この夏はオシャレな家電が本格化?
2月5日の日経MJに多様化する家電製品のデザイン、カラーについての記事が掲載されています。
ケイタイ電話は今やファッションアイテムのひとつとして定着した感がありますが、今年は、ノートパソコンや、その他の家電製品のカラーバリエーションが増えたり、デザインにこだわったものが話題を呼びそうです。
記事によると、1月末に発売になったソニーの「VAIO」や3月に発売となるパナソニックの「レッツノートR」などのノートパソコンに6-7色のカラーバリエーションがあったり、04年に発売になった三洋電機のエアコン「type C」シリーズはゴールド、シルバー、ワインレッドなど7色展開で、いまや定番の白の売上構成比は20%程度に過ぎないとのこと。そのほか、和の要素を取り入れたデザイン家電やグッドデザイン賞狙いの家電も増えそうです。
そういう私も愛用のノートパソコンは、シャープメビウスMURAMASAのレッド。もう製造してないらしいですが3年前、色にこだわって、探し回って手に入れたのを思い出しました。
今までライフスタイルの中で脇役として、目立たない色が好まれた時代は終わり、感性を主張するデザイン家電が増え、生活者にとっては、楽しくなりそうですが、家電量販店は、カラーデザインの多様化に伴い、需要予測が難しくなることや在庫リスクを心配しているとのこと。
そういえば、去年も同じようなエントリーを書いていました。
関連エントリー-今年は住空間ファッションが面白い
日経MJのそんな記事のちょうど下に、ユニクロ元幹部が設立した企業再生会社、リヴァンプが、工業デザイナーの深沢直人さんが企画する家電メーカー、プラマイゼロに出資するとの記事が掲載されています。
確か、玩具のタカラ(現タカラトミー)が立ち上げたデザイン家電メーカーでしたっけ。青山のお店も何度か見に行った記憶がありますが、昨年、カー用品のイーレヴォリューションに売却され、年商10億円あたりで伸び悩んでいたようで、リヴァンプからの取締役招聘と10%出資で、てこ入れし、上記のようなデザイン家電ブームの追い風に乗って2年後年商30億円をめざすとのことです。
目のつけどころは面白いですね。いろいろ多彩に手を打っているリヴァンプですが、そろそろ成功話を聞きたいところですが・・・まだ早いでしょうかね。
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Comments
「プラマイゼロ」って90年代であれば深沢直人の知名度とかで、そこそこ反応得られたかもしれませんが・・・言ってしまえば、もはやカッコ悪い「セゾン的なもの」の残党ですかね。まぁ意欲的な試みは評価されていいと思いますが。ちなみにこれらと同一軸が、ヤマギワ・ドイツ輸入家電・ブルータス・デザイナーズ家具・・・あたりでしょうか(笑)実際、支持母体はほとんど中年層ですけど、価値観古いよと誰か教えてあげないといけないと思います。
Posted by: QX | February 08, 2007 10:04 PM
QXさん
いつもありがとうございます。
コメントありがとうございました。
なかなか手厳しいご意見ですが、鋭いというか・・・・
これからもコメントよろしくお願いいたします。
Posted by: taka | February 10, 2007 02:36 PM