レナウンダーバンHDの筆頭株主に投資ファンド
レナウンダーバンHDの筆頭株主になった投資ファンド「カレイド・パートナーズ」の川島隆明社長のコメントから。(本日の繊研新聞より)
「日本発の世界的なブランドは、他の工業製品だけでなく、アパレルやファッションにもあってしかるべきだ。日本は大きな母国市場があり、感性豊かな消費者が世界のブランドを支持し、支えている。世界のリーディングブランドを持てる企業があってしかるべきで、そうした企業に資本を傾斜配分したかった。」
川島さんは、前職で福助の再生にもかかわった方ですが、これまでの日本のファッション業界を的確に言いえた、すばらしいコメントだったのでご紹介しました。
先週のライブドアのセシール買収のエントリーに関連して、業界の方々から日本のファッションビジネスの明日についての貴重なコメントを頂きました。時代の風がわかる人たちが業界を変えてゆく・・・むしろ、業界外の人がそれをする方がいいのではないか・・・そんな主旨でした。
確かに、洋服は欧米から来たけれども、最近のいくつかのエントリーでも述べているように、世界が日本に注目しているわけで、固定観念がある業界の人よりも、堀江さんや川島さんのような業界以外の人のほうが、その「すごさ」が見えるのではないか、より生活者の視点で再建ができるのではないか、と思ったりします。
世界中のファンドがお金をもてあまして投資先を求めています。かつては、短期的な利益を求めた金融商品や不動産から、もう少し中期的な不良債権や企業再生に向かい、そして、ショップブランド含めてファッションブランドのような「生活者が感動する価値」にも向かい始める。
これからこんな機運が高まりそうですね。
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