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October 31, 2007

「ファッション販売(商業界)」12月号にファストファッションに関する寄稿記事が掲載されました。

 商業界発行 「ファッション販売」12月号にファストファッションに関する寄稿記事が掲載されました。

 タイトル 「ファストファッションの襲来で日本はこう変わる」(40P-43P)

 というちょっと大上段な(笑)見出しをつけて下さいましたが、

 ○ファストファッションの定義
 
 ○御三家=H&M、ZARA、TOPSHOPの紹介や写真
 
 ○ファストファッションが生活者の賢い買い回り行動の一角に入り込む隙間(ポジショニング)の図表

 を使って 「5分でわかるファストファッションの基礎知識」 的に解説しています。

 お近くの書店店頭で販売されていますので、よろしかったらお読みください。

 ファッション販売 12月号 について

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October 30, 2007

古着(ユーズド)ミックス業態の高層階での活躍に期待

 一足早く ファッション系ブログELASTIC さんが取り上げていらっしゃいますが、シブヤ経済新聞に11月3日、渋谷センター街のHMVの6階に古着&オリジナルミックス業態御三家(WEGO、ハンジロー、スピンズ)の一角、ハンジローが出店することに関するニュースがアップされています。

 シブヤ経済新聞~HMV渋谷に大型古着店「HANJIRO」-アパレル店を初誘致


 都心商業ビルの高層階は従来、大型の本屋かCD屋かあるいはレストラン街あたりと相場が決まっていたものでした。最近はユニクロやダイソーという選択肢もあるようですね・・・。

 そんなCD屋さん自身がもてあましているビルの高層階に、売上不振の青山ブックセンターに代わって、今回ハンジローが入るのはこれからの新しいテナントミックスのあり方を占う意味でとても興味深いと思います。

 寄り付き客数が少なく、それゆえ入居希望企業が少ない駅前ビル高層階に入居して、これまでテナントとデベロッパーの利益が一致してきた要素を考えてみると、

○品揃えが豊富ゆえ商品検索型、滞留時間が比較的長い購買行動がとられる業態
 例)本屋、CD屋

○あるいは同じ目的を満たす店がバラエティー豊かに集まっている
 例)飲食街

○絶対集客力のある低価格が売り物のカテゴリーキラー
 例)ユニクロ、百均

 いずれにせよ、生活者が「わざわざ足を運ぶ大型店」になりますね。

 こう整理してみると、客層はヤングに限られますが、古着ミックス業態やヴィレッジヴァンガードあたりも当てはまりますね。あるいは場合によっては、ここまで生活インフラ化したブックオフのような古書リユース店もありではないでしょうか?

 ハンジローは原宿や新宿で高層階での実績は実証済、というかそれがビジネスモデル化して来たと言っても過言ではありません。

 例に挙げた従来型のテナントと私が言及している新興業態の違いは、後者は前者よりも扱い商品そのものは別として、生活者にそれぞれ「新しい価値」を提供していることだと思います。

 それゆえに前者よりも後者の方が粗利率が高いのも事実です。

 そんな業態の導入でまた、生まれ変わる都心駅前ビルの活性化を今後も楽しみにしたいと思います。

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関連エントリー-原宿人気古着ショップの魅力比較

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October 29, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 日曜日はようやく秋晴れに恵まれ、ファッションの店頭も活発だったのではないでしょうか。

 先週は、ウォルマートの西友子会社化やナイキによるアンブロ買収など海外企業の大型M&Aのニュースと、日本のアパレル企業の春夏販売不振による増収減益(出店による売上増はあるものの、既存母体の販売管理費の増加が主要因)の決算発表が目につきました。

 オーバーストア、同質化は避けられず、価格以上の価値を感じられるMDの提供、変化により柔軟なオペレーションがますます求められているようです。

【ランキング】
1位-ユニクロのカシミヤの打ち出しに一抹の不安?(07.10.14)

2位-日本繊維新聞10月23日付にH&Mに関する寄稿が掲載されます(07.10.21)

3位-WGSNをモニターして思ったこと(07.10.20)

4位-H&Mのハイスピード経営(07.10.26)

5位-ウォルマートの西友完全子会社化で思ったこと(07.10.25)


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October 26, 2007

H&Mのハイスピード経営

 遅くなりましたが、10月23日(火)、日本繊維新聞(ニッセン)さんに掲載された寄稿記事をアップしておきます。

 ファッションビジネス教室「H&Mのハイスピード経営」 ととてもわかりやすい見出しをつけていただきました。
 
 まだお読みでない方は、こちらからダウンロードしてお読みください。

 「H&Mのハイスピード経営.pdf」をダウンロード

 注:記事中の表、「世界大手SPAの業績比較」の中の「インデックス」とあるのは「インディテックス」の誤りです。

 日本繊維新聞ホームページ

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関連エントリー-日本繊維新聞10月23日付にH&Mに関する寄稿が掲載されます

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October 25, 2007

ウォルマートの西友完全子会社化で思ったこと

 日経新聞、日経MJ各紙に、米ウォルマートがすでに過半数の株式を取得している西友を、TOBによって完全子会社化し、株主の意見に左右されない本格的な改革に取り組むことを決めたことに関連する記事が掲載されています。
 
 10月24日の日経MJを読んでいて、一番印象的だったのは、会見に臨んだビッグス上級副社長、カレジェッスキー西友CEOの両氏が口にしていた

 「世界でも類を見ない厳しい日本の消費者」

 という言葉でした。

 まずは、アメリカとは、勝手が違う、と認め、理解した、学んだ、ことは、よいことですが、ちょっと時間がかかっているようですね。

 また、同じ会見の中で、日本に最適な商品を世界中から調達するネットワークを強調されていましたが、今の日本に、アメリカと同じネットワークで、「世界中」から安い商品を持ってくる必要があるでしょうかね?

