製造小売業)が好調

 9月28日の繊研新聞の一面に、昨年のオーバーニーソックス、今年のレギンス、この秋はカラータイツと、ヒット商品に恵まれ、前年対比二桁増を続ける、タビオ(靴下屋)やチュチュアンナなどレッグファッションSPAの好調ぶりに関する記事が掲載されていました。

 今の好調ぶりは、確かにファッショントレンドによる要因も大きいかもしれませんが、小スペースで成り立つ、高効率のレッグファッションは、アパレルビジネスの脇役ながら、うま味のあるビジネスとして、以前から注目しているビジネスのひとつであります。

 業態としても、さほど新しいものではありませんが、ランジェリーに比べて、需給バランス的にまだ過当競争にもなっていないようですし、まだまだ成長の余地はありそうですね。

 ソックスを中心とするレッグファッションは、カジュアルアパレルチェーンなどでは、非アパレル、服飾雑貨部門の一部として位置づけれられますが、アパレルを含めた全アイテムの中でも、もっとも商品回転のよいアイテムのひとつであり、需要に合わせた補充体制を整えることによって、年商の構成比2‐3%は堅く売り上げる、軽んじてはならない大事なアイテムの一つだと、雑貨バイヤーの時に実感したのを覚えています。

 「靴下屋」が初めてSCに登場した時は、それだけ客層が広く、効率がよく、安定的に売れるアイテムを抜き出して、特化した商売するわけですから、卸で価格を叩かれるより、直売すれば、儲かるビジネスになるだろうなと思ったものです。

 そして、近年のように、ただ実用ソックスを並べるだけではなくて、ファッション性が高まって、シーズンシーズンの店頭のバリエーションも豊かになってゆけば、れっきとしたファッションストアの仲間入りというわけですね。

 レッグファッション・・・いい言葉です。

 同日28日の日経MJにも、タビオがいよいよ男性用カジュアル靴下専門店「タビオ ガレージ」の展開を始めるとの記事が掲載されていました。10月5日オープンの町田東急ツインズ店が1号店で、その後経過を見ながら全国のファッションビルに出店してゆく方針とのこと。

 そう、今後、男性だって、3足1000円?実用靴下だけでなく、レッグファッションにこだわってもいいと思います。いろいろ選択の幅が広がることを楽しみにしています。

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関連エントリー-ダンからタビオへ、世界の靴下屋をめざす

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September 27, 2007

「ファッション販売」11月号にアバクロに関する寄稿記事が掲載されました。

 本日発売の「ファッション販売(商業界発行)」11月号、47P、ファッション業界ニュース「FASHION EYE」に、2009年日本進出を決めた米アバクロンビー&フィッチに関する寄稿記事が掲載されました。

 アバクロの魅力、日本進出の背景、日本での展開についての憶測など、1ページに簡単にまとめてコメントしてあります。大きめの書店であればどこでも販売していると思いますので、ご興味ある方は、お読みください。

 執筆を依頼されて、アバクロ社のホームページ上にあるアニュアルレポートに目を通しましたが、業界の方ならちょっと興味ありそうな、同社の各業態の客単価、平均一点単価、セット販売率(業界用語で一人あたりの平均買上点数です)が掲載されていましたので、ご参考までに一覧にしておきましょう。

  業態             客単価 平均点単価 セット率
○アバクロンビー&フィッチ  $76.3  $33.76    2.26
(18-22歳対象)
○ホリスター           $54.3  $23.41    2.32
(14-18歳対象)
○アバクロンビー        $64.72 $23.28    2.78
(7-14歳対象)
○ルール             $84.24  $32.78   2.57
(23歳以上対象)
  
 米では、車で乗り付けるSC出店が多いので、どの業態もセット率が高いのが特徴ですね。日本では、ファッションビル内で1.4、都心部のカジュアルチェーンで2.0、郊外SCで2.5くらいでしょうか。

 これによると、アバクロ商品のアメリカでの平均単価は日本円換算で3900円くらいということになります。

 日本での内外価格差は、いったいどれくらいになるんでしょうかね。GAPやナイキは1.3-1.4倍程度ですが・・・

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関連エントリー-アバクロ日本進出は2009年後半

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September 26, 2007

靴のヒラキが婦人靴新業態に挑戦

 9月26日の繊研新聞、ファッション都市神戸特集の中に、180円スニーカーでおなじみの「靴のヒラキ」が今年9月14日に三宮センター街で1号店をオープンした婦人靴の新業態「hyypia(ヒッピア)」の紹介記事が掲載されていました。

 神戸新聞ニュースにオープン時の取材記事がありました。

 靴のヒラキが婦人靴1号店開業 神戸

 驚愕の?180円キャンバススニーカーでメディアでも話題になり、何百何十円円という低価格のカジュアルシューズの通販、小売でゲリラ的に成長した同社は、昨年11月に株式公開も果たしていますが、今回の新業態はまたまたちょっと見過ごせない存在になりそうな予感です。

 靴の産地では、レザーシューズに強い東京浅草に対して、同社の本社のある神戸は、ケミカル(合皮)シューズの産地として有名なところです。

 革靴の輸入規制があって、海外に比べて靴の値段の高いわが国では、ここのところ合皮のクオリティも良くなったおかげで、デザイン性も高く、用途によっては、革靴とさほど遜色ない合皮靴が安価でマーケットに出回るようになりました。

