【間もなく締切り】10月21日(木)開催 オンライン経営セミナー~3つの視点を共有するだけで、過剰在庫が粗利とキャッシュに換わる!ファッションストアの在庫コントロールの組織づくりの秘訣

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10月21日(木)15:00~18:00 オンライン開催、アパレル・靴・服飾雑貨などシーズン商品を販売するファッションストアやEC事業を運営されている経営者様・幹部様向けのオンライン経営セミナー。
年商30億円で迎える「過剰在庫の壁」。30億円の壁を乗り越え次のステージに備えるためには?
事業全体のチームワークで、仕入れた商品を最大限の粗利とキャッシュに換え、営業利益を倍増させる。シーズン商品の在庫コントロールを実践する組織づくりと社内業務連携の秘訣を、業界の中でチェーンストア型専門店の在庫運用と年商30億円から100億円規模の専門店の課題解決に最も詳しい講師(ブログ筆者)が、実際に取り組んだ企業の成果事例も踏まえて、再現性と効果の高い3つのポイントに絞ってお伝えします。少人数の有料セミナー、詳細&お申込みは こちらから

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October 11, 2021

ユニクロがEC注文後、2時間で店舗受取りできるサービスを開始

Uq-tokyo-2_2021101111470110月9日の日経新聞や10月10日の日経MJによれば、ユニクロはEC注文に店舗在庫を引きあてることができれば、顧客の注文後、最速2時間で注文商品を店舗で受け取れることができるサービスを始めたことに関する記事が掲載されていました。


以前はEC注文はEC向け倉庫からの宅配または、店舗受取りだったため、注文後、受け取りまで数日かかっていたものを受取りスピードを大幅に短縮するサービスになります。


同時に、ユニクロ側にとってはECビジネス拡大時代の最大のコスト増となる、「倉庫での個品配送作業費」および「個別配送運賃負担」の軽減になります。


同社では、すでに中国で同様のサービスを提供しており、日本では中国での検証を踏まえた上での実装となるようです。


2019年2月に出版した「アパレル・サバイバル」でも述べましたが、


EC倉庫から宅配または翌日店舗受取りを提供する英国、


国土が広大なため、店舗在庫をオンライン注文してもらい、顧客に引き渡すアメリカ、


諸国の物流事情によって、EC物流は発達して来ました。


そして、近年、欧米さらに中国で主流になりつつあるのは・・・


店舗のMFC(マイクロフルフィルメントセンター)化です。


EC注文を店舗在庫を引き当て、店舗から発送あるいは、顧客に取りに来てもらう、というサービスで、


顧客がオンラインとオフラインを行き来するオムニチャネル(OMO)時代において、


ローカル店舗をローカル需要の身近な物流拠点にしようという発想です。


そして、顧客は、宅配が前提だったEC から、より持続可能な、


顧客が自身の都合で、店舗に商品を取りに来る、というオプションが広がります。


但し、これらは、店舗が大型なのが前提になるでしょうから、


それをそもそも想定していない、商業施設内の小型店舗にそれを強いるのは大きな負担となるかも知れません。


ZARAやユニクロや無印良品の店舗の大型化も、そんな流れを視野に入れた動きですので、是非、注目しておいて、下さい。


先週登壇させて頂いた、


オムニチャネル時代の販売管理&EC向けクラウドシステムを提供するアイルさんのセミナーでは、


ECのボトルネックとして、店舗販売との①商品登録、②販売管理費負担、③集客の違いについて、


ここ数年、関与先とご一緒に考えて来たECとの向き合い方をベースにお話しをさせていただきました。


EC販路の売上を、ただただ、増やせばいい、では儲からない、


やはり、顧客購買行動と在庫と損益のバランスこそが、小売ビジネスにおいて大事であることは言うまでもありません。


最後までお読み頂きありがとうございます。


 執筆: ディマンドワークス代表 齊藤孝浩


【おススメ本】進化するユニクロとZARAを通じて、ファッション流通の未来を考えるビジネス読本。


 「ユニクロ対ZARA」 2018年までのデータをアップデートした文庫本








 

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October 04, 2021

分社化が完了し、ヘルス&ビューティー企業となったLブランズ(エル・ブランズ)

