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June 30, 2010

匠(たくみ)の人材国際化

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 6月28日の日経MJに、ファーストリテイリングが、今後、ユニクロの中国以外の生産比率を高めるにあたり、生産工場の技術指導にあたる専門職、「匠(たくみ)」の人材国際化に取り組むことに関する記事が掲載されていました。

 日本の繊維産業で、技術職として長い業務経験を持ち、現在、ユニクロの中国工場で技術指導を行う匠さんは、現在、約30人、すべて日本人のようですが、今後、同社のバングラデシュ、インドなど南アジアに広がる生産地で、活躍する外国人匠を育成すべく、まずは、中国人を採用し、日本人匠の技術を継承しながら、中国以外の国で生産されるユニクロ商品の品質向上に役立てて行こうというものです。

 ユニクロが、中国以外で行う生産工場は、私が知りうる限り、ユニクロが現地で独自に開拓した工場ではなく、同社の約70社の既存の中国系企業(上海、香港、シンガポール本社)が、中国より安い労働力を活用すべく、南アジアに進出し、設立した工場に相乗りしたパターンだと思いますが、

・既存の日本人匠さんの高齢化、技術絶滅の危機

・パートナー企業の中国以外の生産地への進出のバックアップ

・これまでユニクロの品質神話のバックボーンとなってきた匠の技術が、生活者にとって未知の原産国で生産する場合でも、関与することによる生活者への安心感のアピール

 などの目的で、外国人匠(あるいは候補)の採用に乗りだしたというわけです。

 あと、現在のベテラン匠さんが、中国なら、まだ食事も口に合うし、日本語が話せる現地人もそこそこいて、活動しやすいでしょうが、南アジアとなると、それよりは、過酷な環境が待っているってのもあるのでしょうね。
 
 記事には、将来、日本の専門学校を卒業した日本人にも、匠の技術を伝承してゆくというコメントもあり、一方では、それに期待したいところですが、即戦力になるのは、中国工場で匠の技術を教わった、教え子の中国人技術者っていうが現実なのでしょう。

 以前、商社で国内生産に携わっていたころ、職人のオヤジさんの背中を見ていた自分としても、日本の技術を、なんとか、少しでも、日本人にも継承しておけないものかな、と考えることも多い今日この頃です。

関連エントリー-日本の「匠(たくみ)」の火を絶やさないために

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June 29, 2010

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 前年よりも気温が高く、晴れの日が圧倒的に多かった6月は、普通であれば、7月の期末セールに向けて弾みがついたのではないでしょうか?

 中国人民元相場の弾力化に移行した先週から、業界限らず、日本企業の国際化に関連する新聞記事が目立ちましたね。

 投資家対策で、すかさず中国からその他のアジアへの生産シフトの加速を記事にしている、ユニクロ(FR)の広報は立派だと思いましたよ(笑)

 さて、以下が先週のランキングになります。
        
【ランキング】

1位-アバクロ銀座店に行ってきました(09.12.16)

2位-世界の工場、中国の賃金上昇が止まらない(10.6.22)

3位-眼鏡業界も買い足し型で店頭鮮度、商品回転向上へ(10.6.23)

4位-デパート+ユニクロ=デパクロ(10.6.16)

5位-メード・イン・ジャパン復権と日本製の未来(10.6.20)

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June 28, 2010

しまむらが磨きをかけるバーチャルSPA(製造小売)

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 6月28日の日経MJの1面、3面に、ユニクロに次ぐ、業界単独2位のしまむらが着々と進める、次なる成長戦略に関する記事が掲載されていました。

 1位のユニクロが、進める海外戦略に対して、今のところ、国内出店を優先し、現在1180の国内店舗(店舗数ではファッション企業日本一)を、2000店にまで持ってゆく構想が進行中のしまむら・・・そのカギとなるのは、言うまでもなく、同社売上シェアが断然低い東京、大阪といった都市部への出店です。

 同社が、今の野中社長に代替わりし、都心部攻略の方針を掲げてから、東京・高田馬場、三軒茶屋、南千住とずいぶん、ゆっくりとした、都心出店でしたが、記事によると、それらの店舗を舞台にして、さまざまな実験を繰り返し、手ごたえを得、いよいよアクセルを踏むのではないか、というニュアンスが記事から感じ取れました。

 同社の都心部への出店も興味が尽きないところですが、記事で併せて紹介されていた、「バーチャルSPA」とも言える、同社が小売業として自前でノウハウを蓄積し、サプライチェーンに対して、リーダーシップを果たしているいくつかの事例も業界は、しっかりベンチマークすべきだと思います。

 まず、しまむらは、ユニクロのようなSPAではなく、メーカーからの製品仕入れが基本の集荷型専門店ですが、その規模とバイイングパワーから、取り扱い商品のほとんどは、同社専売品やPBで、完全買取、価格決定権を持っています。

 昨年から、バイヤーが素材開発のため、素材メーカーと直接商談し、同社が素材を押さえた上で、複数の製品メーカーに割り振り(決済は素材メーカーと製品メーカーが直接行う)、商品化し、「製品買い」するものが増えている模様。