 「エスペランサ」を展開し、感覚のよい靴業態の多業態出店にもチャレンジしている神戸レザークロスあたりはその代表格でしょう。

 ファッションセンターしまむらも靴業態「ディバロ」の展開を始めていますね。

 ヒラキのヒッピアは、20歳前後のキャリア女性をターゲットに、同業の同じクオリティの靴に比べて4割安を目安に価格設定、パンプス2900-3900円、ブーツ4900-5900円、本革ブーツでも8000円台で販売しているとのこと。

 商品は見ていませんが、記事の店舗の写真を見る限りイメージは悪くないですね。白とピンクと黒を使って、ダイアナをマルキュー系にしたみたいな雰囲気の店構えです。ViVi専属モデルの水原希子さんをイメージモデルに、今後は東京、大阪に出店し、事業売上60億円を目指すとのことです。

 最近、こなれた値段ながら悪くない感覚の靴によくお目にかかれるようになりました。主にヤング向けが多いですが・・・。

 さて、20代キャリアの足元のファッションの幅をどれだけ広げられるか?ヒラキのチャレンジを楽しみに見守ることにしましょう。 

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関連エントリー-しまむら参戦で郊外靴流通が熱くなる

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September 25, 2007

オンワード樫山のマーケットの変化に対応する組織再編

 9月24日の日経MJの一面に、創業60周年を迎え、今年、ホールディングカンパニー制に移行したアパレル最大手のオンワード樫山が、今後の成長のために、従来の「殻」を破って、現在取り組んでいる3つ課題についての特集記事が掲載されていました。 

 記事の言う同社の3つの課題とは、
 1.脱・自前主義
 2.脱・内弁慶
 3.脱・セクショナリズム

 1つめは、販売する商品については、すべて自社開発にこだわり続けてきた同社が、SC向け新業態で他社ブランドを導入、自社開発商品とミックスして、生活者の幅広いニーズに応えようとする試みを始めたこと。

 2つめは、日本国内では、業界の東の横綱と言える同社が、国内市場だけに依存せず、買収した海外企業、英ジョセフと伊ジボコーを核に海外事業に力を入れ、現在の海外年商500億円規模を3年後に1000億円規模に拡大しようという話。

 3つめは、マーケットの変化にスピーディに対応するために、以前、各営業事業部(販売+商品企画)と別事業部だった生産部を今年3月の組織編成で各事業部に組み込んだという話です。

 記事を読んでいて、この3つ目に着目しました。

 この組織再編では、要は、大手企業にとって効率的と思われる「横割り」組織から、あえてマーケットにあわせた「縦割り」組織にしたというわけですね。

 狙いは明確かつ的確だと思います。

 部署が違うと、部署ごとの利害もちがっって、セクショナリズムになるというもの。同じ会社にいながら、独立採算制や部署ごとに効率目標などを設定していると、結構、別会社と同じあるいは別会社より始末が悪いかもしれません。

 現在、同社が、春夏・秋冬という2つの大きなシーズン(商品企画の単位)を、独自に8つに細分化して対応しているように、生活者、マーケットは、よりきめ細かく、スピーディーに仕事をすることを業界各社に求めているのが現実です。

 こういった現実の中で、もっとも大事なのは、高度なIT技術よりも、チーム内の高頻度のアナログコミュニケーションであることは言うまでもありません。

 私も経験がありますが、おなじ目的を達成しようというチームのメンバーが机が離れたところにいたり、思いついた時にすぐにコミュニケーションを図れる距離にいないと、案外、心の距離も出来て、いい仕事が出来ないものです。部署が違って、なおかつフロアの階も違って、会議くらいでしか会わないなんて言ったら、セクショナリズムがはびこって、意思決定の時間がかかって、うまくいくものもうまくいかないなんてことは、よくある話です。

 記事によると、同社は、今回の組織再編で、従来では考えられなかった、柔軟な生産体制、短サイクルの追加生産(QR;クイックレスポンス)が実現し、一定の成果が出せたとしています。 

 同社のこの事例は、スピード時代のファッションマーケットにおいては、生活者・店頭を起点にしたシームレスな縦割りコミュニケーションが必須であることを表した好例のひとつと言えそうです。

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September 24, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 多くの企業が単独のポイントカードやハウスカードにトライされていると思いますが、当ブログでは、業界は違っても、CCCのTカードとSuica始め電子マネーの動きには注目!ということで、関連の記事は極力取り上げようと思っています。

 それから、よく、業界の方ともお話するのですが、システム業者さんが説明するシステムの先端性よりも、やはり、そのプログラムによって顧客との関係をどうしたいのか、どうありたいのかという企業ポリシーが明確でなければ、割引合戦、経費の垂れ流しに終始するだけ、というのもこのプログラムの怖いところですのでご注意を。 
 
 ところで、2週連続の3連休でしたが、ファッションマーケットには、どんな影響があったでしょうかね・・・ 

1位-CCCのTカード会員数が3000万人に迫る(07.09.17)

2位-アパレル生産でも今後避けては通れない?人権問題(07.09.16)

3位-伊勢丹がセシルマクビー限定コレクションを販売(07.09.11)

4位‐日本の帽子メーカー、世界に売る(07.09.13)