Bbw_20211010220801おくればせながら、8月2日づけで、年商1兆円を超えるファッションチェーンであり、世界アパレル企業売上高ランキング5位をキープしていた米Lブランズ(エル・ブランズ)社が、ここ15年ほどメイン事業だったランジェリー&インティメイトウエアのヴィクトリアズシークレット事業(PINK含む)を分社化し、
社名をバス&ボディーワークスに変更し、ヘルス&ビューティー企業になっていた件について。

業界に長年いらっしゃる方はご存知かと思いますが・・・

同社は1963年、婦人服を販売する専門店として創業、THE LIMITED STOREという屋号で、アパレル専門店を拡大し、GAPよりも先にSPAのビジネスモデルを実践していた、「SPA(アパレル製造小売業)の元祖」と言ってもよいアメリカ代表するファッション小売業の一社です。

GAP社が90年代に年商世界一のアパレル専門チェーンになるまでは、同社が世界一だったんですよね。

一部の店舗で試験販売を行った商品をアジアでQR生産し、的中率を高める芸当も同社の十八番だったもので・・・

事業会社時代は、同社のオペレーションを大いに参考にさせて頂いたものでした。

EXPRESS(エクスプレス)も同社が開発したSPAチェーン、

アバクロンビー&フィッチを買収し、磨きをかけて分社化したのも同社、

ヴィクトリアズシークレットも買収し、ピーク時はアメリカ最大の売上を誇るアパレルチェーンブランドに育てました。

残念ながら、廃業しましたが、百貨店のヘンリ・ベンデルも買収後、長年、同社の傘下だったものです。

同社の転機は2000年代のアメリカでのファストファッションブームです。

H&Mとフォーエバー21のレッドオーシャンなトレンドファッションの低価格化戦争に嫌気がさし、2007年に祖業であった「リミテッド」と「エクスプレス」のアパレル事業の2本柱をファンドに売却し、「ヴィクトリアズ・シークレット」事業に軸足を移します。

売上規模を維持しながら、利益V字回復を果たし、世界の中でも英NEXTやZARAのインディテックスに次ぐ、最も高い収益率を誇るアパレルチェーンストア企業のひとつになります。

2010年代後半になると、ヴィクトリアズ・シークレットの派手さが時代に合わなくなると見るや・・・

自ら開発して、磨き上げてきた、スキンケアアイテムをメインとするバス&ボディーワークス事業に軸足を移し、

そこに独自のアパレルサプライチェーンマネジメントのノウハウを注入し、高収益な事業として拡大を加速します。

一旦は、ヴィクトリアズ・シークレット事業の売却に動きますが・・・

2020年、コロナ禍で交渉破綻、しかし、自ら、果敢にヴィクトリアズ・シークレットのリストラをして、バス&ボディーワークスの収益性に支えられ、Lブランズ社としてV字回復。

そして、この度、ヴィクトリアズシークレットを上場企業として分社化しながら、自らは高収益なヘルス&ビューティー事業企業になったわけです。

長年、同社をウォッチしてきた筆者からはブラボーの一言に尽きます。

なぜ、祖業のアパレルに固執しなかったのか?

その後、なぜ、ランジェリー、インナーウエアに固執せず、ヘルス&ビューティー事業に転換できたのか?

それは、過去にこだわらずに、顧客の未来とマーケットの変化を見ていたから、の一言尽きるのではないでしょうか?

アパレル市場は縮小し、ヘルス&ビューティー分野が伸びているのは、日本でも同じこと。

日本ではなぜアパレル業界から、そんな英断ができる経営者が生まれないのでしょうか?

ファッションマーケットの変化とLブランズのビジネス転換はファッションビジネス史に残る、未来を考える上でのケーススタディになるはずです。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 執筆: ディマンドワークス代表 齊藤孝浩

【おススメ本】アパレルビジネスのポイントをトレンドファッションのZARAとベーシックのユニクロを比較することで浮き彫りビジネス読本。

 「ユニクロ対ZARA」 2018年アップデート文庫本

 

