JR東日本がエキナカから流通を変える
昨日、横浜からの帰りに、エキナカ 「品川エキュート」に立ち寄ってきました。
新しい商業施設はいつもワクワクしますが、こちらもいろんな意味でJR東日本のすごさに関心しました。
同グループは、90年代の末から、エキナカという超一等地のリテール立地を、他社に場所貸しするのではなく、自分たちでリテールノウハウを蓄積するために、フランチャイズで、無印良品、ソニープラザ、ユニクロ、ロックフィールドなどを導入したのは知る人ぞ知る話です。
今回、大宮に続き、品川にエキュートを展開するにあたっても、運営はテナント側のようですが、駅前のルミネなどと相乗効果が計れるように、テナントさんにエキナカ用の新業態開発を依頼したり、エキナカ用の品揃えを徹底的に議論して店舗群を考えたといいます。
藤巻さんの再建で有名になった福助の新業態Transit(トランジット)も出張前に揃え忘れたものが買える品揃えをコンセプトにしているようで、まさしくエキナカにふさわしい業態といえますね。
また、 当然のことながら全店で決済にスイカが使えることは、言うまでもありません。
そういった生活者と主体的に、正面から向かい合った同グループの姿勢が、今回のエキュートに反映されていると思います。場所、時間、ニーズ、感動・・・考えてますね。
これは、すべての商業施設関係者が見習うべきポイントですね。
そういえば、12月には、東京メトロが表参道駅で「エチカ表参道」をオープンさせる予定とのこと。
生活者にどんどん便利になる首都圏がますます楽しみですね。
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