5位-ファッションビジネスの常識を逆回転させる?ストリートスナップの魅力(07.08.15)

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September 21, 2007

ハニーズも、リスクを張って企画先行型商品を開発へ

 9月20日の繊研新聞に、婦人服専門チェーン、ハニーズの江尻社長のインタビュー記事が掲載されており、興味深く読ませていただきました。

 タイトルにある、「企画先行型商品を開発」するのは、ファッション企業にとって、ごく当たり前の話のように聞こえるかもしれませんが、この発言の意味するところは、同社のこれまでの強み、ビジネスモデルと関連しています。

 同社は、綿密な店頭POS分析とストリートウォッチに基づき、1ヵ月後に「確実に売れる」商品をあぶり出し、判った時点から、最短3-4週間というQR(クイックレスポンス)により生産、店頭投入、マス顧客が最も欲しがる時にタイムリーに商品を店頭に積み込むことによって、売上を上げ、値下をせずに売り切っていたところにあると思います。

 江尻社長の口癖を借りれば「競馬で言えば、最終コーナーを回ってから馬券を買うようなもの」であったわけで、半年前から、シーズンに先駆けて企画生産をせざるを得ない一般のファッション企業が負っているリスクを回避してきたわけです。

 ところが、今回の発言は、同社が日本全国1000店舗を目指し、都心から地方ロードサイドNSC(近隣型SC)まで出店を広げる中で、(特に都心対策だと思いますが・・・)今までのような、平均的な単一マーチャンダイジングでは通用しなくなったことが、7、8月の既存店売上高前年対比2ケタ割れを引き起こした理由のひとつと考えているところから来ているとのことです。それに対して、同社は、企画先行型商品を開発できる人材の育成に乗り出したという話です。

 これまで、いわゆるボリュームマーケット、マスマーケットにおいては、トレンド商品のトレードオフ、あるいはノックオフ、つまり、すでにマーケットの店頭に出ていて、ちまたで売れている商品、売れそうな商品のデザインをベースにして、素材を安価にしたり、手の込んだディテールを簡素化し、大量発注することで、安く生産し、安価で販売し、売上を上げるという手法が十分通用してきたと思います。

 それゆえに、そういった企業には、「クリエイティブな」デザインをする人は必要なく、店頭でのサンプル買いを繰り返し、生産メーカーや商社に持ち込めば、それなりに売れる商品が調達できていたわけです。

 しかしながら、当ブログでご紹介している、ZARAやH&Mなどの大手ファストファッション企業は、この常識にも影響を与えるような気がします。

 彼ら、世界で、低価格でトレンドファッションを提供するファストファッションSPA企業と日本のボリュームマーケットのファッションSPA企業の一番大きな違いは、当然、ファストファッション企業には、欧州コレクションのショーを見た上で、そのデザイナーのノックオフ商品をQR生産でいち早くマーケットに送り出してしまうという驚異もありますが、それよりも、実際にデザインルームに数十人から百数十人という専属デザイナー、パターンナーを抱え、シーズン1年前からあらゆる方法を駆使して、マーケットをリサーチし、仮説を立て、自前でデザイン開発をしているということです。

 彼らがマーケットに浸透してきたら、もう、ものまねだけでは通用しない。江尻社長の焦りはそういったところにもあるのではないか、と想像したものです。

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関連エントリー-ハニーズは日本のH&Mになれるか

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韓国でも海外SPA進出ラッシュ?

 9月19日の繊研新聞に、韓国アパレル市場で、海外から進出したアパレルSPA(製造小売業)企業が中間価格帯マーケットで拡大しており、現地業界の驚異になっていることに関連する記事が掲載されています。

 記事によると、同マーケットでは、インポートブランドの高級ゾーンと低価格アパレルの二極化が進んでいるとのこと。国内ブランドは、軒並み中間価格帯から価格を吊り上げ高級ゾーンに向けてポジショニングを移行していた矢先。国内ブランド(NB)から見れば6-7割、内外価格差1.3程度の価格を提供する米GAPや、日本のユニクロも好調、スペインのZARA(ザラ)も近々進出が予定されているようで、国内業界各社は戦々恐々としているとのことです。

 記事を読んでいて興味深かったのは、韓国と日本での海外SPA企業がマーケットに攻め込む事情がちょっと違うというところですね。

 韓国はスキマになった中間価格帯にそういった海外SPA企業が入り込もうとしていて、一方、より成熟したマーケットである日本においては、日本のアパレルSPA系企業(主にカジュアル系)が、かつてはスキマだった中間価格帯ファッションマーケットを形成し(例:マルキュー、ポイントのローリーズファーム、コムサイズムなどなど)、彼らが、それを受け入れるマーケットの下地を作ったところに、更なるファッション性を切り口にしてZARAやH&Mが攻め込んでくるという図式があると思います。

 マーケットの事情の違いはともあれ、海外有力SPA企業には、生活者に新しい価値を提供し、業界を本気モードで生活者に向かい合わせる力があると思います。

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September 20, 2007

東京ファッションビジネスセミナーへのご来場ありがとうございました。

 9月20日、東京で開催された富士通ビジネスシステムさん主催のファッションビジネスセミナー「SPA時代のファッションリテーラーの在庫コントロール」、東京では、もう4回目になりますが、今回も、おかげさまで、盛況のうちに終了いたしました。

