ケイタイ電子決済に進路を取れ
最近の電子マネーに関するサービスの進化のスピードは、ファッションリテーラーとて目を離す訳にはいかないと思います。
ICチップをベースにしたエディ、スイカの利用件数の伸びは著しいものがあります。
エディで月間1000万件、47億円分に登る。スイカで300万件に達した、とは6月23日の日経新聞から。
カードだけではなく、両電子マネーのベースの技術となるフェリカの搭載で先行したDoCoMoに対し、au、ボーダフォンも来年にはスイカ搭載の機種を発売すると言うことです。 どうやら、エディかスイカか、どちらを選ぶか?という議論もあるようですが、携帯には両方搭載可能とのことで共存が可能。
また三井住友に続き、東京三菱が携帯電話からの操作で銀行口座から携帯に現金を移すことができるサービスをスタートさせたとのことです。 これによりケイタイがATMになるわけですね。
現在、エディは5万円、スイカは2万円という決済金額の上限がありますが、携帯電話による決済が、始まり、規制が緩和されていけば、来年以降加速度的に増加することが、予想されます。
また、ポイントやマイレージがエディとして使えるサービスを提供している企業も既に存在しています。
ポイントカードが企業を超えて交換され、携帯電話を媒介にして電子マネーという形で繋がり始める・・・
現金・預金 ポイント・マイレージ
↓ ↓
電子マネー(エディ・スイカ)
↓
代金決済
TSUTAYA、マツモトキヨシ、ANA、楽天あたりはこれを見超して準備を進めて来たのだと思います。
一連の動きの向こうに見えるもの・・・各社の企業の都合で作られたポイントカードで膨らんだ顧客の財布。 誰もが、分厚くなった財布を不快に感じているはずです。 このストレスを解消し、身軽な顧客最適を実現した企業が真の顧客囲い込みを実現し、勝ち組になるに違いないと感じます。
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