伸びるEコマースの中でファッションは
経済産業省などが発表したEコマースに関するニュースリリースを読んでしました。
それによると04年の個人向け電子商取引規模は
5兆6430億円 (前年比28%増; 消費に占める電子商取引化率2.1%)
うちパソコンによるもの4兆6720億円 28%増
ケイタイは9710億 25%増
コンビニが6兆9251億円市場ですから、ものすごく大きくなったな、と思います。
Eコマース化した商品でシェア、伸びの大きいものは、不動産を除くと、旅行、自動車、エンターテインメント、PC関連グッズ、証券取引、食品、書籍、音楽(ダウンロード、着うた含む)と続きます。
気になるアパレル・アクセサリーのファッション部門ですが、
1830億円 (前年比11%増;電子商取引化率1.4%)とまだまだ少ないほうです。
アパレル業界のウェッブ化に尽力されている、アパレルウェブの千金楽社長や、CD,ファッション,雑貨販売企業のEコマースのバックオフィスソリューションサービスの最大手、イービーエスの浦田社長と最近、別々にお会いする機会があり、ファッション販売のEコマース化についていろいろお話させていただきました。
なかなか進まないEC化率ではありますが、お二人によると、
・店舗で買う人はネットでも買う(自分利便性にあわせて)
・通販で買いたい、買ってもよいという顧客は70%もいる
・一度経験すればリピート率は高い
など、の経験から得た購買行動パターンをお聞きしました。
要は、ファッションは、「試着」という言葉があるように、いかにその商品のスペック(デザイン、サイズ、細かい仕様など)を潜在購入者に伝えられるか?がキーになりますので、店舗や紙面とのうまい連動を仕掛けてビジネスを展開されているとのことでした。
ファッション・オン・デマンド。 欲しいものがタイムリーに顧客の手に入るしかけ、しくみ。 リアル店舗にしても、ネットにしても、それを制した企業が覇者になることは、間違いありません。
経済産業省・ECOM・NTTデータ経営研究所 共同
「平成16年度電子商取引に関する実態・市場規模調査」
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