 サポート頂きました富士通ビジネスシステムさん、満席埋めていただきましたご来場の皆様には、感謝を申し上げます。ありがとうございました。

 毎回、このテーマのセミナーで私がお話する持論に次のようなものがあります。

 ファッションリテーラーは

 ○30店舗を超えたところから「商品管理の壁」にぶち当たる。
一人で買い付け、売り切って利益をしっかり残す上での限界がくる。
50店舗までに店頭商品管理のしくみ、スペシャリストの育成に手をつけないと
「在庫過多」に苦しみ、利益が下がる。

 ○その後、50店舗を超えると「人財育成の壁」にぶち当たる。
店長、エリアマネージャーなど店舗をマネージメントできる人財育成を行わないで
多店舗化を図っても、「売上効率の低い店舗の山」を積み上げ、
経費率増につながる。

 今回のセミナーでは、この前者の課題に取り組むヒントをご提示したわけですが、今回ご来場頂いた方々には、今まで以上に、規模的に話題がリアルタイムな企業の方が少なくなく、お話をしている私も、それを肌で感じて、話にも熱が篭りました。

 今後とも100店舗超をめざすファッションリテーラーさんが、マーチャンダイジングをブランディング・マーケットポジショニングしてゆく上で、この二つの課題を試行錯誤しながらクリアしてゆくことをご支援することが私のライフワークだと思っています。今回の会場の熱気も、しっかり自分のモチベーションに変えて日々の業務に邁進しようと思います。

 今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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September 19, 2007

銀座東芝ビルの再開発も楽しみ

 9月18日の日経新聞に東芝が「銀座東芝ビル」を東急不動産に1500億円で売却することに関する記事が掲載されています。

 同ビルは、有楽町の数寄屋橋交差点、ソニービル向かいの現在、阪急百貨店が入っているビル、1階にあるGAPは、確か日本1号店だったと思います。

 東芝は、同社の最初の本社所在地という歴史あるビルの売却により、ゲーム機用のMPU製造ライン買収資金に当てるとのことです。

 この立地は、ちょうど今秋、日本でもっとも熱くなるであろう、有楽町・銀座ファッション戦争の一角にあるので、このニュースに気にとまったものです。

 築40年で老朽化も進んでいるという同ビルがどんな形で再開発されるか、きっとファッションが切り口になると思いますので、楽しみな物件であります。

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September 18, 2007

先週の記事別アクセスランキング

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 先週末は、この秋の銀座・有楽町の目玉の第二弾、銀座プランタンの新装オープンが各紙に取り上げられていましたね。

 今回の一連の改装、新規オープンのキーワードは「20代」、「男女」、「カジュアル」だそうです。新しい客層をどれだけこのエリアに引き込むことができるか?が見ものですね。

 同様に、伊勢丹のセシルのニューラインのテスト販売のように、「マルキュー」のマーケットに対する影響力は小さくなく、洗礼を受けた各世代を自分たちの売り場にどう取り込むかも業界の高い関心事でありましょう。

1位-伊勢丹がセシルマクビー限定コレクションを販売(07.09.11)

2位-丸井出店が熱くする都心百貨店改装ラッシュ(06.08.04)

3位-日本の帽子メーカー、世界に売る(07.09.13)

4位‐住友商事がナラカミーチェの日本総輸入元を買収(07.09.08)

5位-ファッションビジネスの常識を逆回転させる?ストリートスナップの魅力(07.08.15)

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September 17, 2007

CCCのTカード会員数が3000万人に迫る

 9月17日の日経MJに、提携企業が40社となり、会員数が3000万枚も視野に入ったTSUTAYAのカルチャーコンビニエンスクラブが主催する企業同盟型ポイントカード「Tカード」の記事が掲載されていました。

 同カードの動向には、日本のポイントカードのもっとも進んだ形として、以前から注目しており、ファッション関連企業が提携するたびにブログでもエントリーしてきましたが、記事によると、08年3月期で会員が2700-2800万人に増える見通しとのことで、延べ枚数にはなると思いますが、単純計算で日本の全世帯に一枚のTカードが普及していることになるとのこと。

 この数字はびっくりですね。

 同社の最終目標は、ダブりなしで、5000万人ということで、それが達成したら大変なことになりそうです。

 確かに、企業側は安くはない一定の手数料を運営会社に支払う経費は発生しますが、こういった同盟カードが存在し、シェアを拡大し続けることを考えると、一企業が行うポイントカードやハウスカードが「竹やり」に思えてきてなりません。

 サンプル数が少なくて、変に顧客分析の効果が上がらず経費だけが出て行く現状を考えると、同盟に入ってしまうほうが得策と考える企業、経営者も少なくないと思います。

 記事には、自社だけでは見逃していた顧客層をあぶりだせたというカメラのキタムラの事例も掲載されていました。

 当然、膨大なデータからどこまでのことが分析できるかは未知数ですが、昔アメリカで聞いた「ポイントカードの未来型」=顧客がたった一枚のカードを持てば事足り、マーケットシェアならぬ、「顧客シェア」を高めた同盟企業がお互いにお互いの顧客を動員しあう、と同じ戦略を歩んでいるような「Tカード」の動向には今後も注目したいと思います。 

