人材採用難どう乗り切る?
11月24日の日経MJに、景気回復などにより流通業で深刻になっているパートアルバイトなどの採用難をどう乗り切るかという企業事例の記事が掲載されています。
同紙が実施した53社に対するアンケートによる各社の対応で一番多いのは、
・時給日給を引き上げた(27社)
・募集要件を緩和した(21社)
・モチベーションを上げるための各種奨励策の導入(20社)
が上位3つ。
やむを得ないかもしれませんが、金銭で解決したり、企業がサービスが低下するような妥協したり、ニンジンをぶる下げたりと、消極策が多いのが現実かなと思いました。
しかしながら、明るい話もあります。記事の中のイオンモールやイケアジャパンのように、働く主婦のために託児所を用意するといった、ホントに「働く人の悩み、不安を解決する」ことを行って対応している企業もあります。
以前もブログで取り上げて、今日の日経MJにも関連記事が掲載されていますが、ワールドが年間22億円の人件費増を覚悟して、契約社員を正社員化した話も、ステイタスや保証という「働く人の悩み、不安を解決する」配慮もあるのではないかと思います。
また、今日あるクライアントの店長さんと世間一般のパートアルバイト採用難についての話をしていたところ、
「うちはそれほど困ってませんよ。先日も、『お店のスタッフが親切だったんで、自分も働きたくて応募しました』といってくれた、もともとお店のお客さんが来て、採用しました。いつもそうなんですよ。」
とおっしゃるんで関心しました。やはりそうじゃなくっちゃね。
流通業の皆さん、お金で釣るんじゃなくて、ホントに働きたくなる従業員の環境づくり、心がけてますか?
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