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May 11, 2012

世界ファッションストア業態別売上ランキング、注目はZARAとユニクロの2位争い

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 世界アパレル専門店売上TOP10ランキング2011(企業別)

 がTwitter、Facebook、Fashionsnap.com などで好評だったので、続報ですが・・・

 企業ではなく、業態(ストア名)別に並べるとこんな感じになります。 

               売上高    前年対比 期末店舗数 
1位-H&M       約1兆2,000億円  +8%  2,352   
  (瑞エッチアンドエム;11.11期)  

2位-ZARA          7,379億円  +11%  1,631
  (西インディテックス;12.02期)
  
3位-ユニクロ         6,938億円   +2%  1,024 
  (日ファーストリテイリング;11.08期)

4位-C&A           6,670億円   -1.4%  1,544
  (独シーアンドエー;注 2010年度)

5位-Victoria's Secret   4,694億円  +11%  1,017
  (米リミテッド;12.01期) 

6位-OLD NAVY       4,351億円  -4%   1,027
  (米ギャップ;12.01期)

7位-GAP           4,345億円  -1%   1,430
  (米ギャップ;12.01期)

8位-next           4,149億円   +4.3%  536     
  (英ネクスト;12.01期)                        
         
9位-しまむら         3,822億円   +4.5% 1,237
  (日しまむら;12.2期)              

10位-PRIMARK       3,669億円  +13.5% 223  
  (英ABF;11.9期)
                                 
 備考:
 ・グローバル展開のH&MとZARAの前年比は為替レート変動の影響を受けない現地通貨ベース
 ・ZARAのみ、公表売上高がVAT、消費税込みだったため、H&Mと同等の17%程度の消費税分を差し引いて計算
 ・為替レートは、各社の決算期末にあわせて、$=76.7円、€=99.6円、£=120.6円、SEK=11.2円で換算しています。
 ・ドイツとベルギーに本社を置く、C&Aの売上高は非公開企業、監査法人のデトロイト社が毎年リリースしている資料TOP 250 global retailersに2010年度、2009年度の売上高が掲載されていましたので、その数値を引用掲載。

 上記TOP10をご覧になって、どんなところにご興味を持たれましたでしょうか?
 
 1位のH&Mは断トツ、2位のZARAと3位のユニクロ(とっくに先輩のGAPを抜いています)ですが・・・

 計算するとわかりますが、円高、€(ユーロ)安の上記為替レートですと、前年はユニクロが2位、ZARAが3位だったんですよね。

 そうすると今後のZARA、ユニクロの世界2位、3位争いに注目ということになりますが・・・

 私は、やはりZARAに勝ち目があると思います。なぜならば、

 ZARAは、DHLと組み、スペインの物流倉庫と世界の全店をDoor to doorで繋いでいる空輸インフラを強みに、

 世界の新興国、中国のみならず、ロシア、トルコ、ポーランドなどに集中積極出店し、なおかつ競合他社がまだ未開拓の地、南半球にすでに足を踏み入れています。そうすると、年率二桁増(10%以上)の継続は堅いでしょうね。

 一方、ユニクロのアジアでの快進撃(特に中国)は、確かに目覚ましいものがありますが・・・何せ、屋台骨を支えるユニクロ日本国内事業の伸びを考えると、いくらアジアに大量出店しても、アジアが牽引して二桁増の期待ができないのが正直なところです。

 特に、銀座の旗艦店で、H&MやZARAが世界のどこでも決してやらないような、「お遊び」をしているようじゃ先が思いやられますね。

 ソウルの明洞や新宿西口のオープン初日に30-40台のレジをフル回転させて、日商1億円超えを見せつけた、緻密さ、真剣さ、迫力、それが本当のユニクロの強みであり、企業としての魅力であるのに・・・その商売人魂が戻ってくれば、話は別ですがね・・・

 それにしても、綿の原材料価格高騰のせいか?東レの合繊素材に人的資源を集中させすぎて、手薄になっているのか?最近のユニクロの綿素材のクオリティの進化のなさというか、むしろ低下しているような気がして、とても気になっています。

 また、米GAPグループのGAPやOLD NAVYは、米国内でのリストラがまだ終わってなさそうなので、遅ればせながら、中国や日本に出店を始めたところで、次年度ランクが下がるのは必至でしょう。

 その他、しまむらは、まだ国内にも都心部という伸び代がありますので今後の安定成長に期待。

 最後に、今後、確実にランクを上げて来るのはPRIMARK(プライマーク)でしょうね。

 各社の次の決算を楽しみにしていましょう。

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