ラルフローレン、表参道出店でラグジュアリー市場に参戦
29日の日経新聞と繊研新聞によると、アメリカ、ポロラルフローレン社の100%出資日本子会社、ラルフローレンリテールジャパンの世界最大級の直営店が30日、表参道にOPENとなります。
表参道ヒルズに行かれた方はお気づきかと思いますが、ヒルズと同じ側の原宿駅よりにビバリーヒルズにありそうな白い建物が建設中でありましたが、それになります。
ラルフローレンCEOはこれをきっかけに「直営店の多店舗化をしたい」と意気込みます。
同ブランドの日本のビジネスは、オンワード樫山グループのインパクト21を格としたライセンス商品の卸が中心ですが、今のところ1170億円(小売ベース)の日本の売上は世界の10%を占めます。他の成功した国際ブランドの事例を見てもまだまだ伸ばせると見るのは当然のことだと思います。
日本では、POLO(ポロ)ブランドを筆頭に、トラッド、カジュアルのイメージが強いブランドですが、欧米では、コレクション、パープルレーベル、ブラックレーベルを含めてラグジュアリーブランドとしてのポジショニング確立に努めています。
日本人はバーバリーと並んで、ラルフローレンのような上品なトラッド系ブランドが大好きな人種だと思います。そんな大御所ブランドがラグジュアリーに本格参入することによって、マーケットもますます活性化しそうですね。
個人的にはカジュアルラグジュアリーとして大好きだったRRL(ダブルアールエル)の復活を望みますが・・・とにかくさっそく表参道の店、見に行ってみたいと思っています。
<追記> TBしていただいたwowmさんのエントリーは今回のRL日本進出の意図をとてもわかりやすく書いてあります。どうぞご覧ください。 !&?びっくり&はてな
また、OPEN当日の繊研新聞によるとRRLも並んでるらしいですね。早く行かねば!
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Comments
本当に楽しみなお店が出来ました。
ベーシックな正統派で、どちらかというとファッション性をアピールできていなかったと思うのですが、この報道を見ていると、脱却していきたいのがわかります。
TBさせていただきました。
Posted by: wowm | March 31, 2006 05:27 AM
wowmさん
コメント&TBありがとうございます。
そう、顧客とブランドホルダーの距離を遠ざける?ブランドライセンスビジネスは、今回のRLの動きを契機に大きく見直されるかもしれませんね。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by: taka | April 02, 2006 08:28 AM