 日本は発展途上国じゃない、成熟したマーケットですから、生活者は、価格だけでなく、「鮮度」と「そこそこの品質」を求めています。すると、スピード、タイミングが大切になりますから、プライベートブランドだけでなく、比較購買のためのナショナルブランドや、鮮度、スピードに対応できる国内、アジア近隣諸国のメーカーの協力が必要になるわけで、アメリカとは違った、日本市場向け独自のオペレーションまたはマーチャンダイジングを構築する必要があると思います。(←日本のメーカーに協力してもらえないゆえの「世界中から調達」なのかもしれませんが・・・)

 ウォルマート含め、アメリカの企業は、世界最大で、所得によってセグメントされたマーケットを相手に、システマチックに動くことで成功している企業が多いですから、一般的に、海外でも、そのシステムを相手国に押し付ける傾向が強いと思います。

 それゆえ、モノが満たされていない国ではうまくいくようですが、成熟マーケットでは、なかなか成功事例は少ないのではないでしょうか。

 そういった意味では、グローバルビジネスが前提となっているヨーロッパ企業の方が、相手の事情にあわせて、柔軟に対応することが上手なように思います。

 そんなことを考えていたら、以前、アメリカで働いていた時に、会社のオーナー(ユダヤ系白人)から、こんな話をされたのを思い出しました。

 「君は、世界でもっともバイリンガルではない、自国語しか話さない国民はどこの誰だかわかるか?」

 と聞かれました。

 てっきり、つたない英語を話す、自分を含めた日本人のことかと思って口ごもっていると、

 「それはアメリカ人さ。アメリカ人は、外国には行くが、どこに行っても英語が通用すると思っているから、相手に合わせる努力をしない。海外からやってきて英語を勉強し、話す君のような連中がうらやましい(笑)」

 意外でした。アメリカは、日本人にとって、インターナショナルの象徴だと思っていましたから。

 話を元に戻しますが、ウォルマートのEDSLP(EVERY DAY SAME LOW PRICE)の発想は、日本のスーパーにも必要だと思っています。それは、「価格に対する安心感」という発想だからです。それを日本の生活者に合わせて実現していただければ、成功の道はまだ残されていると思っています。

 世界一の流通企業は、「世界でも類を見ない厳しい日本の消費者」に対し、いかに、対応して、変わることができるか?

 しゃらくさければ、完全子会社化後、売却という選択肢もありますが・・・ 

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三越が郊外SCへの新規出店を中止

 10月24日の日経新聞に、三越石塚社長が「武蔵村山店のようなショッピングセンター(SC)への出店を見直す」と郊外SCへの新規出店を中止する方針を同紙記者に明らかにした、との記事が掲載されていました。

 同社は、06年11月、東京都武蔵村山市のダイヤモンドシティミューに、その後07年2月に宮城県名取市のイオンモール名取に、百貨店の郊外型SC出店のチャレンジをされましたが、いずれも計画を下回り、2012年までにさらに4店舗を出店する計画だったところ、採算が見込めないと判断したとのことです。

 月坪売上50万円を超える都心部の百貨店立地に対して、郊外SCになるとそれが10万円台になるでしょうから、損益構造の見方やオペレーションは根本的に違うと思います。

 また、以前、どこかの記事で読みましたが、三越は店舗数は多いものの、地域一番店をもっていないのが、大きなネックになっているという話。 取引先は、どうしても結果の出やすい、地域一番店優先主義になりますので、必然的に、二番店、三番店には、新しい商品、売れ筋商品が回りづらいというものです。

 伊勢丹との統合で踏ん切りをつけて、日本橋本店、銀座、大阪などの都心部への集中投資、地域一番店づくりに力を入れる模様です。

 アメリカに行ったことのある方はご存知と思いますが、全米に複数の百貨店を核テナントとした郊外SCがたくさんあります。

 三越のケースは、日本の百貨店の郊外SC出店ケースとして、個人的には注目していましたが、残念ながら、日本の百貨店ビジネスの現状を考えると、しばらくは難しいようですね。

 アメリカでは、高級百貨店でもチェーンストアオペレーションが前提ですが、日本の百貨店は個店主義。

 また、日本では、都心部と地元を「ハレ(おでかけ)」と「ケ(日常)」で使い分ける生活習慣があると思いますが、アメリカでは、「ハレ」の舞台やアミューズメントは、都心部(ダウンタウン)にはなく、むしろそういった郊外SCの中にあるという違いもあるのかもしれません。

 そもそも、日本には、ハイクオリティまたはベタークオリティの総合店は必要ないのか?それとも、生活者に提案力のない供給側の問題なのか?

 いずれにせよ、従来のGMS(量販店)ではない、郊外SCを舞台にそこそこ質にこだわった店舗を多店舗化することを基幹ビジネスモデルにするような新しい企業が登場しない限り、その実現はあり得ないのかもしれません。 

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関連エントリー-百貨店の郊外SC出店が始まる

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October 24, 2007

専門強化に活路を見出す百貨店

 10月23日の繊研新聞1面下段のコラム「め・て・みみ」の内容が興味深かったです。

 10月10日にグランドオープンした浦和パルコに大丸百貨店の食品部門、「フードマーケット」と丸井が開発したメンズ&服飾雑貨のセレクトショップ、「アルディート by ビサルノ」が入居していることに日本の小売業界の変化を感じるという話。

 大丸、丸井、パルコともに、地域によっては、競合する商業施設としてブランドぞろえ、品揃え、サービスで顧客獲得を奪い合っているライバルの間柄にもかかわらず、今回、パルコが、両社の「部門を切り出した専門業態」をテナントとして入れるという試みに出たところに、「旧来型の構造や秩序」をぶち壊して、「競合と共同を巧みに使い分けなければ生き残れない時代に入った」現れと読み取っているわけです。

 大丸の食品にしても、丸井のビサルノやインザルームにしても、以前から、単独でも通用する、出店できる業態づくりの一環で、ららぽーとなどのSC出店の実績はありますし、一方、パルコが開発したコレクターズというメンズ雑貨の業態も、パルコを飛び出て他のSCに出店を始めましたね。

 いい傾向ではないかと思います。

 当然のことながら、自主編集売場だろうが、PBだろうが、百貨店や著名ファッションビルのような、大きな館や看板の集客に頼って、努力をしない品揃え・サービスは、その商品だけでなく、本体も顧客にそっぽをむかれてしまいかねません。

