裏クールビズ
8月11日の繊研新聞に、クールビズのカウンターカルチャー版、「裏クールビズ」に関する記事が掲載されています。
2年目に入った夏の涼しいカジュアルビジネススタイルであるクールビズ。今年は、30代~40代に定着、ということで、百貨店、量販店の夏の前半商戦で紳士服売場の売上を浮上させ、全体の売上に貢献した一つの牽引役でありました。そのあおりを受けて、ご想像の通り、ネクタイの売上は惨憺たる状況のはず・・・。
しかしながら、記事によると、20代~30代向けにクールに(英語でかっこいいという意味の)ネクタイでびしっと決めたスーツスタイル=タイドアップスタイルをきちっと提案したビームス、エディフィスなどのセレクトショップのネクタイの売上が前年に対して伸びているとのことです。
打ち出しているネクタイは、ニットやリネンなどの従来の夏のタイではなく、シルバーやグレーのオーセンティックなブリティッシュスタイルであったり、ラベンダー、パープル系のこの秋に期待されている色目。また、同じく秋に期待されている細身の2つボタンスーツに対応した細めのネクタイ、タイバーの売れ行きが好調とのことです。
夏の後半で失速したとも言われるクールビズ。世間がクールビズ、クールビズと騒ぐほどカウンターカルチャーも生まれるもの。飽き(秋)が来る前に、新しいものに飛びつく若者の心理は十分理解ができますね。
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Comments
湿気の高い日本の夏にネクタイの売れ行き上昇ですか。日本人男性の流行へのこだわりはすごいですね~。そういうニーズのモトを蒔く業界の皆様もすごい!-テンテン-
Posted by: LAビジネスウォッチャーズ | August 19, 2006 09:43 AM
LAビジネスウォッチャーズさん
コメントありがとうございます。
いやー貴地、常春の南カリフォルニアが懐かしいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。
Posted by: taka | August 21, 2006 12:57 AM