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August 01, 2010

セレクトショップ大手、希少性からマス狙いへ

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 7月30日の日経MJの一面に、これまでの「希少性」に依存せず、マス市場攻略で成長に活路を見出す、セレクトショップ大手のユナイテッドアローズとビームスの戦略事例が紹介されていました。

 セレクト最大手のユナイテッドアローズでは、重松会長の社長復帰後、

 「マルチテイスト、マルチエイジ、マルチチャネルの戦略に転換する」と宣言。

 「これからはセレクトの希少性に頼らず従来よりもマスを相手に、それぞれのブランドの商品力で戦っていく」

 とし(いずれも記事内の重松社長の言葉から)、

 ・これまで築き上げた「UNITED ARROWS」のブランド知名度・イメージをフル活用した、派生的な新業態開発(成田空港出店など)、ライセンス(コラボ)ビジネスに積極的に取り組んでいたり、

 ・顧客に近い、各店の店長の意見を以前よりも品ぞろえ、商品企画に反映させる機会を作り、顧客に合わせることによって、在庫効率を上げている模様です。

 一方、セレクトショップ業界売上3位のビームスでは、(昨年、ベイクルーズグループに売上で、抜かれたようです)アウトレット事業に力を入れている様子が紹介されておりました。

 ・現在、全業態計99店舗中、アウトレットは18店舗、年商490億円の15%を占める
 
 ・アウトレット専用ブランド、「ビームスハート」に力を入れており、三井アウトレットパーク入間では、売り場の半分を占めるこの「ビームスハート」ラベルは、早期に50-60億円にもってゆこうという計画があるそうです。

 かつては、国内店舗数を2ダース(24店舗)、3ダース(36店舗)など、希少性を維持しながら成長することを特徴としてきたセレクトショップ各社ですが、2社のように500億円くらいを超えて、まだまだ拡大しようとすると、やはりマスを取り込むステージに入ってゆかざるを得ないのでしょうね。上場しているUAは当然の話ですが・・・

 そうすると、UAやビームスという大手、第一世代がマス狙いに走る一方で、それに飽き足らない顧客を対象に、次世代の新たなセレクトショップ群が台頭してくるのが楽しみです。

 デイトナさんがやってる、フリークスストアやステュディオスあたり、パルの一部の業態が最近とても元気がよいのは、そんな流れのひとつなんでしょうか。

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Comments

初めてコメントさせていただきます。
いつも拝見させていただいております。仰る通り次世代のセレクトショップを創っていきたいと思います。
因みにSTUDIOUSはデイトナなから独立し、26才の社長と一緒に頑張っています。

Posted by: STUDIOUS 新宿店 店長 川崎 | August 07, 2010 at 05:27 PM

川崎さん

コメントありがとうございました。

ご活躍楽しみに、これからも応援しています。

Posted by: taka | August 09, 2010 at 11:11 AM

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