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September 30, 2009

GAP(ギャップ)創業者ドナルドフィッシャー氏の訃報を知って

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 9月29日の繊研新聞などに、米ギャップの共同創業者で、同社名誉会長のドナルドフィッシャー氏が亡くなられたことに関する記事が掲載されていました。81歳だったとのこと。
  
 1969年に、若者に人気のレコードとリーバイスジーンズを販売するファッションストアとしてサンフランシスコで1号店をオープン。

 このブログで頻繁に登場するSPA(Speciality store of Private label Apparel;日本では「製造小売業」と訳される)という言葉は、確か、この方が宣言した「造語」だったはず。

 20世紀の間に、それまで世界最大であった米リミテッドグループを抜いて世界最大のファッション専門店の地位を築き、ユニクロはじめ多くの世界各国で活躍中のカジュアルウェアーSPAのお手本、刺激になった功績はあまりにも大きいでしょう。
 
 私のギャップとの出会いは、学生時代のアメリカ訪問時。初めて見た時、ジーンズ好きの貧乏学生の私にとって、とっても格好よかったです。

 そして、総合商社アパレル部門で働くようになり、約10年間、日本のアパレル企業、チェーンストアさんのために、世界中からアパレル製品を開発輸入する仕事おをさせていただきましたが、アメリカ、香港、中国、インド・・・各地の工場で出会う、ギャップのコットンリッチなカジュアルウエアーを見るたびに、こんな素敵な風合い、肉厚の綿製品を日本の生活者に届けたい、と元気を頂いたものでした。

 ですから、個人的にも、洋服の中でも、格別、綿100%へのこだわり、綿のクオリティにはうるさくなったのも、ギャップの影響だったのではないかとも思っています。 

 現在、残念ながらギャップはアメリカで飽和状態、リストラの進行中、世界のファッション業界の中で、トップの座をZARAやH&Mといった第2世代SPAに明け渡しつつあります。

 日本でも、100店舗を超えて頭打ち、11月に原宿駅前に旗艦店をオープンして、来年は銀座にもユニクロ、H&Mを含む20社に競り勝って落札した旗艦店オープンで巻き返しを図るところ。

 日本進出当初は、百貨店出身者を水先案内人に、上から下に降ろすマーケティング、日本のマーケットに合わせたローカル企画の充実もよかったかもしれませんが、時代は変わりました。

 日本の百貨店顧客に訴える高品質、それなりの価格もよいですが、すぐに半値になる値下げを待つ顧客をたくさん生んでしまったのも事実。ユニクロが急速に進化したことによって、今、日本の中で、ポジショニングが揺らいでいるのも否めません。

 これからは、最初からベストプライスで、プロパー(正価)で売り切る価格設定を期待したいところです。

 多くの日本の洋服屋さんがアメリカで憧れたファッションストアであるギャップ。

 これからの巻き返しを楽しみにするとともに、末筆ながら、ドナルドフィッシャー氏に敬意を表し、心よりご冥福をお祈り申し上げます。

 追伸:繊研新聞さんあたりで追悼企画として、次世代のために「ギャップの軌跡に学ぶカジュアルアパレル専門店の原点」のような特集記事を企画してくれないかな~

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September 29, 2009

10月9日ファッションビジネス(在庫コントロール)セミナーin大阪

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 来る10月9日(金)、大阪の富士通ビジネスシステムさん主催のファッションビジネスセミナーで、私が基調講演の講師をさせていただきますので、お知らせします。

日時   09年10月9日(金)
     14:00-17:00(前半90分が私の講演です)
 
場所   株式会社富士通ビジネスシステム
      関西営業本部 セミナールーム
      大阪市北区梅田3-3-10 梅田ダイビル13階
 
講演テーマ 「ファッションストアSPA化時代の在庫コントロール」

 講演の内容は、私自身が以前勤務していたアパレルチェーンにおいて、社長特命で「商品コントロール部」を立ち上げてから、他社のベンチマーキング(事例研究)と試行錯誤を繰り返しながら、業務を構築、人材育成、引き継ぎを行った3年間を振り返って、体系的にまとめた『在庫コントロールの基本』をベースに、現在、成長勝ち組企業が実践している事例を織り交ぜながらご紹介するものです。

 国内外の勝ち組SPA企業が着実にマーケットシェアを拡大している昨今、商品企画の的中率アップ、適正価格設定はもちろんのことですが、シーズン中に機会損失を減らしながら、期末には在庫を極力残さない、店頭鮮度重視と消化率向上のための「店頭在庫コントロール」の技術は勝ち残りのための必須条件のひとつです。

 そんな「店頭在庫コントロール」を実践するために知っておかなければならない基本中の基本を、私の実体験と企業事例とともに、わかりやすくご説明します。

 SPA(製造小売業)、ファストファッション型チェーン、セレクト型専門店、あらゆるタイプのリアル店舗を持つファッションリテイルビジネスに対応する内容だと自負しています。

 これから在庫コントロールを始める方々は、基礎知識を得るために、すでに始めてらっしゃる方々は整理、確認、気づきの目的で聞いていただけます。

 セミナーDMはこちら・・・

 セミナーDMをダウンロード
 (新しいウィンドウで開きます)

 また、セミナーの後半には、大手アパレルSPA企業、大手靴専門店チェーンなど200社以上の導入実績のあるMD業務パッケージソフト、松山電子計算センターさんの

 現場主義II

 のデモンストレーションがあります。

 現在10-50店舗超くらいの規模で今後の更なる成長をお考えのファッションリテイル事業を運営されている企業の方に最もタイムリーな内容だと思います。

 参加費無料ですので、参加ご希望の方は、以下の富士通ビジネスシステムさんホームページからお申し込みくださるか、同社受付窓口にお電話ください。

 株式会社富士通ビジネスシステム
 関西営業本部流通ソリューション営業部
 セミナー事務局
 担当:柏原氏、奥村氏
 TEL:06-6343-2692

 富士通ビジネスシステム主催セミナー参加申込ホームページ

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September 28, 2009

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 いよいよ今週、10月2日に発売の迫ったユニクロXジルサンダー氏プロジェクト、+J(プラスジェイ)への関心が高まり、検索エンジン経由でのアクセスも急増しています。

