個人情報保護法施行、企業戦略と顧客満足のギャップ
この一週間、個人情報保護法について考えてきました。
企業が顧客情報を収集する第一の目的は、DM名簿やチラシ配布などの広告宣伝のようです。 セールや新商品の入荷を告知し、とにかく、お店に足を運んでもらうきっかけをつくるわけです。
一方、顧客側は・・・自分が何かを買いたい時は、むしろ、自分から情報を探し選別する、というスタイルに変わりつつあります。イエローページやインターネットの普及によるところが大きいと思います。
例えば、インターネットの検索エンジンで探し、ホームページを見て比較してみる。それでもわからなくて、電話をかければオペレーターが的確に答えてくれる。そして、ネット上から注文したり、店に足を運んで商品を確かめて買う。 これで満足した買物ができたお店が、顧客の心に残り、また、次回買おうと思う。というわけです。
だから、何が重要かというと、
1.欲しい情報が欲しい時に用意されていること、
2.期待にそった「お約束」の品揃えがされていること、
3.さらに、お客さんを一歩リードするトレンドにもとづく情報、品揃え、サービスがあること
だと思います。
顧客情報の活用のしかたで、上記を実現に取り組むことは、可能ですし、事例も見られるようになりました。
マス広告宣伝発想から、少しきめ細かい顧客満足発想へ、個人情報保護法施行が時代の変化のいいきっかけになればいい、と思います。
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