 単体でも独立採算で、しっかり競争に晒され、顧客に支持され、切り出してどこへ行っても通用する部門づくり、仕事のしかたをしなければ、やがて巨大戦艦も沈んでしまうという、あたりまえの話だと思います。

 そう、百貨店、量販店(GMS)も、成功体験から総合力や規模のバイイングパワーに走りがちですが、ある意味、京セラの「アメーバー経営」的な発想で、ひとつひとつの部門を他の力のある専門店との競争に晒し、強くする努力を重ね、全員参加型の強い個の集まりをもって、総合力を活かさなければ、浮上の道はないのではないかと思えてなりません。 

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October 23, 2007

ファッションリテイラーのネット通販比率

 先週になりますが、10月17日の日経MJに、同紙がまとめた2007年版「eショップ・通信販売調査」に関する記事が掲載されていました。

 記事によると、06年度の通信販売全体の前年対比7.5%増の中で、インターネット通販は前年対比21.7%、ケイタイネット通販は前年対比24.5%と引き続き高い伸び率を示しているようですが、両者の伸び率は過去5回と比較して最も小さく、本格普及期に入ったと見られているようです。

 各ファッションリテイラーの方々もリアルに加えて、ネット通販のビジネスチャンス、売上拡大を模索されていると思いますので、記事を読んでいて、目に付いた数字をいくつか拾ってみようと思います。

 ファッション関連の企業のネット通販売上高;売上単位百万円)
 順位 企業名   売上高 (前年比)  備考
 1位 千趣会     55,724 (22.6%)
 2位 ニッセン     40,799 (10.2%)
 8位 セシール    16,500 (10.0%)
14位 ユニクロ     10,527 (25.4%)
26位 スタートトゥデイ 6,068 (79.1%)  ZOZOTOWN他
30位 良品計画     5,078 (42.9%)  MUJIネットストア
33位 ゼイヴェル    4,000 (統計なし) ガールズウォーカー他

 ZOZOの伸びは凄いですね。

 時折、リテイラーの方と、ネット通販をしたらどれくらい売れるか?という会話をすることがあります。

 あるレディースブランド企業は、リアル店舗の売上の約3%相当売っていらっしゃいましたが、今回の日経MJの統計から大手企業の数値を計算してみますと、

        ネット通販売上/売上全体 (06年度;単位百万円)
 ユニクロ      10,527/448,800=2.3%
 無印良品      5,078/156,204=3.3%

 異業種になりますが、
 ヨドバシカメラ   30,204/601,200=5.0% (ネット通販総合3位)
 ビックカメラ     12,497/480,400=2.6% (同      11位)

てな感じです。ブランドや商品の認知度によって違うと思いますが、私が聞いたことがある限られた情報とも総合させて、人員もしっかり配置して本格的にやっている企業で2-3%あたりがひとつの目安というところでしょうかね。

 あくまでもご参考までに。 

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October 22, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 秋冬ファッション商戦真っ盛りのこの時期に、さまざまな企業の店頭起点発想に関するエントリーがランクイン。 

 繁忙期でも、忙しさにかまけず、自社の課題解決のために、他社ベンチマーキング(成功事例研究)をお勧めします。客数が多いいまだからこそ、現場で起こっている何かを見に行ってみましょう。課題が明確なほど、気付きも大きいはず・・・


【ランキング】
1位-伊勢丹の強さのひとつは30年前の人力POSにあり(07.10.16)

2位-ユニクロのカシミヤの打ち出しに一抹の不安?(07.10.14)

3位-マウジー、スライをフランスファンドが買収(07.10.09)

4位-「ステイヤング」需要を逃すな(07.10.11)

5位-ピークパフォーマンス(07.10.19)

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October 21, 2007

日本繊維新聞10月23日付にH&Mに関する寄稿が掲載されます

 来る10月23日(火)、日本繊維新聞(ニッセン)さんのご依頼で執筆したH&Mに関する記事が同紙に掲載されますので、事前にご案内させていただきます。

 ニッセンさんには、以前、ファストファッションについて2回に渡ってコラムを執筆しましたが、今回は、H&M社の紹介、強み、日本戦略の予測について、「3分間でわかるH&Mと日本進出」的に簡単にまとめたものです。

 H&Mについて記事を書くにあたり、H&Mのアニュアル(年次)レポートや過去の資料を読み返すたびに思うのですが、ファストファッションって、とてもゲリラ的なビジネスモデルに思われがちですが、H&MにしてもZARAにしても、ビジネスの原則論を考えた時、極めて王道的な戦略をとる企業であるなあ、ということ。

 ・用意周到なマーケットリサーチ
 ・顧客購買心理の徹底研究
 ・生活者、店頭起点の発想
 ・選択と経営資源の徹底集中
 ・効率の追及
 ・リスクの軽減
 ・最大の成果
 
 なんか、むしろ、従来のファッションビジネスの常識の方が、これらと逆、ゲリラ的なんじゃないかと思えてしまうくらいです。

 よろしかったら是非お読みください。

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関連エントリー-日本繊維新聞「FB(ファッションビジネス)教室」にコラムが掲載されました(上)
関連エントリー-日本繊維新聞「FB(ファッションビジネス)教室」にコラムが掲載されました(下)


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October 20, 2007

WGSNをモニターして思ったこと

 WGSN(Worth Global Style Networks)という、ロンドンを拠点として、世界のファッションビジネスに有益な情報をインターネットで企業に提供するサービスの日本語版がいよいよ年内に立ち上げられるということで、10月18日のプレスリリースに先駆けて、ご縁があって、個別デモンストレーションを拝見し、英語版のモニターをさせていただきました。

 WGSNとは

 サイトの内容は、同メディアの百数十人のスタッフが、常時世界各国を飛び回り、ファッションビジネスで考えられるあらゆる情報ソースをリサーチして、シーズン2年前の世相トレンド、流行色予測から、12か月前のキーワードや素材情報、3~6か月前の具体的なデザイン、プロダクト情報、そして、リアルタイムな店頭、ストリート情報まで、マーケッターや、ものづくりに携わる職種の人たちが、「情報」を「ものづくり」に落とし込むために活用できる情報をひととおり網羅したものになっています。