 いくつかのファッションマニア系ブログでは、おひとり様1点限りの販売方法にご不満のコメントも多いですが、最初は当然、希少性をアピールしてゆくのでしょう。

 それにしても、ユニクロの最近の店頭を見ると、欧米コレクションにも参加するデザイナー、モリシタキミノリ氏とのコラボ商品シリーズもなかなかのものですが、単品ながら、「スリムフィット」でシルエットを重視した、着る人を選ぶマーケットトレンドアイテムへのチャレンジもいくつか見られますね。

 ファッション的にも認知されたボトムスのマーケットシェア拡大に弾みをつけながら(先日、なんと表裏ユニクロのボトムスしか掲載されていないチラシを目にしました)、今後、ファッショニスタがユニクロの「アウター」に袖を通すかどうかは、+Jプロジェクトにかかっているのではないでしょうか。
 
 さて、先週のランキングは以下の通りです。
       
【ランキング】

1位-ユニクロ×ジル・サンダー氏プロジェクト、「+J(プラスジェイ)」が果たす役割(09.07.09)

2位-ユニクロ +J(プラスジェイ)は10月2日から販売開始(09.08.14)

3位-ららぽーと新三郷のH&M(09.09.23)

4位-ファストファッションの光と影(09.09.13)

5位-アバクロ日本進出は2009年後半(07.08.10)

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September 26, 2009

ABCクッキングスタジオのエンターテインメント性

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 9月25日の日経MJに、全国100ヵ所以上で料理教室を展開するABCクッキングスタジオに関する記事が掲載されていました。

 新しいショッピングセンターを視察に行くと、よく見かけるなぁと思っていた料理教室。ガラス張りで中の様子がよく見えるので、個人的に料理の大好きな私は、かけ足でテナントを見ている途中に、歩き疲れを癒すべく、ABCクッキングの前で、しばし立ち止まって、ファッショナブルなキッチン、クッキング教室の様子を眺めていることも少なくありませんでした。

 08年度 売上高163億円(36%増)
 現在の
 会員数22万人(29%増)
 教室数106ヵ所(43%増)
 社員・講師数 3540人

 記事によると、社名のABCは料理のイロハ、運営の基本は、DEF(デリシャス、エンジョイ、ファッショナブル)とのこと。

 記事を読んでいて、ひかれたところは・・・
 
○調理師ではなく、調理器具販売をしていた料理の素人である社長が、顧客から器具販売より料理を教えて!と言われたのが創業のきっかけ。

○実際に、家で手軽に作れるもの、本当に役立つことを教えるのがモットー。ゆえに、市販の顆粒だしを使ったり、油で揚げるべきものをオーブンで焼いたり、電子レンジを多用する割り切りも。

○時代にマッチしたレシピを迅速に取り入れるために、従来の半年以上かかっていたレシピ開発を4.4か月に短縮。業界でいち早く「弁当男子」など食のトレンドに対応。
 
○教室をリハーサルスタジオに見たて、演じる生徒に振り付けを施す講師という位置づけ。
それを、通りがかりの観客が、外から眺める様子は、ニューファミリーが集う、新しいショッピングセンターに欠かせないストリートライブ性を持った参加型のエンターテインメントと言っても過言はないでしょう。

 そして、料理企画のひとつひとつが、等身大であり、会員のライフスタイルシーンが思い浮かぶ、優しさを感じるところがいいですね。

 ファッションビジネスにも通ずることも少なくないな、と思いながら、楽しく記事を読ませていただきました。 
 
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September 25, 2009

H&M渋谷旗艦店

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 シルバーウィークの最終日にH&Mの渋谷旗艦店を覗いてきました。

 比較のために、原宿のフォーエバー21、H&Mの相変わらずの盛況ぶりをチェックした後に(ちょうど表参道でパレードなんかもやっていたのも手伝って)、明治通りを歩き、渋谷へ。

 かつての私の最高のストリートウォッチのポイントであった、明治通り原宿~渋谷に人通りが少なくなっていることをあらためて実感しました。ここ数年、人の流れは、やはり表参道、竹下通り、その間の明治通りに集中しているようですね。

 宮下公園横のガードをくぐったところから、丸井に向かう間、H&Mのショップバッグを探しましたが・・・その後、公園通り、センター街から文化村通りに入るまで、H&Mのショップバッグを持っている人は皆無?・・・全般的にショップバッグを持っている人は少なく、連休最終日で、街に出ている人たちが、金欠状態になったせいもあるにしても、まさか・・・

 と思っていましたら、H&M渋谷旗艦店の近くに来て、ようやく、渋谷店では、白地に赤文字ではなく、ブラックをベースにグリーンの目立つカラフルなオープン用ショップバッグを使っていることに気づき納得。

 店頭は、行列こそありませんが、常に吸い込まれては吐き出される顧客の流れをかき分け入店。

 まず、気がついたのは、一般的には、使いづらい段差のある店舗構造を逆手にとって、組み合わせ自在の什器を積み上げ、ランダムに配列し、商品陳列をしているところ。

 いろいろなところにアイキャッチを作り、不規則に歩かされる多くの来店客の姿は、ウィンドー越しに外から見ても、2階から吹き抜けの下を見降ろしても、店舗の心地よい躍動感、盛況感の演出に一役を買っているようです。

 こういった、来店顧客自身を店舗の演出の一部に巻き込んでしまうやりかたは、相変わらずH&Mらいしな、と思った次第です。

 品揃え的には、ウィメンズとメンズのフルラインが出そろっているようなので、実際に見にって感じていただきたいところですが、私的には「これがH&Mの渋谷マーケット攻略MDだ!」という意図、メッセージがはっきり感じられて面白かったです。

 2Fウィメンズは、明らかに109対策です。マルキューブランドよりもワンランク安い価格3000円台、4000円台中心の品揃えで、デニムも含めて上手にそれらしき提案をしています。

 ティーンズ向けのDIVIDEDとアメカジテイストのL.O.G.G.を組み合わせると今流行りの渋原系ファッションの出来上がり~的なVP、単品訴求にはあっぱれ。今後、マルキューとH&M2Fの買い回り客も増えるのではないかと思いました。

 ところで、某ヨーロッパの古着サプライヤー最大手の最近のNO1ビッグバイヤーはH&Mだとのこと。古着を大量サンプル購入し、古着の良さを研究してモノづくりに活かしているようで、抜け目ないですね。

