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January 31, 2008

「あらたにす」開設に寄せて

 1月31日、いよいよ、日経、朝日、読売の新聞各紙の一面、社会面の主要記事や社説、三紙分がいっぺんに読める、「よみくらべ」ウェブサイト「あらたにす」が開設されましたね。

 あらたにす

 このサイトの試みがすばらしいところは、三紙が同時に読めるだけでなく、その論調の違いを比較できることによって、ひとつの事実を複数の角度から見ることができること、更に「新聞案内人」なる著名人が、三紙を読み比べての意見を加えてくれるところにあると思います。

 情報化社会といわれて久しいものがありますが、インターネットによって、それが二乗以上のスピードで進んでいるのを実感します。

 情報の選別、活用はますます重要になってきていると思いますが、そんな中、ひとつの事柄に対して、「最低ふたつ以上の見方」を知ることは、判断の上で、極めて大切なことだと思っています。

 開設に寄せての新聞案内人のおひとり、伊藤元重さんのコメント、とても共感しますね。

 3紙の報道を“一週間の流れ”で読み解きたい

 ところで、このブログ「ファッション流通ブログde業界関心事」も、もとはと言えば、私が約10年くらい前から行っていた、日経新聞、日経MJ、繊研新聞三紙の「よみくらべ」、今後のファッションビジネストレンドを予感させる、気になるマーケット、企業、現象の記事をスクラップしていたことがその原点にあります。

 インターネットを利用して、ファッションビジネスの実務に携わるかたわら、生活者の視点も交えて、その時、その時、記事を読みくらべ、感じたことを記録に残そう、そして、それが業界外の方、次世代の方々のいい刺激になれば、という思いで4年前に始めたものでした。

  今回、新聞業界のいろいろなご事情もあるかと思いますが、企業を超えたこのようなチャレンジに共感するとともに、サービスを通じて、複数の視点をもって考えられる「マルチ発想」のできる人材を育成し、自らも発展しようとする三紙の試みを歓迎し、今後の更なる進化を期待したいと思います。

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January 30, 2008

インターネット上のアウトレット販売が拡大中

 1月30日の日経新聞に、人気衣料品ブランドの在庫処分品を扱うインターネット通販の利用者が増えていることに関する記事が掲載されていました。

 紹介されていたのは、

 マガシークのアウトレットピーク 
 ゼイヴェルのアウトレットウォーカー(ケイタイサイトのみ)
 ニッセンのブランデリ
 など

 具体的な金額は掲載されていませんが、それぞれ前年比6-7割増くらいのペースで推移しているとのことです。

 ブランド衣料のアウトレットと言えば今のところ郊外立地がほとんどで、生活者にとっては、出かけていっても必ずしも欲しいものがあるとは限らず、ネットであれば手軽(商品を触れないリスクはありますが)に購入ができる。百貨店、専門店などの店頭販売が低迷している昨今、アパレル、ブランドの利害とも一致して、在庫処分を上記のようなサイトに依頼するケースが増えているとのことです。

 ブランドが自社サイトでアウトレット販売するケースもありますが、当事者ではない企業や異業種によるポータルサイトなどの立ち上げも目立っているようです。 実際は、その方が、割り切って処分できていいかもしれませんね。

 ファッション性が高い気に入った服が値下で安く買えるのは、1月と7月のセール時のみという常識は着実に崩れつつありますが、こんな流れも、賢く買いまわる生活者をますます育んでいくひとつの販路になりそうです。

 アメリカでは、百貨店で販売されている著名ブランド品(新品・新古品)を常時OFFセールしている「オフプライスストア」が、リアル店舗として、アウトレットモールとは別にファッション流通の1業態として確立していますが(2兆円規模のマーケット)、日本においても業界に対する百貨店の影響力が小さくなると、そんな業態が出現する日もそう遠くはないのかもしれませんね。

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関連エントリー-日本にはないクローズアウトマーケットとは

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January 28, 2008

先週の記事別アクセスランキング

 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリーをご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 ランキングには外資日本進出、見逃せない外国人観光客需要の拡大、次なる成長を模索しての海外進出と業界の大きなうねり、トピックがランクイン。今年は本当に潮目が変わる一年になりそうです。
 
【ランキング】

1位-H&Mの強みはモザイクマーチャンダイジング(08.1.18)

2位-外国人客取り込みが成長持続のカギ?(08.1.21)

3位-レディース専門店チェーンの中国出店計画(08.1.23)

4位-2008年、ファッション業界のビジネスマクロトレンドは?(07.12.30)

