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August 05, 2009

前年に比べて、どんな工夫をしているか?

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 8月3日付けの日経MJにホームセンター最大手、カインズホームを展開するカインズの土屋社長のインタビュー記事が掲載されていました。

 都心部に店舗が少ないため、都心の方々にはあまりおなじみではないかもしれませんが、カインズ他ベイシアグループは、イオンやヨーカ堂のグループよりも進んだPB商品開発、徹底したコスト削減、不況時にも強い、勝ち組流通業のひとつに間違いありません。

 現社長に世代交代され、最近メディア露出が増えましたね~今回の記事はPB開発と同質化を避けるためにむしろ異業種をベンチマークするという姿勢(業界トップなので当然とも言えますが)について書かれていましたが、以前日経ビジネスの特集に感銘して書いたブログエントリーも参考までにご紹介しておきます。

 日経ビジネス記事「ベイシアの諦めない経営」を読んで

 先月中旬、企業の成功の秘訣をわかりやすく紹介するTBS系バラエティーTV番組、「がっちりマンデー」でも同社が取り上げられていましたが、私が同社に関して一番すごいと感じるのは全社あげてのコスト削減への執念です。

 聞くところによると、同社のトップは昔から、前年と同じこと、例えば「出店」にコストをかける時、担当者が何か考えて、工夫をした上で、前年よりも安いコスト見積を提出しないと絶対、稟議にハンコを押さないそうです。

 ただ「下請業者を叩け!」というのは安易で簡単かもしれませんが、それには限界がありますね。

 同社の場合、むしろ担当者がコストマインドを持って通常使う材料を工夫によって数量を減らしたり、調達方法や工程を変えることによって単価を下げるような考え抜いた「努力の跡」をスタンダードと考えるのです。

 番組では、具体的に、

 ・天井高を50センチ低くして、使用建材を減らし、1600万円の経費削減を行った。
 ・駐車場の車止めのペンキのラインを前と後の部分だけひいて、中間部はひかないことによって60万円経費削減した。

 などの事例が紹介されていました。

 ところで、コストを削減するのと同様に、売上を前年よりも上げる時も同じだと思います。

 右肩上がりの時代ならまだしも、今や、前年と同じことをやっていては、前年割れは必至です。

 前年より新しいやり方、工夫をして、人が成長している時、進化している時。そして、その新しいやり方や進化の度合いが顧客の心を打ち、支持されたときに初めて企業は成長し、「既存店売上」が前年を上回るのであって、たまたまヒット商品を当てたり、場当たり的な気合、精神論は、小手先の技、持続的成長をもたらすものではないと考えます。

 だから、経営者は常に、前年実績より高い予算をマネージャークラスや現場に課す時、それらの方々が、実際、変化をもたらす、どんな新しいやり方で仕事に取り組むのか、取り組んでいるのかを問わなければなりません。

 勝ち組流通企業は、そこんとこものすごくわかってらっしゃって、愚直に実践していると思うのですよね~。

 前年に比べて、どんな工夫をしているか?そして以前よりどれだけ成長、進化しているだろうか?

 これは、私が、常に自身に問いかけているフレーズでもあります。

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