スーパーマーケットも店舗デザインで差別化する
最近、スーパーマッケットも食品の価格の安さと鮮度だけではなく、個性的な店舗デザインを
海外のデザイン事務所や美術大学に依頼して、他社との競合の中で差別化しようとしているそうです。
そんなトレンドが大丸ピーコックなど都心型の店舗で始まっている、とは、7日の日経新聞夕刊記事。
飽食の時代に、価格とボリュームだけでなく、質やライフスタイルといった切り口が求められるのは、もっとものことだと思います。外食産業にも、グローバルダイニング、際グループなど、世界観のあるチェーンがかなり登場しているし、スターバックス、タリーズといったカフェや、紀伊国屋、伊勢丹クイーンズシェフ、成城石井、カルディコーヒーファームといったグルメ志向のスーパーや食材店も増えているのは事実。オーバーストアの中で、そういった、ライフスタイル型食品ストアには、魅力を感じます。輸入食材を見ているだけでも楽しいものです。
ところで、業界の中にいると、他の業界は隣の芝生は青く見えるもの。以前、ファッション系のコンサルタント会社の方と話をしていたところ、最近この会社への業務依頼先は、アパレルよりも、異業種が増えているとのこと。クライアントさんたちは、その異業種にファッション的であったり、ライフスタイル的なアプローチを期待して依頼をしてくるそうである。
店舗の世界観と商品の差別化で勝負するのは、ファッション業界の専売特許。 そう、ファッション業界もまんざらではない、飽きっぽくて、多様化する需要に長年こたえてきたノウハウが異業種で活かせるのではないかと思う今日この頃。
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