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September 16, 2007

アパレル生産でも今後避けては通れない?人権問題

 海外ニュースにも目をやっていると、最近、気になるのが、ロンドンコレクションも始まったイギリスでちょっとした話題になっているファッションリテーラーの”SWEATSHOP(スウェットショップ)=強制労働工場”疑惑です。

 つまり、イギリスに店舗を構えるファストファッション系のファッションリテーラーなどが、インド以西東アフリカあたりの工場で、出稼ぎ労働者に、低賃金、長時間労働を強いられて作られた商品を販売している、自身で工場を持たないリテーラー各社はそういった問題に目をつぶっている、という労働者にインタビューをしたという慈善団体からの批判を浴びている話です。リテーラーとは、日本にもおなじみのところでは、マーク&スペンサー、アスダ、テスコ、TOPSHOPのアルカディアグループ、H&Mなどの名前が挙がっているようです。

 リテーラー各社は、その国々の最低賃金、あるいは生活を維持できる最低水準が支払われていることを確認している、サプライヤーとはそういった契約を結んでいるとのコメントをしているようですが、実際のところ、どうでしょう、自社工場ではない工場で生産している以上、生産各国に検品員を置いて生産中は張りつかせているという某社ですら、100%排除するのにも限界があるような気がします。

 こういう話って、日本では、今のところあまり話題にならないのですが、CSR(企業の社会的責任)に厳しくなったこれからの社会では、日本の企業にも避けては通れない話になってくると思います。

 何年も前、ナイキやリーバイスがアジアのそんな工場で作っているのが、問題になって、不買運動が起ったり、ニュースになったことをご記憶の方も多いと思います。

 そのころからだったでしょうか。私も中国やインドにアパレル商品を作りに行くと、同じ工場に、GAPなどの米国企業から製品品質だけではなく、工員の労働環境を専門に調査しに来る検品員がいることを知り、感心したものです。

 それだけ欧米の企業は人権問題にも目を光らせているわけですが、賃金格差を理由に途上国に生産地が広がり、特に欧米では、輸入クオタ(原産地ごとの輸入制限枠)の問題がある以上、今回のような疑惑は今後も絶えることはないでしょう。

 しかしながら、少なくとも、生活者を相手にしているリテーラーである以上、サプライヤーに責任転嫁するのではなく、自らの責任において取り組む姿勢が大切であることに変わりはありません。 

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関連エントリー-売上規模や経営効率だけじゃ通用しない時代へ

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September 13, 2007

日本の帽子メーカー、世界に売る

 9月13日の繊研新聞に、日本の帽子メーカー各社が、海外市場を開拓している記事が掲載されています。

 記事によると、世界の帽子マーケットは、上流階級の社交用と安価なカジュアル帽子に二極化しているらしく、中間価格で品質もよく、デザインに凝った帽子は少なく、日本のメーカーにとっては、ビジネスチャンスが大きいそうです。まだまだ、ビジネススケールには乗っていないとは思いますが、グレース(欧州・アジア向け)、中央帽子(台湾・韓国向け)、ピーチ・ブルーム(北欧向け)、栗原(アメリカ向け)、ウィーブトシ(CA4LA;欧州向け)の事例が紹介されています。

 確かに、日本における90年代後半から2000年代前半に、ウィーブトシの「CA4LA(カシラ)」と栗原の「HEADS(ヘッズ)」が原宿を起点に起こしたブーム、帽子のファッション化、ヤングの日常アイテムとしての定着の功績は大きく(特に前者の)、日本の生活者の帽子のクオリティと感性に対する目を肥やしたと思います。

 個人的に、ブームの始まりのころ、私は、アメリカから「安価な」カジュアル帽子(キャップやビーニー)を日本に輸出する立場におり、ピークのころは、逆に日本サイドで小売のバイヤーをしていたので、そのころの話に大変共感が湧きます。

 バイヤーのころは、ウィーブトシさんの、アメ横のガード下の帽子屋さんを定点観測に伺ったものです。あんなに狭いエレクター什器のみの売場ながら、たくさんのお客さんで賑わい、どんな帽子を手に取るのかを見に行っては、とても勉強させてもらったことが今も記憶によみがえります。

 ですから、記事の中でも、じっくり読ませてもらったのは、やっぱりトシさんの「CA4LA」の部分ですね。

 CA4LAのブログ仕立てのホームページも読ませてもらいました。60歳のトシさん(社長)の夢と想いがいっぱいのブログで感動ものです。

 同社は、今年で、アメ横での創業から19年。原宿店1号店出店から9年目、18店舗になって東京のヤングの「ヘッドアパレル(帽子もファッションだ、というコンセプトからくる同社の造語)」の象徴となったCA4LAは、昨年ロンドンに出店しています。トシさんの憧れの帽子ブランド”KANGOL(カンゴール)”を産んだ国でのチャレンジになるわけですね。

 繊研新聞の記事によると、ロンドン店はまだ半期で売上2000万円程度のようですが、それとは別に、「ブラウンズ(英)」、「ボンマルシェ(仏)」など、欧州の有力セレクトショップにも卸売されているとのことで、特に、ロンドンの「ブラウンズ」との継続取引と、完売は、これからのビジネス成功に期待がもてるニュースだと思いました。