 原宿では、フォーエバー21に一本取られたプチプラアクセサリー売り場も充実。こっちの方が、F21原宿の商品より実際使いやすいかも。

 3Fウィメンズは明らかに、渋谷の百貨店、駅ビルでお買いものをしている、ある程度洋服のことがわかっている、そして付けくわえるなら、体形を選ばない、大人の女性のスタイリングが打ち出されています。実際、銀座同様、このあたりの客層に、一番支持されそうな店だな、と感じますね。

 4Fメンズは、DIVIDEDラインで原宿ストリート系に対応しながら、L.O.G.G.ラインでちょっと、アバクロを彷彿とさせる、実際は、アメリカンイーグルくらいの感覚の、古着とも親和性のあるちょいヴィンテージテイストのアメカジにまとめてあります。このあたりは30代、40代およびそれ以上にも受けそう。

 H&Mレギュラーラインおよびトレンドラインでは、モードテイストで神南セレクトショップ好きな客層に対応し、クロージング(ビジネスコレクション)ラインは、ZARAの同ラインと比べて、同じ感覚で、2ランクくらい割安感がありますからサラリーマンにも使い勝手がいいかも。

 今後、検証を重ねて変化・進化を続けて行くと思いますが、そんな具合に、渋谷という立地の中で、30-40代の客層のお手軽ファッションストアという、本来のH&Mのポジションングが発揮されそうなお店になりそうだというのが感想でした。

 また、ちょくちょく覗いてみたいと思います。

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September 23, 2009

ららぽーと新三郷のH&M

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 先週金曜日に、H&Mが郊外型ショッピングセンター(SC)に初出店することで話題のららぽーと新三郷に行って来ました。

 都心部中心街での成功が確認されたH&Mが、日本の準郊外立地でも成り立つのかの試金石として、業界注目の日本4号店。このような立地で成功すれば100店舗超の多店舗化も難しくないだろうと・・・。

 SC敷地内でも、一般テナント棟に入らず、駅から近いフリースタンディング的な器を選び、独自性をもつ店構え、店内演出にこだわったというH&M。

 都心で展開中のウィメンズ、メンズにこの秋からキッズが加わって、また、銀座、原宿までは封印していたアメカジテイストの「L.O.G.G.」ラインのお目見えとなりました。

 30-40分程度の滞留時間の中での、感想ですが

 H&Mは、このような日本の準郊外にいる客層のファッション志向もよく研究していて、なおかつ、日本向けではない、社内に40以上のチームがあるといわれる、既存の沢山のMDラインの中から、立地&客層に合わせて上手にそれを切り出し、組み合わせている・・・4店舗目にしてこの初回的中率はなかなかのものではないか

 と思ったことです。

 なるほど、こんな、郊外の派手好きな女性でも着れる、日本でもマスを狙えるテイストもグローバルトレンドをこういう風に組み合わせればできるんだという驚き、

 また、

 商品MDだけでなく、店舗内装のローカルに合わせての意図的な「はずし方」というか適度な「どんくささ感」というか、地元の方々も気張らずに365日バーゲン感覚?を楽しめる什器、陳列手法も抑えており、相変わらずのカメレオンのような市場適応力に感心した次第です。

 今後、このような立地に出店してゆくと、GAPやワールドのHushhush、イトキンのa.v.v、コムサイズムあたりを脅かす存在になりそうですね。

 初日売上は1000万円程度だったとか・・・

 お隣のアバクロとマウジーを足して2で割った商品感性、店舗内装(しびれました。かなりの投資では?)ながら、こなれた価格のAZUL by Moussy、そして、ZARAも含めて、これまで既存の旧態依然としたファッション業態が、こういった準郊外立地で提案してこなかったトレンドファッションが国内外の新世代の業態たちによって、リーズナブルプライスで、どんどん紹介されてゆく・・・とても楽しみな時代になりますね。
 
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September 21, 2009

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 秋のシルバーウィーク真っ只中、秋商戦ピークの店頭はいかがでしょうか?

 9月20日の日経新聞、「エコノ探偵団」によると、生保系経済研究所の試算によるシルバーウィークのGDP(名目国内総生産)押し上げ効果は、が1614億円とのことです。

 一方、同記事によると、ドイツ、フランスが100%、アメリカが70-80%という有給取得率、日本では悲しいかな、47%だそうですが、これが100%消化した時の経済効果は、なんと12兆円!にも達するようですね(観光庁の資料による)。

 政府では、企業に従業員の有給取得を促すような仕組みの検討も進んでいるようです。

 不況、不況と言われますが、日本経済もまだまだ伸びしろがありそうな気がしました。

 さて、先週のランキングは以下の通りです。発売間近のユニクロ+J、H&Mxジミー・チュウのコラボに関するエントリーへのアクセスが増えてきました。
       
【ランキング】

1位-ユニクロ×ジル・サンダー氏プロジェクト、「+J(プラスジェイ)」が果たす役割(09.07.09)

2位-H&M、09秋のコラボはジミー・チュウ (Jimmy Choo)(09.06.18)

3位-ファストファッションの光と影(09.09.13)

4位-ユニクロシューズとABCマートのリアル・レザーコレクション(09.09.18)

5位-ユニクロ +J(プラスジェイ)は10月2日から販売開始(09.08.14)

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September 18, 2009

ユニクロシューズとABCマートのリアル・レザーコレクション

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 9月17日の日経新聞、繊研新聞、18日の日経MJに、ユニクログループが取り組む靴事業、「ユニクロシューズ」発売に関する記事が掲載されていました。

 17日のTBS系列「朝ズバ」などのTVバラエティ番組なんかでも取り上げられていたんで(こういうのって、ニュースなんですかね~番組中CMなんですかね~)、結構宣伝効果はあったでしょう。

 同グループは、g.u.(ジーユー)などを展開するGOVリテイリングの不採算靴事業であった、ワンゾーンが展開していたフットパークの閉店を決め、その代わりに「ユニクロ」のイメージ、ブランド力?を使って新たに立ち上げる靴事業がこの「ユニクロシューズ」になるというわけです。

 GOV社が展開する「ユニクロシューズ」は、今秋、ユニクロがアパレルで打ち出す素材のひとつネオレザー(合皮)などを使用し、得意のユニクロモデル(=企画、生産、店頭販売まで自社で手掛ける)で、パンプス、ブーツ、カジュアルシューズ、スニーカーなど、企画製造、このたび、ユニクロの大型店66店舗、ジーユー70店舗、ビュー(靴専門店)99店舗計235店舗とネットで発売スタートしたようです。価格帯は1990円~4990円とのこと。←マーケットの中では、普通の値段。

