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October 19, 2007

ピークパフォーマンス

 今週は、52週MDを実践されているファッション企業さんにとっては、第42週目にあたる週です。

 特に、レディースアパレルマーケットの企業あたりでは、毎年、この42週~43週を、1月のセールを除く、秋冬プロパー(定価)販売期間の中で、もっとも売上が上がる週として、「ピーク週」と位置づけていることと思います。

 多くの企業が、この週に売り逃しをせず、いかに売上を最大化できるかを考え、シーズン立ち上がり時期から、仮説検証を繰り返し、ベストな品揃えと在庫を準備して、この時期を迎えたと思われます。

 この時期に、よい結果が出れば、当然、上昇気流にのってシーズン全体の売上はよくなるでしょうし、その好調さは、プロパーに限らず、セール時期にも持続されることになるでしょう。

 さて、関連して、タイトルの「ピークパフォーマンス」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?

 これは、私がファッションビジネス、特にリテールビジネスに携わって大切にしてきた発想のひとつです。

 その意味は、もっとも大切な瞬間(ピーク=お客さんに買ってもらえる時)に、自分たちの力(実力=品揃え・接客サービス)を最大限に発揮できるように、コントロールするという考え方です。

 もともと、私が学生時代から大好きなスポーツの一つであるラグビーの優勝に登りつめるための効果的な練習、試合方法からこの発想を学びました。

 ラグビーやいくつかのスポーツでは、1敗も許されないトーナメント制でない限りは、全戦全力で全勝しなくても優勝することはできます。

 スポーツにおいては、個人の体力には限界があり、バイオリズムもあり、怪我もつきものですから、もっとも大事な時にベストメンバーがベストコンディションで、最大限の実力を発揮するためには・・・という発想をすることになります。そうすると、常に全力疾走すべきか?準備、充電、試運転といった発想も必要になってくるわけです。

 シーズン性のある、ファッションリテールビジネスも近いものがあると思います。お客さんが買う気のない時も、常に頑張り過ぎても、空回りするだけで、大事な時に力を発揮できなければもったいないですからね。

 まずは、自分たちのピーク(=お客さんの買いたい時)を知ること、そして、そこで最高のパフォーマンス(品揃え、在庫、接客)を演じるためにはどうしたらよいかと考え、仮説検証をしながら、準備をする。

 さて、皆さんは、この秋冬ビジネスのピークにあたり、準備にぬかりはありませんか?

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