 ロンドンの人たちって、東京のファッションにすごくあこがれているな、というのは、私も何回かリサーチに行った時の印象。

 CA4LA筆頭に、各社の海外でのチャレンジ、期待するとともに、成功をお祈りしています。

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September 11, 2007

伊勢丹がセシルマクビー限定コレクションを販売

 9月11日の繊研新聞によると、伊勢丹本店2階で、9月14日から期間限定でセシルマクビーとのコラボコレクション「セシルリンク・バイ・セシルマクビー」を発売するとのことです。

 この企画は、大手アパレルの赤文字系ブランドでOL層までは取り込めている伊勢丹が、女子大生を狙って、同社の意向を踏まえて、アクセサリーtinkpinkデザイナーや読者モデルで人気の福王寺彩野さんをアドバイザーに、セシルマクビーのジャパンイマジネーション社が企画生産に携わって行う実験的なプロジェクトとのことです。

 気になる価格帯ですが、伊勢丹二階からすれば3割安、セシルのプロパーラインからすれば逆に3割高くらいでしょうか?9月14日から12日間の店頭販売、Webでは1カ月の期間限定販売とのことです。

 さすが伊勢丹、興味深いゲリラ的なイベントをしますね。

 正直、売上だけを考えたら百貨店も本音はセシルマクビーを導入したいところだと思いますが、そのまま導入したら、価格やクオリティ面で売場が乱れ、大手アパレルからの反発も?そんな懸念は否めないと思います。

 なるほど、伊勢丹の「品格」と「やんちゃ性」の折衷案?核ブランド、セシルマクビーの次のステージを狙ったジャパンイマジネーションとの思惑が一致したコラボと言えそうです。

 記事によると、結果によっては、その後も共同企画があり得るとのことで、行く末は、マルキューブランドの大御所が百貨店出店?の道も開かれるかも・・・

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先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 先週は、この秋もっともホットな場所となりそうな、「銀座・有楽町」戦争の先陣を切ったマロニエゲートオープンと丸井有楽町店に対する注目の大きさがアクセスに反映されていました。

 もうひとつは、プロが作り上げるランウエイをよそに、ますます熱くなるストリートを舞台に繰り広げる、生活者が生活者に向けて発信するファッションを綴る、「ストリートスナップ」のお話。

 インターネットなどを活用して消費者が内容を生成していくメディアをCGM(Consumer Generated Media)というそうな。 CGMとは

 そんな、もう止められない動きが、ややもすると、自己満足であったり、自分勝手であったり、固定概念にとらわれる業界のプロに、もっと生活者を見ることを促し、奮い立たせてくれることを楽しみにしたいと思います。

1位-丸井出店が熱くする都心百貨店改装ラッシュ(06.08.04)

2位-ファッションビジネスの常識を逆回転させる?ストリートスナップの魅力(07.08.15)

3位-この秋の新商業施設は、銀座・有楽町・東京駅が見どころ(07.09.01)

4位-「カリスマバイヤー」退任(07.08.25)

5位-スナップサイトの勢いと可能性(07.09.02)

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September 10, 2007

【お知らせ】ファッションビジネスセミナー(東京)で講師務めます

 来る9月20日(木)、東京の富士通ビジネスシステムさん主催のファッションビジネスセミナーの基調講演の講師をさせていただきます。

日時   07年9月20日(木)
     14:00-17:00(前半90分が私の講演です)
 
場所   株式会社富士通ビジネスシステム
      本社2階ソリューションギャラリー プロポーズルーム
      東京都文京区後楽1-7-27 後楽鹿島ビル2階
      (JR、東京メトロ飯田橋駅より徒歩7分、
      大江戸線飯田橋駅より2分)

講演テーマ 「ファッションリテーラーの在庫コントロール」

 過去4回、東京と大阪の富士通ビジネスシステムさん主催のセミナーで、連続満員御礼いただきましたご好評の内容になります。
 
 講演内容は、以前私が勤務していたアパレル専門チェーンにおいて、社長特命で在庫コントロール部を立ち上げてから、他社のベンチマーキングと試行錯誤を繰り返しながら、業務を構築、人財育成を行った3年間の事例をまとめたものです。

 7月にIFIファッションビジネススクールのプロフェッショナルコースでも大手アパレル、SPA、百貨店の中堅社員の方々向けに類似の講義をさせていただきましたが、ここに来て、ようやく、マーチャンダイジングにおける在庫コントロールの重要性が認知されてきたという実感があります。

 これから、海外から参入する大手ファッションSPA企業、国内の好調ファッションSPA企業と競っていく上で、日本のファッションリテーラーにとって大切なことがいくつかあると思います。

○等身大のマーチャンダイジング

○生活者の心理、店頭を起点としたディマンドチェーンマネージメント

○変化に対応するための店頭在庫コントロールの精度アップ

 このうち、今回のセミナーでは、「生活者視点の店頭在庫コントロール」の実現に向けての考え方を整理するとともに、シーズン、週間の業務の回し方、判断基準、インフラなどについて詳しくお話ししたいと思います。

 セミナーの、後半は、200社以上に導入実績があり、某大手SPA企業や某靴専門チェーン企業が活用して実績を上げている、私のビジネスパートナーでもある松山電子計算センターさん開発のファッション専門店向けマーチャンダイジング業務パッケージソフト「現場主義II」のデモンストレーションもあります。
 