 2010年8月期には、同事業で40億円の売り上げを目指すようです。

 一方、9月16日の日経新聞に、ABCマートが、ユニクロの「ネオレザー」を意識してか?今秋から販売スタートする「リアルレザー」コレクションとネーミングされた靴に関する記事が掲載されていました。

 本革を使って、3000-5000円台に抑えたメンズ、ウィメンズシューズコレクション・・・商品を見てみないとわかりませんが、国内産業保護のため、高関税率で、皮靴の値段がべらぼうに高い日本において、本革でこの価格の実現は、きっと、LDC特恵関税国、関税ゼロのバングラ、ミャンマー、カンボジアあたりで計画生産をした商品なのでしょう。同社にとっては、すでに実績のあるオペレーションの応用版、こちらはどこまでのグレードを実現できたのか、現物を見るのが楽しみ。

 まあ、立ち上げたばかり、成功に向けてのパートナーを募っている段階のユニクロシューズと本業勝ち組のABCマートのこれらの商品を比較したら失礼ですが、18日の日経MJの記事の中で、ABCの野口社長は、

 「衣料品に比べ、靴は色やサイズの在庫管理に手間がかかる。(ユニクロシューズについては)試着の接客なども含め、店舗での運営をどう効率化できるかが見もの」

 とコメントしていました。

 実は、ちょうど、昨日、ユニクロ銀座店で、1階のウィメンズコーナーのユニクロシューズ売リ場、4階のメンズの同売り場を見る機会がありました。

 正直、シューズ売場を見つけるのにちょっと苦労したのですが・・・TV効果もあってか、ウィメンズは、奥様方でごった返していました。ウィメンズはなかなかの面(ツラ)だと思いましたが、メンズはまだまだ(浅草の問屋直販店で売っているようなツラ)なので、これから大いに改善が必要、というのが私の印象です。

 しかし、せっかく、グループ会社に靴専門店があるのに、わからなかったのかな~と残念に思ったのは、ABCの野口社長のコメントではないですが、靴を売る体制ではないってことですね。

 中央什器に箱を棚置きし、狭い通路の売り場(ストックルームじゃないんだから・・・)は、お客さん、試着にそうとう苦労していましたよ。

 アパレルチェーンで、靴バイヤーの経験もある私だったら、たぶん、壁面を使い、タナを抜いて、もう少しゆとりのある通路にして、腰掛けと可動式の鏡はマスト、婦人向けには素足で履かれる方のためにソックスを用意しておくかな~

 少なくとも、既存のジーンズのフィッティングルームを活用するとか、ボトム程度の接客くらいはした方がいいと思いますがね・・・

 これから試行錯誤され、進化されるのを楽しみにしたいと思いますが、「ユニクロ流」もいいですが、靴事業の方々から学ぶこともいろいろあるのではないかと思うのですがね~
 
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September 17, 2009

H&Mも百貨店への出店を検討

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 9月17日の日経新聞、繊研新聞、日本繊維新聞によると、本日17日、ショッピングセンター(SC)1号店となるららぽーと新三郷店、今週土曜日19日には、渋谷旗艦店をオープンさせるH&Mが百貨店への出店も検討しているそうです。

 記事によれば、H&Mに対し、百貨店からの出店要請も少なくなく、H&M側は、地方都市で、インショップではなく、1階で路面店としての見せ方ができる立地については、前向きに検討できるのではないか、としているようです。

 欧州ファストファッションでは、ZARA(ザラ)が伊勢丹立川店にインショップ形式で入店している事例はありますが、彼らとしては、百貨店の立地、イメージを利用しつつ、他社に影響されない、独自のプレゼンテーションが可能な1階のウインドウサイドの立地を、ラグジュアリーブランドかそれにプラスアルファーの家賃歩率程度で出店できれば「あり」ということでしょう。

 百貨店によっては、イメージも何も、売上が6がけ、7がけのラグジュアリーブランドを1階に置いておくよりは、しっかり売り上げもたたき、集客力のあるファストファッション企業を、外から包囲網、狙い撃ちされるよりは、入居させてしまえ、と超現実的に割り切って考えるのも、うなづけないこともありません。

 ユニクロしかり、H&Mしかり、百貨店の生き残り策のひとつとして、彼らの誘致が進むと、デベロッパー化への道というか、百貨店業態の自壊が急速に進行するのではないかと、ちょっと心配してしまいますが・・・。

 今日、昼過ぎに銀座を歩いてまわっておりましたが、ZARA、H&M、ユニクロの店頭は、間違いなく、百貨店でお買い物をされているような奥様方でいっぱいでした。平日の昼間でこれですから、土日はどうなっちゃってるんでしょう。
 
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関連エントリー-ユニクロの大手百貨店への出店計画

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September 16, 2009

今秋、ZARA(ザラ)が渋谷2号店を開業

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 9月16日の繊研新聞によると、ZARA(ザラ)が、11月26日に渋谷エリア2号店目となる大型店、渋谷公園通り店をオープンするとのこと。同店は、ZARA日本進出10年目にして50店舗目の店舗となります。

 記事によれば、場所は、既存のZARA(ザラ)渋谷店から200メートルほどしか離れていない公園通り沿い、丸井JAMの隣の好立地。

 いつも通るたびに気になっていた大型書店跡、現在建て替え中の損保ジャパンビルですね。交差点に面していて、視界は抜群にいいと思います。

 このビルの1-5階 ウィメンズ4層、メンズ1層 総売り場面積450坪の店舗になるようです。 

 これにより、ZARA(ザラ)は2店舗で西武百貨店(渋西)をはさみ討ち?することになります。

 今秋、H&M→東急百貨店 ZARA→西武百貨店 とやはり渋谷でも百貨店が狙い撃ちになっていますね。

 98年にH&Mがパリに進出した時が、世界のファストファッションブームの始まりと見ていますが、その後、パリの老舗百貨店たちが、ファストファッション連合に弱体化された歴史が思い出されます。

 再編、生き残りをかける百貨店業界ですが、日本でもその悪夢の再現が予想されます。
 
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関連エントリー-ユニクロが来期大都市に大型店を集中出店
関連エントリー-三越池袋店跡にヤマダ電機が出店、変わる都心駅前の風景
関連エントリー-東京主要商業地の店舗物件家賃相場

