新たなステージでの再チャレンジに期待
ここのところ、業界新聞で気になる記事の中に、かつて、有名ブランドやショップの成功に貢献された方々が、業界再編の流れの中で、他社資本をバックアップに新たなるチャレンジをされる事例があります。
一つ目は、ワールド小売事業の原点であるOZOC(オゾック)のキーパーソンである、事業部長さんとディレクターだったデザイナーの田山淳朗氏(AT)が量販店向けアパレルから脱皮を図る大手レディースアパレル、クロスプラス(旧桜屋商事)の出資、買収を受け「ノーツ」という会社で再合体。
二つ目は、セレクトショップ御三家のシップスの立役者であった元副社長さんが、レナウングループの出資を受けて、「ネクストエッジ」という会社で新しいセレクトショップのオープンを準備されています。
ともに、業界のリーダー的な存在の方々が、成功されたご出身母体よりも、クオリティの高い路線にチャレンジされているとのことです。
特に、二つ目の「ネクストエッジ」の関連記事によると、8月にOPENする京都店は、四条に100坪の古い家屋を借り切って改装中とのことで、何やらおもしろそうなことを仕掛けてくれそうで楽しみです。
かつて、ビームス幹部の重松さんがワールドの出資を受けてユナイテッドアローズを設立された時のことも彷彿とされます。
業界も同質化が進む中で、そういった方々が成功体験に埋もれることなく、独自の時代観・マーケット観を活かして、面白いチャレンジをしてくれれば、業界にとってもよい刺激になる、と今後を楽しみにしております。
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