 ご興味のある方、参加をご検討される方は、こちらからDMダウンロードができます。

 10-50店舗超くらいの規模の成長中ファッションリテール事業を運営されている企業の方にタイムリーな内容です。参加費無料で、まだ、多少空き席はあるようですので、参加ご希望の方は、富士通ビジネスシステムさんホームページからお申し込みくださるか、同社受付窓口にお電話ください。

 株式会社富士通ビジネスシステム
 第一営業本部営業支援部
 担当:中治氏・高木氏
 Tel:03-5804-8230

 富士通ビジネスシステム主催セミナー参加申込ホームページ

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September 09, 2007

社内の学びのサイクルを回せ

 先日、クライアント先のファッションリテーラーさんで店長研修のファシリテーター(企画・進行役)をさせていただきました。

 70人と、かつてない大人数で、なおかつ、自分の年齢のほぼ半分、平均年齢の20代前半の元気な店長さんたちがお相手でした。

 進め方は、いつものように「参加型研修」というワークショップ形式です。

 「参加型研修」では、とても身近でシンプルな業務上の関心事について問題提起をさしあげ、そのテーマについて、短時間の間に、個人の意見をまとめて頂いた上で、グループディスカッションをしてもらい、各グループでまとめた内容を全体で共有してゆきます。

 その後、私の短い講義で要点を再確認して頂いた上で、各人が感じたことを、更にグループディスカッションするという形式を何度も繰り返して行います。

 普段は、バイヤーさん、エリアマネージャーさんなど、ミーティング慣れした中堅から幹部候補クラスの方々とやることが多く、今回は、ちょっと心配もあったのですが、さすが、成長中の企業の店長さんたち、こちらでご用意したワークシートやA3資料への熱心な書き込み、活発なディスカッションが続きました。

 そんなテンポの研修の中で、先輩店長さんから新任店長さんまでが、同じグループ内に入りまじって話し合い、誰もが多かれ、少なかれ、 「店長」として持っている明文化されていない「ノウハウ」 を、吐き出し合い、吸収し合っていただける場が作れたのではないかと思います。

 研修終了後、店長さんたちを励ましながら見送りました。皆さんすっきりとして、とても「いい顔」になって全国各地に戻って行かれたと感じました。

 今回、改めて「参加型研修」をファシリテーションして、気付いたこと・・・

 この手法は具体的な同じ課題を持って働く人、つまり、これまでの案件でお相手してきた「ある目的を達成するために、プロジェクトに集まった人たち」だけでなく、働く場所は違っても「同じ役職の方々(今回は同じ企業の店長さん)」に対しても、「自ら学びのサイクルを回す」ための気づきを促すのにとても効果的と実感しました。

また

○メンバーに経験とノウハウの個人差があるほど有効であり、

○ノウハウは上から下にだけでなく下から上にも流れる。 つまり経歴が長い先輩から後輩に、だけでなく、ディスカッションを通じて先輩が後輩に学ぶことも少なくなかったこと

もわかりました。

 「成功事例は、解決のヒントは、必ず身近な会社の中に、そして店内、近隣にもある」

 「店長が学ぶ姿勢を忘れず、成長をすることこそが、店舗スタッフの育成につながり、会社も成長する」

 研修を通じて、そんな言葉を繰り返し、強調している私自身も、店長さんたちの明るくなる顔に励まされ、また一歩成長させていただいた、元気をいただいた、という気持ちでいっぱいになりました。

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September 08, 2007

住友商事がナラカミーチェの日本総輸入元を買収

 9月8日の日経新聞によると、リテール戦略を強化する住友商事は、イタリアのシャツブラウス専門ブランド、「NARA CAMICIE(ナラカミーチェ)」の日本総輸入元、ナラカミーチェ社を20億円弱で買収するとのことです。

 世界に365店舗を展開するナラカミーチェを日本で展開するナラカミーチェ社は、2007年2月期で、73店舗、年商50億円。住友商事は、買収後、経営幹部を送り込み、150億円を目指すそうです。

 昔、シャツブラウスの海外生産の仕事に携わっていたころ、さかんに客先のデザイナーさんたちがあこがれていて、よく話題にしたのを懐かしく思います。今も、百貨店はじめ、とてもいいところに売場をもっていてますね。

 最近、SCなどに行くと、シャツメーカー系のシャツブラウス専門店は必ずといっていいほどありますが、記憶では、同社が日本初のシャツブラウス専門店だったと思います。

 ブランドを大事にする住商さんの下でしっかりとブランディングと成長を両立されることを期待しています。 

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関連エントリー-住友商事の地に足のついたライフスタイルリテイル事業
関連エントリー-住友商事が伊勢丹からバーニーズを買収

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September 07, 2007

クレジットカード型ギフトカードはどこまで普及するか?