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September 15, 2009

国内市場の足元を固めてこそ、成功する海外出店

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 9月15日の繊研新聞に、日本のアパレル企業の中国出店に関する記事が掲載されていました。

 先行して進出し一部を除いて苦戦が続く大手アパレル、今後、出店を加速する有力SPAのユニクロ、無印良品、ハニーズに続いて、ポイントが参戦するようです。

 これらの日系企業のねらいは、ずばり中国の中間層。

 すでにZARA、H&Mが上陸を果たし、急速にファッション感性、正しくは、感性と価格のバランスに対する生活者の満足度のハードルが上がる中国ファッションマーケットでは、ちょっとばかり知られたあこがれの日本のファッション企業だからと言って、進んだファッション文化の国?から来たからと言って、上から目線で誰もが成功すると思ったら大間違いでしょうね。

 2年くらい前に、国内で成長が伸び悩み始めた百貨店、GMS、大手ファッションチェーンがこぞって、株主対策で、中国進出を打ちだしたころ・・・

 一方で、世界のファッションマーケットを震撼させ、満を持してのH&Mの日本上陸が発表された後、上陸後のファッションマーケットへの影響度、状況を予測して、空襲警報を出し、国内臨戦体制に入った企業がどれだけあったでしょうか?

 本当に危機感を感じて、自らの「立ち位置」を確認し、足元を固めたのは、ユニクロ、しまむら、ポイントくらいだったのではないでしょうか?結果は、今の各社の業績にはっきりと表れていると思います。

 「日本で駄目だから海外へ、というのではなく、日本で勢いがあるからこそ、海外進出をする。決して簡単だと思っていない」

 これは記事にあったポイントの幹部の方のコメントです。

 全くその通りだと思いました。 

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September 14, 2009

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 先週一週間は、この秋のトレンドアイテムのひとつ、合皮、PU、フェイクレザー、ネオレザー・・・呼び名はいろいろありますが、本革の雰囲気を味わえるポリウレタン製レザー風ライダースジャケットの商品がメディアに多く取り上げられましたね。

 その中のひとつ、ユニクロのネオレザー・・・確かに、生活者の目をこのアイテムに注目をさせる宣伝広告力を持っていますが、店頭で見ると、確かに「PU」としての素材は抜群に良いのですが・・・ファッションマーケットの中でのこの商品と考えると、ちょっとユニクロらしくない、普通な価格設定だなぁと思ってしまいます。

 逆に、そう感じさせるほど、合皮ジャケットの素材のクオリティー、面(ツラ)の感性は、ここ数年で各段に上がり、価格もこなれてきたのだと実感したものです。

 むしろ、g.u.(ジーユー)の店頭で見た、ユニクロのサプライチェーンを使ったという2990円のフェイクレザーライダースジャケット・・・この値段にしては、よくできていてびっくりです。こちらの方が、従来のユニクロらしいかも・・・

 さて、先週のランキングは以下の通りです。
       
【ランキング】

1位-粗利ミックスと商品回転ミックス(09.09.04)

2位-ハニーズも990円ジーンズ、ダイエーも880円ジーンズ(09.09.05)

3位-ユニクロ×ジル・サンダー氏プロジェクト、「+J(プラスジェイ)」が果たす役割(09.07.09)

4位-東京主要商業地の店舗物件家賃相場(09.09.08)

5位-Jフロントリテイリングが取り組む今後の百貨店のあり方(09.09.09)

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September 13, 2009

ファストファッションの光と影

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 9月9日の日本繊維新聞に、総合商社アパレル部門のビジネスの柱のひとつであるOEM(相手先ブランド生産)代行ビジネスにおけるCSR(企業の社会的責任)調達に関する記事が掲載されていました。

 欧米、特に株式公開をしているグローバルリテイラーGAP、ZARA、H&Mなどは、自社で販売されているファッション商品が、社会的ルールに則って生産、調達されているか?いわゆるフェアトレード問題に非常にシビアですが、日本では比較的遅れているようで、それに取り組む三井物産や伊藤忠商事の事例などが紹介されていました。

 ファッションマーケットでファスト化、低価格化が進み、生産・調達を商社を含むOEM代行業者やODM代行業者などに分業して行おうとすると、さまざまな課題があると思います。週刊エコノミスト7月21日号のファストファッションに関する執筆でも少し触れましたが、そのいくつかを簡単に整理、ご紹介しておきましょう。

1)不正労働問題
 低価格を追求するあまり、生産業者に無理強いをし、結果、法外に安い賃金、長時間労働、児童労働などが行われていないか?

 最近では、英プライマークがバングラデシュ生産品で疑いをかけられ、マスコミにたたかれ、不買運動のデモが起こされた。

2)デザイン模倣問題
 特に、納入業者がデザインを行う、ODM(Original Design Manufacturing)形式で買付を行う時に、その商品が、有名ブランドのデザイン・意匠を露骨に模倣して(パクッて)生産されたものではないか?

 この疑いで、フォーエバー21が過去に数十件の訴訟に対応したのは有名。

 あと、一般的に、品質や規格(サイズなど)のばらつきをどうマネジ、コントロールするかは、言うまでもありませんが・・・
 
 要は、仕入れて売るリテイラー(小売)とて、知らなかった、業者の責任、と言っても、始まらず、過去の判例から言っても、「販売責任」は免れないし、何よりも生活者に対する企業の信用を失うことが非常に大きいと思いますので、気をつけておきたいところです。

 いずれにしても、会社全体がこういった問題に知識、意識、モラルをもつことが前提ですが、1)はどんなところで生産しているかを知ること、2)は商品をデザインした人のインスピレーションの元(デザインソース)は何なのかを明らかにしておくことが基本ではないでしょうか。
   
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関連エントリー-海外生産におけるCSR(企業の社会的責任)問題
関連エントリー-デザイン模倣問題にどう向きあうか
関連エントリー-OEM生産とODM生産


 

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September 10, 2009

フォーエバー21の来店客数が4か月で200万人を突破

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 9月9日の繊研新聞、日本繊維新聞に、4月29日にオープンしたフォーエバー21原宿店の総来客数が8月30日までの約4ヶ月で200万人を突破したとのこと。

