欧州アパレルブランドを日本で生産、欧米に輸出
12月7日の日経新聞に日本のアパレル企業がヨーロッパブランドを日本国内で縫製し、欧米に輸出する事例が掲載されています。
婦人服ではオンワード樫山グループのバスストップの「ベラルディ(伊)」、レリアングループのアバンの「ルメール(仏)」、紳士服では大賀の「ティモシー・エベレスト・ロンドン(英)」(←実は私の愛着ブランドです)などの欧州ブランドのライセンス生産商品を日本国内向けに販売するだけではなく、来春から欧米でも販売するとのことで、ユーロ高を背景に、日本のきめ細かい縫製技術、品質のグレードが評価される形で実施に踏み切られる模様です。
言うまでもなく、もともと、日本はイタリアと並ぶ世界屈指の「誇るべき」アパレル素材の産地であり、縫製についても同様です。戦後、多くの商社やアパレル企業が日本製品を欧米に売っていたのは今は昔。今でも、デニムなどの商品は欧米でも根強い支持がありますが、全般的には、物価や為替、中国からの低価格輸入品増加による国内産業の衰退の関係でここのところ輸出は少なくなりましたが、為替の状況が変わってくるとなるとこういった話が増えることが期待できますね。
私は、欧米にリサーチで行くと、百貨店や専門店の店頭で商品そのものとともに原産国表示を見るのが楽しみという癖があります。高級百貨店でメイド・イン・ジャパンのデニムジーンズやシルクスカーフなどを見かけると思わずうれしくなるものです。
欧米マーケットでのメイドインジャパンファッション商品の復活、応援しています。
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