5位-「ランウェイ・ビート」を読んで(08.1.24)

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January 27, 2008

【お知らせ】2月8日(金)名古屋にて、「ファッション商品の店頭在庫コントロール」のセミナー開催します。

 今回は、来る2月8日(金)に名古屋で開催される、POSレジ業界大手の東芝テック(TEC)さんのセミナーで講師をさせていただくことになりましたので、そのご案内をさせていただきます。

日時   2008年2月8日(金)
     13:30-17:15 
     (14:00-16:30が私の講演です)
 
場所   キャッスルプラザ
      〒450-0002
      愛知県名古屋市中村区名駅4‐3‐25
      TEL 052-582-2121
 
講演テーマ 「ファッション商品の店頭在庫コントロール」

 内容は、以前私が勤務していたアパレル専門チェーンにおいて、社長特命で「在庫コントロール部」を立ち上げてから、他社のベンチマーキングと試行錯誤を繰り返しながら、業務を構築、人材育成、引き継ぎを行った3年間の事例をまとめたものです。

 国内外の勝ち組SPA企業が賢く買いまわる顧客にソリューションを提供し、着実に、シェアを獲得している昨今、商品マーチャンダイジングの進化はもちろん、その上で、店頭の顧客満足と企業収益をリアルタイムにマッチングさせる「店頭在庫コントロール」の技術は必須条件になりつつあります。

 そんな「店頭在庫コントロール」を実践する上での基本を体系的にまとめましたので、現状の課題解決の気づき、明日の業務のヒントにしていただければ、と思います。

 東京、大阪に続き、今回は名古屋で初めて東海、北陸地区のファッションリテイラー様向けにセミナーをさせて頂くことになりました。

 専門店様、アパレル出身SPA様、10-50店舗超くらいの規模の成長中ファッションリテイル事業を運営されている企業の方々にタイムリーな内容だと思います。

 ご興味のある方、参加をご検討される方は、こちらからDMダウンロードができます。

 参加をご希望の方は、東芝テックさんの受付窓口にお電話いただくか、上記からDMをダウンロードしていただき、裏面の申込用紙をファックスしてお申し込みください。
 
 また、セミナーの後半には、大手ファッションSPA企業、同靴専門店チェーンで実績を上げている、発注から売り切りまで、かゆいところに手の届くアパレル専門店向けMD業務パッケージソフト、松山電子計算センターさんの

 現場主義II

 のデモンストレーションがあります。店頭在庫コントロールを行う上でとても適したパッケージソフトで、お勧めです。
 
 お問合せ先
  東芝テック株式会社 中部支社
  営業推進部
  佐藤 伸一氏
  TEL 052-889-5210
  FAX 052-889-5290

 東芝テックイベント情報ホームページ

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January 26, 2008

ルミネの次なる改革ポイントは?

 1月23日の繊研新聞の「小売業首脳新春インタビュー」に、絶好調のターミナル駅ファッションビル、ルミネの花崎社長の記事が掲載されていました。

 マーケットトレンドから、消費が都心部駅周辺に向かうのは誰もが認めるところだと思いますが、そんな環境の中、JR系のデベロッパー、ルミネは現在のファッションマーケットのキーデベロッパー、主役の1社であることは間違いなく、その動向は今、業界が注目するところです。

 同社は、日本最高の立地を最大限に利用して、業績を伸ばしていますが、その立地アドバンテージに甘んじることなく、テナントおよびその企業本部を巻き込んで、販売スタッフの人財育成や、それをサポートする本社に業務改善要求を行う、そして、会社を超えてプラスになるテナント成功事例を他のテナントと共有してもらう機会を設けるところまで、かなり突っ込んだ取組をしていることで有名です。

 以前もブログで紹介しましたが、テナント企業で接客技術を競うロールプレイングコンテスト「ルミネスト」は業界の中でも同社をベンチマークするデベロッパーが増えていますし、企業を超えて店長のナレッジを共有する「ショップマスター研修」も効果を上げている模様です。

 今回の記事で更なる運営の質の向上へ、と今後の課題を挙げていらっしゃったのは、

 ①テナント各社の商品投入ロジスティック
 ②テナント側の頻繁な人事異動の課題

でした。

 ②の課題は、要は、優秀な店長、副店長クラスの異動は、売上に影響しやすいので、して欲しくないのは、当たり前の話で、ルミネに入るようなテナントはどこのデベロッパーからも引っ張りだこですし、予算の高い好立地への新店、大型店出店機会があれば、テナント企業は、優秀な店長は抜擢せざるを得ない事情があるでしょうから、なかなか難しいところだと思います。あとテナント企業側のES(従業員満足)、人事定着率の問題もあるかもしれませんしね・・・。

