ユニクロ創業者、柳井会長が社長に復帰
本日の日経新聞一面、ユニクロを展開するファーストリテイリング社の現社長玉塚氏が8月末で退任し、柳井会長が社長に復帰する報道がありました。
02年に抜擢された玉塚氏ですが、大きなヒット商品もなく、業績回復を達成できず、株価は低迷、さすがにシビレを切らして、求心力のあるご本人の再登場は、株主対策でしょうか。また、後ろ向きの人事発表だけでなく、同時にいくつかの大きな戦略をぶち上げたのは柳井さんらしいところです。
一つ目は、ユニクロ業態のベーシックの限界とファッション商品の導入。ユニクロプラスでは、限られた客層向けの商品投入の実験中であり、GAPの歴史を追いかけるようです。顧客の反応は果たしてどう出るか?
次に、グループホールディングカンパニーの設立。 欧米国内のファッション関連企業のM&Aの話題に事欠かない同社は、このHDカンパニー体制もその積極性の現われと思われます。
さらに2010年のグループ売上目標に、今の3倍の1兆円構想ときました。 ユニクロ級のマンモス業態は今後そう簡単には作れないでしょうから、1000億級のかなり大きなM&A(GMS、ナショナルチェーン系など)を行わないと厳しいのではないか?と思われいます。
有言実行のカリスマ経営者が、具体的にどんな策を実行されるのか、注目です。
「ビジネスブログ」の事例に採用されました>>>こちら
「ビジネスブログ」とは?>>>こちら
人気blogランキング クリック応援よろしくお願いします。
| Permalink | 0
Comments