 おなじみの欧州素材展、欧米コレクションのランウェイ、世界各国の大小合同展示会はもちろん、注目ショップの店頭ディスプレー(VMD)や、ショップで販売されている商品とその価格、ストリートスナップからセレブが公式の場で着用したファッションの素材やデザインスケッチまで、リアルタイムに情報が上がってくるところがいいですね。気になるファッション業界のニュースは言うまでもありません。

 なるほど、従来だったら、ファッション企業さんが、外部シンクタンクや企画会社に依頼していた内容から、自身が実際、年に数回マーケットリサーチに出かけて行って、やっているであろう内容を世界中で代行してくれている形になっているというわけです。

 特に、私もリサーチをし、インスピレーションを感じる上で大事だと思っている、時系列、定点観測、予測とその検証という発想がしっかりされていること、そして、ウェッブというツールならではのアーカイブ(8年間の過去データの集積)は頼もしいですね。

 世界の大手ファッション企業のみならず、ファッショントレンドをマーケティングに取り入れている非アパレル消費財メーカーも多々利用されている理由もよくわかります。

 WGSNを拝見して思ったのは・・・

 あらためて、国内外の勝ち組メジャー企業は、極めてオーソドックスなプロセスで仕事をしているんだな、というグローバルスタンダードの再確認ができたと同時に、ファストファッションのH&M、ZARA、TOPSHOPのアルカディアあたりも、なるほど、こういったリソースも使ってスピーディーな商品化を実現しているのか、とその一端を垣間見れたと思ったこと。

 また、ユーザーの利用を想定した時、あくまでも、自分で動き、感じたこと=フィールドワークを確認したり、行けなかったところ、気付かなかったところについて補完するツールとして使ってほしいところですね。単にスケッチだけを拝借しても、マーケットが同質化してしまうだけですから・・・

 一方、英語版の日本語訳だけでなく、これを機に日本の情報の世界への発信も強化されるとのことです。

 日本のブランドで、過去にWGSNに紹介され、海外から引き合いを受け、輸出が始まったという事例も耳にしています。

 情報受信、発信ともに、WGSN日本語サイトがきっかけになって、日本ファッション企業のグローバルビジネスの足掛かりになることも期待したいと思います。 

 関連エントリー-トレンドセッターの流行先読み術

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October 19, 2007

ピークパフォーマンス

 今週は、52週MDを実践されているファッション企業さんにとっては、第42週目にあたる週です。

 特に、レディースアパレルマーケットの企業あたりでは、毎年、この42週~43週を、1月のセールを除く、秋冬プロパー(定価)販売期間の中で、もっとも売上が上がる週として、「ピーク週」と位置づけていることと思います。

 多くの企業が、この週に売り逃しをせず、いかに売上を最大化できるかを考え、シーズン立ち上がり時期から、仮説検証を繰り返し、ベストな品揃えと在庫を準備して、この時期を迎えたと思われます。

 この時期に、よい結果が出れば、当然、上昇気流にのってシーズン全体の売上はよくなるでしょうし、その好調さは、プロパーに限らず、セール時期にも持続されることになるでしょう。

 さて、関連して、タイトルの「ピークパフォーマンス」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

 これは、私がファッションビジネス、特にリテールビジネスに携わって大切にしてきた発想のひとつです。

 その意味は、もっとも大切な瞬間(ピーク=お客さんに買ってもらえる時)に、自分たちの力(実力=品揃え・接客サービス)を最大限に発揮できるように、コントロールするという考え方です。

 もともと、私が学生時代から大好きなスポーツの一つであるラグビーの優勝に登りつめるための効果的な練習、試合方法からこの発想を学びました。

 ラグビーやいくつかのスポーツでは、1敗も許されないトーナメント制でない限りは、全戦全力で全勝しなくても優勝することはできます。

 スポーツにおいては、個人の体力には限界があり、バイオリズムもあり、怪我もつきものですから、もっとも大事な時にベストメンバーがベストコンディションで、最大限の実力を発揮するためには・・・という発想をすることになります。そうすると、常に全力疾走すべきか?準備、充電、試運転といった発想も必要になってくるわけです。

 シーズン性のある、ファッションリテールビジネスも近いものがあると思います。お客さんが買う気のない時も、常に頑張り過ぎても、空回りするだけで、大事な時に力を発揮できなければもったいないですからね。

 まずは、自分たちのピーク(=お客さんの買いたい時)を知ること、そして、そこで最高のパフォーマンス(品揃え、在庫、接客)を演じるためにはどうしたらよいかと考え、仮説検証をしながら、準備をする。

 さて、皆さんは、この秋冬ビジネスのピークにあたり、準備にぬかりはありませんか?

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October 16, 2007

伊勢丹の強さのひとつは30年前の人力POSにあり

 今週の日経ビジネス、特集「伊勢丹の作り方」を読んで印象的だったことについてコメントしたいと思います。

 サブタイトルに「強さの源泉は顧客解析力とある」とあるように、同社は売上に占める使用率50%超を誇るアイカード(ハウスカード)による顧客購買履歴情報分析をはじめ、情報システムが充実していてその活用に定評があります。情報システムはお金があればどんな企業でも導入できますが、記事の中でとても納得した部分は、

 30年以上前、伊勢丹武藤社長が30歳前後で婦人服のバイヤーだったころの話

 まだPOSの無い時代に何が売れているかを知るために、販売員が売れた商品からちぎった商品タグを、同僚と整理するのが閉店後の日課であったという話。

 もうひとつは”本誌発掘”という「武藤ノート」なる、商品計画を時系列にまとめたB4集計用紙(写真があってどんな内容だったかもよくわかります。とてもシンプルでわかりやすいです)。

 半期分、カテゴリー別に月別テーマと週別チェックポイントが書き込まれていて、週単位で、反省→仮説→計画→実行のサイクルを回していたという話です。

 今でこそ、月単位の管理ではなく、52週MDに基づく週間の仮説検証実践の習慣は勝ち組ファッション企業の常識ですが、売場の品揃えは仕入メーカー任せがほとんどだった百貨店業界の中で、こちらも手作業でしっかり行っていたわけですね。