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September 27, 2021

インディテックス(ZARA)の2021年度上半期決算 第2四半期は過去最高益更新で回復中

Zara-londonインディテックス2021年度上半期決算(2021年2月~7月)が発表されていたので
資料に目を通しました。

あえて、前年2020年度対比ではなく、好調だったパンデミック前の2019年度対比でまとめてみます。

第1四半期(2月~4月)こそ、

売上高 パンデミック前の2019年度比 83%、
営業利益   同         58%でしたが、
営業利益率 11.5% (-5%)

99%のお店が営業状態に戻った 

第2四半期(5月~7月)は
売上高が 2019年比で 101.5%、
営業利益  同    105.3% 
営業利益率 16.0%(+0.6%)

と2Qとしては過去最高益となりました。

上半期を通じては

売上高が 2019年比で 93.1%、
営業利益  同    82.6% 
営業利益率 14.1%(-1.8%)

としてはまだまだですが、2Qの過去最高益の回復ぶりは特筆すべきことでしょう。

在庫状況についても

2Q末の在庫高は2019年とほぼ同じ水準で
在庫回転率 年換算ベース 4.5回転、
在庫日数80日前後 
と、優秀だった2019年の2Qの効率と同等に戻っています。

在庫の中味も健全である、つまり3Qの販売に必要な在庫のみ

であることをアピールしています。

コロナ禍、ニューノーマル化によって、グローバルトレンドを強味とするZARAは厳しくなるのでは?
という意見もありましたが、

当初計画通り店舗を大幅にスクラップ&ビルドしながら、
パンデミックの最中に店舗とECの統合プラットフォームを前倒しで完成させ、

EC在庫と店舗ストックルーム在庫の一元化(SINT)により
EC売上を2019年対比 137%増 (2020年対比 36%増)
と顧客の購買行動の変化に対応しています。

今年は店舗の回復を見込み、
EC売上比率は通年で25%相当になる見込みとのこと
(昨年は店舗売上が大きく減ったので32.4%)

こちらも、数年前からの計画通りの数値です。

ということで、業界の見方を覆し、
四半期ベースではありますが、コロナ前の好調な水準以上に戻したことになります。

あらためて、需要にあわせて、市場が求めるものをつくり続ける
という同社の柔軟性に驚かされます。

ここのところ、店頭やサイトを見ても、
モードというよりも、カジュアルトレンドを追求した
商品訴求が目立ちますね。

以前から、ZARAは、各サブセクションに
モードトレンドのオン・オフ 
カジュアルトレンドなオン・オフの
4軸のコレクションフレームを持ち

毎シーズンの需要に応じてその4つの構成比を変化させならが
売場を構成して来ました。

今回もパンデミック下における顧客の購買志向あわせたまでで、
結果、ニューノーマルの需要に対応できた、というわけです。

ここまで来たら、何でも来いですね(笑)

更に、これまで掲げて来た


店舗やショッピングのDX化の指標や
サステナブル系の指標においても

計画目標を何年か前倒しで達成中というから驚きです。

厳しかった8番目のブランド、服飾雑貨中心のUTERQUEをMassimo Duttiに統合したり、
ZARAの店舗の大型化にあたり、ZARA HOMEを展開する店も増やして行くというように
ブランドごとの対応も推進中。

パンデミックが落ち着けば、あらためて世界最強の強みを見せつけてくれそうです。

今後も、同社からは目が離せません。

最後までお読み頂きありがとうございます。

 執筆: ディマンドワークス代表 齊藤孝浩

【おススメ本】ZARAの強みをおなじみのユニクロと比較することであぶり出したビジネス読本。両者から学べることはまだまだたくさんあります。

 「ユニクロ対ZARA」 2018年アップデート文庫本

 

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September 20, 2021

過剰在庫を抱えてしまう3つの理由

Wwdjapan-vol29WWD JAPANの本紙に月イチ連載させていただいている
「ファッション業界のミカタ」(ファッション流通企業の決算書の見方)

9月13日号(vol.29)のタイトルは、「事業への投資資金をどう捻出するか」として、
システム投資をするにも、投資する原資がない、と嘆く企業さんが多い中、

投資のための現預金を増やすために「過剰在庫」にメスを入れる、
をテーマに、ファッション企業、特にアパレル企業が抱える「在庫の中味」を可視化するための視点を述べてみました。