 一方、①は、ロジスティックによる販売機会損失削減の話で、日本一坪効率(坪当たり売上高)の高い立地のひとつであるターミナル駅にあるルミネ店舗に対する商品投入は、十分改善が可能な課題だと思いました。

 おそらく、ルミネでは、各テナントが、他の既存店の効率の倍かそれ以上の効率を挙げていると思いますが、特別なディストリビューション、ロジスティックが必要でしょう。

 いわゆる「ジャスト・イン・タイム」に近いロジスティックが組めれば機会損失を減らすことができ、販売効率向上に直結しそうです。現状テナントの多くは、勘にもとづく対応をされているところが多いのではないかなと思われます・・・。

 ある坪効率の高い百貨店では、そのための専用の物流拠点を店舗の近隣に設けていると言います。

 ますます人が集まる立地で、顧客と店舗スタッフの笑顔の中、鮮度あふれる商品が次々に高回転する様、商売人としては、これ以上の光景はないと思います。

 ルミネさんが、そんなシーンを実現されてゆくことを今後も期待したいと思います。

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関連エントリー-ルミネのショップマスター研修

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January 24, 2008

「ランウェイ・ビート」を読んで

 ファッションやモードデザインをテーマにして人気だったケイタイ小説が、最近、書籍化されたということで、知人に薦められて読んでみました。

 「ランウェイ☆ビート」(maha著;宝島社)
 

 内容は、ある都心の高校に転校して来たモードファッションデザインの才能溢れる小柄の男の子が、平凡な生活を送るクラスメイトたちを持ち前の明るさで、ファッションに目覚めさせ、勇気、元気を与えられたクラスの子ら周りの協力を得て、東京コレクションで鮮烈デビューを果たして世間をあっと言わせてしまうという、ちょっと漫画やドラマにありそうなサクセスストーリー。
 
 女子高校生が中心客層と思われる小説ですんで、お約束通り高校生同士の純愛なんかも、びしびし展開されるわけですが、読んでいて、とても感心、共感したのは、著者がこの小説を通じて、「ポテンシャル(=潜在能力)」というテーマで一本筋を通していたところです。

 この「ポテンシャル」というキーワード、ファッションビジネスでとても大切な言葉のひとつだと思っています。

 デザイナーやパターンナーなど製造サイドの人は、いかに素材の「ポテンシャル」を引き出して商品を作るかがテーマですし、販売に携わる人はいかに着る、身につけるお客様の「ポテンシャル」を信じ、それを引き出すことのできる一品を提案できるかが使命であると思うからです。

 そう、誰もが秘めている「ポテンシャル」を認め、引き出し、お客様に勇気、自信を与えることこそが、ファッションビジネスの本質、醍醐味であると言えましょう。

 この小説、「ランウェイビート」はそんなことを、登場する高校生たちの目線を通して、改めて実感させてくれます。
 
 ファッションビジネスに携わる方も、そうでない方も、純粋に勇気をもらえるかも。

 まるでコミックを読んでいるかのごとく、読みやすい文章、一つ一つのシーンがはっきり目に浮かぶ表現力。

 ←何か今回は書評っぽくなっちゃいましたね。

 さて、今朝も寝癖をつけたまま学校に行った中2の息子にも薦めてみようかな。


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関連エントリーランウェイの向こうにあるもの


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January 23, 2008

レディース専門店チェーンの中国出店計画

 1月23日の繊研新聞に中国への出店を計画するヤングレディースチェーン店各社の記事が掲載されていました。

 飽和市場、少子高齢化で縮小することが目に見えている日本マーケットに対して、次なる成長は中国市場が最右翼。

 出店場所は、百貨店やこれから10年間に中国・東南アジアに50拠点を出店するというイオンモールのSCが舞台の中心になる模様ですね。

 ブログでもご紹介し、先行するハニーズは06年1月の1号店出店からすでに07年11月末時点で48店。順調に黒字体質を固めつつあるといいます。記事の中では、その他、ポイント、パレモ、ブルークラスなどの出店計画が紹介されていました。腰の重かった会社もイオンSCの出店計画が背中を押しているのも事実だと思います。

