ユニクロデザインスタジオ
4月4日の繊研新聞にこの秋から商品をデビューさせるユニクロの多国籍デザインチームを率いるユニクロデザインスタジオニューヨーク社長の勝田さんの記事が出ておりました。ご存知の通り、勝田さんは伊勢丹、バーグドルフグッドマン、ラルフ・ローレンなどで活躍され、柳井会長がほれ込んで口説き落とした、ファッション業界を国際的に活躍する逸材です。
このチームの使命はユニクロに単品訴求ではなくトータルルックのラインを実現すべく、東京に30人、ニューヨークに15人、パリに4、5人、ミラノに1人、GAPのオールドネイビー立ち上げスタッフだった方を副社長に据え、プラダ、イギリスのトップショップ、同じくアルカディアグループのバートンなど世界の業界で実務経験をした20代30代の若手で固めている模様です。
記事の中で印象的だったフレーズは
「誰かには分かっても、誰かには分からなくてもいいという商品はできない」
と、あくまでもマスマーケットをターゲットとし、クリエイティブな方が、新しいことを始めろ、ファッションだ、といわれた時にともすれば陷りがちなマスタベーションにおぼれないよう自覚された発言は、ビジネスマンらしさを感じます。デザインチームは、クリエティブディレクターによる一方通行の世界観でではなく、綿密なマーケットニーズの情報収集とわかりやすいアウトプットを心掛けて、チームワークでグローバルに売れるものを目指すとのことです。
デザインはもちろんですが、生産やサイクルもファストファッション並のスピードで行うのでしょうかね?
秋からの勝田さんのご活躍を楽しみにしております。
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