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March 15, 2009

ギルト(GILT)の日本進出は、日本でのブランド販売の常識を崩すだろうか?

 3月11日の日経MJ、3月13日の繊研新聞に、3月12日から日本版をスタートさせた会員制ラグジュアリーブランド格安ネット通販サイト、米ギルトグループに関する記事が掲載されていました。

 同社はアメリカで立ち上げられ、高級ブランドの過剰生産品をブランド会社から直接買い付け、証明書まで発行をし、招待制で会員登録を済ませた顧客に最大70%オフで販売することにより、創業からたった一年で週販1億円以上を売るようになった急成長企業です。 

 特に、顧客の心理を刺激するのは、ブランドを特定し、タイムセールを行うことによって、極めて短時間で、高い購買率を上げるという手法で、これは、イーベイ出身の幹部によるノウハウだとのこと。

 GILT(ギルト)日本版サイト

 早速会員登録してサイトを見てみましたが、ウンガロから始まり、高級ブランドがびっくりするような価格で販売されていますね。話によると、昨シーズンものではなく、今シーズンものも多いとか。

 個々の商品を見ていても、ここまできれいになおかつディテールが細かに見える通販サイトは見たことがないくらい、サイト自身のクオリティも高いですね。

 どんなブランドがいつからタイムセールをスタートするかの予告も出ています。

 日経MJの記事によると、ブランドによっては、米著名百貨店のサックス・フィフス・アベニューでの売上を上回るとか・・・神話も尽きないようです。

 日本サイトにはまだ一部のブランドしか登場していませんが、日経MJの記事によると、アメリカ側では、ドルチェアンドガッバーナ、バレンチノ、マークジェイコブス、マックイーン、ニナリッチなどが名を連ねているとのこと。

 創業幹部の人脈で買い付けられているビジネスではありますが、セールにならないと値下げされないことが常識とされていたラグジュアリーブランドとて、ディスカウント販売覚悟で、シーズン中に過剰在庫を放出するという現実。

 以前もブログでご紹介しましたが、完全買い取りが常識な欧米では、ブランド品が企業収益重視、キャッシュフロー確保のため、ブランド企業自身も、買い付けた専門店側もシーズン中でも在庫を放出し、いわゆるクローズアウトマーケットに流れ、ポロラルフローレンやカルバンクラインなどナショナルブランド品を常時70%-30%で販売するオフプライスストア(アメリカでは2兆円規模のマーケット)に並ぶのはあたりまえなのですよね。

 そんなことが日本でも起こり始めると、業界の体質、企業マネジメント方法も変革を迫られ、当然、より生活者最適(特に適価・適量)に向かうことは必然だと思います。

 ギルト日本法人は10年末までに会員100万人、5年内に年商500億円を目指すとのこと。ルイヴィトングループの日本での売上が1500億円弱と聞きますから1/3くらいですか、あるいはそのころには、半分くらいに達しているかもしれませんね。

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Comments

既存会員からの招待制とは書いてありますが、
全く関係なくどんどん入れるんですね、、、
やはり人集め優先なんですかね??
サイト上での記述を訂正しないということは
いずれは招待制のみになるのでしょうか??

Posted by: ギルトグループ | June 30, 2009 at 12:55 PM

どうなんでしょうかね。
一定会員に達するまでしばらく入会促進期間が続くのでしょうか・・・

Posted by: taka | July 01, 2009 at 10:52 AM

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