 トレンド情報収集に関しても、同社のバイヤーが年間延べ100人単位で欧米マーケットを視察しているのも有名な話。

 また、最近は特に、バイヤーや商品管理の社員のMD研修や、ものづくりにかかわる研修(パターンの知識まで勉強している!)に力を入れているようですよ。

 これらは、あくまで、メーカーをリードし、自社の顧客にとって、着心地がよい商品を共同開発するのが目的で、自社で作ることが目的ではないようですね。

 また、記事では触れられていませんが、業界筋によると、ヤング部門の商品は、発注→店頭のリードタイムが、もはや30-40日くらいになっているようで、独自の店間移動システムで売り切るしくみとあわせて考えたら、これはもう立派なファストファッションオペレーションですよ。実際、同社の商品回転率は9回転以上と同業の中でも高いですし。

 記事の最後の部分にあった一文を引用します。

 「ここ数年、機能衣料で大ヒットを連発するユニクロを追随する衣料専門店やスーパーは多いが、しまむらは一見、同じような機能衣料でも自らの強みを考え、アパレルからの仕入れを基本としながら、個性派商品を次々と打ち出す。その姿は、衣料不況を乗り切る答えがSPA化だけではないことを物語っている」

 とても共感できる話だと思いませんか? 

関連エントリー-しまむら1000店舗突破、いざ都市部攻略へ
関連エントリー-しまむらの海外マーケットリサーチ
関連エントリー-しまむらが都心に増えたなら・・・

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June 23, 2010

眼鏡業界も買い足し型で店頭鮮度、商品回転向上へ

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 6月21日の日経MJに、スリープライス眼鏡チェーン「JINS」を展開するジェイアイエヌのサプライチェーン改革に関する記事が掲載されていました。

 同社では、定番商品ではない、企画商品と呼ばれる商品群に関し

         従来       今後
発注量・・・  3ヵ月分 →   2か月分
納期・・・   2-3ヵ月 →  1-1ヵ月半
在庫・・・   売り減らし → 発売後2週で追加判断

 とすることにより、今後、納期の短縮と、商品回転の飛躍的な向上が見込まれるとのこと。

 この体制の背景には、約10社の中国の協力工場に対し、従来は、品番ごとの発注契約だったものを通年発注量保証契約に切り替えることによって、生産の優先順位をジェイアイエヌ側がコントロールできるようになることがあるようです。

 結果、在庫コントロール業務は増えますが、売り逃しの減少と、デッドストックの削減により、店頭の鮮度アップと、在庫削減、キャッシュフロー向上が期待できるというわけです。

 この手法は、ファッション、特にアパレル業界では、ごく当たり前のリスクマネージメント、店頭鮮度管理の話ですが、アパレルよりも、購買頻度が低くて、年間商品回転が低い、異業種が取り組み始める意義は大きいと思います。

 私が年間何回か講師をさせていただいている富士通さんや東芝テックさんの在庫コントロールセミナーでは、「在庫」というキーワードがキャッチ―なため、アパレル企業だけではなく、靴、服飾雑貨、アクセサリー、眼鏡・・・異業種の方も沢山参加してくださっています。

 私が講演でモデルにしている事例は、在庫日数45日、年間8回転くらいのファッションストアなので、講演終了後のアンケートで、アパレルよりも、生産リードタイムが長くて、商品回転の少ない異業種企業の方の中には、うちが扱っている商品は、服とは違う、というコメントを残される方が少なからずいらっしゃいます。特に靴業界の方に多いかな。

 しかしながら、同じファッション、鮮度が命であり、キャッシュフローが生命線のビジネスである以上、数字を置き換えて応用すれば、改善に使えるはずなのに、自ら可能性を否定してしまうコメントを目にするのが、残念というか、もったいなくてしかたありません。

 生活必需品ではなく、「ファッション」を扱うのなら、是非、自分たちより、購買頻度、商品回転の高い業種、業態をベンチマークすることにより、店頭鮮度を高めていただきたいですよね。だって、それこそお客さんが望む、喜ぶことなのですから・・・

 そんな意味で、もはや、ファッションの一部である、眼鏡業界のジェイアイエヌのチャレンジに期待するとともに、その成果を楽しみにしたいと思います。

関連エントリー-毎日の気分で着替えるメガネ
関連エントリー-メガネ業界もファストファッションに向かう?

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June 22, 2010

世界の工場、中国の賃金上昇が止まらない

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 今週から始まった、中国人民元相場の弾力化による元レートの上昇が、中国からの輸入品のコストアップにどれだけ影響を及ぼすかは、日本のファッション流通にとって、気になるところですが・・・

 6月21日の日経新聞に、併せて気になる、中国での急速な賃金上昇→コスト高に関する興味深い記事が掲載されていました。

 中国経済の成長は、農村出身で人件費の安い労働者が都市部に移動して、主に、外資などが沿岸都市部につくった工場で、工場労働者として働き、そこで生産された製品を輸出することによって実現してきたわけですが、

・80年代から加速する少子化
・農村の余剰労働力の枯渇
 一方、
・都市部では余剰労働力はあるものの(大卒の2割が就職できない)、賃金の限られた工場労働者需要へは向かわない

