個性にチャンスを、109ステージ
渋谷109が2004年にマルキュー25周年企画としてスタートさせた「109ステージ」。7階の元飲食売り場を活性化させようと、チャレンジブランドが1年間限定のショップを開くことができ、その間の業績がよければ継続を許される、という勝ち残り企画です。
04年は5店舗の枠に82件の応募があり、1年が経過し「ギルフィー」という小さなアパレルが運営するお店が勝ち残り決定。今年は、3店舗の枠があるそうです。
さすがマルキュー、ファッションインキュベーター的なこともしている、と非常に興味深く見守っています。
日本でブランドを立ち上げ、成功するには、いわゆる「しかけ」が必要といわれます。また、せっかくいい企画があっても営業面で苦労されているブランドの話をよく聞きます。
先日、そんな話を数人の方としていて、そういえば、とアメリカでの話を思い出しました。
アメリカはブランドメーカー→セールスレップ(営業代理業)→小売店という図式ができており、いい客先を持っているセールスレップがついてくれれば、成果報酬手数料営業を代行してくれます。また、もう一つの問題、販売代金の回収について、COD(キャッシュオンデリバリー;日本でも代引きがありますが)という制度が一般的で、UPSなどの宅配業者が商品と引き換えに高額でも小切手を回収してくれます。
日本でもこんなしくみがあれば、もう少し、クリエーターが企画生産に集中できて、多くのよい作品が日の目を見るチャンスもあるのだろうな、と思ったものです。
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