 記事全体を通して、同社には顧客が何を欲しがっているかを知りたい、その「執念」と行動力が社風として根付いている、と感じたものです。

 ところで、POSを活用している企業の代名詞にもなっているセブンイレブンも立ち上げまもないころはあえて、まずはヒトが手作業でやってみて何をどうシステム化するかを考え抜いた結果が今のPOSに反映されていると言われています。

 きっと人力で苦労してやっている間、体内に情報飢餓感が醸成されたことでしょう。

 そんな具体的な飢餓感が繁栄されたシステム導入こそ、有効な投資になることは想像に難くありません。

 知りたくてしょうがない情報をやっとのことで手にして、その仮説に基づき行ったことが、うまく行っても、うまくいかなかったとしても、そしてその積み重ねが、欠けがえのない商売の財産になることは間違いありません。

 私も小売業に勤め始めたころを思いだし、その大切さをあらためて感じたものでした。

 勝ち組企業は一日にしてならず。

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October 15, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 ランキングは、業界で話題の企業の買収、資本参加、業務提携関係のエントリーが並びました。 
 一方、5位で触れている銀座・有楽町から丸の内にかけての広域「新銀ブラ」コースも買いまわりの好きな生活者には楽しみなエリアとなって行きますね。出店が落ち着いたら一度見に行かねば。

 ところで、言い訳ではないのですが、新店を見に行く時に、オープン時は集客があるのは当たり前なので、むしろ1ヶ月-3ヶ月くらい経過して落ち着いてから見に行くことにしています。

 なぜなら、そこでは、数ヶ月経過した間にそれぞれのショップが、その立地の客層に合わせて品揃えを変化させた結果が多少なりとも見ることができるからです。それが本来の姿に近いということですね。6ヶ月後がいい、と流通の先生からは教わったものですが、ファッションの場合変化対応が早いですから、そんな感じでいいのではないでしょうか。

【ランキング】
1位-マウジー、スライをフランスファンドが買収(07.10.09)

2位-しまむらが田原屋(パシオス)へ資本参加(07.10.07)

3位-新宿三越の伊勢丹別館化構想(07.10.05)

4位-適品・適時・適価・適所・適量(07.10.02)

5位-「ステイヤング」需要を逃すな(07.10.11)

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October 14, 2007

ユニクロのカシミヤの打ち出しに一抹の不安?

 今週末は、各紙11日に発表された、ファーストリテイリングの2期ぶりの営業減益となった決算報告の記事を大きく取り上げていましたね。

 2010年グループ年商1兆円に向けて、基幹の国内ユニクロ事業の伸び悩み、M&A、海外事業と課題が山積み、フリースブーム時代を支えた立役者最後のひとり、堂前取締役の退任などなど・・・・記事を読む限り、いままでの決算発表の中でもちょっと安定さを欠く感じを受ける内容だったようですね。

 さて、そんなユニクロさんの店頭は数か所、定点観測をさせていただいていますが、単品の品質はよくなったなぁと感心させられることも少なくない一方、最近、ちょっと心配なのは、

 『2007年、今年もユニクロは本気でカシミヤに取組みます』

 という5年目を迎えるカシミヤの打ち出しです。

 ひとつは・・・

 カシミヤ100%で5900-9900円の価格はお買い得なのは間違いないと思いますが、ユニクロの店頭をこういった高価格帯商品であそこまで「本気」に埋め尽くしてしまっていいのだろうか?おっと、ユニクロってこんな高いお店だったっけ?とお客さんに勘違いされやしないかと、心配してしまいました。

 もうひとつは・・・

 その後方に置いてある、イタリアのエクストラファインメリノ(ウール100%)の1990-2990円の商品ですが、ものすごく素晴らしく、いい素材で、この価格はとても価値のある商品だと思いました。

 さすがユニクロ。メンズもレディース並にバリエーション増やしてくれないかな、とこの秋冬、買いたい商品群のひとつであります。

 しかしながら、残念ながら、私には、このエクストラファインメリノ1990円とカシミヤ8990円を比べていて、このふたつのセーターがなぜユニクロにおいて7000円もの違いがあるのか、それぞれの価格差と価値の違いが明確に説明ができませんでした。「う~ん、カシミヤだから、特別なんだろう」という理由を除いては。

 以前、海外アパレル生産をやっていたころの話ですが、確かに、カシミヤ素材だけは、希少性ゆえ、特別だったと記憶しています。原毛は、同じクオリティであれば、量発注でも値下げが効かない、どう転んでも、目方(グラム)あたりいくら、と相場が決まっていたものです。貴金属みたいに。そして、原料が高価ですから、スコットランド製なんかも扱いましたが、工賃の比較的安い中国製では特に、製造原価込の商品の目付(めつけ;=目方)で中国からの輸出価格(C&F)が決定されていたものでした。

 独自の原料調達ルート、大量生産(撚糸・染色・編みたて・縫製段階)、中間流通カットで、ユニクロだからこそ実現できたカシミヤの価格。おそらく期間限定値下価格も計画されているでしょうから、更にすごいことなのだと思います。

 商品自体はもちろんフツウのカシミヤ商品としては、悪い商品ではありません。しかし、これまでのユニクロなりの商品の向上力、完成度という点では、途上であり、そういう点においては脇役かもしれませんが、エクストラファインメリノの商品の方が上のような気がします。だから、このふたつを並べて売ってしまうと、今期は、ちょっとつらいかな、と感じてしまうんです。 

 それだけカシミヤって簡単ではないアイテムなんでしょうね。
 
 果たして目の肥えた生活者の反応、審判はいかに。

 これまでの同社の毎年の商品向上の実力・実績をみると、いつの日か、唸るようなクオリティのカシミヤ、仕上げてくれるんではないか、と楽しみにしながら・・・

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関連エントリー-ユニクロのジーンズの進化に感心

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October 13, 2007

商品券の未使用率は?