 7月3日の100万人突破時から、夏休みには2万人越えの日も少なくなく、それよりも速いペースで200万人目のカウントに至ったようです。

 気になる売上の方ですが、こちらは非公開。業界では、1か月で20億円売ったとか、年商200億円は堅いとか言われていますが・・・まさか

 1日平均1万6000人の来客に対し、私が行くたびに出口カウントした限り、買い上げ率はMAX40%、だいたい33%くらいですかね、客単価4000円台として、日商2500万円超くらいがマックスでしょう。

 一方、地下1階~地上3階までのレジ台数x営業時間x1時間あたりの処理客数x客単価をMAXで計算しても近い金額になりますね。

 隣のH&M原宿店が日商1500-1600万円くらいの推移のようなので(これは公開情報)、そのあたりがいいとこ?じゃないでしょうか。

 それゆえ、フォーエバー21原宿店は、年商100億円には届かないと思うんですがね~

 それにしても、商業施設としても、びっくりの金額ですよね。

 H&Mとフォーエバー21の来店客層、同じファストファッションでも、本当に見れば見るほどすみ分けされていておもしろいです。

 ところで、余談ですが・・・大阪心斎橋の心斎橋筋のなんば側の入り口、戎橋のところに来春H&M大阪1号店が出店しますが、その向かいのビルの1階、2階がきれいに空いているのも気になります。

 坪数はそれほど大きくなさそうですが、心斎橋筋の長堀通り側の物件をユニクロに競り負けたとの噂のH&Mが併せておさえて、このあたりの通行客をロンドン橋状態?に囲い込むのか?フォーエバー21なども得意のコバンザメ出店戦略で狙っているのか?同社にとっては、取らない手はないかもしれません。とても興味深いところです。
 
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September 09, 2009

Jフロントリテイリングが取り組む今後の百貨店のあり方

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 9月9日の繊研新聞に、大丸、松坂屋を傘下に持つJフロントリテイリングが、今後の百貨店生き残り策として9月1日付で打ち出した施策、体制に関する記事が掲載されていました。

 今年の7月まで月次売上高が26か月も続けて減収、ここ1年近くに至っては連続二ケタ減記録を更新しつづけ、底が見えない百貨店衣料品売り場。

 業界の方々と世間話をして、「不要論」も少なくありませんが、よく出てくる百貨店が生き残る道としては、

・伊勢丹メンズ館のような自主編集「ファッションリーダーストア」としての道を委託ではなく、リスクを張って完全買い取りで行う

・歩率を駅ビルくらいに下げ、SPAや専門店を入居させ、デベロッパーに徹する

 のふたつが多いですが・・・

 前者は、時間がかかるでしょうし、後者も駅上ならまだしも、駅から少し離れた立地の百貨店は駅ビルに対して不利でしょう。いずれにせよ、高い販売管理費のリストラは避けられません。

 そんな中、Jフロントが打ち出した策は

1)消化仕入れショップ部門は、今後百貨店SPA型の取引先のMDに口を出さず、デベロッパー業務に徹する。これに伴い、担当者の「バイヤー」の肩書を「デベロッパー&エディター」に変更。

2)自主編集売り場はこれまで通り「バイヤー」が責任を持って仕入にあたる

 と百貨店内に現在共存する2つのタイプの形態をそれぞれの特性を生かすべく、ふさわしい対応を取るというもの。

 そして、大丸、松坂屋、各店別には、あくまでも、立地立地で、生活者の需要とマーケット環境に基づいて、これまでの「バイイングをしている」というこだわりよりも、「マーケティング」視点でその二つの構成比を考えようというもののようです。

 同社の婦人靴売り場へのケミカル(合皮)シューズ導入や、ツープライススーツストアの百貨店内への入居、買収したそごう心斎橋店を大丸心斎橋店北館として、駅ビルに近い歩率でこれまで百貨店に入居できなかったファッションストアを誘致するなど(テナント集めに苦戦されているようですが・・・)、今までの常識にとらわれない、その反面、ちょっと大丈夫かなぁ?と思われる手を打って来たチャレンジには注目してきましたが・・・

 これから具体的にどう進むか次第ですが、転機にある百貨店業界、何もせずにいる競合の中で、早々に現実的な方向性を打ち出し、チャレンジしてゆくJフロントの動向には引き続き注目をしたいと思います。
 
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関連エントリー-都心百貨店にツープライススーツ業態が出店

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September 08, 2009

東京主要商業地の店舗物件家賃相場

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 9月8日の繊研新聞にシービーリチャードエリスがまとめた東京の主要商業地の一等地、一階の坪あたり家賃相場(月額)に関する記事が掲載されていました。頭に入れておきたい数値なのでご紹介しておきます。

■銀座
 10~23万円←前年12~25万円

■表参道
  8~20万円←前年10~22万円

■新宿
 10~20万円←前年10~20万円

■渋谷
  7~14万円←前年10~15万円

■池袋
  6~12万円←前年7~12万円

 新宿以外は値下がり傾向とのこと

 いずれも日欧米の大手ファッションSPA企業が複数店舗の大型店出店をしてもよい、爆発的な集客力をもつエリアです。

 今後これらのエリアで過熱する日欧米のファストファッション世界大戦。

 その様子を、この春の原宿に始まって、新宿、渋谷と店舗ロケーション地図付きで解説する新聞、雑誌記事をよく見かけるようになりました。

 その地図は毎シーズン塗り替えられます。

 さて3年後、5年後の地図はどうなっているのでしょう。

 そのキープレイヤーはH&Mとユニクロでしょうか・・・

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関連エントリー‐ユニクロが来期大都市に大型店を集中出店
関連エントリー‐H&M今秋~来春の出店計画

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September 07, 2009

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 先週土曜日に行われた第9回になる東京ガールズコレクションは、2万3100人と、過去最高に迫る来場者、20社の大手企業のスポンサーシップ、マスメディアでの取り上げは過去最高だったようですね。

 当初に比べると、入場料も毎回、少しずつ上がって、大手企業の仕掛けの場になりつつある感が、個人的には少し残念な気もしますが、ショーの様子が世界202の国と地域で放映されるという話にはとてもワクワクします。

 次回10回目には、どんな仕掛けをされるのでしょうね。楽しみです。

 世界中のTVで生放送(とりあえず国内でもすごいか・・・)、モデル着用商品をケイタイ、ネットで即購入可なんて、TVショッピング企画ができたらすごいだろうなと思っていますが・・・

