ファッションではユーザー向けプレシーズンフェアってのは難しいだろうか?
今日は、あるアパレルブランドx音楽コラボプロジェクトのパートナー企業がいくつか本業で出展しているとのことで、横浜パシフィコで行われている楽器フェア(11月3日~6日)に招待されて行ってきました。このフェアは、楽器業界の業界関係者のためのフェアではなく、一般のエンドユーザーが、楽器屋さんを飛び越えて、楽器・技術の新作や業界に接することのできるフェアになっています。1000円の入場料はかかりますが、ファミリー、カップル、友人同士が連れ立って、大変盛況でした。
ファッション業界にもこんなユーザー向けのプレシーズンフェアがあっても面白いな、と思いました。そういえば、スキーウエアの量販店(ヴィクトリアやミナミ)あたりは、かつて単独でユーザー向けに「受注会」ってのをやっていたな、と思いましたが、すぐに製品が作れてしまうアパレルなどでは、出来るだけ時期を引き付けて生産したいだろうし、また、プレシーズンで見せ合うとパクリ合戦になってしまい、嫌がる企業も多いのかな、と思いました。
今回のフェアで、当事者ではない、業界の別の方からちょっとした裏話を聞きました。今回は出展しているある会社(新興のそこそこ大手)が、前回のフェア開催にあたって、
・ユーザーが、楽器を始めて手にするのは中学生や高校生のころが多い。
大人はともかく、中高生から1000円の入場料をとるのはいかがなものか?
中高生は無料にして、そういった客層をもっと動因すべきである。
・おとなしい楽器フェアでは盛り上がらない、有名なミュージシャンを呼ぶから、
会場でライブイベントをやらせてくれ
と要求し、主催者側と衝突、要求が受け入れられず、前回はその会社は、出展をボイコット。同社なしのフェアは、しらけた場になった、とのことです。
今回は、この会社側の要求が通り、中高生と70歳以上は無料、ミュージシャンのCharさん他ライブイベントが予定されています。
その会社は、プロジェクトのパートナーの一社であり、おもしろい会社だな、と思っていた先ですが、そんな話を聞いて、ますます好きになりました。
楽器業界は、女性アマチュアバンドが増え、おかげで、そこそこ業績が上がっているようです。確かに、女の子の来場者も意外とおり、NANAのような格好をしている女の子もちらほら見かけました。
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