ファッションビジネスの人材育成
今日、久しぶりの以前生徒としてお世話になった財団法人 ファッション産業人材育成機構(IFI)を訪問しました。
IFIは、ファッションビジネスの実学が学べるビジネススクールを作ろうと、百貨店、商社、紡績、メーカーなどが協賛し、1992年に発足し、6年間のテスト期間を経て、1998年に正式にビジネススクールとしてスタートした組織で、今年で7年目。 私は当時勤めていた商社から派遣されたテスト生の2期目でした。
ファッション業界のいろいろな流通段階の企業の同期生と学び、その方々とは今でも交流があります。学ぶ、だけではなく、ネットワーク作りにも役立ったものです。
ファッション業界は、売上に即効性のある接客販売に関する教育は外部に頼んで施すものの、本部のマーチャンダイジング系や経営系の人材教育は、体系だって施されていないのが現実ではないでしょうか?
ファッションブランドに流行り廃りがあるのは、業界では、消費者の飽きのせいだと言います。それも一理あるかもしれませんが、私は、ブランドを継続させることのできる人材を育成することを怠った先輩たちの責任もあると思っています。
気がついたら50代の経営陣に教育を施されていない30代およびそれ以下の組織になっている企業の話も多く耳にします。
2007年問題を間近に迎え、もう一度体系的なビジネス教育の必要性を痛感してしまいます。
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Comments
いきなりのコメントですみません。
私はBFGUという学校で勉強している台湾の留学生です。
ずっと斉藤さんのブログを拝見していて、とても勉強になると感じました。
日本のアパレル・ファッション業界はかなり複雑で様々な体制が存在しているので、分かりずらいなぁ…と時々思います。しかし、このような環境で、逆に面白いビジネスオポチュニティーが出来る可能性が一杯あると思います。
今後も斉藤さんのブログを応援します。
Posted by: alice | July 16, 2006 02:09 AM
aliceさん
コメントありがとうございます。
とても励みになります。
aliceさんもしっかり勉強されて、祖国のそして日本のファッションビジネスで活躍されることをお祈りします。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by: taka | July 17, 2006 03:03 AM