毎日の気分で着替えるメガネ
日ごろ、会議や車の運転以外では眼鏡をかけない生活を送っていますが、パソコンを使う仕事も多く、年々、視力の低下を感じます。そんな折、久しぶりに眼鏡を変えようと、先日、Zoff(ゾフ)表参道店で5250円でそこそこ気の利いたプラスチックフレームのものを購入しました。
前回眼鏡を購入したのは、2001年、Zoffが「眼鏡業界のユニクロ」として、5000円、7000円、9000円の3プライス旋風を巻き起こした時に、ものは試し、ということで、同業態のあるお店で買いました。当時、なんだ、5000円のものを前面に出しているがイカしたものが少なく、結局9000円のものを買わされるわけね、なんて思いながら、買ったのを覚えています。
その後は、低価格メガネ店もいまひとつ、かといって、洋服のブランドをライセンスを取ってつけたメガネなんてする気もしなかったので、新規購入には至らなかったのですが、今回のZoffを見ると、4年前に比べると、だいぶ進化したな、という印象をもったことが、購買へと結びついたわけです。
そんな折、本日の日経新聞、ファミリー経済、「エコノ探偵団」というコーナーで、最近人気が回復?してきたといわれる低価格メガネ店に関する記事がありましたので興味深く読みました。
2001年、業界では、Zoffの登場で、中国製低価格メカネ店が急速に増え、2002年にはメガネの輸入額史上最高額を記録します。しかしながら、ものめずらしさで買った顧客も、その品質の悪さに離れて行き、2003年は大きく落ち込みましたが、2004年からは再び増加傾向にあります。
この記事によると、当初は、粗利率60%というおいしい利益を得ている国産メガネ流通業界に対し、中国製の3プライスストアが殴りこみをかけた時には、国産フレームの7割を生産する「匠」の技術を独占する福井県鯖江市の協力が得られず、純粋な中国の技術だけで勝負した。
その後、鯖江のメーカーは、国内市場は、国産でも十分太刀打ちできたものの、欧米市場に対しては、世界の激しい価格競争に晒され、中国で生産せざるを得ない状況に直面、多くの鯖江の技術者が欧米向けのために、中国に渡ったそうです。その技術者が中国で引き抜きにあったり、鯖江をあきらめて中国に工場を移転したメーカーの登場の末、日本の3プライスメガネストアに日本の鯖江の技術が活かされ、品質が急速に向上したとのこと。 その結果、若者を中心に低価格メガネ店にお客さんが戻り始めているというわけですね。
メガネは、ファッションの一部、個性を出すアイテムだと思いますので、洋服のように、毎日の気分で着替えるアイテムであっていいと思います。「メガネ男子」という写真集も最近話題になりましたね。
しかしながら、最近の眼鏡白書などを見ると、1本あたりの平均購入単価は低価格店が引き下げたとはいうものの、いまだに29000円台だそうです。
ビッグカメラが出資するOWN DAYSやメガネスーパーのHatchは、価格志向ですが、Zoff(ゾフ)やコンソメを展開するインターメスティックや、JIN'S(ジンズ)は服飾関係の会社が創業母体なだけあって、低価格なだけでなく、安くてもファッション性が高いものも多いようです。5000円、7000円、9000円なら、毎日着替えるメガネも十分実現しますね。
Zoff(ゾフ)ホームページ
JIN'S(ジンズ)ホームページ
ファッション活性化のために、ファッション性の高い、低価格メガネ店の躍進を応援いたします。そして、産地の方も、新しいマーケットの創出に是非前向きにご協力をいただければと思います。
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Comments
はじめまして!わたしも同感です。
メガネを何年もかけてるものとしては、
よりいいものがより安くはベリーグッド!ですね。
最近こんなメガネファッションサイト見つけたんですけど~。
安いというよりは、一般の子がどんな感じでメガネを着用しているかとっても参考になるさいとでしたよ!
一度覗いてみてください!
↓↓↓
http://www.megane-girls.com/
Posted by: ハル | November 19, 2008 11:42 PM
ハルさん
コメントありがとうございます。
リンク先拝見しました。ストリートスナップのメガネ版もあり、素敵なサイトですね。
またよろしくお願いします。
Posted by: taka | November 20, 2008 09:52 AM