 9月5日の日経MJ、eリテール特集の中にクレジットカードの形をしたプラスチック製磁気カードを利用したギフトカードの普及に関する記事が掲載されていました。

 ファッション関連では、ユナイテッドアローズ、無印良品、イケア、高島屋、大丸などの採用事例が取り上げられています。

 金額設定はいろいろできるようで、企業によって違いますが、1回のみ入金可能なもの、つまりプレゼントする人が入金した金額を使い切ったらおしまいというタイプと、もらった人が繰り返し入金できるタイプとあるようです。

・紙の商品券のように何枚ももって歩く必要がない
・カード自体のデザインがよく、プレゼントとして気が利いている

などの特徴で、結婚式の引き出物、誕生日のお祝いなどに好評とのことです。

 私も、何年も前から、アメリカのリサーチに行くと、よく見かけていたプラスチックカード型のギフトカード。記事によると、先行するアメリカでは、すでに3兆円ほどの市場規模があるそうですね。

 日本ではどれくらい普及するでしょうかね?どうしてもアメリカで成功しているというと、日本でもうまく行くようなことを企業は言いますが。個人的には、1枚とは言え、プラスチックカードの厚みがあると、いつも財布に入れておくのは、ちょっと厄介な気がします。

 頂く時はよいのですが、使用にあたっては、携帯電話で読み取ったり、ダウンロードしたら、電子マネーとして使えるようになればよいのですが・・・普及には、アメリカの物まねだけではなく、日本で急速に進む利便性の変化への対応が必要のようです。

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September 03, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

1位-ファッションビジネスの常識を逆回転させる?ストリートスナップの魅力(07.08.15)

 コメント:ネットでもストリートスナップの人気は急上昇中

2位-「カリスマバイヤー」退任(07.08.25)

 コメント:キャッチーなタイトルでアクセス集中?持ち味を活かした
      ご活躍を期待します。

3位-ジーンズメーカーの高価格帯品揃え強化について(07.08.24)

 コメント:この秋は、2大NBジーンズに挑むユニクロジーンズに注目

4位-ゴールドマンサックスがティファニー銀座本店ビルを取得(07.08.26)

 コメント:ラグジュアリーブランドが相次ぎ東京の自社物件を売り時と
     見て売却に動いている模様。

5位-丸井出店が熱くする都心百貨店改装ラッシュ(06.08.04)

 コメント:この秋は銀座、有楽町が熱い!

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September 02, 2007

スナップサイトの勢いと可能性

 先日エントリーした

 ファッションビジネスの常識を逆回転させる?ストリートスナップの魅力

 の内容に多くの方が関心をもってくださり、さまざまなリンクやコメントを頂いています。

 ファッション誌もさることながら、「いまや、ネット上のスナップサイトの方が熱いよ」と教えてくださる方もいらっしゃり、特に、私もよくチェックさせていただいているファッション系屈指の人気ブログ、Elasticさんでは、とても興味深いエントリーに引用していただきました。

 Elastic:次世代のファッションリーダーはスナップサイトから生まれるかもしれない

 スナップサイトからカリスマモデルのみならず、その運営者の中から、オピニオンリーダーやトレンドセッターなど、ファッションリーダーたちが生まれるのではないか、WEB2.0時代のネット社会はそれだけの影響力を十分にもっているはず。そして誰にでもそのチャンスはある・・・

 Elasticさんが語っている内容は決して夢物語ではなく、近い将来現実として起こることであると確信めいたものを感じます。

 誰にも勢いを止めることのできないストリートのパワー、ネット上でも増殖中。

 これからも、もっともっと楽しませてくれそうですね。
 
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September 01, 2007

この秋の新商業施設は、銀座・有楽町・東京駅が見どころ

 8月中旬以降に検索エンジン経由でこのブログにアクセス下さった方のキーワードランキングを見ると、「丸井 有楽町」がダントツ1位でした。

 この秋は、銀座、有楽町、東京駅界隈にオープンあるいは改装する商業施設が多く、このエリアに注目が集まることは間違いなさそうです。

 8月31日の繊研新聞に、一連の商業施設オープンの皮きりとなる、9月1日オープンの「マロニエゲート」を内見しての記事が掲載されていました。

 12階建て、東急ハンズと1~4階のファッションフロアがキーテナントになると思いますが、記事によるとファッション19店舗中UAはじめ9店舗が ウイメンズ&メンズ複合業態で、25~35歳の男女が楽しめるショップを意識してあるところが楽しみですね。B2nd、ローズバッド、ジャーナルスタンダードの新業態など買いやすい価格帯のカジュアルウェアが充実しているのが特徴のようです。

 読売新聞(このビルの大家)のネットニュースによると9月1日10時半のオープン前、300人のお客さんが並んだそうですよ。

 続いて9月14日にはマロニエ通りを挟んだ向かい側の「銀座プランタン」が改装オープン、更に10月21日には外堀通り向かいに、地上21階建て、地下4層がシネコン、1~8階が丸井有楽町店、クリスピークリームドーナツ2号店も話題の「有楽町イトシア」のオープンが控えています。

 その後、10月25日には東京駅エキナカ施設、「グランスカ」のオープン、11月6日「大丸東京店」の移転オープンと続きます。

 春は近郊ショッピングセンターに注目が集まりましたが、この秋は、都心ど真ん中のエリアで話題は持ちきりとなりそうです。

 マロニエゲートHP
 有楽町イトシア関連記事
 東京ステーションシティ グランスタの紹介HP

 また、このあたりのニュースに敏感でいたい方は、

 銀座経済新聞 をチェック!ですね。 

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関連エントリー-丸井出店が熱くする都心百貨店改装ラッシュ

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