ICタグで未来のお店
23日付けの日経新聞一面から。
この秋から、経済産業省の支援で、流通大手5社がICタグの実験を始めます。
丸井は、お客さんが試着したい服をもって、フィッテイングルームに行くと、服のICタグ情報を読み取り、その服に似合うアクセサリーなどが、フィッテイングルーム内のモニターに表示される実験を行います。
イオンは、ショッピングカートに画面がついており、ある売り場に行くと、その売り場の本日のおすすめ商品が画面に表示されます。
三越は、ジーンズの在庫照会にICタグを活用するとのことです。
正直、どれも、店舗および店舗スタッフの基本動作、接客によるコーディネート提案であったり、POPでアピールしなければならないことだったり、シューズやジーンズやシャツの在庫照会はICタグ以前の問題と、ちょっとうがった見方をしてしましました。
それとも、それだけ大手流通企業は、販売管理費の人件費などの削減で、できなくなったことをICタグにやらせよう、と思っているのかもしれません。
ICタグ、RFIDは、業界で非常に話題ですが、一方、アメリカ、ウォールマートが店舗の倉庫までのICタグの活用が肯定しながらも、店頭から顧客の手に渡るところに関しては、プライバシーの問題で、実験を中止にしたりしています。イタリア、ベネトンもプライバシー問題で、店頭ではICタグを使わない、と宣言しています。
日本でも、ICタグの工場から店舗バックヤードまでの物流での活躍は約束されていますが、顧客とのインターフェイスの部分では、いろいろ問題があると思います。 コストの問題、POSデータすら活用されていないのに、高いお金をかけて活用できるのか、という問題、プライバシーの問題など。
未来のお店はどんなお店なのでしょうか。
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Comments
takaさんこんにちは。サラリーマン.infoのあまちゃんです!
コメントありがとうございました!
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Posted by: あまちゃん | June 27, 2005 01:55 PM