パリ市がH&Mのシャンゼリゼ出店拒絶
12月19日の繊研新聞によると、ファストファッション激戦区、パリのシャンゼリゼへ約850坪の大型店出店を申請していた世界第2位のファッションSPA、H&M(エッチアンドエム)はパリ市の商業委員会に出店拒絶されたとのこと。
イギリスのTIME ONLINEにも詳細の記事がありましたのでリンクを貼っておきます。
Non, H&M, you may not open up on the Champs Elysées
シャンゼリゼはニューヨークの5thアベニュー、香港のコズウェイベイに次ぐ世界の超一等地で、すでに出店済みのZARAやGAPに対してH&Mは遅れをとることになります。
委員の話によると、別にH&Mに特別の感情はなく、すでに40%がアパレルチェーンで埋められたシャンゼリゼをロンドンのオックスフォードストリートのようにはしたくない、むしろ映画館やカフェなどのカルチャー施設を誘致したいとの意向らしいです。
パリではH&MとZARAとの熾烈な競争が繰り広げられており、特に低価格のH&Mがパリの老舗百貨店を苦しめているのは事実。
一方、H&M側が黙っているかどうかは今後の動向に注目です。
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