ファッション業界へのクールビズの影響
6月1日から官庁主導でクールビズ運動がはじまりました。
2週間以上が経過して、ファッション業界の関連する動きをまとめてみたいと思います。
●百貨店、紳士服専門店は、各社でノーネクタイで衿のすわりのよいボタンダウンシャツなどの品揃えの
充実を行い、シャツの売上は各社前年比10-20%伸びている模様です。
●関連して、上場シャツメーカー、CHOYAや山喜の株価がストップ高を記録
●ネクタイ協会は、大打撃を受けるとして、小泉首相にクールビズをやめてもらうよう、直訴をしよう、とまで
言っています。
これに対して、お客さんの反応は、
■サラリーマンが連れ立ってシャツをまとめ買いする光景が増えた
■クールビズとは言え、抵抗があったり、着こなしに不安があり、シャツを買いに来たが、結局、
「清涼スーツ」を購入して帰るお客さんも少なくない。
■心配されていたネクタイの売上ですが、逆に父の日需要で好調、各百貨店軒並み前年売上を
上回っている。
結局、話題がサラリーマンのファッションにフォーカスされたことにより、全体がよくなった模様です。
今年は、昨年の伊勢丹新宿店メンズ売場の成功、30代、40代向けメンズファッション誌の盛り上がりで
もともと、メンズアダルトファッションが期待されている年。また、メンズファッションの黎明期を作ったIVYファッションの師、石津謙介さん追悼の年でもあります。
経済を牽引している我々も、ビジネスだけじゃなくて、やっぱり、格好もよくなきゃいけませんよね。
明日は、父の日、僕も2児の父、みんながんばりましょう!
さて、当ブログは人気blogランキング何位でしょう?
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