いよいよ他社とのポイントカード統合に乗り出したCCC
9月25日の日経新聞によると、TSUTAYAを展開するカルチャーコンビニエンスクラブ(CCC)が、従来Tポイントのポイント交換で提携していたカメラのキタムラとポイントカードの統合で合意したとのことです。
記事によると、10月上旬をメドに、キタムラ側が自社のポイントカードを廃止し、CCCが年間約60億円をかけて顧客をデータベース管理しているTカードに一本化し、今後、キタムラの全国750店舗でもTカードするとのことです。
Tカードの会員数は1900万人、流通業界では最大規模になります。提携企業は現在27チェーン、ファッション系では、洋服の青山のグループが加盟しており、無印良品、スポーツのアルペンの提携も決まっていますね。
同カードの最終目的は異業種を飛び越えて顧客を企業同盟で囲い込み、囲い込んだ顧客の購買動向をヨコ串に分析し需要予測や販売促進に使おうという壮大なものです。
CCCはキタムラとのカード統合後、順次他社とも提携して行く模様。ポイント引当金の財務処理の問題、個人情報保護法の問題、ポイントカードはあるけれども、顧客情報を使いこなせないチェーン店も少ないと思いますので、今後も、Tカードに相乗りする企業が出ることが予想されます。うーんCCC恐るべし。
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