 さて、先週のランキングは以下の通りです。
       
【ランキング】

1位-OEM生産とODM生産(09.09.01)

2位-ユニクロ×ジル・サンダー氏プロジェクト、「+J(プラスジェイ)」が果たす役割(09.07.09)

3位-ユニクロ不用商品の店頭回収、リサイクル活動(09.09.02)

4位-インターネット上のアウトレット販売が拡大中(08.01.30)

5位-古着を温めて新し着を売る(09.08.27)

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September 05, 2009

ハニーズも990円ジーンズ、ダイエーも880円ジーンズ

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 低価格ジーンズ販売が過熱する中、9月5日の繊研新聞に婦人カジュアルチェーン大手のハニーズが販売する990円ジーンズに関する記事が掲載されていました。

 同社が7月末から始めた中国製990円ジーンズの売上が、従来の1990円ジーンズの前年同期比4倍と好調。この効果もあってか、8月の既存売上はまだ前年割れしているものの、客数は回復。

 「みんなで価格引き下げ競争をしていたら駄目、との思いはあるが、現実的には周りがやっているのに合わせないわけにはいかない」と、生産をよりローコストで品質的にも悪くない、というバングラデシュに移し、低価格ジーンズに本格的に取り組みをスタートしたようです。

 一方、日経新聞、繊研新聞によるとイオングループのダイエーも880円ジーンズの発売を開始したようです。先に発売して出だし好調のイオンの相乗りかと思いきや、4月から独自に準備していたとのこと。

 そんな記事を読みつつ、今日機会があったので、イオン(ジャスコ)の店頭で880円ジーンズを手にし、試着させて頂きました。

 予想以上の売上に欠品状態と聞いていたので店頭の半分は急遽穴埋めのために採算度外視でメーカーから調達したと思われるジーンズでしたが、それらには目をくれず、オリジナルをはいてみました。

 股上がかなりゆったりしているシルエットは、最近主流のローライズ気味のジーンズに比べるとモンペ?(ごめんなさい)っぽく感じられ、やはり年配の方向けのようですね。ワンマイルウエア、作業着としては申し分ないのではと思います。

 ジーユーのある程度ファッション感覚のある990円ジーンズとは違って、たぶんジーンズカジュアルチェーンの低価格ジーンズにはさほど影響を及ぼさないのでは?と思いました。

 心配になったのは、裾上げ不要をうたうだけあって、股下サイズが豊富なのはいいのですが、自分のサイズを探していて、こういうウエスト×股下サイズの人ってこんなにもいるものなのかなぁ~?と首を傾げる在庫の残り方、偏り、きっと次回投入時には改善されるのだろうとは思いますが・・・

 しかしジーンズはTシャツなどのカットソーと違って何本あってもよい、というものじゃないと思うので、これだけ多くの企業が1000円未満のジーンズを大量供給して、数ヶ月後の各社の店頭はどうなっちゃってるんでしょうか。

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September 04, 2009

粗利ミックスと商品回転ミックス

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 昨夜は、複数の成長中勝ち組ファッションSPA(製造小売)企業の幹部の方々とお食事をご一緒する機会に恵まれました。

 裏話も含めて、いろいろな刺激的な話題が展開され、さすが皆さん非常に前向き!楽しいひとときをご一緒させていただきましたが、その中で、個人的に、あらためて考えさせられたのが、タイトルにある、粗利ミックス、商品回転ミックスでした。

 アパレルのSPA化が進むと、どうしても、高粗利率、高営業利益率経営志向になります。特に株式公開していると投資家の目もありますので当然かもしれません。

 多くの企業が同じ方向(売れ筋追及、粗利率向上)でSPA化を果たすと、早晩、店頭は同質化し、飽和し、「小売の輪」の理論ではありませんが、価格的に下をくぐる連中が出てきて、いずれは店頭が陳腐化=つまらなくなる可能性があるのではないかと思ってしまいます。

 一番最初にそれを上手に行った資本力のある企業はその王道を貫けばよいと思いますが、二番手以降はその地位の維持は保証されていません。

 私は、同じアパレル専門店チェーンでも、たまたま、服飾雑貨、アクセサリー、バラエティーグッズ、靴のバイヤー経験や営業経験があるので、洋服屋ってのは、「ファッション」という切り口であれば、お客さんがワクワクし、来店客数、来店頻度を稼げれば、結果、売上安定につながるので、「何でもあり」という頭も持っていますし、一方で、経営企画室長経験もあるので、当然効率も重視します。

 SPA化、ファスト化、低価格化が進むファッション業界の中で、今こそ、多くのファッション企業の方々には、是非、小売の基本とされている粗利ミックス、商品回転ミックスの妙味の追及をテーマにし、チャレンジしていただきたい、と思っています。

 つまり、同じアパレル(洋服)でも、セレクトするもの、自社開発するもののバランス(価格的にも松竹梅戦略を)、洋服以外の服飾雑貨、アクセサリーなど雑貨の構成比の高め方とバランス、その中でも、粗利率の高いもの、低いもの、商品回転の良いもの悪いもののバランスのとり方ですね。

 品揃えを評価する時、見るべき経営効率、販売効率は、ひとつではないだろう、ってことです。

 それがごちゃまぜになって、店頭を見たお客さんってワクワクするのではないかと思っています。

 当然、同じ雑貨といっても、趣味の世界と、ファッション、実用では、価格帯も購買頻度=商品回転も違うので、分けて考えなきゃいけないですがね・・・

 あと、今って、もともと、服とか、肌着だとか、雑貨とか、靴とか・・・従来、卸会社が伝統的に決めていた原価率の常識って崩れていると思います。ゼロベースで考えた方がいいのではないかと。

 そんな常識のとらわれず、生産現場に踏み込んで行くと、意外といいものが安く調達できたりするので、経営効率も落とさずに維持できたりできるものです。

 また、ジリ貧になるのなら、多少チャレンジして、若干粗利率が下がっても、客数、販売点数、販売効率が上がって、経費率が下がって、営業利益率が維持できればいい話ですしね。そういうお店の方が店頭はずっと楽しかったりして・・・