 という現実があるようで、長期的な製造業の賃金上昇は止められないという話です。

 この農村の余剰労働力が枯渇し、工場労働者の供給が止まり、賃金が恒常的に上昇し続ける転換点を、ノーベル経済学賞受賞の経済学者、アーサー・ルイスの名を取って、「ルイスの転換点」と呼ぶそうですが、中国では今まさに、その時点に達したところ、と中国政府関係者も発言しているようです。ちなみに、日本は60年代にこの転換点を迎えたとのこと。

 トヨタやデンソーの中国工場で、賃金アップを要求した労働争議が起こって生産が滞っているのも、この現象の一つのようです。

 中国は、人口が圧倒的に多いので、もう少しゆっくり進むのかな、と勝手に思っていたら、とんでもない、あっと言う間に、そんな状況のようです。

 中国で生産する各社が、ベトナム、バングラデシュ、カンボジア、ミャンマーなど、特にFTAエリアに生産分散を検討しているようですが、悠長なことを言っていられないかもしれません。

 最近、ユニクロの店頭で、カンボジア製、バングラデシュ製を見かけるようになりましたが、H&M、ZARA、FOREVER21でも、バングラ製、カンボジア製の商品が、前からやってはいましたが、急速に増えてきた感があります。

 革靴、革製品以外は、ファッション商品に、QUOTA(輸入割当制、日本ではTQ)のない日本では、近隣でもある中国生産の恩恵にどっぷりつかって来ましたが、これからは、中国含めた、広域アジア圏のグローバルソーシングを真剣に考えなければならない時代になるのでしょうね。

関連エントリー-アパレル海外生産のチャイナプラスワン

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June 21, 2010

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 週末から今週にかけての業界の関心事のひとつは、やはり中国政府による中国人民元相場の弾力化(=実質切り上げに向かう)実施でしょう。

 中国からの輸入はコスト高につながりますが、中国への輸出や観光客増、需要拡大に期待が持てます。

 企業は対策を迫られますが、これから日本が進めなければならない、日本企業、日本人の国際化につながって行くのではないかと見ています。

 さて、以下が先週のランキングになります。
        
【ランキング】

1位-アバクロ銀座店に行ってきました(09.12.16)

2位-デパート+ユニクロ=デパクロ(10.6.16)

3位-メード・イン・ジャパン復権と日本製の未来(10.6.20)

4位-アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが、来年から中国で小売スタート(10.6.15)

5位-昨夜はIC(インディペンデントコントラクター)協会セミナー(10.6.19)


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June 20, 2010

メード・イン・ジャパン復権と日本製の未来

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 6月18日の日経MJの一面は 「繊・衣 次の一手~メード・イン・ジャパン復権」という大見出しで、国内生産をあらためて見直し、力を入れる大手アパレル、レナウンのダーバン、ワールド、三陽商会に関する記事でした。

 百貨店売り場と言えど、アパレルの中国生産が主流になり、原産国にこだわらなくなった日本人が増え、国内産業空洞化と言われる中、一方で、中国人など外国人観光客に注目される「日本製」の需要への各社の取り組みが紹介されていました。

 レナウン、三陽商会は古くから国内に自社工場を持っていた会社ですが、ワールドはここ何年かで、もともとは協力工場であった縫製工場、ニット工場、染色工場などを傘下に収め、垂直統合を進めていたことに、日本のインディテックス(ZARAの運営会社)を目指すのかな、とちょっと楽しみにしておりました。

 記事では、日本製のこだわり、丁寧さ、品質の高さがクローズアップされ、大手アパレルがそれをどう顧客に伝えるかの工夫が取り上げられていました。アパレルがキャンペーンを張って、メディアも連動すれば、景気回復で、株や投信で余裕の出てきた新富裕層や、アジア観光客の需要が喚起でき、しばらくは売上アップも期待できるかと思います。

 私も20年くらい前、商社時代は国内の縫製工場や染色工場に入り込んで、職人のオヤジさんたちや縫製ラインのリーダーのおばちゃんたちに頭を下げて、学びながら、いい仕事をしていただくのが仕事だった時期もありますので、国産には思い出、思い入れもありますし、今でも、スーツやビジネスシューズや靴下は、日本人にとっては、メードインジャパン=日本製が世界一だと思っています。

 しかしながら、記事では触れられていませんが、一方で、メード・イン・ジャパンの未来、すなわち、現場の高齢化、後継者問題は深刻なのが実情。各社がメード・イン・ジャパンをアピールするのなら、あわせて、後継人材育成にどう取り組んでいるのかも知りたいところです。

 また、繊研新聞以外のメディアでは取り上げられませんが、今回紹介されている大手アパレルの工場はそうでもないかもしれませんが、いま、国内工場の多くが、外国人研修生による低時給ワーカーなしでは、成り立たなくなっている話もよく聞きます。

 差別発言ではありませんが、アメリカのようにMADE IN USAの多くが、最低時給で働く移民によって作られているという現実に、日本の縫製現場の未来を見てしまいます。

 日本の縫製技術を後継すべく、ひとつは、中国やアジアの工場に行って、縫製品質アップに活躍するユニクロでおなじみの「匠(たくみ)」さんの発想も悪くないと思いますが、その方々も、高齢であり、このままでは、いずれは絶滅してしまうのも間違いありません。