 中国では、変に現地の物価に合わせず、日本発信ブランドを打ち出せば、むしろ1.5倍くらいの価格くらいでよく売れる、というような話を聞いたこともあります。ユニクロが中国マーケットを軌道に乗せたのも、そういったマーケティング戦略だったようです。

 これらのチェーン店に納品をしているメーカーさんも、もともと中国生産が中心なため、スケールメリットが発揮できれば、中国生産→中国販売と理にかなっており、次のビジネスの柱、と期待を寄せ、物流の整備を始めているようです。

 しかしながら、中国での売上利益は、いまのところ、制度上、日本に持ち込むことが難しく、中国への再投資といった選択しかないようで、日本サイドのメリットを疑問視する声も耳にします。

 上記の上場企業なら、海外の収益を連結にして、成長性、収益性を株主にアピールし、株価向上で資金調達などキャッシュフローのメリットを享受できるんですがね。

 そう、業界のグローバル化は、きっと世界のグローバル企業がそうであるように、株式の時価総額重視経営に向かうことも意味するのでしょうね。 

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関連エントリー-ハニーズ、中国に1号店出店
関連エントリー-ハニーズが中国100店体制に向けて中国人留学生を育成
関連エントリー-ポイントが香港を拠点にグローバルSPAを目指す

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January 22, 2008

先週の記事別アクセスランキング

 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリーをご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 先週の上場企業の全面株安について、週末の日経新聞国際面には、海外投資家の株主利益を尊重しない日本企業、政府に海外メディアの非難ごうごうの記事が掲載されていました。

 ・自己防衛の中心のポイズンピル導入企業の多さ
 ・ヒット商品のなさ(世界の注目はソニーからアップルへ)
 ・政府の政策不信  などなど
 
 理由はいろいろありますが、海外投資家の日本株離れは今後も進むだろうという見方が大勢でした。

 既存店前年対比割れの連続など、マクロ経済的なファッション流通業界の足元は決してよくはありませんが、明日のために日々の業務の積み重ねは怠らないようにしたいところですね。

【ランキング】

1位-2008年、ファッション業界のビジネスマクロトレンドは?(07.12.30)

2位-中国企業が日本企業を買収するなんてことも・・・(08.1.13)

3位-住空間ファッションマーケット勝ち組企業の今年の戦略は(08.1.14)

4位-H&Mの強みはモザイクマーチャンダイジング(08.1.18)

5位-2007年ファッション流通10大ニュース!(07.12.29)

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January 21, 2008

外国人客取り込みが成長持続のカギ?

 先週は全国百貨店の年間売り上げが11年連続減少(7兆7052億円;前年比▲0.5%)という統計が発表されました。

 ファッション関連商品別には、

商品別          前年比   売上構成比
衣料品          ▲2.1%    37.6%
身の回り品        +0.5%    13.0%
(靴・服飾雑貨など) 
化粧品          +4.1%     4.6%

といった数字になります。 日経プレスリリース 関連資料 より

 ところで、百貨店売上全体が縮小する中、好調百貨店のひとつ、5年連続で初売りが前年を上回って記録を更新したという伊勢丹新宿本店に当日列を作ったという友人と話をしました。

 「いやぁ、あんなにアジアの人が多いと思わなかったよ・・・」

 1月21日の日経MJに、外国人集客を競う百貨店の記事が掲載されていました。

 記事によると、増える観光客に対応した免税コーナーサービスの向上はもちろん(三越銀座の昨年一年の免税カウンター利用者は前年比5割り増しとのこと)、中国版デビットカード、「銀聯(ぎんれん)」の導入、観光客向け割引サービスを行う百貨店もあるそうで、都心部では、いかにアジア観光客を取り込むかが今後の成長持続の大きなポイントになっているようです。

 そう、銀座や表参道に旗艦店出店ラッシュをするラグジュアリーブランドしかり、いまや日本人顧客の購買増を当てにして、というより、新興国観光客取り込みを目的とした投資が一般的のようです。

 そんなニュースを読んで、日本マーケットを憂うべきでしょうか?

 いやいや、日本も欧米主要都市並みに、国際的になったなあ、と喜び、これからも進むそんな傾向への対応を考えるべきなのでしょうね。

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関連エントリー-「ニッポン買イマス」 主役は新興国(BRICs)?

