ダンからタビオへ、世界の靴下屋をめざす
7月26日の繊研新聞に靴下メーカー、「ダン」の越智社長のインタビュー記事が、同日の日経MJには、同社が運営する表参道ヒルズの「TABIO(タビオ)」の記事が掲載されています。
ファッションビルやショッピングセンター(SC)内の小スペースで大活躍する「靴下屋」でおなじみの同社。消耗品として、3足1000円が相場になり、5足1000円、百均でも大量販売される靴下マーケットの中で、高品質の国産品にこだわりつづけ、衰退する日本の靴下産地を支える代表格の企業です。
昔、初めて「靴下屋」を見た時、うまいなぁ、と思ったものです。
ソックスというアイテムはファッションの中では、脇役ではありますが、小スペースで成り立ち、客数に比例して、もっとも販売効率のよい商品群であることは、業界では常識。
SC内では、多くの企業がアパレル(洋服)を売らんと競合する中、総合専門店であれば、ついで買いの「靴下」、という商品にフォーカスした同社は、SC内のすべてのアパレルショップの「靴下コーナー」というニッチ(すきま)マーケットに上手くポジショニングさせました。
そんな同社が、イギリスに進出した「TABIO(タビオ)」の屋号で、今年、表参道ヒルズの地下に同名のショップをオープン。当初の計画を上回る好調な売れ行きとのことです。
実は、私も靴下はもっぱら3足1000円を利用していましたが、ヒルズOPEN後、友人に頂いたTABIOの1足1000円以上の靴下を試したところ、履き心地、クオリティの格段の違いにファンになってしまい、その後TABIOで何足か靴下を購入させていただいている次第です。
同社は9月に創業30周年を迎え、社名をダン(もともと「男(ダン)」という意味からとったそうです)からタビオに変更し、高品質と世界を視野に入れビジネスを拡大するとのこと。
これからも創業以来のポリシーを守り続け、高品質の靴下にこだわっていただきたいと思います。応援しています。
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