ワールドが服飾系専門学校で明日の店長育成
1月12日の繊研新聞によると、ワールドは07年度から服飾系専門学校4校に販売系人材養成コースを開設、将来の販売系人材確保と育成を目指すとのことです。
4校とは、杉野ドレスメーカー学院(ドレメ)名古屋ファッション専門学校、上田安子服飾専門学校、マロニエファッションデザイン専門学校。
それぞれファッションビジネスストアマネージメント学科などの名称の学科を新設し、1年時から週3日の店頭実習もあり、その後、同社の店長候補教育と同等のカリキュラムをワールドストアパートナーズやワールドビジネスブレインなどから講師を招いて実践的な講義通じて受講するとのこと。同学科の卒業生は、希望しない場合を除きワールドへの就職、店長候補となる模様です。
学校側も、実践的講師が来て既存の講師にも刺激になることを期待しているようですね。
何年も前から、インターンシップ制を取り入れる企業はありますが、ここまで企業が学校へ踏み込んだ形の取り組みは、事例が少なく、業界では、過度な青田買いとの批判もあるかもしれません。
しかしながら、ファッション販売では、販売スタッフ(FA)の力量は大きくブランドの売上を左右するもの。販売人材難が深刻な昨今、自社でノウハウを蓄積、体系化させてきたワールドだからこそできる「ビジネスプラットフォーム」発想であり、人材育成がおろそかな業界の中で、これらの文字通り産学協同事業で本当の人材育成ができるのであれば、むしろ期待すべきことではないか、と思えます。
いつもお読み頂きありがとうございます。
毎日1回、クリックで応援よろしくお願いします。
>>>人気blogランキング に参加しています。
【第6位】↑up (07.01.13現在)
関連エントリー-アパレル大手が販売契約社員を正社員化
| Permalink | 0
Comments