ユニクロが嫌いな理由
この理由について・・・先週発刊されたマガジンハウスムック「アナタはユニクロが嫌いですか?」を読んだり、私が参加しているSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)でメンバーの意見を頂いたりもしてみました。
大雑把にまとめてみると、
1.マス化していること
2.没個性であること
3.売れているからと言って天狗になっているところ
が「ユニクロ嫌い理由ワースト3」のようです。
信憑性は定かではありませんが、こんな話を聞いたことがあります。「1デザインで10万枚以上生産して、流通させると、街を歩いていて、自分と同じ服を着ている人を見かけてしまう、という現象がおきる。」
ユニクロが地方で名をはせていた10年以上前でも1デザインあたりの標準生産枚数が5万枚でしたから、今は言わずもがなです。 この恥ずかしさが、個性的なファッション好きには許せないわけですね。
「ユニバレ」(ユニクロを着ていることがバレてしまう)という言葉が生まれ、玉塚社長に交代したとき、UNIQLOラベルを全面廃止したことは有名な話。
今回の「アナタはユニクロが嫌いですか?」の編集のポイントも、これでもユニクロは没個性ですか?こんな個性的な着かたもあるんですよ、ということを手を変え品を変え表現しており、なるほど、考えたなと思ったところもありました。
あと、嫌いな理由、3番目の「売れているから天狗になっているところ」について。ユニクロの採用面接を受けにいって不快な思いをした人が多いようです。会社がやっていることはすごくても、現場の末端近くで、変にプライドが高くなったり、態度が高飛車になるという現象が起きているようです。ここら辺は、組織が大きくなると、大企業病的に出てしまうのでしょうね。面接を受けに来る人はある意味ファンのお客さんであって、その人たちは、今後も大切なお客さんの一人であり続ける、ということを経営陣の方々も理解していただかないといけないと思います。
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