英トップショップがラフォーレ原宿に出店
7月20日の繊研新聞によると、イギリス最大のファッションチェーングループ、アルカディアグループの基幹業態、TOPSHOP(トップショップ)とTOPMAN(トップマン)が、ラフォーレ原宿と1年契約で、今年9月から店舗を展開するとのこと。商品供給はトップショップ側が、店舗運営はラフォーレ側が行うフランチャイズ契約の模様です。
売場は30坪程度?と少々拍子抜け、どちらかというと、トップショップ側の商品が東京マーケットでどんな評判を得るか、実験的な要素の方が強いのではないかと思われます。トップショップがロンドンコレクションに出したコレクションラインをラフォーレ原宿が運営する「サイド・バイ・サイド」というセレクトショップが品揃えしていたのをきっかけに今回の話が進んだとのこと。
ウィメンズのTOPSHOP(トップショップ)は、英国に309店舗、メンズのTOPMANは160店舗を持つヤングストリートカジュアルのチェーンストアで、本来は、欧州コレクションとリアルタイムのトレンド商品を低価格、大量販売するファストファッション(イギリスではHigh Street ファッションと言いますね)の一角です。
記事にもありますが、トップショップのロンドンオックスフォードサーカスの旗艦店舗は、地下2階、地上2階の3000坪の売場に1日に2万8000人が訪れるという、世界最大のファッションストア。ロンドン最高の集客のある交差点で、H&M、ナイキタウン、ベネトンとガチンコ勝負を繰り広げています。
私も5-6年前に同店を訪れた時の衝撃は今でも忘れません。おそらく私の20年のファッション業界経験の中で、最もエキサイティングなストアだと思っています。
そんな強烈なインパクトのあるストアだからこそ、今回の出店は少し物足りなかったりします。逆に日本のファッションフリークには、これがUKのTOPSHOP?と思われるのは良くないのでは?とも思います。
しかしながら、TOPSHOPが東京の熱いマーケットで何かを感じるきっかけとなり、その後、単独大型店出店という形で、東京マーケットにもいい刺激を与えてくれれば、と思っております。
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Comments
こんにちは!いつもお世話になってます〜。mixiで更新がアップされると覗きに来てます。わたしは今は繊研を読んでいないし、他の情報も含めて、勉強になります。
ところで、TOP SHOPがいよいよ正式に来るんですね〜。わたしの私服はヴィンテージ以外は15年位、ほとんどここのとH&Mだから(言っちゃった)、日本に表から上陸して、ここのだと判る位になったら、さすがに着れなくなるな〜などと思ってマス。でも、毎年有名デザイナー・デザインのものも注目だし(今年なんか、今は亡き"ossie clark"のセリア・バートウェルテキスタイルのシリーズも出たので、いろんな手を使って入手している日本在住の方々をみたりもしたり、、TOP SHOPもいいところを突いてくるんですよね〜。
そして、oxford circus店は圧巻ですよね(^^ 何しろ、TOP SHOPオリジナルだけでなく、セレクトショップでもあるし、カフェもあるし、音楽やそのイベントなどの発信もあるので、2万8000人の集客は納得です。地方では30坪クラスの支店もちょくちょくありますけどねー、でもあのままの構成でラフォーレでは、安っぽくて厳しそうなので、どういう形で見せるのかオープンしたら見に行ってみたいです。
長文失礼しました。これからも記事を楽しみにしてます。
Posted by: ユコ | July 21, 2006 09:16 PM
ユコさん
こんばんわ
コメントありがとうございます。
そうそう、郊外では、100坪くらいでTOPSHOP&TOPMAN複合の店を見かけてはいましが・・・ラフォーレ楽しみですね。
そして、近い将来オックスフォードサーカスまでいかなくとも、メガストアの形で単独店をオープンしてくれたら楽しいだろうなと思っています。
この夏には、代官山のお店お伺いしますね。
では
Posted by: taka | July 22, 2006 02:20 AM