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April 03, 2015

「ネットと店舗を完全に統合した小売業者」とは

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 4月2日の日経新聞にZARA(インディテックス)とH&Mの今期の出店拡大戦略(EXPANSION)についての記事が掲載されていました。

 前期も増収増益だった両社とも今年もグローバルで400店舗超の積極出店を計画している模様です。

 参考
 インディテックス(2015年1月期)  売上高前年比  8%増  営業利益 4%増
 H&M       (2014年11月期) 売上高前年比 18%増  営業利益16%増

 記事の後半部分ではEコマースの拡大についても触れられており、

 インディテックス社の取り組みの話に目が留まったのでご紹介させていただきます。

 同社では27の国と地域でネット通販を展開していますが、

 ネットで受けた注文のうち1/3は店舗で顧客に手渡しており、
 一方、返品の2/3は店舗で引き取っている

 ことから、CEOのパブロ・イスラ氏は

 「ネットと店舗を『完全に統合した小売業者』」

 と語り、Eコマースと店舗の融合について更なる拡大の自信を深めているようです。

 実際ZARAのオフィシャルサイトを閲覧すると配送料・返品配送無料としながらも、

 注文した商品を店舗で受け取ることを推奨し
 
 返品交換を希望する場合も来店して店舗で行ってもらうことを推奨する

 文章が全面に押し出されています。

 以前私も試しにネットで商品を注文して自宅で受け取った時に、届いた商品がなかなか素敵なパッキング(包装)だったのでこれもこれでまた良しとも思いましたが、

 なるほど、多くのZARAファンはアクセスのよい店舗立地に通いながら、店舗とEコマースを分け隔てなく上手に活用している方が多いということですね。

 オムニチャネルが久しく叫ばれ、IT屋のサービスの売り込みトークが氾濫する中、その言葉だけが独り歩きしている昨今

 小売業にとってのオムニチャネルって顧客視点に立ったそんなシンプルな話の実現なんだと思います。

 毎週月曜日と金曜日に新しいトレンドファッションの提案がされるZARAの店舗に、今日もまた足が向いてしまう、テーマとカラーが明快な店頭のスタイル提案を楽しむ女性客の姿が目に浮かびます。

 【おススメ本】
 
 「ユニクロ対ZARA(ザラ)」単行本 ソフトカバー(日本経済新聞出版社)

 顧客心理に基づいたZARAの店頭起点のサプライチェーンを詳しく解説しています。
 
 

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