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January 18, 2008

H&Mの強みはモザイクマーチャンダイジング

 2回続けてH&Mに関するエントリーで恐縮ですが・・・チェーンストアエイジ2008.1.15号にH&Mの記事が出ていたので拝読しました。

 「世界最強のSPA、H&M モザイクマーチャンダイジングのベールを剥ぐ<前編>」というタイトルです。

 ファッション業界専門ではない、アメリカチェーンストアー理論の専門家の方が、どんな視点でH&Mをご覧になるのか、興味深く読ませていただきました。

 アメリカと中国の店舗を数店づつ視察されて、商品分類などからアプローチされているのは、さすがです。

 記事の要旨として、チェーンストア理論の定石である店舗の標準化を真っ向から覆す手法として、タイトルにある「モザイクマーチャンダイジング」を挙げていらっしゃいます。

 おそらく次回の後編で、その本質に迫って行くと思われますが、筆者の方が視察したアメリカの4店舗(西海岸とニューヨーク5番街)でH&Mが持つ約20ある商品ラインのうち、全店に共通するのは、たった4ラインしかなく、各店が店舗の形状と客層に合わせた複数ラインミックスを巧妙に行っている結果、2つと同じ店はなく、そこが、世界に地域の客層にあわせて好立地、あらゆる物件に多店舗出店できるゆえんであると指摘されています。

 これは、H&M社自身もIR資料などで認めているところでもありますが、レディース、メンズ、ティーンズ、キッズ、コスメといったターゲット別に商品ライン(テイスト)が複数あり、ラインのアイテムの中にも、企画分類(トレンド対応型、ベーシック対応型、先取提案型etc)があるでしょうから、極論組み合わせは無限大に近いということになりますね。

 ユニット数= ターゲット x 商品ライン x 企画分類 

 私は、同社のMDミックスを「アメーバ」というイメージで見ていましたが、そう、「モザイク」という言葉、適切だと思います。

 大事なところは、そういった組み合わせ可能な、ユニット(小さい単位)をきっちり「定義」して、それらをカセットのように組み合わせる技術、それを世界1500店舗においてコントロールできる手法が確立されているということですね。これこそ、全世界、全客層対応型というグローバルSPA業態の強みであると思います。

 日本でも、比較的大型店を展開されているファッションリテイラーさんもこの手法を実践されているところも、少なくないと思いますが、H&Mの巧妙さは、既存店売上前年対比の継続的な向上に表れていると思います。

 H&M恐るべしですね。

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January 17, 2008

H&Mのヘッドデザイナーが交代

 海外のオンラインファッションニュースWWD.COMVogue.COMなどによると、いまや100人の大所帯となったH&Mのデザインチームを、30年前から率い、今日のH&Mの躍進に貢献したMargareta van den Bosch さん(65)が引退、部下のAnn-Sofie Johansson さん(44)にバトンタッチをするようです。

 van den Bosch さんは、コンサルとして今後もH&Mに関与し、コレクションデザイナーとのコラボにもかかわるようで、彼女のH&Mのヘッドデザイナーとしての最後の仕事は今年の秋物、になるとのことです(日本初お目見えのコレクションにあたりますね)。

 記事の中に、後任のJohansson さんがvan den Bosch さんにスカウトされてデザインチームにアシスタントとして入ったころの話がありました。当時(約20年前)、彼女は3年間H&Mの店舗販売スタッフだったそうですが、そのころは、デザインチームはまだ10人、コンピューターは一切なく、すべて手作業で仕事を行っていたという昔話。夜学に通いながらデザインを勉強したとのことです。

 販売スタッフからスタートして、世界最大のファッションストア業態のヘッドデザイナーというサクセスストーリーも夢があって素敵ですね。

 世代交代ではありますが、組織的に動くH&M社のことですから、全体に対する影響はないと思います。

 あわせて日本進出もあるこの秋仕掛けるデザイナーカプセルコレクション(コラボ)第五弾のお相手も興味が尽きないところですね。
 
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January 15, 2008

先週の記事別アクセスランキング

 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリーをご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 新聞記事も、世間話も今年はどうなるか、の話題が多かった先週、引き続き上位は変わりません。

 低迷の続く国内市場に、アジアからの観光客需要をあてにした欧州を中心とした外資の流入、一方、生産、販売コストアップの打開策は・・・課題は多いですが、転機こそチャンスと、前向きに取り組みたいものです。

【ランキング】

1位-2008年、ファッション業界のビジネスマクロトレンドは?(07.12.30)

2位-2007年ファッション流通10大ニュース!(07.12.29)

3位-原宿人気古着ショップの魅力比較(05.04.06)

4位-JR東日本が駅ビル開発・運営でイオンと業務提携(08.01.04)

5位-松坂屋が大丸を手本に銀座店周辺に路面店出店(08.01.11)
 