 現代の日本の若者が、洋服作るのってかっこいいよね、ってプライドを感じられる環境づくり、しっかり食っていける収入が得られる構造、そして人材育成の仕組み・・・メディアと、大手アパレルの方々には、そんな取り組みに力を入れていただきたいな、と思っています。

関連エントリー-中国人観光客が日本製に殺到する訳

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19.未来への透視図 | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 19, 2010

昨夜はIC(インディペンデントコントラクター)協会セミナー

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 昨夜は、私が独立以来、6年間所属し、この6月から理事を勤めさせていただくことになった、IC(インディペンデントコントラクター)協会のセミナーでファシリテーション(進行役)を勤めさせていただきました。

 ICインディペンデントコントラクターとは、独立して、法人化しているか、個人かは別にして、複数の企業とご契約し、外部支援スタッフとして、クライアント企業様の新規事業立ち上げ、課題解決、人材育成から実務代行まで、深く入り込んで、サポートしている人たちのことです。

 協会会員には、マーケティング、事業開発コンサル、教育研修講師、人材採用プログラム支援、ITコンサル、SE、新規事業立ち上げ間もない会社のための営業代行をされている方が多いです。

 当IC協会にも賛同いただいている、アメリカの元副大統領アル・ゴア氏のスピーチライターだった、作家ダニエル・ピンクさんが書いたICに関する書籍もあるので、ドラッカーの知的労働者以降の、未来の働き方のひとつとして、お読みになってくだせれば幸いです。

 また、ご興味あれば、IC協会のホームページもご覧ください。>>>IC協会HP

 新理事体制になった初めての月例セミナーテーマは、「ICの集客術」とし、プロワーカーとして働く個人が、どう、新規顧客を開拓し、既存の顧客企業様とも信頼関係を保って行くかという実践的な内容とし、新理事長で「ミスターIC」と言える田代英治さん、新理事で、過去のICアワード(一年間のICとしての活動をプレゼンし、参加者投票によりMVPを決めるもの)を2回も受賞されている、「IC協会のエース」、中村貴彦さんのお二人に、それぞれブログによる集客術と顧客管理術をご披露いただきました。

 セミナー形式も、今回から、講師が一方的に話をし、最後に質疑応答を行う、いわゆる「講演型」から、グループワークと講師によるプレゼンを交互に行い、参加者自身が気づきに基づくディスカッションを行う、「参加型」を取り入れて行いました。

 おかげさまで、IC協会会員の方だけではなく、メルマガ読者の方も参加可能としたこともあって、定員いっぱいの申し込みとなりました。

 私がブログを立ち上げた時、参考にさせていただいた、東証一部上場大手海運会社から独立された、社会労務士である田代さんのブログ活用術は、本当に、ブログを書き続けるご利益は、後を追う私もほぼ同じなんだなぁと、共感するとともに、自信をつけていただきました。

 ブログ:人事労務屋のつぶやき

 多くのベンチャー企業の創業(その後、大手になっています)に携わっていらっしゃる、中村さんの、「僕にはブログは続けられませんが・・・」と言いながらも、バイタリティーとマメさの営業の基本を行く、顧客管理、新規顧客獲得術は、すぐにでも真似すべき、と感じられるわかりやすく、説得力のある内容でした。
 
 中村さんの会社 プロミッションのHP

 また、参加型セミナー形式は、私が幹部研修や店長研修で、よく取り入れ、好評をいただいている形式を採用したものでしたが、気づきを、グループディスカッション、共有が出来て、充実した、よかった、と多くの参加されたIC=プロワーカーの方からの評価も頂き、よかったと思いました。

 それから、偶然だと思いますが、某セレクト大手ご出身で、当ブログの読者でもあるKさんが、IC協会のメルマガ読者として、参加され、終了後、ご挨拶を下さったのもうれしかったです。

 おかげさまで、ICの先輩方のご支援を頂き、新理事体制が動き始めました。

 独立するか、サラリーマンを貫くかは、個人の生き方だと思いますが、

 「どこに行っても、プロとして通用する仕事の仕方」

 は、社会人として、普遍のテーマだと思います。

 そして、独立したICのひとりとして、協会の理事のひとりとして、そんな働き方を支持、育成して行きたいと思っています。

 個人でありながら、上場企業から、ベンチャー企業まで、プロフェッショナルゆえに、対等に渡り合い、協業ができる人が、世の中にはたくさんいる、という現実を、もっともっと、知っていただくことにより、多くの企業の人材の活かし方、そして個人の働き方の革新に貢献できれば、と思っております。

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June 16, 2010

デパート+ユニクロ=デパクロ

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 6月16日の日経MJに恒例2010年上期ヒット商品番付が掲載されていました。

 毎回、ファッション関連でどんなキーワードが掲載されているか、チェックしてブログエントリーをしていましたが、今回取り上げられていたのは、

 東の前頭三枚目にデパクロ
 東の前頭十二枚目にメーカーズシャツ鎌倉

 のみでした。

 05年通年以来という、東の横綱が空位と、ヒット商品が少なかった今年の上半期。

 国産にこだわり続け、ワンプライスとわかりやすい価格設定のメーカーズシャツ鎌倉が改めて、メディア露出含めて注目され、ランクインしたのは、わかりますが、デパートにユニクロやフォーエバー21という低価格業態が入居する現象を象徴する言葉としての造語「デパクロ」を、確かに業界の流れではありますが、ヒット商品としてランクインしてことは、業界関係者としては、ちょっと複雑な感じがしましたね。 
 