 今週の月曜日10月8日の日経新聞の記事になりますが、百貨店大手各社が、2007年決算から長期間未使用の商品券に対する引当金計上をする動きが広まっているという記事が掲載されていました。

 これは、従来、百貨店が自社で発行した商品券について、5年以上利用されていないものはいったん利益計上する慣行があったのに対し、日本公認会計士協会が4月に公表した引当金の実務指針を受けて、一定金額を損失計上せざるを得なくなった事情があるようです。

 記事によると、これによって、たとえば、セブン&アイホールディングスの70億円を筆頭に伊勢丹の13億円、高島屋の10億円(セブン&アイと高島屋は日経新聞推計額)などなど各企業が今期決算で損失処理を行い、業績圧迫要因になることが懸念されているとのことです。

 以前聞いた話ですが、商品券は使用店舗の制約はあるものの、使用期限はなく、ほぼ現金と同じ決済手段にも関わらず、統計的に約8%は使用されない、それゆえに発行するだけで8%の利益が見込めるうま味がある、そうです。

 こういうリテールビジネスの統計値っていうのは、サンプル数が多くなればなるほど極めて正確な数字に収斂(しゅうれん)されてゆくという特性があるので、まんざら正しくないわけでもないのでしょうね。

 そういえば、我が家にも長年未使用の商品券がタンスに結構眠っています。現金のようにいつも財布に入れておくわけにもいかないので、ついつい、使用チャンスを逃してしまいます。

 以前もクライアント企業の財務担当の方と世間話をしましたが、今回の商品券にしても、ポイント還元にしても、世の中は、企業の安全性を考えて、想定される損失、経費は、現実以上?に引当金を計上しないといけない方向に向かっているようです。なかなか簡単には儲けさせてはいただけないようです。

 要は、本業で実利をしっかり取りなさい、ということですね・・・ごもっとも。

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関連エントリー-ポイント還元合戦、その先にあるもの

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October 11, 2007

「ステイヤング」需要を逃すな

 明日10月12日の有楽町イトシア、丸井有楽町店オープンのカウントダウンをするかのように、繊研新聞に、先週金曜日から今日の最終回まで、5回に渡る特集記事「変わる銀座・有楽町、ステイヤングを狙え」が連載されており、とても興味深く読ませていただきました。

 変わりゆく銀座有楽町、新店の戦略、既存店の対策、有楽町の開発によって、ひとつの買い回り商圏としてつながる銀座-有楽町‐丸の内についてとてもわかりやすく書かれていました。

 まちづくり三法改正後のファッションマーケットの陣取り合戦の焦点は、日本の人口の半分が集中すると言われる、東京首都圏、近畿圏、名古屋圏の三つに絞られるわけですが、同じ首都圏の中でも、たとえば銀座といった同一商圏内の商業施設間の競争ではなく、銀座が渋谷から顧客を奪うといったような商圏間での客数の奪い合いの様相を呈してきたことが、この秋の銀座・有楽町の開発にはっきり出ているようです。

 この記事のタイトルになっている「ステイヤングを狙え」、これは今回の銀座の新しい商業施設や改装のコンセプトのひとつに、渋谷ファッションの洗礼を受けた世代をいかに銀座に引き込むか?がテーマになっているところから来ていると思います。

 記事では、渋谷からヤング客層を引き込んだとしても、定着させることは難しく、むしろ、渋谷ファッションの要素をもった大人服で、いつまでも若い感性のファッションスタイルでいたい客層を、いかに取り込むか?を模索すべきことを提言しているわけです。

 この「ステイヤング」って言葉、私がファッションビジネスに携わっていて、いつも思っていることのキーワードのひとつを言い表してくれている言葉だな、と思いながら読んでいました。

 ファッション商品って、一般的にターゲット客層を想定してビジネスを行うものですが、実際に買う客層はもちろんそのターゲット客層(年齢)がマジョリティ(大多数)であるべきなのですが、移り気な若めの客層よりも意外とターゲット層よりも上の年齢のお客さんの方がロイヤリティ(忠誠心)も高く、定着率が高い、ということを実感するものです。プラス客単価も高いのです。(昔、リテーラーにいる時に、顧客2000人に対して実施したテレマーケティング調査などでも、数字ではっきりでたので、確信したりもしています。)

 そして、感性、テイストは崩さず、それらのロイヤリティの高い客層に配慮した商品サービスもある一定割合は抑えておくこと、それがビジネス安定の秘訣の一つではないかな、と思っています。

 しかしながら、現場でよく出くわしたのは、企画をしている方はどうしても、新しいもの、先端のものを求めるものだから、売れていていたとしても、そういう部分が切り捨てられがちという事実ですね。結果、品揃えは斬新なものになったけど、売上前年割れ、というのも見かけます。

 私自身も、この業界にいるせいもあると思いますが、自分より若めの客層を狙った商品を買うことが多いです。

 しかしながら、最近は、細身が主流なので、着たくても、昔鍛えた?バストやふくらはぎ、太ももの入らない商品が多くなり、残念なこともあります。そんな中で、一部、細身デザインながら、ストレッチ素材を使ってくれているアイテムがあったりするとものすごくうれしくなったりします。

 実体験はさておき、皆さんのお店を支えてくれている実際の客層構成、しっかり把握してますでしょうか?この「ステイヤング」企画は、これからの時代もとても大事なことだと思いますよ。 

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関連エントリー-この秋の新商業施設は、銀座・有楽町・東京駅が見どころ

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October 09, 2007

マウジー、スライをフランスファンドが買収

 10月9日の繊研新聞によると、マウジー、スライなどを展開するバロックジャパンリミテッドの100%持ち株会社、フェイクデリックホールディングスは、9月20日付でフランス最大手の金融機関アグリコールグループの投資ファンドCLSAキャピタルパートナーズジャパンに全株式を譲渡したとのことです。

 ご存知マウジー、スライはセシルマクビーとともに渋谷109(マルキュー)系の中でも、名実ともに一過性のブームではない「ファッションブランド」として確立された、マルキューから抜きにでた御三家のうちの2ブランドと言っても過言ではないでしょう。

 両ブランド、特にマウジーが常勝ブランドとして確立した背景には、立ち上げたキャラクターのカリスマ性はさることながら、デニムジーンズを核とした商品構成でリピーターづくりに成功したことがその要因にあると思っています。