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January 14, 2008

住空間ファッションマーケット勝ち組企業の今年の戦略は

 1月14日の日経MJ、ファッション&リビング欄、年初から毎回業界のリーディングカンパニー2社の社長に今年の景気や戦略を聞く、「2008トップに聞く」のコーナー。

 今回は無印良品を展開する良品計画の松井社長とイケア・ジャパンのラース・ペーテルソン社長でした。

 住空間ファッションマーケットにおいて、国内から海外に展開して行く無印良品(アメリカ1号は計画比2割増の推移とのこと)と一方、世界戦略の一環で日本マーケットに攻め込むイケアのコントラストが面白いですね。

 また、個人的な話ですが、昨年の自宅リフォームの際には両社にかなりお世話になったこともあり興味深く記事を読ませていただきました。

 良品計画は、先日順調な第3四半期決算発表をされていましたが、「都心がよくなり、地方が悪くなった」二極化現象や選別消費に対応して、

○定番品の値下げ
○(都心向けに)センスの良い高価格の商品を増やす

また

○すでに7500になったアイテムについては、アイテム数を増やすというより既存商品の改善に力を入れる

とのことです。

一方、イケアについては
今年は関西(神戸、大阪)と関東(新三郷)に3店舗を出店されるようですが、

○市場で一番低価格の商品を提供するという基本姿勢は守り続ける

ために、

○(計5店舗になる全店をカバーする)国内初の物流拠点を愛知県で稼働させ、商品を産地からダイレクトに日本に持ち込み、物流経費を削減する

とのこと。

 これまでは上海に世界各地で作った商品を一旦集結させて、各店別に日本に送り込んできていたと思いますのでコストダウンとスピードのメリットを発揮して行く模様ですね。

 両社ともに、生活者がどのように利用するかをしっかりオブザベーション(観察)することをマーケティングの基軸において、既存アイテムの使い勝手やファッション性の改良から、作り手発想の業界常識を覆し、ライフスタイルを豊かにして来た代表格の企業です。

 取り扱い商品は違っても、今年、ベンチマークの対象になる企業だと思います。

 今後とも両社の商品、サービスの向上、楽しみにしています。

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関連エントリー-オブザベーションで生活者に優しい商品、売場づくり
関連エントリー-今年は住空間ファッションが面白い

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January 13, 2008

中国企業が日本企業を買収するなんてことも・・・

 13日の日経新聞の一面に、2007年終値ベースの世界主要企業の株式時価総額ランキングに関する記事が掲載されていました。

 やはり、GDP2桁増を続ける中国の企業への期待は高く、躍進はめざましいものがありますね。

 トップ10に米の4社を上回り5社ランクイン(日本はトヨタ自動車が21位転落でゼロ)、トップ500でいくと、米の166社(21社減)にはまだまだ及ばないようですが、日本の40社(8社減)を上回る44社がラインクインしているとのことです。

 特に、中国石油天然気(ペトロチャイナ)が、米エクソンモービル(前年1位→2位)を抜いて1位(前年6位→1位)、になったり、中国移動(チャイナモバイル;前年19位→4位)、中国工商銀行(前年7位→5位)、中国建設銀行(前年27位→8位)など、エネルギー、銀行分野での躍進が顕著で、エネルギー資源の高騰、ドルや円の対外為のレートが下がっているのが影響しているのも間違いない要因ですが、世界の投資家の期待、資金がどこに向かっているのかがわかります。

 年明けから、日経新聞では、円とともに弱体化する日本経済に関する記事が多く、危機感を感じながら読ませていただいております。

 輸出立国である日本は歴史的に円安を歓迎する、過去にはそれでよかったかもしれません。しかし外国から見れば買いやすい国と映るのが間違いないのも事実。各種、金融の規制緩和、日本市場の開放はそれを促進します。

 記事の中で、ゴールドマンサックスのエコノミストの方がおっしゃっているように、今後、世界の投資家の期待で流れ込む資金を利用して、中国(アジア)企業による日本の代表的な企業の買収も活発になるかもしれませんね。 

 ところで、年始に業界の方と世間話をしていて、「今勢いのあるファッション企業は?」というような話題になりましたが、数社名前が挙がったものの、「今年は大手による中小ファッションストアのM&Aの年ですかねぇ~」という結びになったものでした。

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関連エントリー-香港Li&Fung利豊(リー&フォン)社の兼松繊維買収が意味するところ
関連エントリー-ハニーズ初のM&Aでトレンド企画機能を獲得へ