 ちなみに横綱と三役は以下の通りでした。下期に期待です。

         東           西
横綱      空位       3D(アバターなど)
大関    スマートフォン    竜馬
関脇    iPad LED電球 
小結    東京スカイツリー  ラー油

前頭筆頭 コロプラス      もしドラ

関連エントリー-これから百貨店による低価格専門店誘致が増えそう
関連エントリー-ユニクロの大手百貨店への出店計画

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03.流通再編、M&A | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 15, 2010

アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが、来年から中国で小売スタート

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 6月14日の繊研新聞によると、アメリカのティーンズ・ヤング向け人気カジュアルウェアSPAチェーン、アメリカン・イーグル・アウトフィッターズが、香港小売大手のディクソンコンセプツインターナショナルと提携し、2011年の早い時期に中国進出、まずは、香港、北京、上海に出店し、その後フランチャイズ方式で、中国国内に展開してゆくとのこと。

 ディクソンは、ハーベイニコルス、トミーヒルフィガーブルックスブラザーズなどと提携し、アジアで400店舗を展開する小売大手で相手に不足はありません。

 The Wall Street Journal:American Eagle Outfitters to Open Stores in China

 こちらの記事にもあるように、全世界76ヵ国にインターネット通販を行っている同社が(日本でもファンは多い!)、中東のドバイ、クウェート(今年3月出店)の次に選んだ海外マーケットは中国だったわけです。

 2007年ごろに日本進出のうわさがあり、このブログでも取り上げ、いまだにそのエントリーにはアクセスが絶えませんが、アメリカンイーグルは、ライバル、アバクロの動向を見ていたんじゃないでしょうかね?

 アバクロのように今更日本に進出して・・・より、成長性のある中国にダイレクトに行くべきだと。

 日本のファンは残念に思っていると思いますが、正しい選択だと思います。

 アメリカンイーグルアウトフィッターズは、現在、アメリカ国内に、同名の業態936店舗と、ティーンズインナーに特化したエリー143店舗を展開し、年商2700億円弱のアメリカ大手アパレルチェーン。先だって、ワンランク上の業態、Martin+Osaは閉鎖したばかり。 

 American Eagle Outfitters Web site

 アメリカマーケットが飽和状態となったアメリカのファッションチェーンストアの海外進出のニュースはこれからも聞かれそうです。

関連エントリー-注目の日本未上陸ファッション企業
関連エントリー-今年、アメリカではティーンズ・ヤング、アンダーウエアマーケットが熱い

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02.外資来襲 | | Comments (2) | TrackBack (0)

June 14, 2010

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 例年より数日遅い梅雨入りとのこと。

 1か月ほど続くと思われますが、客数が少ない分、来店されたお客様を大事にしながら、セールに向けた売場の再セットに努めたいところです。 

 さて、以下が先週のランキングになります。
        
【ランキング】

1位-アバクロ銀座店に行ってきました(09.12.16)

2位-中国人観光客が日本製に殺到する訳(10.6.6)

3位-ZOZO(ゾゾ)の強みはアナログとデジタルの融合(10.6.3)

4位-伊ドルチェ&ガッバーナがD&Gを日本から撤退(10.5.28)

5位-紳士服のコナカがリサイクル古着のドンドンダウン・オン・ウェンズデイとFC提携(10.6.9)

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June 12, 2010

プロパー(正価販売)期間中の期間限定値下げセール

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 6月10日の繊研新聞に、ここのところファッションビルや、ショッピングセンターで、プロパー販売時期に定期的に行われるようになった、カード会員10%OFFセールや期間限定値下げセールに関する記事が掲載されていました。

 97年3月から始まった、毎シーズン2回づつ開催されるルミネカードの期間限定(4-5日間)10%オフセールは、ルミネの快進撃にも寄与し、その好調ぶりに触発されて、ここ数年で、パルコの会員限定5%オフ(3週間連続)や丸井の同10%オフセール(7日間)が始まりました。

 そして、昨年末、イオングループが行った、会員・非会員かかわらず、すべての買い上げ客に20%値引きした「いきなり値下げの5日間」セールが、消費低迷の中、期間売上30%増と好調だったことから、同グループでも前出のファッションビル同様にシーズンに2回づつ期間限定値下げセールを定期化しようという動きがあるようです。

 ちょうど6月10日からイオングループで、同グループ3回目の開催となる、「みんなに値下げの5日間」セールが始まりましたが・・・

 記事によると、プロパーシーズン中に値下げセールをしてしまうと(しかも20%OFFも!)、

・以前に定価で購入された顧客をがっかりさせてしまう、
・顧客が、価格不信を持ち、「セール待ち」が起こる
・たとえ売上が増えても、3割以上増えないと、増益効果がない
・毎回の売上が跳ねるほど、ハードルが高くなり、麻薬のように常態化、セール乱発につながる恐れあり

 と当然の疑問を呈するテナントも少なくないようで、今回のセールは値下げのしかた(対象商品とOFF率)はテナント各社にお任せ、と早くも足並みがそろわなくなって来た模様です。