 記事によると、バロックジャパンは08年1月期で年商300億円の見込み。5年後に900億円を目指し、上場も視野に入れているとのことです。

 ファンドから役員を数名受け入れるとのことですが、今まで通り自由な社風を維持してゆくとのこと。

 そうですね、こういったマルキュー系ブランドこそ、創り手のライフスタイルも顧客と等身大であり、シーズンひきつけての企画生産、直営店での同世代のスタッフによる販売と、「顧客に最も近い」マーチャンダイジングを実践している最たるブランドなわけですから、組織や定石でがんじがらめにせず、最低限の「ゆるい枠組み」の中で、彼女ら、彼らを思いっきり仕事をさせてあげられる環境を温存していただきたいと思います。

 等身大のリアルクローズを実践する代表的なブランドとして、アカデミックな経営陣とうまく融合し、海外進出も含めた更なる飛躍を期待したいと思います。

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関連エントリー-カリスマ再び?等身大でアラサー狙う森本容子氏
関連エントリー-業界各社、等身大のリアルクローズを

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October 08, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 1位になったマーチャンダイジングの5適の中でファッションビジネスでもっとも問題になるのはエントリーでも書いたように「適所」「適量」、特に企業としては「適量」でしょう。

 売れ筋の売り逃しを悪と考え、値下げ処分覚悟で積み込むか?短納期生産(QR)で買い足すか?商品バラエティーで売れ筋欠品を代替え商品で補い機会損失を防ぐか?これって結構、各社の戦略に表れてますね。

 さて、どれがこれからの生活者の支持を得られるでしょうか?

【ランキング】
1位-適品・適時・適価・適所・適量(07.10.02)

2位-ユニクロのジーンズの進化に感心(07.06.23)

3位-オンワード樫山のマーケットの変化に対応する組織再編(07.09.25)

4位-レッグファッション人気で靴下SPA(製造小売業)が好調(07.09.29)

5位-しまむらが山手線の内側に出店(07.05.29)

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【第8位】↓down (07.10.08現在)

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October 07, 2007

しまむらが田原屋(パシオス)へ資本参加

 10月6日の日経新聞、繊研新聞に、しまむらが、「パシオス」の店舗名で関東を中心に116店舗を展開する田原屋の12.7%の発行済み株式を取得し、資本参加すると発表したことに関する記事が掲載されています。

 田原屋は、今年3月期で売上高399億円、経常利益4億3800万円。年商規模は日本最大手級のしまむらと比べてしまうと、10分の1くらいですが、アパレル流通企業としては、そこそこ大きい方ですね。

 しまむらとしては、同業に資本参加するのは初めてとのことです。

 記事には、出店地域がほぼ同じで店舗運営も同じ、とありますが、そう、同じ主婦に低価格衣料を販売する大型店という点で地域地域では競合関係にあるな、と認識していました。

 お客さんから見ると、近いものがあると思いますが、

 パシオスは、しまむらに商品調達が劣る分をナショナルブランドのキャリー品などで補い、しまむらよりも比較的都心近くの商業施設にテナントとして入っているケースも少なくないので、首都圏の一般の人には、しまむらよりもパシオスの方がおなじみだったりするかもしれません。

 その点、パシオスは、しまむらと同じ低価格を実現するにしても、低粗利率ながら、販売管理費率はしまむらほど合理化されておらず、高めなのでは?それがしまむらの経常利益率との違いに出ているのではないかなと思われます。

 でも、薄利多売で商品が回転するので、回転差資金でキャッシュフローはそこそこ潤沢なのでは・・・ともお見受けします。

 それゆえ、そこへ、しまむら式販売管理費コントロール手法を導入すれば、堅く利益が残せると考える経営者の方は賢明であるというのが、今回の提携に対する感想です。

 藤原会長が社外取締役になり、ノウハウ供与を行う模様で、良品計画V字回復の事例が思い出されます。

 おそらく、同時に同社の次世代対策にもなっているのではないでしょうか。

 こうしてまた、業界にしまむら流ファッションビジネス改革の輪が広がる、というわけですね。 

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関連エントリー-MUJI(無印良品)NY旗艦店11月開業

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October 06, 2007

ワールドがシンエイと組み婦人靴専門店を開発

 10月6日の日経新聞によると、ワールドが来春から20-30代のキャリア女性向けのシューズ専門店を駅ビル、ファッションビルに開発するにあたり、婦人靴卸のシンエイと共同出資会社を設立するとのこと。

 新会社はサンピエ、店舗名はフレイバーミュー。

 トークツ、オギツとともに百貨店婦人靴問屋御三家のシンエイの靴の生産ノウハウと、ワールドの店舗開発、運営ノウハウの合体は、とても興味深いところです。

 靴マーケットには、ユナイテッドアローズ、アバハウス、ジュンなどのアパレル企業が参入中。

 アパレルとの生産手法の違いや輸入制限などの規制もある靴のマーケットは、同じファッションアイテムながら、異質なものと捉えられて、ある意味業界自身もアパレル業界に比べると守られて来た部分もあったかと思います。

 ワールド自身も「Cocue」などでは、比較的シューズを多めに展開していたと認識していましたが、正直、完成度的には、「雑貨」の域は超えていなかったと思います。

 今回は、競争の激しいアパレルから開拓の余地のある靴マーケットへの本格参入を狙うワールドと、百貨店卸の呪縛?から抜け出そうとするシンエイの利益が一致するプロジェクトになりそうですね。

 婦人靴マーケットの活性化に向けて興味深いタッグチームだと思います。 

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【第7位】↓down (07.10.06現在)

関連エントリー-ジュンが足元のファッションに特化したセレクトショップを展開
関連エントリー-アパレル企業の服飾雑貨売上が伸び盛り

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October 05, 2007

新宿三越の伊勢丹別館化構想

 10月5日の日経新聞に来年4月に経営統合することで合意している伊勢丹と三越が4日に発表した統合計画の詳細に関する記事が掲載されています。

 07年見込みの連結営業利益430億円を2013年度までに750億円まで高めるのが目標になりますが、増益分は、共同で進める首都圏の既存主力店舗の増床計画などにかかってくる模様です。