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January 11, 2008

松坂屋が大丸を手本に銀座店周辺に路面店出店

 1月9日付けのasahi.com によると、松坂屋が今年の3月から、銀座店の周辺に路面店を出店するそうです。
 
 東京はじめ、他の地域の方には、「百貨店が周辺に路面店ってどういうこと?」とイメージが掴みづらいかもしれませんが、大阪心斎橋や神戸では、大丸百貨店の周りの心斎橋筋のモールや神戸の旧居留地に大丸が店舗物件を押さえ、ブランドショップが出店している路面店が数多くあるのはおなじみで、実際、本体の売上にもそこそこ貢献しているようですね。 

 asahi.com:松坂屋、銀座店隣りに路面店 大丸が手本

 実際には、生活者から見ると、一見、百貨店の一部というより、ブランドの路面店にしか見えないお店になりますが、この手法は、

○巨額な増床投資を必要としない
○百貨店より敷居の低い路面店で顧客を獲得でき、売上が上がる
○ブランドショップの顧客になり、ハウスカードをもってもらえれば、将来的に百貨店本体に誘導できる
○ブランド側も百貨店のイメージ、内装とは別に、独自の世界観が表現できる
○生活者も路面店なので、立ち寄りやすい
○ハウスカード会員になればブランドショップでも特典が得られる

などのWIN-WINメリットが考えられますね。

 もともとは、大丸のこの手法も本体の売上拡大策だったり、周辺地域活性策の一環だったのかもしれません。

 しかし、一般的に大きな館をドンと構えて、敷居が高く感じる百貨店が、生活者が手軽に寄り付ける路面店を出店して、顧客に近づく、という発想には興味を持っていました。同社や伊勢丹の食品スーパー出店にも同じような発想があるのでしょう。

 さて、再開発目覚しい広域銀座での、今回の松坂屋の試み、これらのメリットがどこまで享受できるか?興味深いところですね。

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January 10, 2008

今年は中国一辺倒の海外生産比率が見直せるだろうか

 昨年末に、ユニクロが、かつてのビジネスモデル、中国一辺倒(現在は90%中国;残り10%はベトナムやカンボジアとのこと)の海外生産比率を徐々に90%→60%にするとの発表がありましたが・・・

 年始に入って、業界の方々と世間話をする機会が何度かありましたが、(特に生産サイドの)皆さん口をそろえて、「中国生産一辺倒」に本当に危機感をもっていらっしゃるな、というのをひしひしと感じました。
 
 素材、附属品、日本マーケットへの対応の慣れ、スピードを考えると、ファッション業界にとって、中国はどうしても外せない生産地ですが、人件費アップ、為替レート、税制問題、というコスト高によってコストメリットが薄れ、従来活用していた沿岸地域の小中規模の工場が、軒並み欧米を相手にする大手に吸収されたり、廃業に追い込まれている話は深刻のようです。そんな影響で、今まで、30日だった生産期間が50日かかるという話も耳にします。

 百貨店向けメーカーの方々は、是非国内生産の見直しを行っていただきたいと思いますが、SPA、専門店、チェーンストアのバイヤーさん、メーカーさんは、中国から遠方の生産地を検討せざるを得ないわけです。

 日本企業でも、スーツ、ドレスシャツ、定番ボトムス、ユニフォームといった比較的デザイン変化が少なく、3ヶ月以上の生産期間を取れるアイテムは、ベトナム、カンボジア、ミャンマーなど東南アジアに生産国がシフトされていますが、今後は、ファッション商品も「そのうち」、とは言っていられない様相かもしれませんね。

 小さな坪数で、高回転で回しているマルキュー系ブランドを筆頭とするヤングファッションストアはともかく、「トレンド商品」と「定番的な商品」をミックスして販売しているファッションストアは、生産分散、使い分けを検討、実行に移す時期も近いかなとも思います。

 「ファストファッション」と呼ばれるH&MやZARAにしても、もともとは欧米諸国への国内産業保護を目的としたアイテム別国別輸入クオタ(制限枠)があったからこそ、必然的に数十カ国にグローバルソーシング(商品調達)を行っているわけですが、このクオタの存在にかかわらず、トレンド商品は、「ファスト(小回り利く国で、短納期、多少のラフな品質に目をつぶる)」、ベーシック(定番的)アイテムは「スロー(遠方の国でも、長い生産期間でも、品質を重視して生産)」を上手に使い分けているのは、知られているところです。

 なんでもかんでも、納期に引き付けて意思決定、フットワークのよい地で生産すれば、リスクが小さいのは間違いありませんが、今一度、社内で暗黙の了解にしている自社商品の企画分類政策(トレンド提案、定番、実験アイテム、の別)の再定義、見極めと、それにあわせた生産地を見直す必要もあるのではないか、と考えさせられたものでした。 

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January 07, 2008

先週の記事別アクセスランキング

 今年初めの週間アクセスランキング、年末年始にこのブログ内でアクセスの多かった記事をランキング形式でご紹介します。2008年の幕開け、業界で注目されている話題がわかるかも?