 そもそも、記事に掲載されている、ルミネ以外のデベロッパーの値下げセールの開催時期は、もともとセールをしなくても普通に売れる時期(実売期)にかぶさっているようなので、テナント側の上記の懸念の声はもっともだと思います。

 一方、ルミネ10%オフセールは、その開催のタイミングは絶妙で、実売期を1週前倒しして、競合より半歩早く売れ筋を確認したり、実売期直後に更なる消化を図って半強制的に売場を切り替える意図もあるので、他社は、セールそのものを真似るのではなく、セールのタイミングや目的、使い方も緻密に考えるべきなのでしょうね。

 SPAやファストファッションがファッション商品の賞味期限である販売期間を短縮している今日、プロパー期間中の店頭鮮度を優先した多頻度投入、販売期間終了後の値下げ消化販売は、業界のスタンダードになりつつあります。

 そして、その方法論もブランディングの一環としてしっかり考えるべき時期が来ているのではないでしょうか。

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17.顧客心理・購買行動 | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 11, 2010

福岡博多で開催された富士通ファッション雑貨セミナーへのご来場ありがとうございました。

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 昨日(6月10日)、福岡博多で開催された富士通九州システムズさん主催のファッションセミナーにご来場いただき、私の基調講演、「好調企業に共通する在庫コントロール7つの原則」を聴いて下さった方々、どうもありがとうございました。

 私にとっては、初めての九州での講演でしたが、会場を埋めて下さった方々皆さんが、非常に熱心に聴いて下さり、私も、とても力がこもりました。

 そして、開催、集客でご尽力いただきました、富士通九州システムズの皆さん、素敵な場をご用意いただきましたことを大変感謝しております。ありがとうございました。

 とても親切で、温かい方々ばかりで、博多が好きになりました。

 おかげさまで、今年は、高松、山形、福岡と活動の場が全国に広がって来ました。

 これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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15.人材育成・組織・しくみ | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 09, 2010

紳士服のコナカがリサイクル古着のドンドンダウン・オン・ウェンズデイとFC提携

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 6月9日の繊研新聞によると、紳士服のコナカの子会社が、リサイクル古着で成長中のドンドンダウン・オン・ウェンズデイ(ヘイプが運営)のFCに加盟し、「紳士服コナカ」の不採算店舗を8月末までに15店舗をドンドンダウン業態に転換するとのこと。

 現在、紳士服チェーンは、郊外ロードサイドでの不採算店舗の整理を進めているようで、青山商事が、先だって、やはり、ファッションリユースビジネス大手のセカンドストリートとFC提携したことは、ブログでもご紹介しましたが、4大紳士服チェーンの一角、コナカは、その合理化、次なる成長のパートナーに、ドンドンダウンのヘイプを選んだということですね。

 今後も、90年代に郊外ロードサイドへの多店舗出店で成長したチェーンストアが、リユースビジネスに転換する事例が増えるかもしれません。

 それにしても、ドンドンダウンオンウェンズデイの既存店はまだ36店舗(過半数のFC含む)なのに対し、大手資本のコナカがいきなり15店舗と、最大のFCオーナーになるのですね。

 ともにノウハウを共有しながら、未来のリユースビジネス拡大をけん引されることを期待しております。

関連エントリー-青山商事がセカンドストリートとFC契約でリユース事業に参入
関連エントリー-ブックオフグループがドンドンダウン・オン・ウェンズデイのFCに加盟
関連エントリー-リサイクルファッションマーケットの認知と成長のための一考察
関連エントリー-ファストファッション時代の出口論議

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03.流通再編、M&A | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 08, 2010

先週の記事別アクセスランキング

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 先週のブログの中でアクセスが多かったエントリー(投稿記事)をランキング形式でご紹介します。この1週間、業界で注目されていた話題がわかるかも?

 5月の業界の業績は気温が上がらず、引き続き、各社が苦戦したようですが、月末に早朝セールを含む大々的な感謝祭セールを打って、滑り込みで既存店売上の前年を上回ったユニクロには執念を感じました。

 小売の商売とは、最後まであきらめず、打てる手を打ち続けることだと。

 さて、以下が先週のランキングになります。
        
【ランキング】

1位-アバクロ銀座店に行ってきました(09.12.16)

2位-伊ドルチェ&ガッバーナがD&Gを日本から撤退(10.5.28)

3位-ZOZO(ゾゾ)の強みはアナログとデジタルの融合(10.6.3)

4位-無印良品、丸井などが衣料品の共同リサイクルFUKU-FUKUプロジェクトを始動(10.6.2)

5位-【祝】日経MJが創刊5000号に・・・日経MJと私(10.6.4)

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June 07, 2010

【お知らせ】6月10日(木)ファッション雑貨ソリューションセミナー@福岡博多

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 今週の木曜日になりますが、6月10日、福岡博多で開催される富士通ファッション雑貨ソリューションセミナーの基調講演をさせていただきますので、お知らせいたします。

 九州地区では、初めての講演になります。九州地区でブログをお読みのファッション企業の方々、ご都合がよろしければ、是非ご参加ください!

