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April 09, 2010

ユニクロ、3月既存店16.4%減より気がかりなこと

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 快進撃をつづけてきたユニクロの国内既存店が3月に前年対比16.4%減になったことで、需要が一巡して、ユニクロの勢いも止まったか?生活者の節約疲れ、いよいよ景気回復か?なんてコメントがメディア、ネット上でも見受けられますが・・・

 2005年からの月次売上データをさかのぼってみましたが、ユニクロの売上がそれ以前よりも安定してくる2005年の3月既存店の売上を100とした時の今年2010年3月の売り上げは、前年比83.6%でも、まだ114.4の推移です(客数は126.1、客単価は101.5になります)。

 昨年3月は4年間年々高くなり、136.8の推移まで上がっていましたので、高くなったハードルがいよいよ超えられなくなかった、それに対する「反動」と言ってもいいかもしれません。

 今期通期で見ても、まだ既存店売上前年比累計109.9%ですし・・・。

 ちなみに今月4月および来月5月の昨年のハードルはそれぞれ112.3、126.6ですので、4月が前年越えできるようであれば、ユニクロもまだまだ健在と言ってもいいのではないでしょうか?

 それよりも業界が警戒しなければならないのは・・・ユニクロが、アパレル春物需要の最盛期である3月の大幅前年割れを予算に組んでいたとは思えませんので、前年越えをすべく、しっかり仕込んだ商品点数を売り切るために、ゴールデンウィークに向けて大幅値下げに出てくる可能性大ということですね。

 はは~ん、なるほど、136.8という高いハードルを乗り越えるために、商品を仕込み、あれだけ派手にUJやらサラファインのTV CMをやっていたのか~と納得しましたよ(笑)

 商品のリードタイムが1年がかりになって来ているユニクロのばくち性リスク?と業界への影響が、同社の業績とは別に4-5月に、顕在化してくるかもしれません。

 それもそうですが、もっと気になっているのは、UJそのものと最近のユニクロの商品政策です。

 皆さんも感じられているように、ものすごいCM本数を打っているUJ。

 店頭で商品を見て、商品の面(つら)、特に附属を含むディテールと製品加工は、昨年よりも確実に進化していることを評価したいと思います。

 そんな感じだったんで、春休みに中学生の娘に一本買ってあげよう、とあるユニクロの店頭でちょいと気がついたことですが・・・

 今年のUJ=ユニクロのジーンズのウィメンズって今やスキニーやスリムが圧倒的に多くて、細身ジーンズがはけない人には、確かにレギュラーフィットとブーツカットなんかもありますが、非常に限られたバリエーションなんですよね。店頭のフェース構成しかり、スキニー以外を探すのが一苦労なくらい。

 しかも、ウェブサイトを見ると、レギュラーフィットのところの表記には「ストレートスキニージーンズ」ってなってますよ。最近、ユニクロがスキニーを打ち出し過ぎるにつれて、ユニクロのジーンズには、私の履けるもの、買えるものが少なくなって来た、と思ってらっしゃる女性客(特にもともとユニクロの中心顧客だった方々)、少なくないんじゃないでしょうかね?

 UNIQLO UJ

 あれだけ宣伝していて、もし、「履く人を選ぶ」品揃えになっていたりしたら、とてもユニクロらしくないな、あるいはファッション性に走り始めて、「勘違い」あるいは「驕り」が出始めたのかなかな~と思ってしまいます。

 たまたま私が見たお店だけかもしれないので、これから他の店も見てみたいと思います。

関連エントリー-ユニクロの超プッシュ型マーケティング

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