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April 14, 2005

人を育てエクセレントカンパニーを目指す

 アースミュージック&エコロジーを展開するクロスカンパニーの石川社長(34)の繊研新聞インタビュー語録から。
「報酬や労働条件を良くするのは会社に愛情を持ってもらうためといいものを身につけて自分を磨いて欲しいから」
 多くのファッション企業経営者に、この言葉を聞いてもらいたいな、と思いました。一般的にファッション小売業の販売員は、決して報酬は高いとは言えず、少ないながらもその中から大好きな服を買いたい、着たいという人が多いものです。そんなスタッフからも社員着用として売上を搾り取ろうというアパレル企業のうわさをまだまだ聞く中で、こういったことを公言して、実行することは立派なことだと思います。

 私の親しいある服飾雑貨メーカーのことを思い出しました。別に高額の商品を扱っている会社ではありません。いつ行ってもスタッフは皆、若く、かっこよく、礼儀正しいのですが、その会社は、スタッフに、いい服、いい時計、いい車、いい家を手に入れることを目標にさせ、がんばった人には、会社がきちっとボーナスで報い、目標を実現させてあげることをポリシーにしております。 役員の方と話していても、「人」を大事にするその姿勢が感じられます。

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