イオンがグループの商品開発・仕入業務を一本化する新会社設立へ
3月29日の日経新聞、30日の日経MJによると、イオンは、ダイエー、マルエツを実質グループ内に納めたことによって、同グループの共通業務を一本化する動きに出るとのこと。
対象となるのは、PB開発、NBなどのメーカー仕入、物流、システムで、イオンからその機能を分社化させ、それぞれ、イオン、マイカル、マックスバリュ、カスミ、ミニストップ、ダイエー、マルエツなどのグループ企業の一括窓口になる模様です。
記事によると、手始めにイオングループのPBである「トップバリュ」を開発する別会社を08年2月期に立ち上げ、その他の機能会社を順次立ち上げるとのこと。
その先に、イオンホールディングカンパニー(持ち株会社)構想があるのは間違いありません。
入り口(仕入)は一本化で業界に対する影響力強化、出口(店舗)は生活者の混乱や同質化感を避け、特色を維持するために現状のままとするもっとも合理的な戦略ですね。
これで、イオングループの業界におけるバイイングパワーは急速に増すことになります。
それにしても、以前、イズミヤと立ち上げた共同商品開発会社(輸入商社)、アイクはどうなっちゃうんですかね?もっとも、同社は、今は、出資会社にかかわらず、独自の道を歩んでいるようですが・・・
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