 だから、リテイルビジネスに携わる方々は、店頭を持っているメリットを活かして、チャレンジのPDCA(仮説検証)サイクルをどんどん回して行きたいですよね。

 お客さんのワクワク感と経営効率の両立のために。

 そんなことで、我が業界は、まだまだ、やること、いっぱいあるなぁ~と思ったひと時でした。
  
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September 02, 2009

ユニクロ不用商品の店頭回収、リサイクル活動

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 9月2日の日経MJにユニクロが年に3回(3月、6月、9月)行っている同社販売商品の不用品店頭回収、リサイクル活動に関する記事が掲載されていました。

 同社が2001年9月、生活者が不用になった自社フリース商品回収、リサイクルを開始、その後対象を全商品に拡大して、年2回(3月、9月)の回収を行い、今年からは6月も加え、年3回の回収となったもの。

 回収された商品は、資源にリサイクルしたり、発展途上国に寄贈されているようです。

 今月9月が3回目の回収月間になりますが、記事によると、今年3月と6月の2回ですでに過去最高の183万点を回収しているとのこと。

 このペースで行くと、年間300万点弱?ユニクロの年間販売点数が4億点くらいと聞いていますので、総販売数の0.7%程度を回収する計算になるでしょうか。

 ところで、今年の上半期にイトーヨーカ堂や百貨店などで、話題となった「下取りセール」がありますが・・・

 この秋も、味をしめた大手スーパー、百貨店を中心に、さらに新規スタート組も含めて、各所で、同じ類の不用品下取りセールが行われるようですが・・・

 かたや、割引やクーポン券を配らず、ただ回収するだけのユニクロ。回収した商品の行き先もしっかり自身で考えていて、立派だと思います。

 逆に、回収やリサイクルにかかる諸経費を納入業者に負担させるなんていう百貨店の話があって、がっかり、モラルというか、オツムのレベルの違いを感じたものでした。

 ファストファッションブームに突入した日本のファッションマーケットにおいて、今年は「ファッション商品のリサイクル元年」とも言えますが、このユニクロと他社の対応、姿勢の違い、どう思われますか?

 割引やクーポン券目当てよりも、捨てきれない、捨てられない不用品を納得ゆく形で処分したい、と思っている生活者が少なくないのではないか?量販店や百貨店は、クーポンやるから、割引するから、持ってこい、なんて姿勢で上から目線で生活者を見てやしないでしょうねぇ。 
  
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関連エントリー-来年はファッションのリサイクルビジネスがどこまで広がるだろうか?

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September 01, 2009

OEM生産とODM生産

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 アパレル業界がファストファッション化あるいは対抗策?を志向する流れの中で、ここのところ、時流にあわせて、繊研新聞や日本繊維新聞にアパレルSPA(製造小売)企業あるいは専門店が活用するOEM生産とODM生産に関する記事が数多く掲載され、興味深く読ませていただいております。

 業界でいうところの、SPA(=Speciality store retailers of Private label Apparel の略)は、一般に「製造小売業」と訳されますが、英語の直訳の通り、「自社ブランドのラベルがついた商品を販売するアパレル専門店、ブランド直営店」というのが実際のところで、グローバルSPA大手のGAP、H&M、日本のユニクロ、無印良品、ポイントの各業態、マルキュー系しかり、生産に関しては、商社、生産代行業者経由かダイレクトかは別にして、協力工場に委託、つまり分業しているケースがほとんどです。

 自社工場またはグループ工場で多くの生産をバーティカル(垂直的)にコントロールしているのは、思いつくところでは、ZARAのインディテックスグループくらいでしょうか。

 その取り組みの中で、OEM(Original Equipment Manufacturing)生産とODM(Original Design Manufacturing)生産の違いを、簡単に言うと、

・OEMは発注する小売側が商品企画を行い、製造仕様書を発行し、サンプルチェックも自己責任で行う

 のに対し、

・ODMは商品企画までも仕入先業者に任せ、製品の形になった提案サンプルを見て、買うか買わないかを即断する

 ものです。

 日本上陸後、たった1店舗で大旋風を巻き起こしている、米フォーエバー21がその手法を取ることで特に話題になっているODM生産は確かに手軽、その利点は

1 企画が外部の複数のソースということで情報ソースが豊富(ある意味無限大)

2 製品サンプルになるまでのプロセスが省け、バイイング、つまり買うか買わないかの判断に徹することができる

3 デザイナー、パタンナーなどの企画開発担当者や生産担当などを社内に置かなくて済む(人件費削減)

4 仕様書作成や社内確認作業がなくなりスピードアップ(ファスト化)する

と言ったところでしょうか。

 そんなわけで、多くのSPAが、ODM生産に注目しますが、同じSPAでも、専門店出身SPAとアパレル(卸)出身SPAでは、活用する上での事情が違いますので、どういうことになるか、しっかり理解しておく必要があると思います。

 共に生活者から見れば同じ小売業の体をなしていますが、それぞれの強みの違いは

○専門店出身SPA・・・店頭起点で、しくみか背中を見ろかは別にして店頭で商売人、人材育成の文化がある、売り切る力がある

○アパレル出身SPA・・・本部を中心に、体系的な商品企画、もの作りの文化、よりいいものを生活者に届けよう、商品の完成度を追求するこだわりがある

 ところでしょう。逆にそれぞれの弱みは逆方の強みと言ってもよいと思います。

 最近の関連記事を読んでいると、前者の専門店出身SPAがODM業者を活用するのはいいと思いますが、後者のアパレル出身SPAが自社企画をして、OEM代行メーカーと取り組むのではなく、スピードと手軽さを理由にODMメーカーを活用して、強みであるはずの商品企画をも任せているようなところがあるようですね。そんな話を聞くとちょっと心配になってしまいます。

 すなわち、無防備で、ビジネスモデルだけを真似てカンタンに「強み」を放棄するのは、いかがなものかと・・・

 現実的にはリスクを取りづらい商社(OEM中心)から⇒生地を機動的に動かすことができ、独自に企画提案機能を持った生地コンバーターの製品部隊(ODM)にビジネスのウエイトが移って行っているという図式かもしれませんが

 いずれにせよ、アパレル出身SPAさんが、ODMを活用する場合は、専門店出身SPAの強みをしっかりベンチマークして、小売勝ち組企業の文化、体質を取り入れながら、取り組んだ方がいいと思うんですけどね~、と考える今日この頃です。

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関連エントリー-日本人の開拓者精神、ハングリー精神

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