 ということで、まず、この1週間のトップ3は

1位-2008年、ファッション業界のビジネスマクロトレンドは?(07.12.30)

2位-2007年ファッション流通10大ニュース!(07.12.29)

3位-JR東日本が駅ビル開発・運営でイオンと業務提携(08.01.04)

になりますが、以下

4位-ファッション業界関係者はH&M(エッチアンドエム)の日本上陸の影響をどう見るか?~WWDジャパンより(07.05.11)

5位-試着販売スクープで考える業界の常識と課題(07.12.14)

は、1位の2008年ビジネストレンド予測の中でご紹介し、特に関心の高かったと思われるエントリーがランクインしたようです。

また、番外になりますが、6位には、

 原宿人気古着ショップの魅力比較(05.04.06)

が入っています。

 実は、このエントリー、このブログを始めてから、学生さんが休みになると、いつもアクセスの増える息の長いエントリーなのです。お年玉を握り締めて原宿に向かい、目一杯おしゃれを楽しむ彼ら彼女らの情報収集に少しでもお役に立てているかな?と、思うとちょっとうれしくなってきますね。

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January 04, 2008

JR東日本が駅ビル開発・運営でイオンと業務提携

 1月4日の日経新聞に、JR東日本が、業績が伸び悩んでいる同社所有の駅ビル、SCの運営をイオンに委託し、テコ入れを行うことに関する記事が掲載されていました。

 JR東日本は、現在、駅ビルを中心に約120のSCを運営し、2006年度のテナント売上高は約1兆円。そこまで大きくなった規模、影響力に、以前、ブログで「JR百貨店」としてご紹介したこともあります。

 今回の提携は、両社が電子マネーで提携した際に視野に入っていた話の具体的始動になるわけですが、JR東日本は、ルミネ、アトレなどの首都圏の中でも中心部の爆発的な集客力を誇る駅ビルを抱える一方、都心部から少し離れた不振SCのテコ入れからスタートし、日経記事によると、「駅ビルそのものをイオングループに貸し出し、運営をすべて任せる方向で交渉中」(関係者)とのことです。

 両社の提携第1弾は、JR土浦駅の駅ビル「ウイング」になる見込みとのこと。

 今年は、やはり4日付けの繊研新聞の1面にもありますが、SC全国3000箇所、30兆円市場時代に突入し、SCのオーバーストア感は否めず、各社の出店による成長のための「主戦場」の転換期であることは、年末の2008年のファッションビジネストレンドのエントリーでも述べた通りです。

 そんなマクロトレンドの中、今回の記事は、2008年の幕開けにふさわしいニュースだなあ、と思いながら読んでおりました。 

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 関連エントリー‐イオン、スイカ導入へ 電子マネー決済とその先にあるもの
 関連エントリー‐「JR百貨店」の脅威
 

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January 03, 2008

今年もよろしくお願いいたします。

 あけましておめでとうございます!

 3日の日経新聞によると、2日の百貨店、都心駅ビルの初売りは、前年を上回る売り上げを記録したり(伊勢丹新宿、池袋西武、阪急梅田、池袋パルコ、新宿ルミネ・・・)、開店を待つお客さんの列が前年を上回る(三越銀座)ところが多かったようです。

 12月は、業界全体が例年以上の「買い控え」に苦しんだ月でしたが、1月立ち上がりは、セール、福袋への期待と、生活者の賢い消費には年々拍車がかかっている模様です。

 今年は、去年にも増して、新しいライフスタイル?の創造、提案はもちろん、価格以上の価値を感じてもらえるもの、ジャストインタイム、ファッション性が求められる一年になりそうです。新聞紙上では、「エコ」がキーワードになるという意見も多かったですね。

 今年も変わり行くファッションマーケットの中、生活者最適を目指す事業育成、人財育成、ご一緒に考えて行きたいと思います。
  
 どうぞよろしくお願いいたします。

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