講演タイトル:好調企業に共通する在庫コントロール7つの原則

日時: 2010年6月10日 木曜日 13時30分~

会場: 富士通ソリューションステージ九州4Fセミナールーム
           福岡市博多区東比恵3-1-2 東比恵ビジネスセンター
          <最寄駅>
          ●地下鉄東比恵③番出口直結

入場料: 無料(事前登録制)

定員: 30名様

主催: 株式会社富士通九州システムズ

 講演内容は、これまで数年間で、延べ1000人近い方々にお聴きいただいた、好評セミナー「ファッションリテイラーの在庫コントロールの実践」をベースに、国内外の勝ち組SPA企業各社が実践している在庫コントロールの共通点を、「7つの原則」としてまとめたものです。

 国内外の有力SPA(製造小売)企業、ファストファッションなどの台頭、拡大により、従来の価格、原価構造の常識が崩れ始めている昨今、企業収益を確保するためには、商品開発に重点を置くその一方で、過剰な在庫を抱えず、店頭鮮度と高い消化率を維持しながら、最終利益率とキャッシュフローの向上をめざす「在庫コントロール」による技術武装が欠かせなくなりました。

 講演では、非常に基本的なことではありますが、在庫コントロール運用の原則と企業の事例をわかりやすくご紹介しますので、すでに在庫コントロールを実践中の企業の方は、整理の意味で、今後取り組もうと思っていらっしゃる企業の方は、目安を知る目的でお聴きいただければと思います。

 私の講演の後は、富士通グループが、長年、ファッション企業様のソリューションを通じて培ったノウハウの集大成となるソフトウエアのご紹介もありますので、店舗が二桁になって、業務システム導入をご検討の企業の方々、規模拡大にあたって、システムを見直し中の企業の方々にご参加いただければと思います。

 セミナーの詳細はこちらのDM(PDF)をご覧ください。

 DMをダウンロード 

 参加をご希望される方は、まだ多少席は残っているようなので、富士通九州ソリューションのセミナー事務局に直接お電話ください。

 ㈱富士通九州システムズ産業第一ソリューション部
 セミナー担当:原山氏、日野氏TEL092-707-5637

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June 06, 2010

中国人観光客が日本製に殺到する訳

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6月5日の日経新聞エコノ探偵団に、急増する中国人観光客が、なぜ日本製(MADE IN JAPAN)に殺到するのかがとてもわかりやすく書かれておりました。

 要点をまとめると

○本物
・日本オリジナルのキャラクターで、「日本でしか手に入らないもの」
・日本では、ニセモノは売っていないという安心感

○安全
・一昨年中国で粗悪な粉ミルクが問題になって以来、ドラッグストアで、粉ミルクを土産として買い求める中国人観光客が急増

○高品質
・日本国内で販売されている製品は、日本製というキャノンのカメラ

また、

○日本製を買って帰ることが自慢になる

というのが欧米の方より特徴的とのこと。

 中国人観光客1人あたりの購買額(JUTO調べ)の11万7千円は、全外国人観光客平均額の二倍、中国人会社員月給7-8万円よりも多いようです。

 日本は、国内製造業が空洞化しているんで、日本製は年々減っていると思いますが・・・日本製にこだわらなくなった?日本人より、中国の方の方が、その希少価値を理解してくださっているのかもしれません。

 リーバイスのジーンズや、コンバースオールスターのMADE IN USAがなくなるというニュースが流れてから、こぞって買い占めたのは、日本人だったという話も思い出されますね。

 そういえば、以前、新聞で、「洋服の青山」の青山商事が、数少なくなった日本のスーツ工場で、中国人中間層をターゲットにしたこなれた価格の日本製スーツ生産に取り組み、数量限定でネット通販を中心に販売する記事を読みました。

 中国の懐具合に合わせて、量産、低価格の日本製商品があってもいいとは思いますが、「価値」を認めてくれる層があるなら、日本の技術を、高く、あるいは、それなりの価格で売るビジネスがもっともっとあってもいいのになぁ、と感じたものでした。 

関連エントリー-中国人観光ビザ緩和で国内での日本人の国際性も問われる
関連エントリー-中国人春節特需で思う日本の観光立国化

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04.日本が買われる | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 04, 2010

【祝】日経MJが創刊5000号に・・・日経MJと私

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 本日(6月4日)の日経MJは、1971年、同紙が日経流通新聞として創刊してから本日5000号になるそうで、1970年代からの流通を振り返り、経営者アンケートで今後の流通を占う特集号です。

 日経MJさんには、ブログで記事を取り上げさせていただいたり、近年では、何度も取材もしていただいたり、長年大変お世話になっておりますので、この場を借りて御礼とお祝いを申し上げます。

 創刊5000号おめでとうございます!

