ブランド変更は「認めない」
以前もブログで触れましたが、百貨店ブランドの派生(ディフュージョン)ブランドショップを郊外SCで展開するオンワード樫山、サンエーインターナショナルなどが、百貨店からのプレッシャーによりこの秋からショップ名を変えようという動きがあります。
今日の繊研新聞によると、この動きに対し、「契約違反だ」とし、契約更新に応じず、退店してもらう、という考えを表明したのは、日本全国に同テナントSCモールを展開するイオンの岡田会長。
郊外SCに展開する「組曲」、「ピンキー&ダイアン」などの派生ブランドは、新たな広告宣伝なしに、順調な売上をあげており、SCにとっては、集客効果を果たしています。イオン系などSC側にしてみれば、当然の主張であると思います。
百貨店から見れば、ある意味便乗商法かもしれませんが、商品・品質が違うわけで、購入するお客さんも違うわけです。そもそも、百貨店で購入するお客さんというのは、「百貨店だから買う」のではないでしょうか?百貨店がそういったプライドを持って、目くじらを立てずに商売をしていれば、こんな話もないはずです。
また、アパレルメーカー側にとっても、それを承知でやったことでしょうから報いも致し方ないかと思います。ワールドやイトキンのように、一からSCブランド開発をして成功しているところもあるわけですからね。
さて、この百貨店とSC側の綱引き、今後どうなるでしょう。
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