仕事柄、多くの企業さんと在庫の中味をご一緒に検証する機会がありますが、
当シーズンの売れ筋在庫、同スロームーブ在庫、キャリー在庫(シーズン持ち越し在庫)にわけてみると・・・

事業拡大と共に、当シーズン売れない、あるいは定価販売しづらいキャリー在庫のウエイト(全在庫に対する構成比)が年々どんどん高くなって行くことがわかります。

気が付いたら、在庫高はこんなに沢山あるのに・・・

毎シーズン、限られた一部の売れ筋商品の「上澄み」だけで
店頭販売やECサイトを回している、

一方、キャリー在庫予備軍であるスロームーブ在庫の対応は後回し、

なんていう実態になっていることも少なくありません。

そんな過剰在庫を少なくするためには・・・

理想を言えば、ZARAのように、必要な分だけつくり、店頭に並べ、用意しておいた素材を活用して、シーズン中に売れるものをつくり足す・・・

そんなオペレーションに取り組むことが、効果的なのですが、
今すぐ取り組むには、実にハードルが高いので・・・

まずは、足元からどう取り組むか、について連載記事にまとめてみたものです。

そもそも、過剰在庫を抱えてしまう理由は大きくわけると
3つあると思っています。

ひとつは

販売力を上回る過剰生産。

過剰生産をしないと原価率が合わないため、何とかなる?と作り過ぎたり、
品番をヒットさせたいために、むやみに増やした不人気色の売れ残りだとか、
売れ筋商品の過剰追加発注がこれにあたります。

次に

販売拠点への過剰配分の放置。

売上予測に基づく初回配分が是正されないと、
売れ点自動補充も過剰在庫を生むという盲点です。

そして
それらがあることを薄々わかっていながら・・・

売れ筋だけを追いかけて、在庫を積み増すものの、

その他の在庫への対処が後手に回り、販売機会を逸し

シーズンが進むほど積み上がるスロームーブ在庫。

その結果、シーズン末に倉庫にキャリー(繰り越し)在庫となる
商品在庫が戻って来るわけです。

そして、また、翌シーズン、

キャリー在庫という足かせ(過剰在庫)を負いながら

新しいシーズンが始まるという訳です。

ひとことで過剰在庫と言っても、要因はいろいろなところにあり、
気づき方や対処方法も違います。

商品そのものの良し悪しやコスパ(適品、適価)が第一であることは間違いありませんが、

仕入れた在庫に対して、シーズン中に適時、適所、適量のアクション取れたかどうかで
シーズン粗利額と最終消化率は大きく変わることを多くの現場で体験して来ました。

B/S(貸借対照表)の左側(資産)を見て頂ければわかりますが、

現預金のすぐ下にある在庫はキャッシュ(埋蔵金)。

商売人にとって、その中味に向かい合い、

タイムリーに粗利を生みだしながらキャッシュに換え、残在庫を残さないように売り切ることで

現預金を保つことの大切さは今も昔も変わりません。

そして、これからは、生み出した利益、キャッシュを

会社の未来へ、同時に、

従業員の成長のための投資に

有効活用して行きたいものですね。

WWDJAPANの記事は、定期購読者の方は無料、そうでない方でも、記事単位でも有料コンテンツとして、お読みになることができます。

https://www.wwdjapan.com/articles/1259258


関連エントリー過剰在庫を持ち越さないために

関連エントリー売上は仕入(MD)、粗利は在庫運用(DB)で決まる

執筆: ディマンドワークス代表 齊藤孝浩

【お知らせ】10月21日(木)15:00~ 
筆者が講師を務める、経営者様、事業責任者様向けビジネスセミナー

3つの視点を共有するだけで、過剰在庫が粗利とキャッシュに換わる!
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「ファッションストアの在庫コントロールの組織づくりの秘訣」
 2021.10.21  15:00~18:00 @オンライン開催 

今までのやりかたに限界を感じている、何かもっとよい方法はないか、
これから事業で本格的に店舗およびECの在庫コントロールに取り組みたい、
再構築をしたい、組織と役割を見直したいという企業経営者様、事業責任者様向けの内容です。

定員8名様の少人数セミナー 
少人数制のため、ご都合合えば、お早めにお申し込みください。

セミナー詳細はこちら
https://dwks.jp/seminar2021fall/

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