 この中で注目なのは、記事も取り上げている新宿三越アルコットの伊勢丹新宿本店別館化への検討という部分でしょう。

 百貨店の平均月坪あたり売上高が50万円弱なのに対し、伊勢丹新宿本店はその倍の100万円と言われています。

 流通業では、月あたり、坪当たりの売り上げ高を、坪効率と呼び、販売効率の指標とすることが多いですが、この月坪効率は高ければ高いほどよい、というものではなく、一般に月坪売上が50万円を超えると、人件費や物流コストなどの販売管理費率が増え、逆に非効率(営業利益率は下がる)になるため、増床したり、同一商圏に店舗を増やすべき、という説があります。

 同時に、坪当たりの売り上げが高ければ、それだけ忙しいわけで、ひとりひとりの顧客に対するサービスも低下するというわけです。(接客して欲しくても相手をしてくれる店員がいないとか)

 一方、伊勢丹本店の交差点挟んで斜向かいの新宿三越は、ご存知のように一階にラグジュアリーブランドの店舗を構えてはいるものの、2階以上は、出入りも激しく、大型専門店集積のテナントビルと化しており、不動産価値はあるものの、業界の中でも、物件を活かしているとは言えない例のひとつになっていたかと思います。

 そういう意味で、伊勢丹にとっては、高すぎる坪効率を分散しながら全体の売上を上げ、三越にとっては宝の持ち腐れ的な物件を活性化できるチャンスとなるはずです。

 このプランは是非実現したいところでしょうね。 

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October 02, 2007

適品・適時・適価・適所・適量

 今回のタイトルは、言わずと知れた「マーチャンダイジングの『5適』」です。

 この5つの「適」がマッチした時、ファッションビジネスはうまくいく、と言われ、ファッションリテーラーでは、シーズンごと、商品特性ごとにこの5適を実現すべく、取り組んでいるわけです。

 先週、ユニクロがこの秋冬シーズンにカシミヤアイテムを仕掛けるにあたってプレスリリースを行い、各紙がこれを取り上げた記事を読んでいました。

 この秋、これらカシミヤアイテムの一部をデザインするコラボデザイナーは、去年の秋もデザイナーズインビテーションプロジェクト第1弾で取り組んだアダムジョーンズ、この春に第2弾で取り組んだ、ルッツ & パトモス、そして、いよいよ日本が世界に誇るコレクションデザイナーのひとりケイタマルヤマ(丸山敬太氏)の登場です。

 さすがですね、ユニクロは。

 実は、今回のニュースを聞いて一番最初に頭に思い浮かんだのが「5適」という言葉でした。

 今年はどうなのかな・・・と。

 昨年の同社のデザイナーズインビテーションプロジェクトの企画、すべての商品を見たわけではありませんが、さすがコレクション系のデザイナーがデザインしたとあって、とても素敵で、いい商品だったと思います。

 しかし、プロジェクトそのものは、ビジネスとしては、うまくいかなかったと聞いています。

 たぶん、5適の前の3つはよくても、後の2つ、「適所」、「適量」に問題があったのではないかな、と想像に難くありませんでした。

 私の知りうる限り、ほぼ全店でコーナー展開され、しばらくして、某数店舗で大量に値下げ販売されていた棚を目撃して、ああ、もったいないなと思ったものです。

 商品を仕掛けるなら年間52週、全国の家庭の新聞に折り込まれるチラシで、土日期間限定価格で、大量販売!チラシに載らない商品は仕掛けじゃない、くらいの勢いがこれまでの同社のスタイルであり、強みだったと思います。

 余談ですが、私もかつて、広告宣伝やチラシに載せるから、商品を切らさないようにと発注しすぎて、当初は評判もよく、よく売れたものの、在庫がさばききれず、大量に値下げ販売をした苦い経験をいくつか持っていますので、彼らのやり方、苦労を理解できないわけではありません。

 そんなことを考えながら、WEBサイトを眺めていたところ、不安とはうらはらに、今回のコラボコレクションの中には、限定店舗とWEB STOREのみ販売の商品もあるようで、同社もいよいよファッション性に見合った商品の売り方や、希少価値を売るきめ細かいビジネススタイルへのチャレンジにも着手していることに気づき、少し安心したものです。

 TOKYOxPARISxNEWYORK WORLD DESIGNERS MEET 100%CASHMERE 世界のデザイナーとUNIQLOがコラボレーション

 アイテムの鮮度や商品特性、生活者の期待に合わせた商品ごとの「5適」。

 欧州のSPA、ZARAやH&Mはそこらへんの使い分け、コントロールがとても上手だと言われています。そこが、彼らがプッシュ型(広告や接客による押し売り販売)ではなくプル型(広告に頼らずとも自然と顧客が期待して店舗にやってくる品揃え)と言われる所以だと思います。

 日本のSPAの雄であるユニクロもそこらへんの精度に磨きをかけておくことが、これからますます激しくなる世界ファッションSPA戦国時代に向けての武装のひとつであると思う今日この頃です。

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October 01, 2007

先週の記事別アクセスランキング

 先週1週間にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。業界でもっともホットな話題がわかるかも?

 先週は、総入れ替えで新旧バラエティにとんだエントリーがランクイン。

 2位は、先週のユニクロさんのカシミヤ関連のプレスリリースがらみで、ライブドアニュースにリンクが取り上げられて久々の登場です。5位のしまむらも、どうやらR25のしまむら関連の記事掲載が引き金となって検索エンジン経由でのアクセスが多かったようです。

 9月はレザーが売れたお店は健闘したようですが、全般的には、記録的な残暑で各ファッションリテーラーさんは苦戦だったようです。なんか秋が飛んでしまったような今日この頃ですが、10月、これからが勝負ですね。

【ランキング】
1位-オンワード樫山のマーケットの変化に対応する組織再編(07.09.25)

2位-ユニクロのジーンズの進化に感心(07.06.23)

3位-靴のヒラキが婦人靴新業態に挑戦(07.09.26)

4位-「ファッション販売」11月号にアバクロに関する寄稿記事が掲載されました。(07.09.27)

5位-しまむらが山手線の内側に出店(07.05.29)

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