セシールが「セカンドライフ」内で衣装を無料提供
5月30日の日経MJに、通販大手のセシールが、欧米で450万人が利用しているというインターネット上のヴァーチャル空間ゲーム「セカンドライフ」に出店し、アバター(自分自身の分身)が着用する衣装に対して、同社が実際に7月から発売する男性用スーツと女性用ワンピースを各3色つづ無料提供するサービスを始めた、という記事が掲載されています。
詳細はセシールのニュースリリースをご覧ください。5月22日からスタートしているようで、セシールが提供する衣装を着てファッションショーにも出場できるようですね。
最近、話題のセカンドライフについての詳細はこちら
セカンドライフは近々に日本語版がスタートするようで、企業もマーケティングの場として注目をしていますが、セシールが日本の大手アパレル企業では出店第1号となる模様です。今後、セカンドライフに登録しているユーザーの購買行動をモニターとして活用する目的で、多くの企業が出店することが予想されます。
ここのところ、セカンドライフについての新聞記事も増えてきて、先日の日経新聞に、セカンドライフ英語版での問題として、リアル社会と同様に、殺人はないまでも、詐欺や著作権侵害などの犯罪が起こっていて、それを法律で取り締まるべきかどうかが議論を呼んでいるという記事が掲載されていて、たいへん、興味深く読ませていただきました。
セカンドライフ内には、クレジットカードなどで購入できる「リンデンドル」なる通貨が流通していて、売買行為も可能なため、個人や企業がデザインして作り出したもの(アパレルなど)も売買出来、それを実際の通貨と換金することもできるらしいのです。
そうすると、買い手さえつけば、ヴィトン、シャネル、ミッキーマウスなどのニセモノファッショングッズを作って販売してしまうことも可能というわけで、なんか、実社会で起こりうることは起こってしまうというから、なんか面白いですね。
セカンドライフ・・・われわれの世代は、なかなか、こういったゲームで楽しむ暇はないのですが、私の息子(中2)や娘(小4)は、すでに、ニンテンドーのWifi(ワイファイ)、Wii(ウィー)やインターネットゲーム、メイプルストーリーなどでネット上で見知らぬ世界の人たちと平気でゲームを楽しんでいます。きっと、そんな世代が日本でもセカンドライフを普及させ、そこが、企業マーケティングの主戦場になったりする日もそう遠くはないのでしょうかね。
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Comments
お久しぶりです。
タッシー(河上)です。
セカンドライフを自分でやろうとは思いませんが、興味はもっています。
SFのようなことが現実に起こる時代なんですね。
わからん、とばかりも言ってはいられませんが、やっぱりわからない。
Posted by: タッシー@団塊女性よこれからです | June 04, 2007 02:33 PM
タッシーさん、こんばんは
お元気そうでなによりです。
セカンドライフ、私もたぶん個人的にはやらないのではないかと思いますが、見逃せない存在になりそうです。
ある日本の会社が「東京」をリアルに再現した「和製セカンドライフ」を年内にも始めるようで、女性子供もターゲットになっているというからどうなるでしょうね。
これからもよろしくお願いいたします。
Posted by: taka | June 06, 2007 12:05 AM