 日経MJ(日経流通新聞)さんには沢山の思い出があります。

 同紙と出会ったのは・・・

 1970年代、当時代々木でインテリアショップを営んでいた私の父の事務机の上に、いつも何紙か新聞が置いてあったのですが、子供心に、他の新聞よりお店や消費財商品の写真が多かったので、よく手に取って眺めていたように記憶しております。

 自分自身が定期購読を始めたのは、商社に就職して、その後、バブルが崩壊した1990年代前半から半ばくらいだったでしょうか。それまでは日経新聞ばかり読んでいたのですが、ひょんなことから、マーケティングというものに興味を持ち始めた時です。

 読んでいるうちに、流通、小売、生活者の劇的な変化を知って、あれあれ、そんな現場から最も遠い商社なんかで仕事をしていたら、世の中のことがわからなくなっちゃうんじゃないかな?もっと生活者に近づかねば、と危機感を感じたのを覚えています。

 その後、アメリカ視察で感激したリテイルビジネスを志向して、10年勤めていた商社を退職し、渡米したのですが、今思い返すと、そのきっかけを作ってくれたのは、日経流通新聞だったのかもしれません。

 また、私が脱サラをしてコンサルタントとして独立したのが、2004年になりますが、このきっかけも実は、日経MJさんのある記事にありました。。

 当時、アパレル小売りチェーンに勤務して5年目、経営企画室の役員をしていて、自分の仕事に一区切りがついた、と感じていた時でした。

 ちょうどそんな時、日経MJの一面に、インディペンデントコントラクター(IC)としての働き方についての記事が出ていたのです。

 ICとは、高度な専門知識を持っていて、複数の企業とプロジェクト単位で、業務委託契約ベースで働く、プロフェッショナルワーカー(個人)のことです。そんな働き方、生き方があるのかと目から鱗。独立に向かって励みになりました。

 ICについて、もう少し詳しくお知りになりたい方は、私も独立以来所属し、この度、理事のひとりをさせていただくことになった、IC協会という組織がありますので、ホームページをご覧ください。

 IC協会ホームページ

 という訳で、私の人生の節目に、いつも日経MJあり、って言っても過言じゃないかもしれません(笑)

 ありがとうございました。そして、これからもエキサイティングな記事楽しみにしています! 

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June 03, 2010

ZOZO(ゾゾ)の強みはアナログとデジタルの融合

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 6月2日の日経MJの一面に、国内最大級のファッション通販サイト「ZOZOTOWN(ゾゾタウン)」のオペレーションの強みに関する記事が掲載されており、興味深く読ませていただきました。

 記事にあったアナログな話とデジタルな話をひとつづつご紹介します。

 アナログな話は、ZOZOに商品が入荷してから、顧客に届く、販売のスピードですね。

 11:00 ブランドメーカーやセレクトショップから商品到着
 13:00 社内カメラマンが社内スタジオで商品撮影
       その後、画像掲載作業
 18:00 メルマガで21時発売開始の予告
 21:00 受注開始~顧客注文
 翌日
 10:00 自社倉庫でピッキング&出荷
 翌々日
 11:00 顧客に商品到着

 てな感じで、このスピード感、すべてを幕張本社(ゾゾベース=基地)で、服好きであり、ZOZOのユーザーでもある社員さんたちが自前でやっている強みが表れています。

 デジタルな話は、顧客の入会年度が古いほど、ひとりあたりの年間購買額が高くなっているグラフです。

 06年3月以前に入会して、いまでも年間1回以上お買いものしているお客さん(アクティブ)の平均年間購買額は7万9767円で、前年新規入会会員の3倍という話。

 やはり、先進的な通販大手でも、リアル店舗と同じで、固定客さんに支えられているんだな~と納得。

 誰でも、固定客が大事って話、わかりきっていると思いますが、私が小売チェーン勤務時代、そんな「わかってる話」を、調査を入れたり、データを分析して、数値にした時、これほど既存店の売上安定に固定客さんが寄与してくださってるんだ~とわかった時、目から鱗、身が引き締まった時のことを思い出しました。

 ECは、リアル店舗がFSPやCRMシステムを入れないと暗黙知のままの定性的感覚を、あっと言う間に、いとも簡単に数値化してしまうことができるんでしょうね。

 その他、ECながら、いろいろリアル店舗っぽいアナログチックなところも多く、とても楽しく記事を読ませていただきました。

関連エントリー-ユナイテッドアローズが始めた在庫運用の試み

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11.ファッションIT(IC,POS,WEB) | | Comments (0) | TrackBack (0)

June 02, 2010

無印良品、丸井などが衣料品の共同リサイクルFUKU-FUKUプロジェクトを始動

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 6月2日の日経新聞に、無印良品の良品計画、イオングループ、丸井、エドウィンなど6社が共同で、衣料品リサイクル事業「FUKU-FUKUプロジェクト」を立ち上げたことに関する記事が掲載されていました。

 回収は年に数回、自社商品が中心の模様、回収後、バイオエタノールなどに転換、エネルギーとして再利用されるとのこと。

 新聞記事とほぼ同じ内容がWEB版に出ていますのでご覧ください。

 日経新聞WEB版:良品計画など小売り6社、共同で衣料品リサイクル

 6月1日から、無印良品、イオンのSELF+SERVICE、丸井の計360店舗で回収が始まっているようです。回収対象、期間、店舗は以下のサイトをごらんください。

 無印良品WEBサイトインフォメーション
 イオンSELF+SERVICEのFUKU-FUKUプロジェクト関連ページ
 丸井FUKU FUKUプロジェクト関連ニュースリリース

 大変だとは思いますが、将来的には、ユニクロのような常時回収をめざしていただきたいですね。 

関連エントリー-無印良品、ワールドが繊維製品100%リサイクルプロジェクトに参画
関連エントリー-ファストファッション時代の出口論議

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16.モラル・社会的責任 | | Comments (0) | TrackBack (0)

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