この秋、UNIQLO MIXは手ごわいかもしれない
涼しくなった今日この頃、成長著しい二人の子供(中1男と小3女ですが、もうKIDS150が着れなくなりました)の秋物の服をみつくろうと、また、9月15日にリリースされたシアタープロダクツとのコラボ商品を見ようと、今日、雨の中、近所のユニクロに買い物に行きました。
店内に入ると、右側がウィメンズ、左側がメンズのいつものレイアウトですが、前方からそれぞれ3番目と4番目のスパン(棚)にユニクロ・デザイナーズ・インビテーション・プロジェクト#1=F.O.バティスタと#2=シアタープロダクツの商品が陳列されています。
それぞれ企画意図はすばらしいものがありますが、2ー3型を除いては、ちょっとユニクロでは外したかな?と思いながら、その両側を挟むように陳列された、特に、ウィメンズの限定商品、おそらくこれらが勝田さん率いるニューヨークのユニクロデザイン事務所がデザインされた商品群だと思われいますが、これらの完成度の高い商品に目を見張りました。
従来のエレクター什器で壁面に収まってしまうと、少し魅力が削がれるかもしれませんが、ファザード(店頭の顔となる強化販売商品とコーディネート提案のコーナー)やトルソーが着ているコーディネートはお世辞ではなく、とても魅力的だと思いました。
いわゆるUNIQLO MIXの商品群ですね。こちらのHPを見ても力の入れようがよくわかります。
この秋のユニクロは一皮むけた。
これが私の印象です。
勝手な想像ですが、どうやら、デザイナーズインビテーションプログラムは「撒き餌(まきえ)」のようなもので、話題性で集まって来たお客さんに、本当はこれを見てくれ、買ってくれ、と言わんばかりの「しかけ」を感じます。
ここまでの完成度と価格バランスからすると、トレンドマーケットもひょっとして脅かされるかもしれませんね。まだまだ器(店舗)が従来のエレクター什器のユニクロなのが救い?ですが、H&Mやコムサイズムばりにトルソー、コーディネート提案を増やすなど、もう少しVMDに力を入れれば従来の客層よりもトレンディな客層をフックすることは間違いないんじゃないでしょうかね。
やっぱり日本において世界最大のファストファッションチェーン(=コレクション並みのトレンドファッションを安めの素材を使ってボリューム価格帯で販売してしまうファッションSPAチェーン)H&Mに今、一番近い位置にいるのはユニクロなのかな、と思いながら帰路に着きました。
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