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May 26, 2007

ファッションアイテムとしてのケイタイにまつわる話

 5月25日の日経MJに、auが夏商戦に向けて42のブランドとケイタイケース、ストラップ、待ち受けコンテンツなどでコラボし、デザインで追撃するソフトバンクやドコモに対し、更に「ファッション性」を打ち出すとの記事が掲載されていました。

 記事によると、ブランドは、アバハウス、BC(ベイクルーズ)サロン、エディフィス、エドウィン、フレッドペリー、イエナ、ジャーナルスタンダード、ナノユニバースなどなど。

 auはこの春もポーターやイエナなど10数ブランド程度とケイタイ関連グッズのコラボしてましたが、引き続き、提携先を3倍以上に増やしてのプロジェクトのようです。

 「au、 42ブランドとコラボ」の見出しを見て、ちょっと期待しましたが、記事を読んで、正直、やはり、まだ関連グッズどまりかぁ、というのが、感想でした。

 今年、モトローラーからドルチェ&ガッバーナ(D&G)のゴールドのRAZERが出て、ドコモから発売されたり(75,000円)、韓国のLGがPRADA(プラダ)のケイタイ(ユーロで日本円にして9万円くらい、こちらは通信方式の違いから日本では使用不可)を手がけていますが、今後、そんな「ブランドケイタイ」の開発は進むのでしょうか・・・

 今年度中に、ドコモやauが現在、割高の通話料を下げるために、ケイタイ本体の価格を現在の1万円台後半から2万円台から、ほぼ製造原価である5万円程度にし、また、同機種を長く使ってもらうために早期解約機種変更に対しては、ペナルティを課すような話が進んでいるようです。

 そうなると、「毎年気軽に買い換えるケイタイ」から「同一機種と長く付き合うケイタイ」へと我々のケイタイとの付き合い方が変わって来ると思われいます。

 ケイタイが1台50,000万円になれば、ドルガバ(D&G)の75,000円もべらぼうに高い値段に感じなくなるような気がしますから、「ブランドケイタイ」が登場する土壌も少しはできるのかな、なんて思います。

 それから、2つの電話番号やアドレスを1台のケイタイで受けられる「2in1(ツーインワン)」というサービスが始まるようですが、逆に、一つの電話番号、アドレスを切り替えにより、複数のケイタイで受けられるという方がファッションの視点から見ると、受けるような気がします。その日の気分で、2-3台の違ったデザインのケイタイを使い分けて持ち歩くことが出来れば素敵ではありませんか?

 今後ともファッションアイテムとしてのケイタイの存在感は高まりそうです。 

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